2022年7月20日水曜日

20ゼミ生ひのくにワークショップ発表会

ガリラボの恒例の課題=ひのくに殺人事件(!?)ワークショップは、今回で17年目で、そして今日がその最後となる、発表の日でした。これ以降、ひのくにワークショップという言葉が登場することはありません(そのはずです)。
取材のトレーニング、編集のトレーニングを行い目的で、03ゼミ生からスタートし、副産物として縦の関係づくりに大いに役立つ課題でした。
本日のプログラム。

肥後日日新聞チーム。編集をものすごく頑張ったことがほんとによくわかる内容でした。

週間ダストチーム。たった2人のチームで、人手が足りず取材も編集も大変だったのに違いありませんが、しっかりとまとめているのは立派でした。

女性ナインチーム。こだわった表紙、目次、そして4年(19)嶋崎の独自取材など興味深いものでしたが、私が一番目に留まったのは・・・
これです。人物の関係図を詳細に描いて分析していたのが印象的でした。取材の分析とはこうやるんだというのを教えてもらったように思います。

最後は週刊文秋チーム。イラストのセンスが抜群だと思いました。ただそれ以上に凄かったのは取材力だったようで、この後に述べる4年生から講評では、文秋チームが取材力一位として評価されていました。


ひのくにワークショップ恒例ですが、先輩からの講評です。
19ゼミの幹部が、19ゼミ生のキャスト全員から話を聞き、それをまとめて公表してくれました。

講評の内容です。取材される側からみての、20ゼミ生の良かった点、改善すべき点を的確に話してくれました。

そして最後に、一言づつ。

最後の最後に私から一言。4チームとによい出来でしたが、願わくばもう少しだけ「細部」にこだわってほしかったと話しておきました。
神は細部に宿るものです。
細部にこだわっていない作品は人を感心させたり、感動させる力が弱いものです。
そのあたりをしっかりと気づいてもらえれば、20ゼミ生はもっと成長するでしょう。
のあ、細部にこだわるための条件が、
完璧を目指すよりまず終わらせろ」なんです(ガリラボ通信2012/2/6)。
早めに全体を仕上げ、残った時間を必死で細部をつめていくのが、よい作品を仕上げる優れた手法のようです。
余談ですが、芥川龍之介のなども完全にこのタイプの人間だったようです。