2021年7月30日金曜日

18ゼミ生の月例報告会

対面で行う予定でしたが、熊本県の感染リスクレベルが最高段階となり、急遽、オンラインでの実施することになった18ゼミ生の卒論月例報告会。
ほぼ時間通り、全員が集合しました。

トップバッターはチームCHAOSリーダーの4年(18)小林。RESASを使って地方の状況分析を行っています。

最後はチームタマにゃんずの広報チーム(リーダー4年(18)村田)。タマにゃんのフォロワー2300人ほどについていくつかターゲットを絞り、属性分析などを進めています。
地道な作業で、まだ途中ですが、得られている結果は興味深いものでした。


約100分ほどの報告会でした。
最後に私からコメントしました。一言でいえば、平均で言えば「期待値を超えていた」ということでした。
少しほっとしました。
次は8月27日。3年生も参加しての「夏の合同発表会」となります。
ぜひ、4年生のすごさを3年生に見せつけてほしいと思います。^^


<おまけ>ゴミ箱と自立
ガリラボにはゴミ箱があります。ゴミ箱は03ゼミ生が持ってきたもので、もう随分と長いこと使っています。溜まったゴミは当然ながらゼミ生が捨てていました。
昨年までだと、OG(17)岩奥や(17)橘が毎日捨てていました。
朝来た時はゴミ箱は空でした。
ところが、最近、コロナ禍の影響もあり、捨てられず溜まることが多くなりました。
あまりに溜まったので一度は私が捨てました(03ゼミ生以来初めてのことかもしれません)。
(多分)自立の問題と強く関係していることだと思います。
その後、ゴミに気づき捨ててくれるのは誰なのだろうと、期待を込めて観察していました(フィールドワークにおける参与観察というやつです)。
その密かな私の期待(笑)にみごと応えてくれたのは4年(18)村田でした。^^
昨日、ゴミ箱はきれいになっていました。
 

2021年7月29日木曜日

再びリスクレベル5に

つい先日、感染のリスクレベルがに上がったと思ったら、もう今日は最高のが宣言されていました。
あっという間に感染が拡大して驚きました。
そのほとんどが変異したデルタ株で、若い世代を中心に感染しているとのことです。

今朝の熊日の1面を読み、内容を踏まえ、明日からのゼミや打合せは原則としてオンラインに移行することとして、朝からそのことをゼミ生に伝えました。
特に18ゼミ生は明日は月例報告会で、対面で行いたかったのですが・・・。
オンラインでの月例報告会となります。
 
今日はたまにゃんずの広報チームの4年(18)村田と岡本が明日の発表に向けた作業をやっておりました。
このチームが、今日には告知する予定の次のポスター。
昨日のガリラボ通信で紹介したものです。
なんと、間違いがありました。
私も気づかなかったのですが、玉名市職員さんから指摘してもらいました。
さすがきっちりしています、公務員は。笑
ミスの個所がわかりますでしょうか?
 

午後はArtractリーダー3年(19)岩生を呼び、今後のことを少し話しておきました。
ここ最近、ガリラボ通信で紹介できる活動が減り、少し迷走している印象があったので。
1時間ほどじっくりと話をして、オンラインを前提とした社会での美術館の活用について考え、Artractの活動全体のデザインしてほしいと依頼しました。
「できるかな?」と不安げでしたが、不安でも動くことでそれは解消されていくもの。
問題の解決とは不安との戦いです。
不安のない所に新しいものは生まれません。
時間は十分にあるので、仲間とよく話をしながら乗り越えていってほしいと思います。

ーーー

リスクレベル5への引き上げに伴い、ガリラボでの作業も今後は今以上に「蜜」を避ける形で、小人数限定を徹底していこうと思います。
みんなが早くワクチン接種を完了すると良いのですが(順調にいけば10月には全学生への接種が完了できると話を聞きました。)それまで我慢。。。




2021年7月28日水曜日

タマにゃんず広報チームの企画/ハイハイへの挑戦

コロナ禍は、私たちの歩きの足を引っ張ってくれます。
例年だとこの時期には、みんな毎日必死に作業していて、それで随分と先を歩いています。
今は、打合せがオンライン、また作業もなかなかできないため、徐々にモチベーションが失われて、それでさらに作業が遅れていくという・・・悪循環になってしまっています。

対面で頻繁に会っているのは、作業が進んでいないときに力を発揮するもの。
やるべきことが明確で、作業も順調に進んでいるときは、オンラインは極めて快適ですが、そうでないときはオフラインが良いようです。
プロジェクトを自律的に進めていく力の弱い場合は、特にそうです。
学生の場合、そうした力はかなり弱いものです。
仕方ありません。そうしたプロジェクトを経験したことがないのですから。
だから、学生時代は、自らがエンジンになって前に進んでいく力を、プロジェクトを体験してながら身につけ、社会人として巣立っていくべきです。

今日は少しだけ進みました。チームタマにゃんずの広報チーム(リーダー4年(18)村田)が、次のイベントを玉名市と連携して仕掛けることが決まりました。

こうやって歩いている状況が具体的に可視化されるのは良いことです。
可視化された結果を手掛かりに、次にまた進めますから。
何でもいいからとにかくアウトプットを出さないといけません。
失敗していてもよいから見えるアウトプットを出さないといけない。
一歩進んだ人だけがゴールに辿り着けます。

(参考) ゴールに辿り着けるのは一歩踏み出した人だけガリラボ通信2013/9/1




ハイハイというスキルの発見(発明)の現場に遭遇して

2人目の孫は現在8カ月。もう8ヶ月ですが、まったくハイハイをしようとしません。ゴロゴロしているだけ。気配も感じられません。

先日、iPadで「しまじろう」をたまたま見せたら、興味を持ったようで、手を出そうとします。
「これは!」と思い、iPadをギリギリ手が届くか届かないかのところに置いてみました。
お腹が床にくっつき、手と足を空中でバタバタさせています。
ほとんど亀状態です。
そのうち泣き始めました。
iPadを触らせてやりました。嬉々として触りまくります。

そしてまたちょっとだけ離してやりました。またバタバタしてます。
が、それを繰り返していたら、ある時、足が床にあたり(蹴った感じになり)少しだけ前に進ました。

コツをつかんだようです。
超ぎこちないのですが、前や斜めに進むようになりました。
前に進むとiPadをまた遠ざけ、動かないとそのままにしてを繰り返していると、「しまじろう」という目標に、泣きながらでも必死に近づいていくではありませんか。
かたつむりよりも遥かに遅い速度で。
泣きながらもなんとかその動きを止めなかった。

その翌日から、自分で、ハイハイができるようになりました。

これは大人でも同じです。
新しいことは誰も最初は出来ません。
身近な目標を設定し、そこで試行錯誤して目標に近づく方法を発見していくことが大事。
孫息子は、泣きながら、本人にとって超難問の課題を前にして、手足バタバタという試行錯誤を繰り返していました。
その結果、ハイハイという新しい次元の(本人にとっては)未知のスキルを学習し、修得したのでした。
試行錯誤を諦めず、そうやって体の動かし方を自律的に学習していったわけです(AIの機械学習と同様ですね)。

人は誰でも生まれながらに知ることを欲する、といったはアリストテレスだったと思います。それと同様に、人は誰でも生まれながらにして学習者でもあります。

自ら一歩踏み出す人は学習者です。そして、そうした人だけがゴール(新しい次元)に、それまで見たこともない世界に辿り着けます。
ハイハイを獲得する赤ちゃんはみんな立派な学習者です。

学習者に年齢は関係がありません。若くても学習者でなくなる人もいますが、一方で高齢でも学習者である人もいます。
好き好きなのでどっちでもよいとは思いますが、私自身は学習者であることをやめたくないと思っています。いくつになっても自分の力で新しい世界を見てみたいですからね。



2021年7月27日火曜日

お土産の謎(続報)/卒業生(17)園田と松本

次の写真は昨日紹介したガリラボ前においてあった謎のお土産です。
何の書置きもなく、また連絡もないので、ガリラボ宛なのかどうかも不明なまま、とりあえず部屋の中に入れたのでした。
そして、これは果たしてガリラボへの差入れなのかどうかも曖昧なまま、たぶん卒業生の誰かが持ってきてくれたのだと判断しガリラボ通信を使って、持ってきた人に呼びかけたのでした(ガリラボ通信2021/7/26)。


通信での呼びかけに対し、今日の昼ぐらいに、
  謎のお土産の犯人は私です笑
とLINEのメッセージが届きました。^^
犯人(笑)は、OB(17)松本でした!!
一応、ゼミ生には連絡していたようです。
そのゼミ生よりも私が早く見つけたので、「謎のお土産」事件に発展してしまったようです。
順番って大事です。笑
松本からは「みんなで召し上がってください」とのことでした。
今日居合わせていた3年(19)中西が、開封してみんなが取って食べれるようにしてくれていました。
有難くいただきたいと思います。


今日はもう1件、卒業生から連絡がありました。
4年生の時、たま応援隊のリーダーだったOG(17)園田からです。
まさか同じ日に園田と松本の二人からLINEでメッセージが届くとはですねぇ。
運命なのかしれません。
たま応援隊のメンバーだった松本を散々お世話してきたので園田だったからです。
何かの縁があるんでしょうねぇ。笑

なお、園田からのLINEは来週休みが取れたので熊本に戻ってくるようで、それで私の予定を尋ね、アポを取るためのものでした。
さすがはリーダーを担っていただけあります。
来週、園田以外の17ゼミ生とも一緒にガリラボの遊びに来るということです。




2021年7月26日月曜日

19Nコンチームの名称/謎のお土産

前回写真を撮り忘れた19ゼミ有志によるNコンチームです。
今日は第2回目の打ち合わせ会議。
チーム名が決まりました。チーム「心密SKY」となりました。
このチームでテーマ「味」に関して音声CM2本、映像CM2本を作成する予定です。
本日、その内容もおおよ決まりました。楽しい作品になるかと思います。



朝、来たら、ガリラボ前のシクラメンが咲いていて、その横にお土産らしきものがおいてありました。

こんなお土産なのですが、何も書置きがなく、またメールでも誰も連絡してなく、果たしてガリラボへのお土産なのかどうかも不明ですが、とりあず部屋の中に入れておきました。
卒業生が来たのではないかと思いますが、誰でしょう!? 良かったら連絡してほしい。



2021年7月16日金曜日

ひのくにWSエンディングと19ゼミ前期振り返り

6月25日にスタートしたひのくにワークショップ(ガリラボ通信2021/6/25)。
今日は、19ゼミ生がワークショップで試した取材力と記事制作力についての成果発表会の日です。
次のプログラムで発表会は開催されました。

成果を発表するトップバッターは肥後日日新聞チーム。
発表者は、各チームでデスク役を担当したメンバーで、肥後日日新聞チームは3年(19)川口がデスクを務め、発表を行いました。
世論調査も絡めた記事構成は見事でした。欲を言えば、せっかくきちんとしたタイトルがあったので、リード文もつけておくとよかったかと思います。

週刊文秋チームで発表するデスクの3年(19)神田。
このチームの記事は、スタイルが本物を忠実に模倣してありました。忠実に模倣するのは実は結構難しいのですが、その辺りよく仕上げてあったと思います。ただ、記事のみだったので、もう少し遊びを入れて作成しても良かったかのかもしれません。エビフライのシッポ(参照)の例えで言えば、シッポの部分が少し不足しるかなと感じました。

次に女性ナインチーム。
冒頭、5秒だけ目をつむってくださいとの要求を全員従った後、目を開けたら次の光景になっていました。^^
このチームの記事は非常によく練られていて一番良かったと感じました。そしてそれ以上に印象的だったのはエビフライのシッポの巨大さでした。笑
内容を忘れてしまうほどに、強力なシッポでみんなを笑いの渦に引き込んでおりました。笑

最後に週刊ダストチーム。
オンラインかと思っていましたと、堂々と遅れてきたデスクの3年(18)山本。
さすがは山本でした。
パワポはありませんが・・と(ここもさすがは山本です笑)、口頭のみで発表をやり通しました。^^
昨日、同チームの松田が、夕方になっても山本の担当部分の記事が出来上がっていないので非常に心配していたことも思い出しました。最後はきっちりと間に合わせてくる。ギリギリで生きている山本です。^^

楽しい発表会の終わった後は、前期の振り返り。
川口ゼミ長が前期やったことを振り返った後、ひとりひとり全員が1分間スピーチで前期のゼミを終えました。
コロナ禍でオンラインにせざるを得ない時期もあり、グループ活動は大変だったようですが、それでも19ゼミ生はモチベーションを落とすことなく、楽しんで活動してきたようです。出来上がった作品群はどれも質の高いものでした。

全てが終わった後、幹部が用意したお菓子でお疲れ様会。
副ゼミ長だけど何もやってないんだからやれよとの温かいヤジが飛び(笑)、副ゼミ長3年(19)松田の乾杯でスタートでした。


<おまけ>
朝、研究室に来たら、段ボールに包装されたお菓子が入っていました。
ひのくにWSでお世話になったということで、19ゼミ生から18ゼミ生全員への感謝を込めたプレゼントのようです。



 

20ゼミ生の顔合わせ会

先週予定していた豪雨予想のため延期していた20(にいぜろ)ゼミ生の顔合わせ会を本日昼休み行いました。
3年(19)ゼミ生幹部主催の会で、プログラムは以下の通りです。

冒頭、主催する19ゼミ長3年(19)川口が開会のあいさつをし、その後、司会を務めました。

周囲には3年生がゼミT(初めての活用となります)を来て、それぞれの出番を待っています。
ゼミT着用は、昨年を振り返っての幹部によるアイデアのようで、2年の時に初顔合わせにきたとき、誰が同級生か誰が先輩かまるでわからなかったので、ゼミTを着用しようとなったようです。
なるほど、ユニフォームというのはそういう役割を持ちますよね。いいアイデアです。

プログラム最初は、新人の2年による自己紹介。みな、ごく簡単に自己紹介をしてくれました。

その後、4年(18)中山ゼミ長より、ゼミに入った後の心得について訓話(笑)がありました。
頑張っていくためのコツようなものを熱く話してくれました。

そして恒例となったゼミのサークル紹介。広報部、体育委員、白亜委員、興津会委員についての紹介があり、積極的な勧誘がおこなれているようでした。

最後に記念撮影。ガリラボ恒例のポジションです。以下が、新しい、そしてガリラボとしては最後に受け入れるゼミ生となります。どうぞよろしくお願いします。

 

2021年7月15日木曜日

19Nコンチーム活動開始

本日午後、第38回全国大生放送コンテストに出場する19ゼミ生有志チームが活動をスタートさせました。4人がオフライン、1人がオンラインのハイブリッド形式でキックオフ会議を開きました。
有志のメンバーは
 3年(19)松田(リーダー)、市原、川口、神田、中西
といった顔ぶれで、神田以外は、ゼミ幹部です。^^
( チームの写真を撮り忘れました。orz )

このメンバーで今年のテーマ「あじ」について音声CMと映像CMの2部門に挑戦します。

キックオフ会議の今日は、どうしてこのテーマになったのか、色々と議論しましたが、これはというものはでてこず、とりあえず、「あじ」を色々な角度から捉えていこうということなりました。
今後それぞれの考えを深めてきて、7月26日にアイデアを持ち寄り、試験前に一定程度の企画に練り上げていくことになりました。


あじ・・・みなさんだったらどんなことを想像されますか? 


2021年7月14日水曜日

3年生でも予定を合わせるのが難しい状況にあるようです

梅雨が明け、日中は危険な暑さだと気象警報が出るようになりました。
外をみると、梅雨時期とは異なり、むくむくと入道雲が空に向かって成長していました。
阿蘇方面では居所的に雷雨になっているようです。

今日のガリラボは静かなもので、3年(19)松田と(18)山本がちょっと顔を出したくらいでした。
2人はひのくにワークショップで同じ取材チームを組んでいるのですが、予定が合わず、チーム全体(たった4人なのですが)で集まるのはなかなか難しいとのことでした。
コロナ禍前であれば考えられないことです。
3年生だと授業(時間割)に縛られて動いていて、大学内にはほぼいたので、空き時間を合わせることは可能でした。
コロナ禍中、感染のリスクレベルは下がったとは言え、今も授業の多くはオンラインなので、それぞれが自分の時間で生活しているようです。
従来と比べると、ものすごく大きな違いです。
大学の時間という制約から解放され、自分の時間で生きているので、例えば3年生だと14通りの時間が生まれているのだと思います。
コロナ禍前は、否が応でも”大学時間”という1つの時間しかなかったことからすると、大きな違いです。
良かったのか、悪かったのか?
どっちでもないですね。
山本的生き方をしていればきっと得るところは大きいし、そうでなければ何も得ないままにいるだけのこと。
ただ、アルバイト的時間”だけ”で生きるのは避けた方がよいでしょう。
5年ほど前、次のガリラボ通信を書いたことあります。

アルバイトで経験を消費しているかもしれないゼミ生へ

アルバイトという生活時間が中心にあって、その時間に従ってただ黙々と生きている人がいるようだったら、読んでみてほしい。。



ここ数日、家内が不在にしていて、起きてもやることもないので、目覚めるとすぐに大学に来ております。
朝、ウォーキングしている方がたくさんおられます。
そのひとりになってウォーキングしながら(鞄を持ってですが)、3kmぐらい歩き、大学についたのが朝の6時過ぎ。
それからずっとデータサイエンスに関する本を読んでいたのですが、読み終えてがっかりでした。文章があまり魅力的でないし、だからでしょうが何が大事なのかさっぱり伝わってこない、さらに内容もほとんど得るところがないという・・・。
この分野でそれなりの方なのだと思いますが、この分野全体への期待を少し失ってしまいました。
ひとつ良かったのは、GoogleのColaboratyのこと。Python(AIを活用する上で標準的なプログラミング言語)をWeb上で動作させることができることを知ったことです。
プログラミングから遠ざかっていたので、まったく知りませんでした。
ちょっと使ってみたのが、次です。
プログラムを1行書いて、実行させています。
私の世代であれば、世界的に有名な、誰もが知っている「Hello,World!」を出力させてみました。笑

世界中のプログラマーがこの本で勉強したはずの名著カーニハン&リッチーの「プログラミング言語C」に最初に出てくるのが、C言語での「Hello, world!」出力プログラムです。
私も当然ですが、社会人になってから、独学でしたが、この名著を擦り切れるほど熟読してC言語をマスターしました。
ちなみに、学生の頃はFortranとアセンブラでシミュレーションや制御を動かしていましたのですが、C言語に知った時、ほんと新鮮でした。
 
ところで、女子大学から県立大学に変わった1994年、プログラムの授業を担当していましたが、その時は全学部の学生がC言語でプログラミングを行っていました。

今、データサイエンス(AIとか)が全学生にやらせないといけないという全国的にホットな状況にありますが、1994年当時のプログラミングの話と似ているように感じています。
しばらくすれば、徐々に冷静になっていって、今現在考えられているものとは少し違う形で安定していくのではないかと思います。
歴史を(に)学ぶのは大事。


2021年7月13日火曜日

今後のデジタル社会に関して/タマにゃんずの会議

午前中は大学院の講義で、現在、マンツーマンでデジタル社会についてのテキストを読んでいます。
昨年後期にスタートして現在3冊目。一連の文献の中で、DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、
デジタルとリアルが融合することで膨大で高頻度な行動データを使い、企業競争の原理が商品販売型から体験提供型にある、つまりバリュージャーニーを作って運用していくことを踏まえ、新たな顧客との関係とはどのようなものであり、どのような体験を提供する存在になるべきかを考える活動

と主張され、これが繰り返し語られています。UX(ユーザーエクスペリエンス)の変革=新たなUXを中心におかないDXは中身のない変革になりがちだということです。
これだけ読んでもピンとこないとは思います。
私はまだオンラインは、オフラインを増強するためのもの、便利にするためのものと拡張現実的な思考の枠組みにいるのですが、それとはまったく違うことを主張するものです。
多くの人が頭ではなんかとなく理解しているのでしょうが、実際の行動は自分中心主義になっていて、なかなか顧客中心に視点を移せてないようです。
大学も全くそうで、学生視点=学修者視線というのが言われるようになって久しいのですが、改革議論のほとんどは学修者視線という言葉を用いながらも大学側視線に終始しているようです。視点を180度移すのは言うは易く、行うは難しです。

さて、現在はまだこれまでの情報社会の枠組みが席巻しているわけですが(大学がそうです)、さすがに2冊目(同じ著者)になると、ここで議論されていることのこれまでとの違い、革新的な意味が徐々に理解できるようになりました。
だからでしょうが、現在のAmazonのスタイルが非常に古臭いものに見えるようになり、少なくとも現状のAmazonはこれからのデジタル社会とは少しずれているようです。
だから、今後はAmazonも変革をしていくことでしょう。オンラインで成功している企業が、リアル店舗のAmazon GOのようなものに挑戦しているのもその一環なのかもしれません。

10年から20年でGAFAが世界を席巻したわけですが、次の10年から20年では新たなデジタル社会に適合した企業がこれらにとって代わるのかもしれません。
残念ながら、それを私がみることはないでしょうけど。

バリュージャーニーの考え方は、今後の社会における県立美術館を見ていく視点を与えてくれるように直感しているのですが、まだかなりぼんやりとしている状態です。
傍に一緒に熱く議論してくれる人がいると考えもまとまっていくのでしょうが。。。



午後、タマにゃんずとの打ち合わせ。広報チーム(リーダー4年(18)村田)は、タマにゃんツイッターのフォロワー分析に入りました(下の写真)。今日はその方針を村田が報告してくれました。調査は大変そうですが、結果がまとまれば有用な知見を見出せるだろうと思います。
バーチャルツアー班については、前回の失敗からまだ先には進んでいないようでした。
議論の場に乗せるためには何かカタチあるものが必要。資料なり、結果なりを出していくと前に進むためのダメ出しが出来るのですけど。
議論の対象(オブジェクト)がないと言葉を宙を飛び交うだけでかみ合わず、実のある議論になりにくいものです。


 

2021年7月12日月曜日

OB(M08)佐藤から連絡

現在、大学教員として仕事をしているOB(M08)佐藤から、「名前を発見しました」とのメールが届きました。
次の専門書に掲載されていた参考文献に名前があったようです。


OB(M07)山部との共著論文が載っていたようです。本質的な部分では引用ではありませんでしたが・・・とのことでしたが、それはさておきとにかく懐かしい限りです。


当時、山部は大津高校の変貌ぶりを修士論文の中で研究していたのですが、そのために、エンゲストロームの超難解な「拡張による学習論」を2人で勉強していて、おぼろげながら理解ができた頃、山部の多様なアイデアのひとつを拡張による学習論的に捉えて検討したのが、引用されている論文です。もう13年目も前の論文で、それが今年の4月出版の本の中に出てくるとはですねぇ。
ネットで関連する論文を簡単に検索できるようになったからでしょうが、このおかげで、ガリラボで大学院生を受け入れ始めた頃のこと、山部と”あーでもない、こーでもない”とみっちりと議論していたことを思い出し、非常に懐かしい思いをしました。

連絡してくれたOB(M08)佐藤には感謝です。
その佐藤、もやいすとの講義の助っ人には9月には大学に来るようなので、1年半ぶりに会えるといいかなと思っているところです。

 ・・・・

私は今日は国際学会があって(冒頭の挨拶の中で採択率30%ということが紹介され、よく通過したものだと驚きでした)、発表者ではありませんでしたが、論文の連名者のため落ち着かない1日でした。何もしていないはずなのに、終わった時はくたくた。何もしていないのに、無駄に神経をすり減らしていたようです。
今日はArtractが打合せと活動をしていたはずですが、学会のためさぼりました。^^;


2021年7月9日金曜日

失敗を経験にする/20ゼミ生の顔合わせ会の延期

タマにゃんずのオンラインツアー班がようやく動画が完成させました!
それを見て愕然とすること・・・。特に班のメンバーが!
360度動画になっていないのです。
この失敗作を見ながら検討会議を開きました。

オンラインツアー班に関しては、ようやく実のある会議ができました。
これまでふわふわした打合せしかできなかったのですが、現物があることで、何が問題なのかということが明確になりました。
問題点が明らかにしてくれたことが、この失敗作のものすごく優れたところでした。
ガリラボでよく使う「完璧を目指すより、とにかく終わらせろ」という意味もメンバーはきちんと理解できたようでした。
このおかげで、この失敗作は、完璧な失敗でなくなりました。
この班が次の段階に進むための貴重な契機を提供してくれたようです。
なお、そうした契機になれるのは、失敗を振り返った時だけです。それがなければ失敗は繰り返されます。
今日の検討会議がその振り返りの時間となりました。

完璧を目指すよりとにかく終わらせろ。それを経験した人にとってはこの言葉の重要さが理解できますが、それが大事だと理解するためにはやはり一定の失敗経験が必要なんだということです。
私も実験装置作りで相当に、そして何度も失敗してきたから、この言葉の大事さを、体の芯で理解できているのだと思います。
ゼミ生の場合、卒論を向き合っているときが理系で言う実験を経験しているようなものです。卒論は、その途中、そうした失敗していることがわかるようなものがいい。抽象的なものは失敗しているのかどうかもわからないので、振り返りのフィードバックがほとんどかかりません。
そういう卒論は、大学生がやるにはあまり適していないように感じており、私としてはあまり好ましく思いません。
具体性のあるテーマを選び、その時にたくさん失敗をすることがゼミ生の今後にとっては大事になるはずです。

●●●●●●●●

お昼。Artractリーダー3年(19)岩生を呼び、Artractの今後について話をしておきました。
自分たちのやっていることが、どういった枠組みの中であるのかを、位置づけをきちんと理解しておく必要があると思ったのです。
そうでないと、今現在やっている行動自体が徐々に目的になっていってる気がしたのです。
今の行動は、ある活動全体の中に位置づけられて初めて意味を持つわけで、それをArtract自体メンバー自体が理解するのに手っ取り早いのは、文章を書くことだと考え、岩生には、抄録を書くように指示しておきました。
研究の背景、意義、目的達成に向けた解決策とその具体化、そして今後の展望などを文章としてまとめるよう話したところ、大変かなと思ったようですが、返事は即座に「はい」でした。
素直ですね。マラソンの金メダリスト高橋尚子さんが次のようなことを言われてます。
ランニングが上達する3つの条件
素直になること
あきらめないこと
夢を持つこと
          by 高橋尚子

素直さは上達のための条件の一つ。
またこの3条件は、色々なスキル獲得において成り立つのではないかとも思っています。


●●●●●●●●

今日は20ゼミ生(新ゼミ生)の初顔合わせを行う予定でした。
ただ、昨夜の2時ぐらいにひどい雷雨で目が覚め、雨雲の予報をみると、今日の午前中には豪雨をもらたす雲が熊本上空で発達する予想になっています。
朝6時に再度確認しても同じ予想でした。
梅雨末期の豪雨はあちこちに甚大な被害を起こしています。
即座に決断し、6:30には今日の初顔合わせは翌週に延期することにしゼミ生に連絡。
今日は20ゼミ生の初顔合わせ会の予定にしていましたが、これから熊本地方ではひどい雨が予想されています。
顔合わせは、16日(金)昼休みに延期にします。
あちこちで豪雨災害の起きているときなので、回避できる危険は回避しておきたいと思います。

ただ、当初の天気予報は実際には少し外れました。雨雲は予想よりも少し南下していました。
心配しすぎだったかもしれませんが、こと安全に関しては、慎重すぎる方がよいことはこれまでの様々な災害経験から明らかなところなので、判断は間違っていなかったと思うことにします。^^

 

2021年7月8日木曜日

終焉に向けた良いモデルを見つけねば/OB(17)松本からの便り

昨日、赤の女王仮説について触れた10年以上も前のガリラボ通信のことを書きました。
今日、アクセス統計を見てみたら、何人かの方がこのエントリーを読まれたようです。

ガリラボでは、特に大学院では「学習」の問題をテーマにしているため、私にとって人の「成長」というのがいつも頭の中にあります。

人は、その能力を維持するためだけでも相当な努力が不可欠です。

足腰の筋力を例に考えれば容易に理解できると思います。筋力維持には、一定程度の努力を要することが誰でも想像できるでしょう。
このことは、実は、思考の筋肉である「脳」にも当てはまります。

学びを止めた脳は、仮に年齢が若くても、衰退していきます。
脳は目に見えないだけに気づきにくいですが、もしも可視化される状況に立たされた時は悲惨なことになりそうです。

人は、学びを止めなければ、たぶん生きてる限り成長していく動物です。そのため、人は、赤の女王仮説を死ぬまで信じてよいのだと思いますが、研究室になるとちょっと違う気がいます。
研究室も通常は赤の女王仮説に従って、チームとしての学びを続けていくことで、成長していきます。ガリラボの歴史を見ても、それは歴然としているように思います。

ただ研究室には終わりがあります。ガリラボだとあと2年半!
終焉を迎えます。
ガリラボ内には依然と異なる性質の変化が起きているように感じていますが、これも終焉と関係しているのかもしれないとふと思いました。

終焉のことを考えば、赤の女王仮説や”生き残るのは変化に適応した種”だというダーウィンの話などは、今後のガリラボにつていはあまり使えない理論かもしれません。

終焉のための理論などあるのでしょうか?
よくわかりませんが、今現在在籍しているゼミ生が、ガリラボでよかったと卒業していくような終わり方をしたいと思っています。

何か良いモデルを探さなければ。

さえ、明日は、新しいゼミ生=20(にいぜろ)ゼミ生の初顔合わせ会です。
そして、ガリラボにとっては最後の初顔合わせ会となります。


・・・


今日、私にかなりの迷惑をかけつつ卒業したOB(17)松本から連絡がありました。
現在、宮崎で勤務する松本ですが、7月下旬に夏休みをもらい帰省してくるので研究室に顔を出したいとの連絡でした。
ただ、縁がないんですかね(笑)。松本が来室したい日は私が都合が悪く、結局、会うことは難しそうです。残念です。
なお、松本とのやりとりして、少し成長していることを感じました。
社会は人を随分と成長させる場所だということを実感しました。


2021年7月7日水曜日

消えたガリラボの七夕文化

今日は七夕ですね。
ガリラボでは、2010年頃から七夕を飾る習慣がありました。
・・というか、2010年のある出来事からそうした習慣が誕生しました。
誕生秘話はこちら→七夕飾り@ガリラボガリラボ通信2010/7/4
それから毎年、サービス&ボランティア精神旺盛な誰かがどうにかして笹を調達してきて七夕をみんなで楽しんでいました。
しかし、その習慣を、2018年を最後に途切れました(ガリラボ通信2018/7/5)。
地域から祭りが消滅していってます。
若者が地域から減っていることが一番大きな原因だと思います。
ガリラボでは地域と違って若者が減っているわけではありません。
毎年同じ人数だけいます。
しかし、地域同様、なぜか伝統的な行事が次々に姿を消していってます。
どうしてでしょう。
ガリラボを考察することで、現代の若者文化を理解していくことにつながるかもしれませんねぇ。

そういえば、七夕文化が消えたことを気づいたのは、次のArtractのツイートがあったからです。だいたい、七夕自体が今日だというのに気づいたのもこのツイートによります。



時代が変われば、その社会に応じた(適した)文化が醸成されていくのでしょう。
今はデジタル花盛りのため、従来のアナログ文化は消えていく運命にあるのかもしれません。
ただ、今後デジタルが主流になっていくと、そこで極めて重要になるのが実はアナログだと私は直感していますけど。


いずれにしても、伝統を維持するのは大変です。
維持するには、それ相応の努力が不可欠となります。
まさに、「赤の女王仮説(ガリラボ通信2010/9/23)」が正しいことを教えてくれる現象かと思います。

 

2021年7月6日火曜日

シリーズ「岐路に立つ美術館」最終回とArtract

 昨日の熊日記事に、シリーズ「岐路に立つ美術館」の最終回が掲載されていました。

その中に、名前は出ていませんが、初代Artractチーム(リーダーOG(16)岡林)がとったアンケート結果が引用されていました。まさか、あの時の取り組みが、3年後になって引用され役立つことになるとは。

このデータは、報告書としてしっかりとまとめ美術館に提出してたものです。何でもそうですが、やった結果をしっかりと他人がわかるように、きちんとまとめて報告しておくことは大事ですね。


さて、この記事に述べられている美術館の方向性は、現在のArtractチームが取り組んでいる方向性と一致しているようです。
Artractメンバーにはこの記事をしっかり読み込んでおいてほしい。



2021年7月5日月曜日

19ゼミT完成/ひのくにワークショップの発表形態

19ゼミ生のゼミTが出来ました。

デザインをみんなに公募し、出てきた案をみんで投票し、1位のデザインで作ったものです。
一連のプロセス全てを取り仕切ったのはゼミ幹部(会計)の3年(19)市原。
ほんとテキパキしているゼミ生です。



さて、今日は19ゼミ幹部会議とArtractの会議がありましたが、私はArtractの会議は都合が悪く欠席。打ち合わせ内容は、後日、議事録で確認したいと思います。

参加した19ゼミ幹部会議では、ひのくにワークショップの発表形態について入念な打ち合わせをしました。内容は、川口ゼミ長から各取材チームに連絡される予定です。

7月16日を前期の最終日とする予定で、この日はひのくにワークショップの発表会ですが、同時に前期の振り返りもすることになりました。 



2021年7月3日土曜日

OB(13,M17)多賀が久しぶりに来室

昨夕18:30頃、随分と久しぶりに、OB(13)(M17)多賀がお土産を手に来室しました。
1年か、あるいは2年ぶりぐらい?

宇城から、本庁に異動になったようで、現在は労働関係の課となり、これまでは全く違う仕事になり、大変だと話していました。^^

多賀たち13ゼミ生には、卒業後も頻繁に飲み会に誘われていたので、その頃は、「や、久しぶり!」という感覚は全くありませんでしたが、コロナ禍となりそうした場がなくなり、多賀がやってきたとき思わず「久しぶり!」と言ってしまいました。
熊日の少し前のコラムに、コロナ禍は、家庭と職場と異なるサードプレイスを消滅させているんだということがありましたが、まさにその通りですねぇ。
頻繁に飲み会というのはどうかと思いますが、全くなくなるのもですねぇ。。。
ほどほど、中庸というのが良さそうです。

最後にツーショット。

ツーショットは、奥で作業していた3年(19)中西が「撮りましょうか」と撮ってくれましたものです。

気が利いてます。

今、ガリラボにいるゼミ生で、果たしてどれぐらいがこうした行動をさりげなく、なにげなく、素早くやれるものでしょうか。
気が利くとか、気配りとか、仕事していく上で大事なスキルのひとつです。

中西と川口がいたので、良い機会だったので、「この多賀が、ガリラボの文化委員の1号で、今も残っている「麺税」などの仕組みを立ち上げたメンバーだ」と紹介しておきました。
麺税の導入→ガリラボ通信2016/12/2

非常に良い仕組みだと思います。麺税は辛うじて生き残っていますが、コロナ禍は数々のルールを消滅させていってるように思います。
縦の関係が急速に弱くなっている気がして(学年が異なると会話の回数が極端に少ない気がいます。コロナ禍前はそういうことはありませんでした)、コミュニケーションの断絶もあってルールが伝承されていかないようです。
  

2021年7月2日金曜日

ハイブリッド方式ゼミ/見当識その後

今日から大学院のゼミも対面に戻しました。久々にM2(20)アクストとの対面ゼミで、新鮮でした。ただ、現場に戻ったことで時間がとれず、研究自体は悪戦苦闘しているようです。
なんとか踏ん張ってほしい。

午後は18ゼミ。
こっちも対面に戻しました。ただし、一部はオンライン。4年(18)宮川が、就職の面接が入った影響でオンライン参加を希望してきたので宮川だけZOOM参加となりました。

今日の18ゼミは、最初となる卒論の月例報告会でした。
タマにゃんずとカオスの2チームがそれぞれどういった卒論をやっていくのか、発表しました。
第1回目なので内容はまだかなりふわふわしたものでした。ただ、タマにゃんずの方が少し具体的な話ができていると感じました。スタートが違っているからでしょう。
カオスの方も早く内容が具体化していくことを願っています。

ところで、ハイブリッド方式でゼミ(の発表会)を行ったわけですが、特に何も違和感を感じることがなかった(というのが驚きでした)。
ごく普通。
次は、オンラインで道場の発表者に対して質問している宮川の様子です。こんなのも普通。
いやー、コロナ禍は私たちのマインドの大きな変化を与えたものだと思います(以前だと、やることは可能でも、こうしたやり方は許されなかったでしょうから)。
久々の対面だったのでこの状況に至ったわけですが、大学内のひとつのゼミである一瞬の風景の変化ではありますが、ハイブリッドの風景にみなが驚きを感じなくなっていること、新しい授業様式のはずですが、それがもう「新しく」もなく学生には「普通」なんだということが私にとっては少々驚きでした。


<おまけ>
先日、6月のアクセス統計のエントリー(ガリラボ通信2021/7/1)で、見当識について書いた随分前のエントリーが結構アクセスされていることを紹介しました。
昨日時点で59PVでしたが、今日の15時で77PVほどありました。
理由が、昨日、録画していた番組を見てわかりました。
立花隆さんを追悼してNHKクローズアップ現代+を見ていたら、「見当識」のことが話題として取り上げてありました。
素晴らしい内容でした。
視聴しながら、ふと「立花隆 見当識」というワードで検索してみて驚きました。
なんと、ガリラボ通信が3番目に出てくるではありませんか。
これで、9年前のエントリーが急に読まれた理由がよくわかりました。
 


2021年7月1日木曜日

卒業生(OB(14)谷口、OB(M07)山部)からの便り

昨晩、OB(14)谷口からLINEで写真が送付されてきました。
6月中旬に父親になったそうです(長男誕生とのこと)。
メデタイですね。
LINEのメッセージには「先生、孫がまたひとり増えましたね。笑」とのことでした。^^
確かに!


午後、OB(M07)山部からメールが届きました。
先日、大学院生及び修了生全員に広報紙9号発行をメールで紹介していたのですが、その感想でした。
その中に近況報告があり、3月末で無事に副校長先生を定年退職し、この4月からは市内の中高一貫校での勤務が始まったようです。
これまでずっと管理職だったので、久々に授業を担当されているようで、新たな気持ちで次のステージに立っているのだろうと思います。


<おまけ>
ふと窓の外を見ると、テニスコート辺りからさっとレジ袋が舞い上がり、その後、ふわりふわりと移動していきます。
全く落ちる気配もなく、ふわりふわりとゆっくりと、周りに様子を見ながらまるで意思があるかのように移動し、そのうち見えなくなりました。
(こうして写真が撮れるぐらいですからほんとゆっくりとふわりふわりで、まるでレジ袋が空中で遊んでいるかのように見えました)


アカデミー賞独占したトム・ハンクス主演のフォレスト・ガンプの最初のシーン、テーマ曲をBGMに風に運ばれている鳥の羽根のことを思い出しました。
有名なセリフも同時に-
Life was like a box of chocolates. You never know what you’re gonna get.
(人生はチョコレートの箱のようなもの。開けてみないと分からない。)