2013年11月30日土曜日

10周年プロジェクトの新たな動き

午前中、仕事していましたが、非常にいい天気で、日に映えて大学のイチョウは
非常に綺麗でした。


昨晩、OB(05)山口からメールが来ました。
昨日のガリラボ通信2013/11/29を読んでのことです。
「10周年プロジェクトに卒業生として参加させてください」とのメールでした。
3年(11)上田と連絡をとりながら、そして卒業生を巻き込みながら、何かを
やっていくようです。
それにしても、山口の「一歩」の早さには驚きます。
ガリラボ通信を発行したのが21:15で、その25分後にはそのメールが届いた
のですから。
初動が軽いというか、とにかく始めてしまい、後は動きながら考えていこうとい
こうという作戦でしょうが、それはこれから起きる未知のことを引き受けていく
勇気がないとできるものではありません。
そうした勇気のある人が、見知らぬ先への一歩を踏み出していける。
「一歩を踏み出す勇気を」というのはガリラボで、私の話を聞くチャンスのある人は
耳にタコができるほど聞いてるのではないかと思います。
それでも、大方の人は(私も含めて)実践できてないですけれど、それからすると
山口の踏み出す力は群を抜いていますね。羨ましい。

ちなみにこの「一歩」について、最近では4年(10)吉村の行動について類似の
タイトル「小さな一歩を踏み出す勇気を(ガリラボ通信2013/5/19)」で書きまし
たし、ガリラボ通信2013/9/1ではその意味をもっと掘り下げて書いてます。
参考までに。

とにかく、山口の最初の一歩で、これまでにない、卒業生と在学生との<新しい>
(長丁場の)プロジェクトが始まるようで、非常に楽しみです。

そしてふと気づきましたが、いつの間にか上田(11)がガリラボの中核になっている
ことを。1年生の時に、あることを切っ掛けに知り合い(300人の文章を読んで ガリ
ラボ通信2011/7/23)、それからガリラボに出入りするようになり、その時は完璧に
周辺者で、正統性もあまりなかった。
だけど、InDesignを勉強しようという蜘蛛の糸ぐらいの細い糸でガリラボに繋がって
いて、そのか細い糸をゆっくりとカタツムリの如く静かに徐々に登って行った結果、
いつの間にか深い深い十全的参加へと変わり、ガリラボの中核的存在になっている。
そればかりか、これからは卒業生との間にも糸を紡いでいく担当をすることになりそう
なわけです。
1年生のあの時の上田(11)の「小さな1歩」が今の大所帯に成長したガリラボで
中核として振る舞う上田へと育つことになった。あの「小さな決断」が変革への貴重な
出来事だったと私は思っています。
ちなみに今現在の私のポジションも7年ほど前、ある依頼について「はい」と返事して
しまったことによるもので、それが、大げさに言えば私の生き方を変えてしまいました。
 
人生の大きな転換も、その時のささいな決断(一歩)から生じることもあるようです。
何かで躊躇している人、自分の能力を出し惜しみせず、そして勇気をもって、さっと
踏み出すべきです! 自分の可能性を広げていくために。
  
 
さて、7年前のそのささいな決断の帰結として私は現在キャリアセンター長をさせて
もらっています。
今日の午後は、そのキャリアセンターの大忘年会でした。
場所は空港近くのエミナース。
初めて行きました。ガリラボからはOG(04)樋口とOG(09)村中が参加してました。

私の席においてあったメッセージ。何もしていないので(ほんとに)、恐縮してしまいました。


15:00頃大学に戻ると曇ってました。が、むしろそっちの方がイチョウはきれいに
感じました。酔っていたからでしょうか。

 
忘年会終了後、ガリラボにて論文執筆の作業に戻りました。
学生GPを対象にした論文です。
担当部分は、完璧ではありませんがとりあえず終わらせました。
締切ギリギリまで、あいた時間にはしつこく推敲を重ねていくつもりです。
それが終わったら、M1(13)坂口の論文にも筆を入れていきたいと思ってます。
こっちも可能であれば、二人で2月ぐらいまでには完成させたい(一応の目標)。
4年生も論文、M2も論文。
みんな論文、論文で大変です。笑

  

2013年11月29日金曜日

ガリラボ10年史制作委員会発足

今日の11ゼミ。冒頭、上田ゼミ長がホワイトボードに書き始めました。

ガリフェス2014はもう始まって・・・・


何が始まったのかという10年史制作に向けた活動です。
来年の興津会2014に向けて、11ゼミ生を中心にして10年史の制作委員会を
立ち上げました。


11ゼミ生全体をひとつの組織とし、その組織力を用いて10年史を作り上げようという
大きなプロジェクトです。
ペーパー版だけでなく、映像版も作る予定で、その全体を統括するのが上田ゼミ長です。
上田に、ガリラボ始まって以来のこの大きなプロジェクトのプロデューサー役をやってもらう
つもりです。
(ちなみに、このプロジェクトの最大目的は、11ゼミ生の問題解決力の向上です。そのために質の高い
 ものを目指してほしいと思っています)


どうして大きなプロジェクトかというと、約1年かけて作り上げていくと言う点で今までにない
長期的なものであり、さらに03からまだ見ぬ13ゼミ生まで巻き込むわけで、関係する人の数も
これまででは考えられないほどの規模になります。
この大きなプロジェクトを上田と11ゼミ幹部(浅尾、藤本、木下、清田)で最後までやり遂げて
ほしいと思います。
今日、10年史に盛り込むコンテンツとして少人数グループの分かれてブレストした結果出てき
たのがホワイトボードにあるものです。
いきなりたくさん出ました。
03ゼミから13ゼミまでのゼミ長(+来たい人)を集めた座談会をやろうというアイデアも出たりして、
なかなか面白いものでした。
制作委員会の幹部会議にて整理したうえで、来週以降、具体的な動きを始めたいと思います。



・・・・・・・

11ゼミ開始直前のホワイボードです(↓)。

上田ゼミ長が、興津会で配れたくまモンメモ帳を今日11ゼミ生用にテーブルの
上においていたのです。
あの日、11ゼミ生はサービスを提供する側だったので、くまモンメモ帳はもらって
いなかったのです。
上田は、11ゼミ生用にそれを準備していて、興津会後初のゼミで配布したのです。
気配りやそれをさりげなく実行していることが凄すぎて、驚きました。ちょっと私には
真似できない。脱帽でした。

また、くまモンメモ帳を準備してくれた浅尾には、ゼミ生全員からお礼が手渡され
ました。私からもこの場を借りてお礼を言いたいと思います。

 
ゼミ終了後、興津会実行委員会が集合して、リフレクションをしておりました。
これで興津会2013はすべて終了です。
浅尾実行委員長は大変お疲れ様でした。
次は10年史制作で活躍を期待しています。
 


学生GP発表練習~健全なホラを吹こう

12月12日の学生GP公開審査会に向けた初めての発表練習を午前中、
暖房のつかない道場で行いました。
個々人の卒論もある中でのかなり厳しいスケジュールですが、どうにかその
困難を乗り越えてきてくれています。
最初に発表する玉名Pチームの4年(10)森本、千々和、辛島。


いつもこういった発表は完成形しか下級生は見たことがないので、初回のまとまらない
状況を把握してもらおうと、3年生にも呼びかけました。
やってきたのはこの3人! 3年(11)清田、谷口、上田。 そうかと、なんとなく理解できました。


そうした3年生の前で発表するチーム繋の4年(10)石原、田中。


そして玉名Bチームの4年(10)吉村。


どのチームとも、さっと聞くと特に問題なさそうですが、よくよく見ていくと、
理屈が通っていない、パワポが聴衆に見せるものになっていないなど発表の
根本的な部分ができておらず、そういったところを指摘しておきました。


健全なホラを吹こう、はガリラボのスローガンのひとつですが、これは
自分たちがやってきたことを120%表現していこうという意気込みを表して
います。
ところが、今日の発表はあんなにやってきたことが理屈がしっかりしてないので
伝わらない、パワポも自己中心的なため他者にはわかりにくいなど、表現としては
厳しく採点すれば50%以下(不可ですね)だったかと思います。
3チームともに根本から考え直すよう指示しておきました。
発表という表現は、持っている材料を上手に料理することが求められるわけで、
素材の味を上手に引き出す腕が求められます。
その腕のことを「健全なホラ」と言ってるわけです。
なお、話しのついで、面接で落ちやすい原因などもこの場で話したのですが、
将来的にも求められるこの力を、こうした発表のトレーニングを通して向上させて
いってほしいと思います。
 
さて、見学に来た3人の3年生有志にはそのことは伝わったでしょうか?
  
 

2013年11月28日木曜日

まちづくり動画コンテストの案内

18:30現在、外は雨、気温4℃。寒い一日になっています。
風邪をもらったみたいで頭痛がして、そのせいでさらに寒さを感じています。
ただ、今日から暖房が入りました。
今日は暖房無しではガリラボで一日過ごせなかっただろうと思います。

今日は9:00からM1(13)坂口とのゼミ。
12月17日に迫ったチェンジラボに向けて、最終段階の準備に入っていますが、
まだ方向がしっかりと定まらず、現在(昨日も同じことを書きましたが)七転八倒
しながら思案しているところです。
坂口と苦しみながら知恵を出し合っている奥で、4年(10)石原が早くから出てきて、
キーボードをカタカタしている音が聞こえてきます。こっちも苦しんでいるのだと
思いますが、学生GPの公開審査会に向けた準備をしているようです。 

その他色々とありましたが、頭痛のためあまり覚えていないので省略させて
もらって(申し訳ない)、メールで届いた依頼とそれに対する新たな挑戦者を
募集したいと思います。

次の案内が(株)談さんから私宛に直接届きました(一部のみ掲載してます)。



大学生を対象にしたコンテストということで、締切は、
 平成26年2月10日(月)
とのことです。
12月が企画会議、1月が撮影、編集といったスケジュールになりそうです。
ガリラボでやるとするとどういう形が良いか思案中ですが、今のところ未定です。
 
寒い冬場での挑戦となります。
希望者はいますか?
 
 

幸せの黄色い絨毯

落葉がかなり進んでます。

そのおかげで、清掃がおいつかないのでしょう、きっと。正門前はご覧の通り。


(幸せの)黄色い絨毯が敷き詰められていました。
この上を歩けば、幸せがやって来るだろうと思い、今朝は、ここを通ってきました。


ガリラボに着いたら、案の定、幸せ(?)が待っておりました。
テーブルに、こんな可愛い仕掛けが。
「おはようございます」「いい朝ですね」とのこと。ほっこりさせらました。
誰の仕業でしょう? 昨晩だと、たぶん、4年(10)吉村でしょうか?


さらに私のデスクの上にも。ここにも、立てられた付箋とメッセージ「おはよう
ございます(書いたのはきっと昨晩でしょうが)」に思わずにっこりとさせられました。


なんだかちょっと(かなり久しぶりに)風邪をひいた感じですが、今日も頑張って
いきたいと思います。
 

2013年11月27日水曜日

正解はつくるもの

午前中のガリラボは非常に閑散としており、4年(10)石原と田中が二人で
相談しながら黙々と学生GPの発表会に向けた準備をしておりました。
昨日のガリラボ通信に、最後は学生らしく研究に関して、
最後は(も)、全力疾走を期待したい。
と激励した効果があったのかもしれません(笑)。
ただ、この二人は、たぶん日常的にムラなく淡々と「カタツムリ」のように
やっていくタイプなので激励は不要だったかもしれませんけど。
頑張っているチーム繋には、バスの中で揺れながら先ほど必死で書いた
ガリラボ通信2013/11/27を捧げたいと思います。^^

昼休みは3年(11)ゼミ会議でした。
上田ゼミ長、浅尾、藤本、清田が参加してのミーティングで、色々なことが
決まりました。
その中でも特に大事で、今後の11ゼミ生の方向を左右することが決まりました。
ガリラボ10年史(仮)を作るという計画。
それも来年11月の興津会で配布することを目指す壮大なものです。
興津会が終わったばかりですが、もう11ゼミは来年に向けて動き出します。
長丁場となります。
思いつきでやっていては絶対に継続しないため、きちんと組織化しないと
いけないでしょう。
上田ゼミ長を総編集長として、11ゼミ内を制作会社的な形にして、ゼミ内で
長期インターンシップをやっていく予定です。
 
リアルフェイスブックでやってきたことを大幅に拡張させて、卒業生への
取材も入念なものが始まることになるでしょう。
黒歴史が暴かれる卒業生もいるかもしれませんね。笑
次のゼミで話し合いをして、いい形の組織作りをしていきたいと思います。
次も上田ゼミ長の静かなリーダーシップに期待したい。
そして、上田を11ゼミ幹部の浅尾、藤本、木下、清田がしっかりと補佐し、
一方で自分たちは、これから作られる予定の仕事のリーダーとして活躍して
いってほしい。
 
 
ところで、「卒論のことをつぶやかないな」と昨日のガリラボ通信に書いていたら、
4年(10)吉村が気を利かしたのかもしれませんが、つぶやいて(ぼやいて)いました。
「正解がわからない、そもそも正解とかあるのか」といったぼやきです。
この感覚、わからないでもありませんが、問いが間違ってます。
 
分からないことはネットで検索して調べるという習慣が定着したら、さらにそういう
感覚が強くなったようにも感じます。
確かに分からなかったら「ぐぐれ、カス」と言われる前に調べた方がいい。
Google先生に聞いた方が良い(最近になって、この「Google先生」という造語をよく耳にします)。
 
ただし、ぐぐれるのは、問題を誰かが設定してくれたときであることに注意しましょう。
問題自体が不明瞭な場合は、ぐぐってもしょうがない。
そういう状況では正解などありはしません。
 
正解とは、作り出していくのが正しい。
答えって求めるものではなく、自分で作って行くものです。
問題が不明瞭な場合は、特に。
高校までであれば、設定された問題を高速&正確に解くことが求められてきました。
卒論はそれとは全く違う。
次元が違います。
問題を「作り」、答えを「作る」ことが求められるからです。
優れた問題設定ができることが重要です。
そのレベルでは正解などありません。
そのレベルになると、答えは自分で作る(ひねり出す)のです。
バスの中で、揺れながら書いているので、論旨も揺れているでしょう。了承下さい。

昔、OG(05)山口が学生で、大学は全然面白くないと話した時、私が「それは
間違っている」といったそうです。「面白さはあるのではなく、自分で作るものだ」と、
そう話したようで、その言葉が強く印象に残っていると後日山口が話してくれました。
これも同じなんですよ。
面白さという答え探しをしている。
そんなものないんです。
面白さを作ろうとしているときが面白さなのだから。

今回の興津会2013にも、もちろん正解はありませんでした。
なぜなら・・・、それは作るものだったからです。
探すもの、見つけるものでは決してありません。
ついでに言うながら、そうした面白さを作ろうしていた浅尾たちがですね、実は
一番面白さを享受できる位置にいた。
だって、面白さは、大変さの中に潜むものだからです。
(だから仕事とかも工夫してやっていると非常に面白いものになります)
観客よりも乗組員の方が大変だけど圧倒的に面白い。

上で述べた10年史という課題も11ゼミ生は乗組員となり、正解を作って行く
長い旅となるでしょう。
 
答えを探すだけの旅など面白くない。
問題の前に立ち止まり、仁王立ちして踏ん張り、答えを制作(ポイエーシス)して
いくのがいい。
頭をかきむしり、七転八倒しながら。
私なども論文のアイデアを出そうとしているときは、非常に苦しく、目の前のPCを
破壊してしまいそうな衝動に駆られることはよくあります。
どうにか踏みとどまっていますが、苦しさのあまり、破壊的衝動が襲ってくるのは事実です。
制作は苦しい。
だけど、そこには劇薬のような面白さが潜んでいる。
だから人は色々な人工物を生み出して行ったのです。
そうした人の姿をホモファベルと呼びます。
  
そろそろ熊本に着きそうです(ただいま、武蔵が丘)。
脈絡なく、思いついたことをだらだらと書いてきた文章を終わります。

文字数をカウントしてみたら2000文字ぐらいありました。
そういえば、M2(12)大塚に修論は1日最低1000文字は書けと指示しています。
今日はどれぐらい書いたでしょうか。^^;
  
(おまけ)福岡天神はXマスモードになってました。
      この人工物も、非常に奇麗です。

 

 
 
 

熊本空港=自然と人工物がコラボする場所

先日のガリラボ通信に「自然と人工物のコラボ(ガリラボ通信2011/3/6)」の
ことを紹介しました。
ちなみにこのガリラボ通信は東日本大震災の5日前です。この時、この通信の
写真にある海があのような極めて凶暴な姿を見せるとは想像もできなかった。

今日のANAのFacebookページに次のエントリーがアップされていました。

(出典)
 
奇麗ですね。シルエットになった機体に思わずうっとりしてしまいました。
チーム繋の諸君!
この時期限定!・・・惹き付けられました(バーゲンみたいですが笑)
この場所で、この時期だけなのですよ。
極めて貴重な地域資源になっている。
もちろん、夕日ではないですよ。そして飛行機でもない。
夕日と飛行機という 自然と人工物のコラボ がです。
こんな優れたローカル色はないと思います。
広大な時空間のある一点だけで成り立つわけですから。

こんな優れたユニークさを熊本空港は保有しているのです。
神様の贈り物!
この意味を、深く考えてみましょう。
 
熊本に戻る高速バス内でこのFacebookページを見つけ、書きかけのガリラボ
通信はほっぽって、これを書いています。
やっぱり一生懸命そのことを考えていると、神様はそういったものを見せて
くれるのです。
シンクロニシティとは、偶然ではなく必然なのだと思います。
それに向き合っている人にしか、偶然はやってこない。
見ようとしている人にしか、それは見えない。
目は全てを写すカメラではないのです。
 
どなたかが、何かに書かれていました。
 努力は運を支配する。
多分、そうだと思います。
チーム繋の努力に期待します。


2013年11月26日火曜日

異なるものの組合せ

本日、チーム繋の4年(10)石原、田中と卒論でやっている空港の
問題を議論していて非常に楽しかった。
知的な議論がかみ合うとほんとに楽しい。
ワクワクする瞬間であり、こうした楽しさを味わうために勉強とは
あるのではないかと思ってしまうほどです。

その議論の中で出てきた異なるものの組合せに関してメモ代わりに
石原と田中に向けて、リンク情報を残しておきます。
(少なくとも二人には12月21日の福岡での発表会を頑張ってもらおうと
 思っています!)

・自然と人工物のコラボ        (ガリラボ通信2011/3/6)
・違和感のあるものをひとつ混ぜる (ガリラボ通信2011/4/24)
・写真と鉛筆画のコラボ        (ガリラボ通信2011/5/27)


それにしても、この3つともに2011年度当初の前後。
2011年の年度当初、私はとっても創造的だったようです。笑
09ゼミが3年生になりガリラボで活動を始めたころ、08ゼミ生が4年生に
上がり、初めての学生GPに取り組み始めた頃ですね。懐かしい。
 

卒論発表練習(第1回目)を見て

昨日のまとまった雨でイチョウの葉はかなり落ちてしまっていました。

 
ただ、落葉がまばらなため、黄色い絨毯が出来るまでには至っていません。
きっと、このまま今年は絨毯はできないまま、落葉していくことになるでしょう。
なぜなら、業者さんが変わったせいか、今年は落葉の片づけのスピードが半端なく速いのです。


そんな中(?)、ガリラボでは4年生が第1回目の卒論発表練習を行いました。
12月14日が本番で、まだ少しありますが、準備は早めにということで、前半組に
発表をしてもらいました。

まだ完全には準備できていないようでしたが、一応無難な形でみんな
まとめておりました。


だけど、あえて言いたいですね。
もっともっと、卒論に深入りしてほしい、と。
夢でうなされてしまうぐらいに、問題の奥深くまで入り込んでいってほしい。
学生なのですから。
そうして深い思考ができるように自分の能力を鍛えてほしい。
意図的かもしれませんが、ほとんどの4年生が卒論のことをつぶいていない。
思考が卒論に向かっていないのでしょうか。
 
4月から社会人になるわけです。
最後は学生らしいことやっていかなきゃ。
高いレベルを目指そうよ、せっかくガリラボで過ごしてきたんだから。
プレイフルな状態に自分たちを持ち上げ、没頭しましょうよ。
3年生が興津会の準備に没頭し、非常にいい顔をしていたみたいに。

机を片づけていたらゼミ新聞17号が出てきました。
そこに、ゼミ新聞部が卒論について私にインタビューした記事があるのを見つけました。
9月or10月にインタビューされたかと思います。
インタビュアーは3年(11)上田だったような・・・


さて、卒論という知的トレーニングのツールを4年生たちはどう活用しているでしょうか。
そのトレーニングツールも、現在もう最終コーナーへと入りました。
最後は(も)、全力疾走を期待したい。
 
ゴールしたら倒れてもいいんです。
それぐらいやって初めて、価値は生まれる。
  

2013年11月25日月曜日

目指すはカタツムリ

11月23日(土)のガリフェス2013が終わり多少の虚脱感が漂うガリラボ。
そんな中、3年生(11)は残務整理を行っていました。
 
さて、今朝はかなりのまとまった雨でした。
冬の冷たい雨という感じでしたが、そんなときに、通勤の際、キャリアセンター前の
通路で、カタツムリを発見しました。こんな時期に・・・


善きことはカタツムリの速度で動く(ガンジー)

こんな時期にカタツムリとの遭遇。
偶然なのでしょうか?
必然かもしれません。
ガリラボも、こんな速度で進んできたらいつの間にか大所帯になって
いました。
OG(09)谷がFacebookに次のコメントをしてくれていました。
  興津会ほんとに楽しかったです(*^^*)
  年齢は様々だけど同じゼミという共通点を持つ人が76人も
  同じ空間に集まるなんて凄すぎるっ! 

10年近く同じ歩みを継続してきた結果かと思います。

やっぱり小さなことを積み重ねていくしかないんですよねー。
目指すはカタツムリ!
ゆっくりでも、歩みを(どんな理由があろうが)止めない
これからの10年(最後の10年になりますが)、これまでと同じようにカタツムリの
速度で確実に前へ進んでいきたいと思います。


2013年11月24日日曜日

興津会2013(ガリフェス第2部)

ガリフェス2013第2部(2013/11/23)の大同窓会「興津会(こうしんかい)」は19時30分から
上通りにある並木坂ガーデンで開催されました。
ガリラボの在学生と卒業生合わせて160名ほどがいますが、その半分の76名が
参加する大きなイベントとなりました。

19時、上通りのセブンイレブン前でプラカードを持ち道案内する2年(12)小田。
こんなプラカードが上通りに出るのはガリラボ始まって以来かと思います。^^


会場の並木坂ガーデンの入り口には、興津会様の看板がでていました。


テーブルにはくまモンのメモ帳に名前を書いた座席表がおいてありました。
浅尾(11)実行委員長のアイデアです。
約80名分を印刷、袋詰めするのは大変だったでしょう、きっと。


19:30に3年(11)浅尾実行委員長の宣言で興津会が始まりました。
マイクを持ち立っているのが、この日のすべてを取り仕切り、11ゼミ生と一緒に
準備を続けてきた浅尾です。

冒頭、私の簡単な挨拶のあと、興津会会長のOG(03)宮川(旧姓・佐藤)が乾杯の
挨拶。

その直後に、宮川からOG(04)井口へのサプライズプレゼント。先月、井口から
平野へと姓が変わったことへの実行委員が企画したサプライズでした。

その後、歓談。
OB(07)森が満面の笑みを浮かべています。総勢80名ほどで大変な熱気でした。

横に初心者マークをつけた集団がいます。これは2年生(12)です。
2年生はノンアルコールです。
そのことが周囲にもよく分かるようにしてくれとの私からの強い希望を、初心者
マークをつけるというアイデアで浅尾実行委員長が具体化してくれたのでした。
こうしていると、よくわかりますね。
次回かもこうした方法でやっていければと思います。
また2年生(12)は席がばらしてあり、上級生や卒業生と一緒になる座席配置になって
いました。
これは、興津会の趣旨が、つながりを生み出そうというものだったからです。
何もしないとつい同学年だけで楽しんでしまうものですが、せっかくの機会なので学年を
越えたつながりを生み出したということで、こうした座席配置になったようです。
浅尾実行委員長からは2年生に、積極的に話しかけることといった宿題もでていたはず。
果たして、この日、2年生はつながりを生み出せたでしょうか。


歓談が続いていた20:20頃、照明が一瞬消えました。
フラッシュモブが始まったのです。
3年(11)西口と小山が踊りだし、それにつられて11ゼミ生がみんな踊りだし、さらに
10ゼミ生の一部がそれに加わり、さらにさらに12ゼミ生全員も踊りました。

最後は総勢30名近くがフラッシュモブとして、AKB48の恋するフォーチュンクッキーを
踊ったのです。
最後は私も引っ張り出される形で(そういうシナリオで)、踊りに参加して、会場は
大変な盛り上がりをみせ、この企画は大成功でした。

 
フラッシュモブが終了した後、上田3年(11)ゼミ長が、フラッシュモブの趣旨を
説明してくれました。
常に新しいことに挑戦するガリラボですから、フラッシュモブという新しいことに
この場でも挑戦したのだとそういった趣旨だったかと思います。
実はこのフラッシュモブをやることは、事前には色々と議論がありました。
やる意味があるのか、あるいはやってうまくいくのかとかですね。
やってみないと分からないのですが、あえて挑戦した11ゼミ生の勇気が今回の
成功を導いたと言えるでしょう。
ただし、その要因には、事前に議論が巻き起こったからだというを特に11ゼミ生は
忘れてはいけません。
雨降って地固まったおかげで成功したのです。
周りを巻き込む力が少し不足している点は、自覚しておきましょう。
そのことがわかればもっと素晴らしいことができるでしょうから。


フラッシュモブが終わった後は、興津会恒例のクイズ大会。
3年(11)浅尾と小山の名司会で大変盛り上がりました。
クイズの回答者は私がくじを引いて決めていくというスタイルでした。

途中、この日が誕生日という4年(10)辛島にクイズの回答権が与えられ、
辛島が絶対に回答できる問題が出題され、見事正解した辛島には、バースデー
ケーキがプレゼントされるという粋なサプライズが行われました。

最後のクイズは私の学部の時の卒論テーマを当てるというもの。
4択です。回答権をもらったのはM1(12)大塚。
見事、外れでした。笑
次の回答権を得たのはOG(04)平野(旧姓・井口)。
空気を読み、外すつもりで答えたらしいですが、それが見事に正解。
iPod nanoをもらっていきました。興津会からの結婚祝いですね。


21:20にエンディングへ。
第1部のバレー大会、そして第2部の興津会の様子が写真によるリアルタイム
ドキュメント化されたムービー(写真は3年(11)藤村、菊野、編集は清田・上田)が
流れる中で、谷口体育実行委員長がお礼をいい、そして浅尾興津会実行委員長が
同じくお礼を言う。
実に素晴らしいリアルタイムドキュメンテーションでした。
リアルタイムドキュメンテーションの良い実例を見せてもらいました。感謝。

そして、最後はOB(05)山口がいつも如く締めてくれました。。。。

ポイントを3つに絞って。

 
・・・という話のその前に、卒業生全員によるサプライズ。
この盛大な興津会の企画を実行を一手に引き受けて頑張ってきた3年(11)浅尾に
卒業生からお花がプレゼントされました。
「絆(きずな)」や「ありがとう」の花言葉のお花をプレゼントしたかと思います。

もうひとり。山口のサプライズが続きます。

今回の興津会の企画を11ゼミ生全員でバックアップして行くような形に
もっていき、浅尾実行委員長を影で全面的に支えた上田3年(11)ゼミ長への
お礼でした。


上田がガリラボのコミュニケーションノートに残していたメッセージを読み上ながら、
特に次のメッセージ当たりでは山口の方が感極まって言葉に詰まっていました。
つられて、私も感極まってしまいました。


サプライズ後、上田ゼミ長がお礼の言葉をきちんと伝えています。
ゼミ生みんなすごくしっかりしているのです。
どうしてでしょう?


21:30 OG(08)矢田、0B(09)草原、4年(10)辛島、3年(11)谷口による
一本締めで興津会2013は終了しました。

一本締め!


並木坂ガーデンを出て、全員集合!


恒例の記念撮影。ガリフェス第1部バレー大会で作成したゼミフラッグを前に
約80名での撮影はすごいものでした。


記念撮影後も、みな名残惜しそうにあちこちに溜まっておりました。
22時前になってようやく最後の集団が上通りへと消えていきました。


11ゼミ生は全員が集合してクイックリフレクションをしているようでした。
一人一人、感想を話していました。
リフレクションもガリラボの恒例になりました。次につなげてくれるリフレク
ションにしてくれるものと思います。


解散前、この日一日頑張った11ゼミ生たちで記念撮影。
みんないい笑顔をしてますね。
(この写真は、私に見せたいと、この夜に3年(11)藤村が送ってくれました)


ご苦労様でした。
みんなでやる」を合い言葉に後期を始めた11ゼミ(ガリラボ通信2013/10/4)。
みんなでやった」ガリフェス2013は大成功でした。
 
 
今回のガリフェスのすべてを運営した11ゼミに向けて卒業生や院生から
メール等でお礼が届きました。
本人の承諾なしですが(いつものことなので許してくれるでしょう)、一部抜粋
する形で11ゼミ生に向けて紹介したと思います(順不同)。

OG(09)谷
ガリフェス、興津会お疲れ様でした!
今年もパワーアップした興津会ほんとに楽しかったです。
今回の企画、ほんとに盛り沢山で準備した11ゼミ生は大変だったと思います。
企画だけでなく、みんなでダンスの練習をするなど私には思い付かないことばかりで
ビックリさせられました!
来年は、在学生と卒業生でガリラボ10周年をお祝いしましょう。
 
M1(13)坂口
昨夜楽しい一日を過ごさせていただきました。フラッシュモブ、リアルタイムドキュメン
テーション等の手法が織り混ぜられたその名の通り大変興味深い、興津会でした。
OBOGとの繋がりを深める場でもあるのですね。
11ゼミ生に感謝します。
 
院OB(06)小松
昨夜はありがとうございました!
ガリラボはどんどん成長してますね!
私も皆さんに負けないように成長したいです。
 
OG(06)松尾
昨日のガリフェス、興津会はありがとうございました。
とても楽しかったです。参加して良かったです。
かなりの大所帯になっていたことと、後輩たちの企画力のすごさに驚きっぱなしでした。
あと、ぐっさんにも(笑)。
人を喜ばせるためにあれほど動ける方々を本当に尊敬します。
私も見習おうと心から思いました。
ガリラボにはスゴイ人たちばかりですね。
昨日は、良い刺激をたくさん頂いた素敵な一日でした。

OG(03)宮川(旧姓・佐藤)
最初は03ゼミ生と04ゼミ生で勝手にはじめた興津会が、こんなに大きな会になるとは
思っていなかったので、うれしく思います。
本来は、私たちが興津会を計画してしなければならないのでしょうけど、在学生には
本当に感謝しています。
ただ、在学生にとっては、イベント企画ということで負担が大きいかなとも思いますが(^^;)
毎年、それぞれの学年のカラーの興津会で、本当に楽しませてもらっています。
また、毎年、各学年1人は参加できているということも本当にすごいことだと思います。
この状態がずっと維持できればいいなと思っています。
 
OG(04)平野(旧姓・井口)
・・・色々考えたんです。この先このiPod(先生ずっと酔っ払ってiPadって言って
ましたけどね)を見るたびに昨日のことを思い出す→津曲ゼミを思い出す→カナダ
でも思い出す→津曲ゼミと繋がる。。。ツナガル?!
正に津曲ゼミのグローバル化ですね。きっと私にその一端を担えってことですね
コレは。「カナダから津曲ゼミに貢献しろ」と、そういうことだと勝手に解釈
しました。
神様っているんですね~。
ともあれ、昨日は本当にお疲れ様でした。個人的な事でお祝いしてもらって
恐縮でした。
ゼミ生にぜひともお礼を言っておいて下さい。楽しいひとときでした。
ただ、めんどうだからと言ってこのメールをそのまま展開するのはやめて下さい(笑)
(勝手に展開しました m(_ _)m  津曲)

OB(05)山口
今日は幸福で学びの沢山あった、最高の1日でした。
私は津曲先生のゼミで幸せです。
一生よろしくお願いします。
浅尾と上田は本当によくやりました。
同期のプロの企画した結婚式をも超えました。
想いや希望や笑いが沢山あった興津会でした。
ゆっくりと休まれて、卒論発表会に備えてください。
愛弟子より

OB(08)松永
年々盛大になっていく興津会が本当に楽しかったです。企画・運営してくれた
後輩たちに感謝したいです。
08生と会えるのが一番嬉しいんですが、先輩方とは普段会えないのでこういった
場がある津曲ゼミに所属できていることが本当にありがたいことだとつくづく
思いました!
また、企画のクオリティも年々上がってきていて、後輩たちの頑張りをみることが
できました。
あと、よく研究室に顔を出している(卒業生の中で出席率No.1だと自負しています)
からか10生や11生も僕のことを覚えていてくれて、びっくりしました!
覚えられているってのは嬉しいですね。
来年も参加します!

OB(07)森
11月23日のガリフェスと興津会では本当に楽しませて頂きました。
ガリフェスでは、久しぶりに気持ちの良い汗を流し、自分もまだまだイケるなと
実感することが出来ました。
また、興津会では、本当に年代を超えて交流が出来るように、ガリフェスの段階
からきっかけを作り、会場の席割りやクイズ大会と工夫が凝らされているのが
見て取れて、ただただ感心してしまいました。
本当にたくさんの話し合いを重ねてあの形を作り上げたんだと思います。
もしくは、昨年の反省が活かされているのかなと感じました。
私自身、社会人になって1年目の時はガリフェスには参加できたのですが、
興津会には参加できず、今年が初めての参加でした。
私が4年の頃にガリラボを作っていたゼミ生はみんな卒業し、まったく知らない
メンバーで作られていたガリラボでしたが、本当に個性が豊かで、また一人一人
しっかりした人が多いなという印象を受けました。
ガリラボという文化がどのような形で発展していっているのか、それを知るには
少し時間が短すぎましたが、カナダに比べたらだいぶ近い沖縄から、これからも
影ながら応援していきたいなという風に感じることの出来る会になりました。
来年は10周年の会ということで、自分も観客から乗組員になりたいと思いまし
たので、1年かけて素敵な贈り物を作っていけたらなと思っています。
とりあえず、大きなホラを吹いてみました。


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来年、10周年でまた再会しましょう!
10周年は在学生と卒業生とのコラボ企画ができるといいですねぇ。