12月12日の学生GP公開審査会に向けた初めての発表練習を午前中、
暖房のつかない道場で行いました。
個々人の卒論もある中でのかなり厳しいスケジュールですが、どうにかその
困難を乗り越えてきてくれています。
最初に発表する玉名Pチームの4年(10)森本、千々和、辛島。
いつもこういった発表は完成形しか下級生は見たことがないので、初回のまとまらない
状況を把握してもらおうと、3年生にも呼びかけました。
やってきたのはこの3人! 3年(11)清田、谷口、上田。 そうかと、なんとなく理解できました。
そうした3年生の前で発表するチーム繋の4年(10)石原、田中。
そして玉名Bチームの4年(10)吉村。
どのチームとも、さっと聞くと特に問題なさそうですが、よくよく見ていくと、
理屈が通っていない、パワポが聴衆に見せるものになっていないなど発表の
根本的な部分ができておらず、そういったところを指摘しておきました。
健全なホラを吹こう、はガリラボのスローガンのひとつですが、これは
自分たちがやってきたことを120%表現していこうという意気込みを表して
います。
ところが、今日の発表はあんなにやってきたことが理屈がしっかりしてないので
伝わらない、パワポも自己中心的なため他者にはわかりにくいなど、表現としては
厳しく採点すれば50%以下(不可ですね)だったかと思います。
3チームともに根本から考え直すよう指示しておきました。
発表という表現は、持っている材料を上手に料理することが求められるわけで、
素材の味を上手に引き出す腕が求められます。
その腕のことを「健全なホラ」と言ってるわけです。
なお、話しのついで、面接で落ちやすい原因などもこの場で話したのですが、
将来的にも求められるこの力を、こうした発表のトレーニングを通して向上させて
いってほしいと思います。
さて、見学に来た3人の3年生有志にはそのことは伝わったでしょうか?
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