2013年12月31日火曜日

12月/2013年のアクセス統計

昨日の「リサーチのススメ(ガリラボ通信2013/12/30)」の後半に書いた
過ちを素直に認めることに関して、2名の卒業生からレスポンスがありました。
ひとりはOB(08)松永です。似た言葉で、論語の
  過(あやま)ちて改めざる是(これ)を過ちという
を紹介してくれた後に、
  失敗を犯したら、どうにか誤魔化そうとするのが、新人です!笑
  素直にミスを認め、次にどう繋げるか! 
  これを社会人になって痛感しました
とメールをくれました。
もうひとりはOB(05)山口です。山口はガリラボ通信2013/12/30にコメントして
くれてますので、そちらをご覧ください。
ミスを素直に認める勇気と度量の大きさみたいなのを身につけていきたい
ものですね。

さて、本日で12月の最後、そして2013年の最後の日となりました。
ガリラボ通信の今月及び今年のアクセス統計をまとめておきたいと思います。

12月のアクセス状況です。学生GPの公開審査会や卒論発表会のあった頃に
たくさんアクセスされています。ピークは12月15日で615ページビュー(PV)
ありました。

今月のエントリー数は、今回を入れて44回で、現段階のページビューは
 8,828 PV/月 ( 285 PV/日 )
と月間のPVは先月より少し減ったものの、1エントリー当たりにすると
先月を上回っていました( 11月:179 PV/entry, 12月:201 PV/entry )。
ゼミ生の活躍の結果でしょう。

これまでのPV数の推移です。


今月よく読まれたエントリーは以下の通りでした。

ゼミ生へのお礼ガリラボ通信2013/12/15)がトップだったのには驚きました。
バースデーを企画してくれた3年生には感謝しかありません。この場にて、改めて
お礼を言いたいと思います。
上位は4年生(10)の発表会関係、3年生(11)が主担当する10周年事業関係、そして
2年生(12)の発表などでした。
全体のことでないチーム繋という単独のグループのことが上位に入っているのは
興味深いです。特殊の中に普遍性が含まれているのだということを教えてくれます。
何でも徹底していけば、それは多くの人に通じるものになるのだということを、
チーム繋は教えてくれました。
11ゼミ生以降のゼミ生が今後ガリラボで活動していく上で、目標にするべきチーム
であったと思います。


最後に2013年のことを簡単にまとめておきます。この1年間で、
 584 エントリー
ほど投稿しました。月や日当たりでは平均で
 48.7 エントリー/月, 1.6 エントリー/日
となります。2日で3エントリーほどのペースで投稿を続けたようです。
調べていませんが、毎日継続して投稿している気がします。それほど、ガリラボは
活発でネタがあるということだと思います。
卒論の添削をしているとゼミ生の多くがゼミを振り返って「大変だった」と書いて
います。
これは単なる「大変だった」ということではなく、良い意味での成長のための大変さ
だったわけで、それだからこそ、振り返りにおいてそうした言葉が出てくるのだろ
うと思います。
ガリラボは大変です。
でもその大変さは、嬉しい悲鳴という意味での大変です。
人は大変であるときほど充実し、振り返るとそれは楽しさになるものです。
充実してなければこんな明るい顔にはなることはないでしょう(ガリラボ通信2013/12/15より)。


ガリラボのゼミ生の活躍を描写してきたガリラボ通信はこの1年間で約8万ページ
ビューほど閲覧されました。1日当たり換算すると200PVほどです。
  77,608 PV/年 ( 6,467 PV/月,  213 PV/日 )
ゼミ生以外にもたくさんの方に閲覧されているものと想像しています。そういった
方にガリラボのゼミ生たちの活動が正しく伝わっているといいのですけど。
焦って投稿していることも多いので(誤字脱字もひどいときがあります)、その辺りを
少し心配しているところです。

ガリラボ通信はこれまで2,368エントリーほど投稿していますが、その中でよく閲覧
されているエントリーは以下の通りです。
今年のエントリーでほとんど上位が占められています。
興津会やガリフェスが上位であることは当然でしょうが、「ゼミ生へのお礼」が
2番目になっているのには驚きました。

 
時間不足から2013年全体を振り返る余裕はありませんでした。
代わりにといっては何ですが、(もし興味があればですが)各月のアクセス統計の
エントリー
http://garylabnews.blogspot.jp/search/label/統計
をご覧いただればと1年間をおおよそ振り返ることができるかもしれません。^^;
 
最後、駆け足になりましが、これにて2013年のガリラボ通信は終了に致します。
 
1年間、ガリラボのゼミ生諸君は「大変だった」と思います。お疲れさまでした。
また卒業生には私や後輩に対してたくさんの配慮や支援をしてもらいました。
この場を借りてお礼を言いたいと思います。どうもありがとうございました。
ゼミ生や卒業生以外にも、大学事務局の皆様、学生GPの連携先の皆様などには
ガリラボのことを陰に陽に支えて頂きました。この場を借りてお礼を申し上げます。

2014年も継続してガリラボゼミ生の活動を、このガリラボ通信というメディアを用いて
紹介していきたいと思います。
今後ともガリラボ及びガリラボ通信をよろしくお願い致します。
 
皆様、良いお年を!
 


水の国ビデオコンテストのTV放送

大晦日の今日、TKU水の国ビデオコンテストガリラボ通信2013/10/2)の放送が
あったようです。


仕事をしていましたら、放送が終わった頃になって在学生や卒業生のツイートにて
気づきました。その時の感覚は、「オーマイ、ガー」でした。
誰か録画しておらぬかとツイートしましたら、4年(10)吉村がすかさず反応して
くれました。
年があけて、4年(10)吉村の録画を見させてもらおうとかと思います。

改めてTKUのホームページを閲覧してみました。審査結果と入賞作品の映像が
アップされてました(こちら)。

 
最優秀賞に輝いたでこぼこフレンズの作品「奏(かなで)」の紹介。


以下、他の入賞作品群です。

 

でこぼこフレンズについてはたぶん今回のガリラボ通信でお届けするのが最後に
なるのでしょう。よく頑張りました。
偶然ですが、録画していた小田和正さんのクリスマスの約束2013を見ていて、
「奏(かなで)」という曲が存在することを今日知りました。
なんという偶然でしょう。
そんなに日にTKUで放送があったんですから・・・セレンディピティ! ^^;
 
 
なお、メンバーの一部は「ミニッツメイド」という新しいグループで、新たな動画づくりに
挑戦しています(ガリラボ通信2013/12/5)。
休みに入っても、Googleドキュメント上で企画について活発な議論を行っています。
私も毎日その議論の様子を見ています。
大晦日も、そしてたぶんお正月もこのチームのアイデア出しの作業は継続するでしょう。
そこまでやるわけです。
今度もきっと良い方向にいくものと信じています。
だって、良いものを生み出す秘訣の一つは「妥協しないこと」ですから。


  

2013年12月30日月曜日

リサーチのススメ

今年も残すところ後2日となりました。
越年阻止を決意し、手元にある今年の仕事は全部終わらせようと、早朝より
PCの前に座り、卒論の添削作業その他に立ち向かいました。

卒論については提出している4人分(約10万文字ほど)の添削を終えました。
どれも文章はしっかりしていて、首を傾げるところは少なかった。
いつも厳しいことを言ってきたからでしょうが、そして周囲と切磋琢磨してきた
からでしょうが、ちゃんと読める文章でした。
読める文章と言うことは、つまり、伝えたい意図がきちんと伝わるということです。
意外とこれは難しいことですが、年々、ガリラボのこの辺りの能力は向上している
ように感じています。
これは、前年までの卒論などをきちんと自分たちでフォローして、巨人の肩の上に
乗ってきているからでしょう。

ただあえて、欠点を言うならば、自分がやっている分野の先行研究について、
論文のリサーチをしておらず、文献の引用がかなり不足している点です。
現在だとネット(CiNiiとか、Google Schalorとか)でいくらでも文献は検索し、
読めます。私が学生の頃からすると夢のようなことです。
だけども、そんな夢のテクノロジーをあまり活用していないんですよね。
残念なことです。
リサーチ力がちょっと弱い。
これは卒論に限らず、企画しないといけないゼミ活動一般で感じることです。
 
ネットはみんな十分に使っているはずです。
しかしどうもその使い方は限定されているようで、未知の領域を自発的に
リサーチするまでには至っていないように感じます。
 
自分の興味だけでなく、それ以外についても積極的にリサーチしていると
自分の幅が広がっていくことになるでしょう。
自分の平凡な脳みそだけに頼っていてもですね・・・
それでは成長は限定的です。
利用できるものは全て総動員して利用していくことが賢明だろうと思います。
 
リサーチが比較的うまくいっているゼミ生の卒論ほどレベル(質)が高い。
添削しながらそう思いました。
 
・・・・・

先日(2013/12/19)、@InsideCHIKIRINさんの次のツイートを知りました:

  人を滅ぼすのは、最初の失敗じゃない。その失敗を誤魔化したり、
  隠そうとしたり、責任を逃れようとする、最初の失敗への対応策の
  失敗=二番目の失敗こそが、致命傷となるのです。
  あたらしく社会人になる人はこのことをしっかり覚えておいてね。
  https://twitter.com/InsideCHIKIRIN/status/413547798861463552

大切なことだと思ったので、ここでも紹介します。
要するに、謙虚でありなさいということだと思います。
自分が自分がと自分だけの能力だけで進むのではなく、謙虚な気持ちになり、
他者の意見を素直に聞いていくことが重要ではないかと思います。
そしてそのことは、リサーチという行為の本質にも繋がっているように感じ
ないでもありませんが、どうでしょう。
ちょっとこじつけですかね。笑


2013年12月29日日曜日

気配りに接して

本日は朝から自宅におり、ゼミ生との直接的な関わりはゼロでした。
朝から夜まで自宅で過ごすのは、記憶にないほど久しぶりで、恐らく9月以来
ではないかと思います。
後期に入り、ウィークデーだけでは処理できず土曜日は朝から大学で仕事、
さらに日曜日は仕事ではないですが、午後から大学(テニス)でしたので、
ほぼ自宅で過ごすことはなく・・・。
ただ、そんな忙しいふりをしていると、リトルミイに
  忙しい忙しいって言う人いるじゃない。きっと頑張っているわねって
  褒めてほしいのよ。だからこう言ってあげたほうがいいわ。
  時間の使い方が下手ねって。
とグサリと皮肉を言われそうなので、余り言いたくはないのですけど・・・。
当たっているだけにきついですから。笑
 
さて、直接的な関わりはありませんでしたが、一昨日のガリラボ通信2013/12/27で、
12ゼミの会議内容について
  その他も色々と決めましたが、残念ながらこの時間になると、何が決まった
  のか、すっかりと忘れてしまいました。orz
と書いていましたら、2年(12)坂本からすかさずメールがビューンと飛んできて、
ガリラボ通信で僕が内容を忘れていることに関して、2年(12)ゼミ長田中と話し合
ったようです。そして、会議内容の詳しい議事録と共に、次のメッセージ
  メールが遅くなりすみません。先ほど田中との話し合いで
  12ゼミ会議の内容は私がまとめて先生に報告するようになったので
  これからよろしくお願いします。
が添えられて送られてきました。
驚きせんか。
まだ2年生。なんという気配りでしょう。

気配りについては、3年前のガリラボ通信2010/5/16で少し詳しく触れています。
詳しい話は、ぜひともそちらを読んでほしいのですが、一部だけ、引用しておきます。
気配りのできる人って、
 (1)情報収集力、キャッチする力が優れている。
    つまり、周囲の状況をよく観察していて、小さな変化もつかまえる優れたアンテナを持っている。
 (2)その情報を分析・処理する力が優れている。
    キャッチした情報から、その状況をさっと分析・処理して、何が必要かをはじき出す力がある。
 (3)行動力がある。
    必要なものごとをはじき出した後、それを実践する力を持っている。
といった能力が優れているということです。
田中と坂本の二人はこれらの能力に秀でているのでしょう、きっと。
こうした能力は、年齢を重ねて行けば自動的に身に付いていくものではありません。
(身に付かない実例はいくらでもあります。私自身もその一例だと自負しております)。
3、4年生であっても出来ない人はまったくできない。
少なくとも自己中心的発想(=子どもの思考)のままで気配りというのは不可能です。
他者の視点に立って初めて気配りは可能だからです。
そういった気配りには、大学入試とか、通常の授業で計られるGPA的なリテラシー
能力がある程度は不可欠ですが、しかしそれだけでは不十分で、それに加えて高い
レベルのコンピテンシー能力が必要不可欠となります。
二人は、こんな能力を、今の段階で、どこでどうやって身につけてきたんでしょう?
非常に興味深いところです。
それが分かれば、ガリラボでも、カリキュラムを作り、ゼミ生にその方面の能力
育成を行うのですけど。。。^^;

これまでもガリラボには学生時代から、優れた気配りが出来る人がいました。
瞬間的には、03菅原、04井口などを思い出します。
こうした先輩たちに匹敵するようにも感じるんですよね、二人は。
こう書くと、プレッシャーに感じるかもしれません。
しかし、これからもそうした能力を自然体のままで継続して発揮してほしいと
思っています—自分の能力をこれからさらに向上して行くためにですね。

他者のことを考えていくことで、(それがリフレクションになって)自己を鍛錬
していく。
そんなことが継続してできるとずいぶんと成長できるでしょうね、きっと。
 





2013年12月28日土曜日

ガリラボ御用納めの日:卒業生との打ち合せ

御用納めだった昨日(2013/12/27)に卒業生がやってきました。
OB(05)山口です。
来月(2014/1/24)のキャリア形成論において「卒業生による白熱教室」を実施する
予定なのですが、帰省がてら、その段取りについて打ち合わせに来てくれました。
基本的に、今回の計画はほぼ山口に任せています(決して、丸投げしているわけでは
ありませんので・・・笑)。

白熱教室を演出する授業プランはおおよそ固まりました。
サポートチーム(音響、マイクアレンジ、接遇)との連携の仕方も確認しました。
さらに、配布資料の一部に次の資料を使いたいと山口が提案してきました。
他の資料と一緒に1年生に配布する予定です。
これらも白熱教室を演出する道具のひとつとなっていくでしょう。

居合わせたゼミ生に音響に関するところを説明する山口です。
二つの映像(GIFT,GLEE)を使う予定です。


山口からのお土産です。かまぼこが大人気のようでした。が、私が一番
気に入ったのは・・・・


これ(↓)。

青いバラを初めて見ました。
深い色合いに、神秘的なものを感じ、非常にきれいでした。
花言葉は「奇跡」「神の祝福」「夢叶う」だそうです。
ガリラボのテーブルに飾っています。
この花言葉通りのことがガリラボのゼミ生に訪れることを願っています。


破顔一笑。OB(07)森です。
沖縄から空港についてそのままガリラボに顔を出してくれました。
ちんすこうをお土産に。
1時間以上、周囲のゼミ生に向けて爆笑トークをやっていました。

森が持ってきたもうひとつのお土産! シーサーです。
10周年に向けて頑張っているガリラボのみんなのための魔除けだそうです。
ガリラボの書棚の上に飾っておきました。
来年はシーサーが我々を見守ってくれると思います。


山口(05)と森(07)のランデブー。二人は、一緒にガリラボを後にしていきました。
ガリラボの卒業生の中では有名人の二人です。
一緒にいるだけで話題になりそうです。^^


2人が19:30頃にガリラボを後にして、2013年のガリラボも御用納めとなりました。
たくさんのことがあった2013年でした。
皆さん、お疲れさまでした。


ユッカ青いバラのツーショット。

ユッカからリトルミイが顔を出しています。
リトルミイからの適切な皮肉が当たらないよう、きちんとした立ち振る舞いを
やっていきましょう。
 

 

2013年12月27日金曜日

ガリラボ御用納めの日:Job's勉強会・12ゼミ初会議・大掃除・ミニッツメイド復活劇へ

朝、通勤時にこんな花(?)をみかけました。夜CAFEのところです。

クローズアップ。これは何でしょう??


さて、今日が学生たちにとってガリラボでの御用納めの日となりますが、最終日に
関わらず、チームJob'sは勉強会。次のテキストを使っています。

9:00~12:00までみっちりと勉強し、インプロについての理解を深めました。
参加者は3年(11)藤本、上田、2年(12)坂本、田中、尾堂です。


13:00からは12ゼミ幹部を集めての記念すべき初ゼミ会議。
集まったのは田中ゼミ長、坂本・森副ゼミ長、村上会計長です。
幹部で、新しいゼミの運営体制について打ち合わせました。
その他も色々と決めましたが、残念ながらこの時間になると、何が決まったのか
すっかりと忘れてしまいました。orz

ゼミ会議終了後、4年(10)辛島から会計のノウハウを聞く12ゼミ会計担当の村上です。
年が明けたら、予算計画を作ってくるので見てほしいと早速話しておりました。


午後になって大掃除。
道場の掃除やクリスマスツリーの片づけをやってくれました。

片づけ中の風景です。ツリーの足元に使われていたカバーを使って、なにやら
余計なことをやっている連中もおりましたが・・・(パワハラ? 笑)

とりあえず、楽しそうでした。

 
 
夜になって、熊本市動画コンテストに参加するチーム「ミニッツメイド」の企画案を
リーダーの2年(12)田中から聞きました。
一通り聞いて、コンセプトが何なのか、何を伝えたいのか、まるでわからない。
全否定しておきました。
すべて白紙。可哀想ですが、ドン底に突き落すことにしました。
が、それは復活劇を期待してのことです。
ミニッツメイドには、これから、Project Xの世界が待っています。
ドラマの始まりです。
正月の間、知恵を絞ってほしい。
そのためのアーキテクチャを整備しておきました。
もう逃げられません。
地上の星を聞きながら、頑張りましょう。笑
 
 

第3回チェンジラボ@姫戸中

昨日(2013/12/26)、第3回目のチェンジラボをM1(13)坂口が姫戸中学校で行いました。
今回も記録係として4年(10)吉村を随行させました。

13:00から関係の皆様が集まり、チェンジラボが始まりました。
前面のホワイトボードには、チェンジラボのツールとしてのミラー、モデル、アイデアが
掲示されています。
そして右奥にビデオカメラ、その傍にボイスレコーダーを配置し、そして雰囲気を記録
していく記録係り(吉村)がおります。


以下、チェンジラボの最中の坂口の様子です。




 
今回は万全の体制で、第1、第2の刺激を準備し、層状の形成的介入を考えて
臨みました。
しかしながら、やっぱりチェンジラボは難しいということを今回も味わいました。
本日、午後、坂口とリフレクションを行いましたが、第2刺激であった概念の提示が
弱かったようです。
一時、拡張していくようなアイデアも出ていたのですが、それをうまく会話全体の
中に取り込んでいくことにも失敗していた。
振返るとそれがわかるのですが、その場ではなかなか難しいものです。

坂口、私ともにチェンジラボには時間がかかることを認識し始めております。
加速していく方法論を確立しなければと思います。

坂口は、今回のチェンジラボの会話分析が冬休み中の宿題となりました。
ノットワーキングの術語を用いて、今回の会話を詳細に解析していくことになります。
非常に大変な作業になると思いますが、今後の発展を考えると不可欠です。
休み明け、興味深い分析結果が出ているのを楽しみにしておきたいと思います。
 
  

2013年12月26日木曜日

樅の木となったユッカ~Xmasの演出?

ガリラボに出てきたら、テーブルのユッカが樅の木となりクリスマスが演出されていました。
かなり鍛えられますね、ガリラボでは(虐待にも見えました笑)。
次は、門松に仕立て上げられているかもしれません。

 

お土産。
学修評価室の石川さんからだそうです。
名古屋? 11月の出張ではなかったですかね?

 
本日は、上天草の中学校でチェンジラボをM1(13)坂口が行います。
そのため私もこれから上天草へ。
ということで、ガリラボは本日は一日閉鎖です。


2013年12月25日水曜日

ラーニング探求塾生の共通因子

今年最後のラーニング探求塾について、昨日のガリラボ通信2013/12/24で紹介しました。
塾は、1月以降の開催予定が昨日決まりましたが、しかしいったん3月でいったん塾は
解散となるでしょう。
多くの塾生それぞれが4月より新しい環境へと移っていくからです。
現在の院生3人(大塚、坂本、坂口)はそれぞれ大学から離れますし、黒田さん、
平野さんだって移動がないこともないでしょう。
そういう状況から、恐らく、そのまま継続ということはないと予想されます。
ということで、現塾生では3月がフィナーレとなります。^^

ところで、現在の塾生にはひとつの共通点があります。
ほとんどが大学院の卒業生、院の在学生、院への進学が決まった人、院への進学を
考えたことがある人など「大学院」が共通因子になっているところです(3年(11)清田も
そうかは不明。何にでもとりあえず例外はあります。^^)。

偶然でしょうか?

学生だけでなく、社会人にも、というか学生以上に社会人には成長が要求されます。
それは、知識が重視されるものの、その当の知識が高速に陳腐化していく現在及び
これからの知識基盤社会を生きているからです。
このため、多くの社会人が学びの機会を求めているはずです。
 
さて、それではどういった機会を求めるとよいのでしょう?
すなわち、社会人の成長のための学びにおいては何が重要なのでしょうか。
それは会社内といった同質な中での学習だけでなく、異質な他者あるいは異質な分野に
おける「越境学習」が大切であることが指摘されています。

だけどですね、人って、越境してまで学習することはしませんよね、おおよそ。
だって面倒ですから。
あるいは、必要性を感じない、それとも感じても現状から一歩を踏み出していく
勇気(大変さに立ち向かう勇気)が不足しているからとか、そういったことも理由
かもしれません。
だけど、現代の知識基盤社会は、今まで以上に、社会人には継続的に多くを学んで
いくことを要求します。
そういったときに、学びから逃走する面倒くさがり屋や必要性を感じないとかいう人は
もちろんのこと、一歩を踏み出す勇気を持たないという人たちも、将来的になかなか
厳しい状況を生み出していく可能性が高いのかもしれません。

その点、ラーンニング探求塾に関わっている人たちは、成長への欲求を持ちつつ、現状
から一歩を踏み出す勇気を持ち合わせている人たちです。
だって、それはすぐにわかります。
仕事を終わってそれから1時間以上かけて大学にやってくる社会人、単位などとは全く
無関係であるのに夜遅くまで残り議論に加わる在学生たち。
その上に、それぞれが予習してくることを事務局から要求されているのですから。
なんとなくという程度では当然ですが継続できません。
そこには強い意志が必要です。
この人たちが共通に持っている強い意志が、大学院という共通の記号(サイン)となって
表れているのかもしれません。
学部卒と大学院卒では、就職していく先にそれほどの違いはないだろうと思います。
だけど変化へと向かう意志、またそのための駆動力という直接的には目には見えない
部分で大きな違いある。
M2(12)大塚が就職先を決めたとき(もう一人のM2(12)坂本は本日正式な内定がでました。
でかいクリスマスプレゼントでした。拍手!)、
持っているスキルを武器に、その会社で新しい分野を切り拓く努力をしなさいと
話しました。
そんなに大きくない会社ですから、会社自体を変化させていく駆動力になって
いきなさい、と。
そして熊本で一番に特徴のある会社にしていきなさい、と。
院生の大塚だからそういうことを話しました。
もちろん、そうしたことは、与えられたノルマをやった上でのことですけど。
やることをやってないで、新しいことをやっていると周囲から良く思われませんので、
結局その新しいことを続けることが難しくなります。
 
新しい分野を切り拓いていくのは学びとセットです。
学んで、自身を変化させ続けないといけない。
ただし、その変化への意志はひとりよがりになってもいけない。
人は一人では仕事はできないわけで、他者との協力・協調が不可欠ですから。

人って、協力すると豊かになれるのです。

これに関して、昨日のラーニング探求塾でも紹介した、クリスマスに相応しい次の曲を
紹介します。


最近この映像を知り、初めて見たときには驚くのと同時に非常に感動しました。
複数の男性が、たった1台のピアノから様々な音を取り出し、それで美しい
音楽へと昇華させているのですから。
人は、協力できたとき優れたパファーマンスを発揮し、それが豊かさを生み出すことを
教えてくれる映像ではないかと思います。

変化への強い意志、そして他者と協調していくこと、それで新しいものが生まれ形に
なっていくようです。

ある人から大学院のことを聞かれたので、福岡からバスで戻りながら、ひとつの解答を
考えていたら、今日はこんなガリラボ通信になってしまいました。
院生を中心的話題にして書いてきましたが、もちろん学部卒の人でも、変化への
強い意志を持つ人も当然ながらいるとは思います。
しかしながら、その比率は当然ながら院生の方が遥かに多い。
 
以上、バスの中で揺れながらなので、読み返すと内容も揺れているでしょうし、
誤解を招きそうな部分もあるかもしれません。
が、直す時間が私にはありません。
どうぞ、それぞれで好意的に解釈してください。
 
現在のラーニング探求塾は、多様な年齢の人が混ざり、上記ピアノ演奏のような
創造的実践をしていたように思います。
それがさらに、次の世代のラーニング探求塾として生まれていくとき、新しく
脱皮した塾では、さらに創造的な実践に向かうといくことになるでしょう。
私が思っているのは、特にその場では、社会人と学生とが対等に、互いを尊重しつつ
学び合うことで化学反応を起こしていく、
そんな学習環境をデザイン出来るといいなと思います。
そんな環境についての研究をやっても面白いかもしれない。
チームJob'sというチームは、学生と社会人のコミュニケーションをテーマにしている
わけですが、それは両者が化学反応を生み出す場のデザインにつながっていくの
かもしれません。
 
  
今日はクリスマス♩。
にもかかわらず、私は本日も福岡でした。
帰りがけ、天神の警固公園で撮ってきた写真です。たくさんの人でした。



クリスマスのせいでしょうか、混んでて、帰りのバスは2時間ほどかかりました。orz
今年度最後の福岡往復。疲れました。
明日はチェンジラボで上天草です。



 

2013年12月24日火曜日

ラーニング探求塾~Xmasバージョン

私は今日は一日休暇でした。
午前中、免許更新に出かけており、ガリラボがどうなっていたのかは不明でしたが、
どうも映像制作チーム「ミニッツメイド」(2年(12)田中、坂本、4年(10)石原、吉村)や
MORE(2年(12)尾堂、田中、坂本)などが打合せをしていたようでした。
午後、ガリラボに顔を出してから、双方から詳しい話を聞きましたが、それぞれに
進展しているようです。
4年生は卒論をやっているようでした。
あっ、そうでした。
4年(10)田中ゼミ長が卒論を完成させました! 一番乗りです。拍手。

午後、田中ゼミ長所属するチーム繋の連携先の熊本空港ビルディングの樫山さんと
伊藤さんが顔を出され、次のカレンダーを持ってきてくださいました。
いやー、1月から早速素晴らしいほどに美しい夕日と飛行機の写真でした。
ガリラボのドアに来年も貼っておこうかと思います。

 
 
今夜は19時より久しぶりのラーニング探求塾。塾生全員揃って、今回から「ワークショップ
デザイン論」をテキストに勉強会を行いました。
参加者は院OB(06)黒田、玉名市の平野さん、M2(12)大塚、坂本、M1(13)坂口、4年(10)吉村、
3年(11)清田、藤本、そして私の9名。
前半はテキストの1章の各セクションをチームに分かれてディスカッションした後に、それ
ぞれのチーム代表が担当セクションについて解説を行う学習方式でした。

そのファシリテーターはラーニング探求塾事務局長の4年(10)吉村。
不慣れで怪しげなファシリテーターながらも、なんとか舵取りをして、無事にテキストの
1章を終わらせました。消化不良気味でしたが、今後にとって非常に重要な意味を持つ
章であったと感じました。創造的学習を促すワークショップのあり方について今後学ぶ
ことができるようでので、ワクワクします。
最後の振り返りの際、次回以降で実際にワークショップを自分たちでデザインしながら
理論を確認していこうということになっています。
それについても非常に楽しみです。まさにラーニングの探求です。この塾に相応しい
のではないかと思います。


前半の勉強会終了後は、今日はクリスマスイブでもありますので、クリスマス会
探求塾メンバーで開催しました。
色々なものをみんな持ち寄ってくれてました。

持ち寄ったものを食べながら、各人が個人及び探求塾に関しての反省と次への
期待を、それぞれ独自の曲をBGMに話していくという語りのコーナーがありました。
事務局長が全員分を記録していましたので、塾生の語りが次の探求塾のデザイン
に生かされるものと思います。
 
語りのコーナーが終わってから、プレゼント交換会。くじで交換相手を決めました。

大塚がもらった藤本からのプレゼント。包装が凝ってました。藤本によるオリジナル
だそうです。さらには、メッセージも手書き! 
清田の包装も凝ってました(写真は撮ってませんが ^^;)
ガリラボのゼミ生はやはりこうしたちょっとした工夫をするという面が鍛えられています。


最後は清田の一本締めで、2013年のラーニング探求塾を終えました。


次回予定は2014/1/23です。
 

2013年12月23日月曜日

知識は学びの機会を放棄させる?

いつ以来か記憶にないほど久々に、休日に車で出かけたのですが、阿蘇山頂は
ご覧の通りの雪景色でした。晴天だともっと奇麗だったのに違いありません。


さて、外出も久々でしたが、今日は久々にガリラボとも全く無縁の一日でした。
365日の内で、どれぐらいでしょうか、ガリラボのことを考えない日は。
両手、いや、ひょっとすると片手ぐらいで済んでしまうかもしれません。

ガリラボと関わっていると色々な学びがあります。
学生たちと話していると、この年齢になると分からない多くのことを体験
しているからです(もっとも学生自身がその体験を自覚できていない場合も
多いのですけど)。
そうした話を彼らから引き出せるとハッとすることが多く、見知らぬ世界を
見た気分になります。

ガリラボでは社会人と関わることが多いので、社会人の方が学生と接する
機会を見ることが多いのですが、たまに学びの機会を放棄されている社会人に
出会うことがあります。
学生たちはこれから新しい文化を生み出して行く主役です。
その役割は絶対に大人ではありません。
彼らの感性の集合体が、未来の新しい社会を形作っていくはずです。
学生の持つそうした潜在的価値にはなかなか気づけないのですが、しかしせっかく
新しい知識が目の前にあるのに、それを見ようとせず、目の前にある新しい時代
の空気について学ぶ機会を放棄している大人が一定程度おられます。
原因は、持ち合わせている豊富な知識のせいかもしれません。

将棋名人の故・米長邦雄さんは、将棋界で一定の地位を獲得した後も、新しく
生まれて来る将棋のスタイルを学ぼうと若手棋士を師匠とし、若い人たちとかか
わり合い、新しい将棋のスタイルを学んでいかれている様子を、以前にテレビ番組で
見た記憶があります(うろ覚えですので、正確かどうかは不明です)。
その米長さんが次の心得を残されています。
面白いですね、特に3番とか。吹き出してしまいました。


3番目はとりあえず置いておきますが、年配の人は「威張らない」「お説教しない」と
いう原則をなかなか守れない。
それは、ついつい、自分が持っている知識が邪魔をしているからではないでしょうか。
知識は本来何か新しい事態に立ち向かっていくためのものですが、気をつけていないと
それがよくない形で作用してしまう。
勉強した結果、一定程度の知識を持つと、その賢さのせいで周囲に物足りなさを感じる
傾向があります。
だけど、その感覚は間違っています。
学ぶことは誰が相手であれ、おそらく山ほど(無限に)あるはずです。
だけど、知識を使用価値でなく交換価値的に捉えてしまうと、知識は人を学ばせない
道具として作用してしまう。
他者が持っている多様な情報を、知識が、遮蔽してしまう。
知識とは、そんな性質を持っている。
気をつけないといけないなと思います。
 
米長さんの凄さは、名人位について極めて高度な知識を身につけられたはずですが、
それが邪魔することなく、若い世代の持つ新しい知識に向かっているところです。

この問題は、年配者だけが陥ってしまうものでもなさそうです。
若くても、持っている知識を過信し、それに安住してしまうこともありそうです。
そうなると、若くても学びをやめてしまうこともあるのではないでしょうか。
知識を過信しないこと、謙虚であること(ガリラボ通信2010/9/15)、他者という
存在に畏敬の念を持つことが学びを起動するのに重要ではないかと思います。

かなり久々に阿蘇の山々を見て、凛とした寒さの中、畏敬の念なる言葉を想起し、
今日はこんな話題になってしまいました。


2013年12月22日日曜日

カタツムリの速度で動いてきたチーム繋が示したこと

12月21日に福岡工大にて多様な取り組みを行っている九州沖縄23大学の
学生たちが集まり、成果発表会が行われました。

熊本県立大学からは学生GP制度で地域連携型卒業研究に取り組んだチーム繋の
4年(10)石原と田中に参加してもらいました。
9:50研究室を出発!!

水前寺駅着。10:15頃のJRで熊本駅に向かいます。

駅では、二人して行儀よく列を作り並んでおりました。ガリラボのゼミ生は
マナーがいい。^^;

熊本駅で待ち合わせの時間が少しあったので椅子に座って待っていたら、、、

あの人に非常に似ている人に遭遇。石原が見つけたような・・・
遠目から正面から見たときには、追いかけて来たのではないかと思うほど似ており、
3人で爆笑してました。

11:01の新幹線さくらで福岡に向かいます。


13:00より福岡工大C棟にてオープニングセレモニー。

冒頭挨拶は福岡工大学長の下村先生でした。4年(10)辛島がぼりぼり食べていた
「あの」クッキーを持って来てくださった方です。^^

 
23大学の学生グループが3つの分科会に分かれて発表します。
石原と田中は第1分科会「先進的授業の取り組み」で発表を行いました。 
第1分科会の会場です。直前に二人でパワポの確認をしております。

司会の先生に、熊本空港の夕日と飛行機の写真を背景にした名刺を渡し、
アピールをしておりました。


発表前、余裕の田中。この日、ずっとこんな感じでした。


第1分科会の7大学中6番目に発表する石原と田中。発表は熊本空港と
連携して取り組んできた利用者インタビューから抽出した空港の課題と
新たな提案そしてこの大きなプロジェクトを自分たちでどうマネジメント
してきたのかを発表しました。

真剣な石原。

そして同じく真剣な田中。


名刺に使っていたシーンをバックに10分間の発表を終えました。


質疑やコメントにおいて、二人の発表は絶賛されていました。
目標設定やそこに向かっていく活動のデザインなど見事です、と。
さらにはほんとに自分たちで全部やったのかという声も聞かれたほどに
素晴らしい発表であったと思います。


全ての発表が終わり、第1分科会の参加者全員で記念撮影。

絶賛されていた石原・田中の発表は、私から見て(バイアスがかかっている
でしょうけど)、内容的に群を抜いていました。
たぶん他の多くの人がそう思ったのではないかと推測しています。
内容と発表の完成度のレベルが、他と比べて全く違っていましたので。
ただし、惜しくも(ほんとに惜しくも)評価は1位ではなかったようです。
熱い思いで発表していた別の大学の2年生チームが1位だったようです。

なお、ある国立大の4年生も卒論的なことを発表していました。
この発表と石原・田中の発表を聞き比べると、ガリラボの学生たちが質的に
かなり高いレベルにいることがわかりました(まるで違う次元にいます)。
 
18:30過ぎ。昼間は、一時、雷が鳴り激しい雨が降っていましたが、このときは、
雨も上がっており、明るく、福岡工大のキャンパスを後にしました。


帰り着くのが遅くなりそうだったので、何か食べようと思い、博多駅新幹線構内で
「駅弁」を探したら、なんとこの時間帯はほとんど売り切れで残っていませんでした。
まだ19:00過ぎだったのですが、人気あるんですね、駅弁というのは。
仕方なく(?)、ひとつだけあったレストランに入って、この日の慰労会を兼ねて
3人で静かに夕食をとりました。

 
20:07の新幹線さくらで熊本に戻りました。
長い1日でした。最後まで(私には)趣旨がよくわからない発表会でしたが、そう
いったものに文句も言わずついて来てくれて、二人には感謝のしようもありません。
この場を借りてお礼を言いたいと思います。


ここまで書いて思いました。
二人の発表は、昨日のあんな場所での発表よりも、これから卒論や色々な
プロジェクトをやっていくゼミ生初め一般の学生に聞かせるべきだな、と。
優れた成果を上げるには、一発屋でなく、息の長い活動を継続してやっていか
ないといけないことを教えてくれる非常にいい例だと思いますので。
チーム繋は、派手でない静かなチームだったので、卒論が本格的に始まった
6月頃は、出遅れているように感じることもありました。
しかし、そうではないんですね。
やっぱり静かに着実に動いていくことが優れた善き成果に結びついて行く。
カタツムリの速度で動くことを実践していたチーム繋は、そうした実践は善きことに
繋がっていくことを教えてくれます。
ところで、「善いことはカタツムリの速度で動く」という言葉は、2012/9/5の講演で
知りました(ガリラボ通信2012/9/5)。
その時のガリラボ通信を見ればわかりますが、講演を真剣に聞いている田中が非常に
印象的でした。
夏休み中であったのに関わらず、わざわざ聞きにきたあの時の講演がこうした形で
実を結んだのかもしれませんねぇ。
善きことが見えるようになるには、ほんとに時間がかかるものです。

もうひとつ大事なことを。
リトルミイの言葉に
  迷わないことが強さじゃなくて、怖がらないことが強さじゃなくて、
  泣かないことが強さじゃなくて、本当の強さって、どんなことがあっても、
  前をむけることでしょ。前をね。
というのがありました(ガリラボ通信2013/12/17)。
前を向いて行くそうした強さを持っていたのがチーム繋の石原だったのではないで
しょうか。
9ヶ月という、学生から見ると非常に長いプロジェクトを常に「前に」と引っ張って
いきました。
それも静かで知的なリーダーシップ(ガリラボ通信2013/12/3)によって。
まだこの後にも、1月に空港ビル向けの報告会を計画しているようですが、とりあえずは
一区切りついたということで、ご苦労様でした。
帰りの新幹線さくらにて
  

 行きに、お弁当を3つ持参して行ったのですが、二人から手渡された紙袋の中に、私の家内宛の
 お礼状が入っていることに翌朝気づきました。危うく紙袋のまま捨てるところでした。
 気づいて良かった。
 細やかな気配りに感心しました。ずっと一緒にいたのですが、いつの間に書いたのでしょう?
 こんな人たちだから、前に進んでいくリーダーシップを発揮できたのでしょうね。