2013年12月29日日曜日

気配りに接して

本日は朝から自宅におり、ゼミ生との直接的な関わりはゼロでした。
朝から夜まで自宅で過ごすのは、記憶にないほど久しぶりで、恐らく9月以来
ではないかと思います。
後期に入り、ウィークデーだけでは処理できず土曜日は朝から大学で仕事、
さらに日曜日は仕事ではないですが、午後から大学(テニス)でしたので、
ほぼ自宅で過ごすことはなく・・・。
ただ、そんな忙しいふりをしていると、リトルミイに
  忙しい忙しいって言う人いるじゃない。きっと頑張っているわねって
  褒めてほしいのよ。だからこう言ってあげたほうがいいわ。
  時間の使い方が下手ねって。
とグサリと皮肉を言われそうなので、余り言いたくはないのですけど・・・。
当たっているだけにきついですから。笑
 
さて、直接的な関わりはありませんでしたが、一昨日のガリラボ通信2013/12/27で、
12ゼミの会議内容について
  その他も色々と決めましたが、残念ながらこの時間になると、何が決まった
  のか、すっかりと忘れてしまいました。orz
と書いていましたら、2年(12)坂本からすかさずメールがビューンと飛んできて、
ガリラボ通信で僕が内容を忘れていることに関して、2年(12)ゼミ長田中と話し合
ったようです。そして、会議内容の詳しい議事録と共に、次のメッセージ
  メールが遅くなりすみません。先ほど田中との話し合いで
  12ゼミ会議の内容は私がまとめて先生に報告するようになったので
  これからよろしくお願いします。
が添えられて送られてきました。
驚きせんか。
まだ2年生。なんという気配りでしょう。

気配りについては、3年前のガリラボ通信2010/5/16で少し詳しく触れています。
詳しい話は、ぜひともそちらを読んでほしいのですが、一部だけ、引用しておきます。
気配りのできる人って、
 (1)情報収集力、キャッチする力が優れている。
    つまり、周囲の状況をよく観察していて、小さな変化もつかまえる優れたアンテナを持っている。
 (2)その情報を分析・処理する力が優れている。
    キャッチした情報から、その状況をさっと分析・処理して、何が必要かをはじき出す力がある。
 (3)行動力がある。
    必要なものごとをはじき出した後、それを実践する力を持っている。
といった能力が優れているということです。
田中と坂本の二人はこれらの能力に秀でているのでしょう、きっと。
こうした能力は、年齢を重ねて行けば自動的に身に付いていくものではありません。
(身に付かない実例はいくらでもあります。私自身もその一例だと自負しております)。
3、4年生であっても出来ない人はまったくできない。
少なくとも自己中心的発想(=子どもの思考)のままで気配りというのは不可能です。
他者の視点に立って初めて気配りは可能だからです。
そういった気配りには、大学入試とか、通常の授業で計られるGPA的なリテラシー
能力がある程度は不可欠ですが、しかしそれだけでは不十分で、それに加えて高い
レベルのコンピテンシー能力が必要不可欠となります。
二人は、こんな能力を、今の段階で、どこでどうやって身につけてきたんでしょう?
非常に興味深いところです。
それが分かれば、ガリラボでも、カリキュラムを作り、ゼミ生にその方面の能力
育成を行うのですけど。。。^^;

これまでもガリラボには学生時代から、優れた気配りが出来る人がいました。
瞬間的には、03菅原、04井口などを思い出します。
こうした先輩たちに匹敵するようにも感じるんですよね、二人は。
こう書くと、プレッシャーに感じるかもしれません。
しかし、これからもそうした能力を自然体のままで継続して発揮してほしいと
思っています—自分の能力をこれからさらに向上して行くためにですね。

他者のことを考えていくことで、(それがリフレクションになって)自己を鍛錬
していく。
そんなことが継続してできるとずいぶんと成長できるでしょうね、きっと。
 





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