2014年6月30日月曜日

もやいすとジュニア育成科目ガイダンス(第2回)

今年度、ガリラボで手伝っていくもやいすとジュニア育成プログラムですが、6月2日に
開催した第1回ガイダンス(ガリラボ通信2014/6/2)に引き続き、2回目のガイダンスを
行いました。


これは第1回ガイダンスの様子です。大ホールで300名近くが受講していました。


第1回目の厳しい話しと課題を経て、本日の第2回目の受講者はご覧の通り。
受講者は90名未満となりました(教室も中2に変更しました)。


なんと、3分の1以下に減少したことになります。
少数となりましたが、残った学生たちは素晴らしかった。
厳しい第1回目をクリアしてきただけありました。
動きが機敏だし、メリハリが利いていて、講義をしていて非常に気持ちが良かった。

前半、30分ほどでコミュニティデザイナーの山崎さんについてビデオなどを用いて
紹介し、地域リーダーに関して他者理解の大切さを話した後(ガリラボ通信2014/6/29)、
具体的な演習へ。


教学IR室の石川先生に依頼して、ビデオ録画の方法を使って、自分についての主観的
評価と他者からの評価の違いを理解するというもの。
自分が他者からどう見られているのかを、主観と客観との差異の物差しを使いながら
理解していくという演習でした(だったかと思います)。
上と下の写真がその様子で、自分のプレゼンを自分のスマホで友人に撮影してもらって
いるところです。


昨日のガリラボ通信(ガリラボ通信2014/6/29)でファシリテーターをする可能性のある
ガリラボのゼミ生は参加してはどうかと案内していましたが、それに応じてくれたのは、
4年(11)藤本と3年(12)河邉の2人でした。
ガリラボ通信での呼びかけに応じてくれて非常に嬉しい限りでした。

2人は、講義の様子を客観的な見るために来たのだろうと思いますが、周囲の1年生から
同じ受講生とみなされ、無理やり演習に組込まれてしまっていました。笑

演習に参加させられ、1年生からビデオ録画されている河邉です。

さらには藤本も。笑

いや、結果的に二人ともに良い経験になったのだろうと思いますが、参加してくれて
非常に嬉しかった。
呼びかけにたくさん応じていればそんなになかったのでしょうが、わずか2人だけだった
ので 評価=実績/期待値 は私の中では格段に高いものでした。
本日のSIPSの講義の中で、共感とは発信元への信頼が本質的に重要であるとの議論が
出ていましたが、こうした(私から見た)信頼は、2人のような行動から生まれてくるもので
はないかと思います。
 
 
さて、2人以外にもガリラボのゼミ生がたくさんこの講義に潜入していました。
もや研の撮影クルーたちです。
そのメンバーも、一部、この演習に勝手に参加しておりました。
教室の前でM1(14)吉村の自己紹介を映す3年(12)目代。

教室の後方で同じく3年(12)尾堂と坂本とで遊んでいます。^^;


・・・以上の遊びはご愛嬌。
撮影クルーは、ドキュメンタリー作りの一環で、熱心に撮影やインタビューをしてくれていました。


それ以外にも、TAとして参加してくれているM1(14)漆島。

同じくTAとして参加してくれているM1(14)吉村と事務局の松本さん。

さらに吉村と事務局の阿蘇品さん。


90分のガイダンスは無事に終了。
 
最後に、今回も厳しい課題を出しておきました。
さて、90名残っている学生が本番の9月で何人残っているでしょう。
ゼロになることはないと思いますが、さらに絞り込まれたたくましい精鋭たちが9月に
もやいすとの道に挑戦してくれるでしょう。
楽しみです。
  

今日の打合せで決まったこと

月曜早朝は恒例の12ゼミ会議。時間前には全員が揃い、月曜朝のテンションが
低い中での打合せでしたが、徐々に盛り上がり、色々なことが決まりました。
一番大きな点は、後期の12ゼミ生の活動を玉名をフィールドにという方向になりそう
だということ。
玉名市の和田さんや柿添さんと7月25日(金)4限に行うことになりました。関係する
ゼミ生にはとりあえず参加して話を聞いてもらおうかと思っています。

その後、10:20から大学院の授業。今日はソーシャルメディア時代の消費行動モデル
SIPSの勉強でした。改めて読み直しましたが、やっぱり面白いモデルです。
今の時代の人が、SIPS的動きをすることを前提にコミュニケーションはデザインしていか
ないといけません。
が、なかなかそれはわかっていても難しい。

午後、本部棟に行き、そこで来週の東京出張が決まりました。^^;

16:10からもや研について、M1(14)吉村と3年(12)田中との打合せ。
2時間近くかなり色々と打ち合わせをしました。
何が決まったかな??
大変残念ですが、もうこの時間(22:00前)になると皆目記憶にありません。
後で、議事録を見てみたいと思います。
なお、この打合せとは全く関係ありませんが、今年も「水の国くまもとビデオコンテスト」に
挑戦することにしました。
詳しいことはこれからです。
 
最後に、本日のガリラボ七夕飾りの様子。


土日でかなり増えてました。



2014年6月29日日曜日

もやいすとジュニア第2回ガイダンスに関して

今年度、本学のもやいすとの講義を担当することになって、阿蘇の輪地切りに学生たちを
連れていくことになり、やたらと阿蘇の草原のことが目に入るようになりました。
昨年までだったら、タイトルだけ満足し中身まではじっくり読まなかったでしょうが、今日の
朝刊の論壇にあった「千年草原 阿蘇はすごい」のタイトルを見て、腰を据えました。

冒頭の
  なぜ阿蘇には草原があるのだろうか。調べてみると、阿蘇には草原があるのでは
  なくて、阿蘇には草原がまだ残っているというほうがより正確であることがわかった。
という文章で、それまでの草原についての漠然としたイメージが強く揺さぶられました。
読み進めていくうちに、この論壇には今回のもやいすとの講義で学生たちが考えなけれ
ばならならいこと、考えていくべき方向性が凝縮されているように思いました。


非常に興味深い内容でした。
地下資源から地上資源へと表現で文章を結ばれていましたが、「地上資源」という言葉が
印象的でした。

「なぜ阿蘇には草原があるのだろうか」と、そもそもの前提について疑問を持って調べて
いくのは新しい発想へと向かい、現状をブレークスルーしていくために極めて重要な方法です。
こういったレベルの発想にまで学生たちが協調学習を通して達してくれれば、協調学習
によって生み出された発達の最近接領域は受講した彼らの今後に大きな影響を与えて
いくのは間違いないでしょう。
なお、この論壇については、ファシリテーターとして参加してくれる予定のガリラボのゼミ
生には読んでおいてもらおうかと思っています。
  
明日の夕方18時から、中2講義室でもやいすとジュニアの第2回ガイダンスを行います。
当初300名ほど受講していた学生たちですが、第1回目のガイダンスを経て91名に
なりました。
この91名は、第1回目の課題を通過してきた強い思いを持った学生たちのはずです。
 
第2回目の明日は、(地域)リーダーとなっていく人たちに必ず必要となっていく他者理解
についてがテーマとなります。
自分とは異なる地点にいる他者の存在をどれだけ感じ取れるか、それを講義と演習と
で学んでもらう予定です。

ガイダンスでの最初の問いかけは、次の落書き問題。
実際のPISA調査の問いかけ方とは変えていますが、他者理解の大事なポイントが
ここにあると思っています。
ガイダンススライド

そして、地域づくりのキーパーソンの事例のひとつとしてコミュニティ・デザイナーに
ついて紹介する予定です(映像で)。
ここでのポイントは、人の話を聞くということ。それがどれほど重要かを伝えようと思っています。
勘違いされていますが、コミュニケーション力とはペラペラとしゃべる能力ではありません。
それは自分のことを話しているだけ、一方通行的にブロードキャストしているのにすぎません。
コミュニケーションとは本来が双方向的でなければならない。
話をするのが目立つので、聞くことの大事さはつい忘れがちになりますが、聞くことの方が
話すことよりも圧倒的に難しい。
他者理解の問題がそこにありますから。
多くの学生がその辺りをかなり勘違いをしているはず。
本来のコミュニケーションの意味について、山崎さんの話を手掛かりに考えてもらえればと
思っています。
ガイダンススライド

興味のあるガリラボのゼミ生はガイダンスを受講して構いません。
特にファシリテーターとなる予定の人はどうぞ。
自分たちがファシリテートしていく学生たちは、どういったガイダンスを受けてきたのか、
見ておいた方がいいでしょうから。
さらに、もや研の映像記録チームは、その様子を残すことについて抜かりのないよう
よろしく頼みます。
感動的なノンフィクション作品が生まれることを期待しています。
   
  

2014年6月28日土曜日

化学反応へと導くホウレンソウを

British Airwaysは、#lookupキャンペーンを行っているとのこと。


このキャンペーンで制作された広告が秀逸です。
British Airwaysの飛行機の高度、緯度経度の位置情報を用いて、それと連動して映像が動く
というものです(出典)。
実にすばらしいものです。Youtubeでの再生回数は現在136万回に達してます!


映像の中の子どもが、実際の飛行機を追いかけ、最後に飛行機の便名やどこから来たか
などの情報が表示されます。
実世界と映像世界とがつながった興味深い広告です。
両者をつなげているのが裏で動いているデジタル技術。
子どもの映像は同一で、テキスト情報が飛行機に応じて変わるようにしてあるのだと思います。
ガリラボでの今後で何かのヒントになるといいかなと思い、紹介しました。
創造とは、何かと何かと組み合わせか、何かを別の観点で見ることです。
そのひとつの事例が、このクリエイティブな広告であるかと思います。
 
さて、本日のガリラボ関係の様子です。
ゼミ新聞19号へのメッセージをガリラボ通信2014/6/28で紹介しました。
19号の編集長であった4年(11)清田がすぐに反応し、メールで、
  素直に嬉しい気持ちになりました!と、同時に『あと100号くらい、新聞を作りたい』と
  いう気持ちにもなりました
と伝えてきました。
ホウレンソウが今一つでそのせいでトラブルを起こしてしまうことも多少あった編集長でしたが、
そんなことはどうでもよくなるほど真面目に真摯に向き合う姿は、OB(09)草原と似ており、私の
信頼は厚いものでした。
アイデアマンだったし、新聞部を引退させるのはもったいない。
清田には100号までやらせましょうかね。笑

 
私は参加していませんが、本日は興津会の打合せもあったようです。
参加者は
 05山口 07興梠 08大塚 09村中、谷、本多 11藤本、浅尾、清田、上田
 12川口、森、田中、尾堂
とのこと。4年(11)上田が報告してくれました。
企画内容や予算などが話し合われた模様。
なお、今回は「招待状」を送りたいとのアイデアも出たようで、徐々に具体化していってるみたいです。


ところで、アイデアマンに関して少し雑談を。。
これまでのことを踏襲してただやっていくこと、ルーチンをこなしていくことなど全く詰まらない。
少なくとも大学生活で知的トレーニングを必要としている場合は。
そんな大学生活は(特にガリラボでは)いらない。
新しいアイデアをドシドシ提案してほしい。
そのためには、新しい情報に対する感度高め、問題意識を醸成し、日々考え続けていきましょう。
そうしたことを清田はある程度はできていたのではないかと思います。
なお、アイデアを具体化させていくには、ホウレンソウが欠かせない。
そして日頃の接触頻度が決め手となる。
前にもそのことの大事さを書きました。
是非、これを読んでほしい→ガリラボ通信2014/10/14
「ところで、先生、これって・・・」とちょいと交わせる会話の関係になった時にアイデアは膨らみ、
弾けて、実現する(させる)方向に動き出す(ことが多い)。
佐藤さんが書いているように、
  無駄な雑談をするためには「親密で時間制限なくいられる空間」を自分たちで
  作り上げないといけない
と思います。
何かを習うとかいう高校生までの幼い知性はさっさと捨て、大学生も越えて、さっさと
アクティブに物事を考えていく社会人になりましょう。
そうした人がいる親密な空間では必ず化学反応が起きます。 
幕末に活躍した高杉晋作が、辞世の句として
   面白きこともなき世を面白く 住みなすものは心なりけり 
を残しています。
面白いことのない世の中でも、心の持ち方で面白くしていけるという意味かと思います。
高杉晋作は吉田松陰の松下村塾で学んで人ですが、優秀な塾生との議論(プレイフル雑談)を通して、
自己を研いていったのでしょうが、ガリラボもそういった場であってほしい。
あるいはトキワ壮とか、ですね。
  
ガリラボで、面白いことをやっていきましょう。
そのためには、プレイフルな雑談。
「先生、こんなのどうでしょう・・」的な相談から始めましょう。
クリエイティブにやっていき、アイデアを実現に持っていくための戦略的(?)ホウレンソウを
スキルとして身につけていきましょう。
       
  

ゼミ新聞19号へのメッセージ

ゼミ新聞19号(ガリラボ通信2014/6/24)に対し、以下のメッセージをもらいました。

■OG(10)
ちょくちょく顔を出してはいますが、しっかりOGの気分で拝見しました。
サイトにAR版とあるのが気になりました。
ゼミ新聞、知らない間に進化していますね…!

■OG(08)
在学生の皆さん、インデザイン使いこなしてますね!新聞というより雑誌のような華やかさでした。
若々しいビジュアルで、最近枯れかけていた目が潤いました。(若干チカチカする程!笑)
今回新聞の内容については他の皆さんから感想がたくさん寄せられていると思うので、私は裏方について感想を…
今回記事の依頼をしてくれた村上さんとメールのやり取りが何通かあったのですが、それがとても丁寧なものだったことに感動しました。しっかりとしたメールでした。私が学生の時にこんなメール送ってたかな?と不安になりました^^;
依頼メールが丁寧でしっかりとしたものだったので、新聞作成に貢献したいという思いが強まった事は言うまでもありません。私が写真を添付し忘れていた事に対しても、なんと優しい再依頼だったでしょう…(´-`).。oO(ごめんね村上さん)
これなら社会に出ても恥ずかしい思いをしないどころか、人々の信頼も集める事ができると思います。こういうところって本当に大切ですよね…
今現在のゼミの様子がわかって楽しむことができました。ありがとうございました。

■院OB(06)
ゼミ新聞拝見しました。
ありきたりですが、今号も研究室内の活発な活動の様子が大変よくわかる素晴らしい内容でした。
お弁当の写真を見ていて、自分自身が学生時代にお弁当を研究室で食べた記憶がないことに気づき、それだけ津曲ゼミは先生と学生の距離が近い場として機能しているのだなあ、と感じます。やはり対話(コミュニケーション)には何かエッセンスが必須ですよね。コミュニケーションには様々な方法論があるわけですが、津曲ゼミではそんな方法論が、弁当コミュニケーションも含めて、まさに「実践」されていると思います。理論と実践が実装されたうらやましい環境です(笑)!
上田さんや清田さん、藤村さん、そして藤本さんと、面識のあるみなさんの活躍が大変頼もしいです。その他の学生も、ゼミで切磋琢磨しながら自分の道を切り開いているのだというのがよくわかる紙面でした。
19号という号数からもゼミの歴史を感じます。


そして、新しくガリラボに加わった2年生(13ゼミ生)からも次のメッセージをもらいました。

■13ゼミ生
ゼミ新聞拝見致しました。
16ページものカラフルで見易い新聞のクオリティの高さにとても驚きました。
津曲ゼミのことをまだ知らない私にとってもとても興味が湧くもので、見ていてわくわくする新聞でした。
また、私達2年生へのゼミ紹介も私達のことを考えて時間をかけて作って頂いたのだな、ということが分かりました。本当にありがとうございました。
私も先輩方のような素敵な活動をしていきたいと思います。

 
在学生からのメッセージはひとつだけで、それが2年生。
2年生からのメッセージに接し、意欲を強く感じるとともに、情報への感度の高さ、そして
気配りにも優れた学生ではないかと想像してしまいました。
2年生の初顔合わせは7月7日です。
ガリラボで一緒に活動していくことが楽しみです。

19号に暖かいメッセージを届けたくれたみなさん!
みなさんのメッセージは、ゼミ新聞部のメンバーにとっては大変良いプレゼントになったと思います。
新聞部のメンバーに代わり、この場でお礼を言いたいと思います。
ありがとう。
  
  
  

2014年6月27日金曜日

OGが1年生向けに講演をしました

本日はOG(09)村中が、1年生に向けて講演に来てくれました。
私はM2(13)坂口、M1(14)吉村とのゼミ(今日はコトバと人間の認識jについて
サル学を中心にした議論となりました)で行けなかったのですが、興味深い
話をしてくれたようです。
村中の慰労の意味で、数人で街へ(本日は情報処理入門のTAの慰労の意味も
込めています)。村中と4年(11)藤本とバスで街へ移動。


本日の慰労会は、09ゼミ生が卒論の打ち上げを行った石原NAMIKI(ガリラボ通信2012/12/16)でした。


本日の疲れを癒し、グイィッ〜と、一口。美味しそうでした。

幹事のM1(14)吉村は20分ほど遅刻して、計算づくで(?)場を和ませながら、
大学生クイズ的(?)なことをやっておりました。


ロフトで、天井の異様に低いところで5人でゆっくりと話ができたように
思います。
色々な話を聞き、次に向け頑張って行こうと思いました。

 

2014年6月26日木曜日

多忙でした

午前中、M1(14)吉村と大学生のときの行動と就職後のキャリアアップが
どう関連しているかについての文献を読み、それが終わったら、すぐに
外出。

午後から高校の先生方(約70名)との入試に関する懇談会でした。
大学関係者と出かけてきましたが、質疑の際、まあ色々な質問があるもの
だなと思いつつ、とりぜず夕方には終了。
18時には国際交流会館で仕事だったので、その資料の読み込みのため、
30分ほど休憩。
資料を読みながら、うっかり寝てしまいそうでした。


20:50に国際交流会館の仕事が終了し、急ぎ大学に戻り、21:30から
3年(12)森と尾堂と白亜祭のことで打合せ。
文学部の3年の黒木さん(白亜祭実行委員の総務長です)に入ってもらい、
22:30ぐらいまで白亜祭の50周年記念のイベントについて話し合いを
しました。
良いアイデアはすぐには出ませんでしたが、今後、森と黒木さんを中心に
色々と進めて行ってくれるそうです。
私、そしてガリラボの白亜祭チームで応援をしていきたいと思ってます。

非常に多忙な1日でした。(T_T)


ひのくに殺人(?)事件ワークショップ2014スタート

今年度もガリラボ恒例の「ひのくに殺人(?)事件ワークショップ(略して、ひのくにWS)」を
行うことになりました。
3年生(12)が次の4つのメディアに分かれて、事件の真相に挑みます。
キャストは、県議役二人に4年(11)上田と藤本、仲居役にM1(14)吉村、友人役にM1(14)漆島と
いった豪華な顔ぶれ。


昨日はこのワークショップのスタートとなる署長役による記者発表でした。
署長役は、ガリラボの秘密兵器的威力を持つ大物キャストの4年(11)清田。^^


清田官兵衛署長は、取材陣に囲まれ、20分ほどの会見を行いました。


取材陣(3年生)。

今回も真剣です。


重苦しいはずの事件の会見が、爆笑会見となる場面もありましたが、とりあえず、
6月25日(水)17:00、ひのくに殺人(?)事件ワークショップはスタートしました。


7月16日が、取材を終えた4つのメディアがそれぞれの立場で出版や放送を
することになります。
これから2週間、ガリラボ内で熾烈な取材競争と編集作業が繰り広げられることに
なるでしょう。
 
ワークショップを通して、12ゼミ生たちは、メディアからの情報というのが、どういう
形で出来上がっていくのか、そのすべてを仮想体験することになるはずです。
メディア側の人間にどっぷりと浸ってほしいと思います。
 
これが、12ゼミ生の3年前期最後の活動となります。
  

 

 

2014年6月25日水曜日

12ゼミ生のポスター制作発表

5月28日(ガリラボ通信2014/5/28)から今日まで約1ヶ月ほど取り組んでいた3年
生(12)のポスター(パネル?)作りが終わり、発表会を行いました。
出来上がった作品については、企画力、情報の伝達力、双方向性などの項目で全員で
評価しました。

ガリラボ12ゼミ生の活動記録を制作したチーム1・2・3の坂本、古賀、河邉。

ガリラボの語録をまとめたチームJERRYの尾堂、丸野、森、川口。

ガリラボの映像表現の歴史をまとめたチームAYTKの嶋中、山田、梅田、目代。

このチームのパネルは、AR技術が組み込まれていて、画像をiPadで見ると、
該当する映像が流れるようになっていました。ハイテク~ 笑

ガリラボのこと全体を表現したチームGUMの村上、田中、小田。


で、総合的に一番評価が高かったのはチーム1・2・3でした。
私から賞状を手渡しました。
オメデトウ!!


坂本は前回の映像でも表彰されたので、連勝ということになります。
立派です。^^
 
さて、どのポスターをガリラボ前に飾りましょう。
迷います。
 
------

ポスター発表が終わって、ガリラボで仕事していたら、18時前に丸野と
梅田がこの夏にガリラボから派遣する五木村の学習支援について相談を
したいと言ってきました。
ちょうど予定を空けることができたので、久々にガリラボのテーブルに
この時間に座りました。
やっぱりでした。
それから21時少し前まで、3時間!
延々と話をしていました。
久々の夜の講義でした。
このメンバーにするのは初めてではないかと思います。
お説教くさいことも多々あったと思いますが、久々にガリラボらしい夜の
雑談を行うことが出来て、12ゼミ生が徐々にガリラボのゼミ生として深く
入り込んできているように感じました。
いいことです。

 

七夕への願いごとの状況

環境共生学部前の竹林は、かなり元気で、歩道を歩けないほど竹が
生い茂っております。

一部は竹藪と化しています。^^;


ガリラボの竹はというと、ちょっと枯れてきているような・・・・
だけど、その代わりに短冊が徐々に増えてきています。
願い事がこのまま生い茂っていくといいかなと思います。
みんなで短冊の葉っぱを増やしていきましょう!



本日は食育の日でした。
新しい仕事が始まって、これに参加することが多くなりました。
本日は、なんと、学食にくまモンが登場。
学生たちには大人気でした。
次の写真は、オープンキャンパスの案内のFacebookに投稿されていたものですが、
私も写っています。
わかりますでしょうか。




  

2014年6月24日火曜日

ゼミ新聞19号発行

ゼミ新聞19号を発行しました。力作です。
卒業生の今のコーナーには、今回はOG(08)河本(旧姓・戸高)とOG(09)村中が
登場しています。


今号で11ゼミの新聞部メンバーは引退することになります。
4代目編集長の4年(11)清田を筆頭に、部員の4年(11)上田、浅尾、後藤は
大変お疲れ様でした。
この代もゼミ新聞というメディアに対して色々な取組をしてきたように思います。
そうした取組は、次の代に刺激として伝わり、ゼミ新聞は今後も発展を続け
ていくことになるでしょう。

今回は特に、4代目編集部員4人の奮闘を想像しながら、読んでもらえると
幸いです。
読まれたら、メールで結構ですのでコメントをいただけると4人もきっと
喜ぶかと思います。
よろしくお願いします。
 
 

2014年6月23日月曜日

ガリラボ5回目となる七夕飾り2014開始

今年も七夕の笹がガリラボ前にやってきました。
ガリラボのこの時期の風物詩となり、毎年恒例となったこのイベントは止められなくなりつつ
ありますが(笑)、今年は4年(11)野口、藤本が2人で計画して実現してくれたようです。
継続していくのはなかなか難しいものです。
2人がガリラボの伝統(?)を守ってくれました。
伝統とは努力なしに維持されるものではないことを二人の行動から知ることができます。
今年もたくさんの願い事をここに集まるでしょう。
個人的には、ドローンの形をした短冊をひとつは飾りたいと思ってます。
しっかりと飛ぶように、と。


ガリラボでの七夕は今年で5回目となります。
誰が始めたかというと、OG(08)大塚でした(ガリラボ通信2010/7/4)。
最初の笹は、街からバスで大学に持ち込まれたものでした。
バスで、ですよ! 驚きます。
 
初代以降、誰が持ってきたか調べたところ次の人たちによるものでした。
 2010年:初代の笹 OG(08)大塚  (ガリラボ通信2010/7/4)。
 2011年(2代目)  OG(09)村中    (ガリラボ通信2011/6/24
 2012年(3代目)  OG(09)村中      (ガリラボ通信2012/6/29)
 2013年(4代目)   OG(10)漆島(M1(14)) (ガリラボ通信2013/7/3)
 2014年(5代目)    4年(11)野口、藤本
これらはガリラボの10年史には当然ながら記録される出来事ではないかと思います。^^

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これはコーラです。4代目の笹を持ってきたM1(14)漆島が、朝、私に持ってきてくれました。
ワールドカップということでラベルを記念撮影。



で、ラベルを見て驚愕。
今、こんな手法が使われているんですね。あまり知りませんでした。


タカシさんとサッカーしよう、だそうです。
無理です。
残念ですが。
テニスだったら少しは大丈夫だったのですけど。。。^^

 
19時過ぎパークドームへ。
九州地区インカレのテニス決勝を見に行ってきました。
福岡大学と鹿屋体育大学が対戦していました。
もちろん、仕事です!
表彰式で賞状授与を依頼されたのです。
が、それだけではと思い、1時間ほど早めにパークドームに出かけ、しっかりと
決勝戦を見てきました。
さすがは決勝戦。
素晴らしい試合でした。
あんなのを見ていると、自分もかなり上手くなった気分になりました。
今週の日曜、テニス仲間に力を見せつけたいと思います。(★・ェ・)┘

 
今夜からウィンブルドンテニスが始まります!
寝不足にならないよう気をつけねば。
 

2014年6月22日日曜日

これまでと 違う心の 使い方 身に着けながら 前へと進む

昨日、今日と、ある集中しないといけない仕事の関係で自宅から一歩も出ず、さらには
自室からも、食事、トイレ、寝る時以外には全く出ない週末を過ごしました。
おかげで、完全ではないものの最後までたどり着き、ゼミ生によく言っているザッカーバーグの
次の言葉
  完璧を目指すよりまず終わらせろガリラボ通信2012/2/6)
を破らずに済みました。
締め切りまで後10日ほどありますので、10日間は合間を見ながら、しつこく推敲していく予定です。
これでもう、クオリティはさておき、間に合わないという事態はなくなったので気が楽です。^^

ところで、、、
勘違いしているゼミ生がいるかもしれませんので、改めて書いておきますが、さっさと
終わらせろというのは、締め切り前にただ終わらせろという単純な意味ではありません。
推敲など、磨き上げる時間を作るために終わらせるのです。
締切までの時間は、できそこないを完璧なものに仕上げるために使うのです。
だから、「まず終わった」後も、締め切りまで延々と、しつこく、しつこく、作業は続ける
ことになります。
そうして初めていいもんができる。
くれぐれも勘違いをしないように。
 

「とりあえず終わった」後に、休憩がてら読んでいたブログに、徳島県上勝町からのものがありました。
上勝(かみかつ)町はガリラボのゼミ生だったらすぐにわかりますね!
地域社会のことをターゲットに勉強しているゼミですから。
(最近ちょっと方向がずれてきてる感もありますが・・・^^;)

上勝町は葉っぱビジネス(株いろどり)で全国的に著名な町です→ガリラボ通信2014/1/5

その上勝町は、ごみゼロ(ゼロ・ウェイスト)宣言でも著名な町なのですね。
これについては知りませんでした。 

そのブログで紹介されていたのは、「上勝百貨店」という小さなお店でした。
ゴミを出さないために包装をなくし、商品を量り売りをしているお店です。
出典
 
昔の田舎のお店は量り売りが基本でした。
それがいつの間にか消滅したわけですが、それを現代風にアレンジして実現させたのが
この上勝百貨店というわけです。
演奏会や図書館機能まであり、そういったこともあるのでしょうか、県外からもお客さんが
来られるそうです。
経営しているの方は、まだかなり若い方です。
素晴らしい。
こんな創造力を私にも分けてほしい。
さらに分けてほしいのは、その勇気と実行力です。
嫉妬さえ感じます。^^

このお店の量り売りで思い出したのが玉名のこと。
数年前に08ゼミ生を主力に玉名市の「まち歩き」をやったとき、ふらりと入った吉永商店
ことを思い出したのです。
味噌・醤油の醸造元です。
味噌とか、あのような質感のものですから、包装されて買うのが当たり前だと思っていた
私は、吉永商店に入って軽い衝撃を受けました。
お店の入り口付近に樽に入ったお味噌を量り売りされていたのです。
近所の方たちは、量り売りの買っていかれるのだそうです。

その時にお会いした縁で、OG(08)大塚などは、玉名市での活動で吉永さんにはかなり
お世話になり、私も吉永さんにはFacebookの友だち申請をさせていただきました。
 

量り売りは昔は当たり前で、そういう意味で昔ながらの販売方法なわけですが、それが
ごみゼロという背景と結びつけくと、上勝町のような新しい価値を生み出すわけです。
勉強になります。
創造とは組み合わせだとつくづくそう思います。
 
-----

話は変わりますが・・・・

毎週、金曜日はM2(13)坂口とのゼミを行っています。
坂口は、終了後必ず、ゼミ内容を振り返ったペーパーを送ってきてくれます。
(M1(14)吉村もそれに影響されたのでしょう、最近は自分なりに解釈したものを同じように送ってくれます)
ゼミの後に私も振り返りができることもあり有難いのですが、それ以上に、それに何らかの
メッセージが添えられたメールなので、どちらかというそっちを毎週楽しみにしています。
ゼミでの議論が増幅され、強い余韻をもたらしてくれます。

今日は特に印象に残るメールでした。
上の上勝町の話題を吹き飛ばすぐらいに。笑
 
「今朝の我が家と、私の様子です」と3首の短歌が添えられていたのです。
3つとも情景や気持ちがよく伝わってきました。
3首ともここで紹介したい衝動に駆られていますが、さすがに気が引けますので
我慢してひとつだけ。^^;
  これまでと 違う心の 使い方 身に着けながら 前へと進む
これは、本日のエントリーのタイトルにも使わせてもらいました。
おそらく大学院で学んできたことを踏まえ詠んでいるのだろうと想像しています。
一緒に勉強してきた私としては無性に嬉しい限りです。
 
上勝百貨店の経営を始めた方にも、この歌がちょうど合うのではないかとも思いました。
  前へと進む
非常にいいですね。
坂口とは残り8カ月ほどになりました。
少しずつですが、勉強して前に進んでいければと思います。
ゆっくりでも、止まらなければ、けっこう進むでしょうから(ガリラボ通信2014/4/14)。

 

2014年6月21日土曜日

ドローンとジンバル

今回は少しマニアックな内容です。

4年(11)清田がFacebookに投稿していたビデオから、DJI Phantom2 Vision+ Droneというタイプの
ラジコンヘリのことを知りました。
次の動画は清田の投稿とは違うものです(清田が投稿していたのはこのアマゾンサイトの動画。
下の映像よりも、アマゾンサイトの方がかなり迫力がありますが、ガリラボ通信には埋め込めませ
んでしたorz)。
これを見て、是非ともドローンを入手し、空撮のノウハウを手に入れねばと強く思いました。
(中学生の頃、初めてエンジン付きの木製ラジコン飛行機をいじり始めたとき以来の興奮で、
少年の頃にもどり、独り仕事をしながら(?)、大騒ぎしています^^)


これもドローンによる撮影です。
かなり映像が揺れています。
こう揺れていては、ちょっとマズイかもしれません。


それもあって、清田の投稿した映像に出てくるDJI Phanntom2 Vision+ Droneに驚いたのです。
アマゾンでこのラジコンヘリを調べていると、カメラジンバルというのをみんながよく買っている
ことを教えてくれました。
こんなのです(↓)。

すでに、空撮カメラ用のジンバルとがあるんですねぇ。ビックリです。
ジンバルとは、Wikipediaによれば
  1つの軸を中心として物体を回転させる回転台の一種である。軸が直交するように
  ジンバルを設置すると、内側のジンバルに載せられた物体の向きを常に一定に保つ
  ことができる
という装置です。
ラジコンヘリが揺れても、映像を安定化できるものなわけです。
ジンバルの効果を教えてくれる映像があったのでついでにご覧ください。

 
こんなのを見ていると、ますます色々と欲しくなります。
ただし、やはりフル装備になると高くなります。
ここは思案のしどころ。
非常に悩みますが、その悩む時間がないのが今の悩み。。。。

とりあえず、この夏のプロジェクトでは、実験的な意味でジンバルを取り付けられるタイプの
ドローンを購入しておいた方がいいかなと思いました。
ちょっと調べないといけませんが、私のはその時間がないので、プロジェクトの責任者となる
3年(12)田中に任せたいと思います。


ところで、ドローンを使った、業務用空撮の仕事が生まれているのですね。
驚きます。
次の映像でも、35秒付近でジンバルの威力を見ることができます。益々欲しくなります。笑 

 


 

2014年6月20日金曜日

今日の出来事~最後はJob's

今朝は1限目に本部棟で五木村との包括協定の話になり、ガリラボが協力する形で
行う五木村の子どもたちへの学習支援について、村との事前打ち合わせがやっぱり
必要だよねとなり、お昼に戻ったら3年(12)丸野がいたので急ぎ協議。
7月15日午後から丸野、古賀、私、事務局で出かけることが決まりました。
アイデアを思いつき、ガリラボ内での予定調整、五木村との調整などすべて15時には
終了しました。
凄いものです。

2限目は私の講義「情報社会とコンピュータ」で九州総合通信局情報通信部長さんを
お招きして特別講義を行ってもらいました。
通信と放送の融合の話の際に、突然、パワポから黒板へとやり方を変えられたのですが、
久々に見る黒板は非常に新鮮でした。
途中、前に出て質問への回答を黒板に書いてほしいと講師の先生が要望されました。
何も言わずガリラボの3年生が出ていくだろうと期待しておりましたが・・・・。orz
とりあえず何事もなく特別講義は終了しました。


お昼には、白亜祭の(本物の)実行委員長が来ると聞いていたので、ガリラボで
待機していたらビックリ。
委員長だけでなく、副委員長2人、副総務長、もうひとり誰か(役目を失念)とスーツ姿で
たくさんの幹部がやってきて驚きました。
協力してやっていきたいと思います。
委員長だけで来てくれると、座らせ少しゆっくりと今後のついて話ができたのでしょうけど。。
スーツ姿に圧倒されました。^^;

3限目は情報処理入門。
TAとしてM1(14)漆島、吉村、4年(11)藤本がついてくれています。
吉村がサボらないようにしっかりと見張るのが、私のこの講義での重要な仕事になって
おります。

4限目はM2(13)坂口とM1(14)吉村との状況に埋め込まれた学習についての勉強会。
今日の内容はかなりわかりやすかった。
教授と学習は全く異なることなど、分かっているようでほとんど理解されていることを
深く議論することができました。

5限目はキャリア形成論。
外部講師の方が300人の受講生をうまい講義内容で掌握されていました。

無我夢中の方です。
こんな講義をしっかりとやってみたいですが、そのためには300人を受け止めるパワーが
必要でしょうが、なかなか難しいことだと、この優れた講義を聴きながら思いました。
(今年の講義も大変面白かった)。


キャリア形成論の後始末をM1(14)吉村に依頼し、バスの時間まで15分ほどガリラボで
待機しておりました。
その時、4年(11)清田がゼミ新聞(第?号)をもらわれましたかと聞いてきたので、「もらって
いない」と答え、そこから少し、短い時間でしたが清田にお説教でした。
ホウレンソウが良くない、と。
期待をしているだけに、しっかりとお説教をしておきました。
私と清田の間にはM1(14)吉村が座っておりました。さぞや吉村も大変だったでしょう。^^
吉村は自分の机の前に「ホウレンソウ」の文字を大きく貼っております。
理由は。。。ここ最近、私がホウレンソウについてかなりきつく叱ったからです。笑


それが終わってバスで街に移動。
チームJob'sとジョブカフェで、ジョブカフェの前局長・瀬口さん及び新局長・本田さんの歓送迎会。
そしてJob'sとジョブカフェのみなさんとの親睦会でした。
授業のため遅れて行ったら、席が女子と男子で分かれている。笑
飲みながら女子会のパワーに圧倒されながら、男飲みの方は、公務員の仕事の面白さを
聞かせもらいました。
県職員とはほんとに県のための営業マンだし、そこで繰り広げられる他県との競争の中での
情報戦などは商社マンと同様だし、用地買収などでの三顧の礼を惜しまない姿勢などは非常に
興味深いものでしたし、学生たちは県職員のそんな面白い仕事にはあまり気づいていないでしょう。
県職員の仕事の面白さに引き込まれました。
この男飲みの場にいた4年(11)藤本、3年(12)尾堂もきっとそう思ったのに違いないだろうと
思います。^^