2014年8月31日日曜日

津曲ゼミ院生会2014を開催しました

昨晩、今年度も津曲ゼミの院生会を開催しました。8回目となります。

参考: 院生会2013   院生会2012  院生会2011  院生会2010

例年、新入りの院生(M1)が幹事となって場の設定をしてくれています。
今年は、席を決めるメモ帳が会場においてあり、また入り口では、折ると名札に変身する
プログラムが幹事から手渡されました。

プログラム。2次会の会場まで抑えてあります。完璧・・・・^^

この日、あることで吉村に電話したのですが、それを聞いて、早く行って皆さんを会場で
お待ちしておきますということになったのです。
ということで、」安心して出かけたら・・・期待通りでした。orz
他の院生会メンバーの方が吉村よりも先に到着しておりました。笑
到着した吉村、入り口で席を決めるくじを取り出し、大急ぎで処理していました。
とりあえず開始時間は守れました。セーフ!
席は、手渡されたスタンプがメモ帳のスタンプと一致しているところに座ってくれとの
ことでした(ちょっと凝っておりました^^)。

 
今年の1次会会場は「HERO海」。
昨年と同じ会場です。
それを院生会メンバーに知らせる吉村のメールには、
  場所は去年と同じ場所にしました!
  去年のことを懐かしみながらお酒を酌み交わしましょう!
とありました。
現在、津曲ゼミ院生会は15名になりました。その中で、この日集まれたのは10名。
1期生院OB(06)小松の乾杯の音頭で始まった院生会は賑やかに進み、去年のみ
ならず、修士論文作成の頃の昔を懐かしんでいたように思います。
あの頃は、ほんとに寝れなかったとか、また落ち武者状態になっていたとか、そんな
エピソードが繰り広げられる中で、M2(13)坂口が実はほぼ論文が出来上がっている
ことを披露すると、場はちょっと騒然となりました。
この時期におおよそ出来上がっているなど、これまでなかったからです。
ほとんどが締切間際の年明けに必死の形相でPCに向き合う人ばかりだったからです。
院OB(09)吉本など、このまま出来なかったら、県庁前で一緒に土下座しましょうと私に
言ってたたぐらいですから(ちなみに、一緒にとは私との意味だそうです笑)。
そんな苦しい修士論文が、もうおおよそ出来上がっているわけですから。
信じがたい。

賑やかな1次会は、小松の1本締めで21:30過ぎに終了しました。


ところで、1次会の途中、OB(05)山口が乱入! 10分ほどのことでした。
(興津会10周年に向けての映像撮影のためです。色々なことを企んでいるようです)

 
1次会会場(HIRO海)を後にし、2次会へ。
院OB(09)吉本は、明日も仕事のようで、最終電車に乗るため、ここで別れました。

2次会。

あちこちで、楽しい時間が過ごせていたのではないでしょうか。


学校関係者の多い津曲ゼミ院生会は、この時期に行っている関係で、毎年、夏休み最後の
イベントのようになっています。
夏を終え、次の仕事に向かう通過儀礼のような役割も持ち合わせているかもしれません。
最後に場を締めてくれたのは2期生の院OB(07)山部でした。(下の写真は乾杯ですが^^;)


終わったのは午前0時前でした(11白樫は終電があり撮影時不在)。


新しい仲間を増やし、また来年もこうして集まれるといいかなと思います。
何かの縁でこうして同じ仲間になったわけです。
院OB(08)田中が現役ゼミ生の時に書籍「つなげる力」を紹介したことがあります。
田中はこの時に得た知識で、学校現場で、新しい学科設置に向かっていったと
のことでした。
院生会メンバーは職場に戻れば、それぞれに要職についている優秀な人たちばかりです。
永久に継続することはありませんが、継続できる限り、この仲間たちとつながり、
それがうまく組み合せていけば面白いことができるはずです(まさに、アドミニストレーション!)。
自然な形でつながり、自然に面白い方向にいけるといいですね。
(余談ですが、院(12)大塚が空港に仕事で行って、くまモン名刺を差し出したら、(株)空ビルの伊藤さんに、
「あなた研究室のドアに張り紙してた方でしょう!?」(ガリラボ通信2014/8/3)と言われたとのこと。
伊藤さんもガリラボ通信を読まれているのですかね。どこでどう人はつながっていくか分からないものです^^)

最後に、こういったつながりの場(プラットフォーム)を作り出してくれた幹事(M1(14)吉村、
漆島)にお礼を言いたいと思います。
毎年、工夫された場が生まれているのは、幹事たちのクリエイティブさと献身的な
準備のおかげです。
どうもありがとう。
 

2014年8月30日土曜日

心ふるえる瞬間

偶然、次の文章を知りました(こちら・・・一番下に引用しています
正しいのかどうか不明ですが、アメリカのコメディアン ジョージ・カーリンが彼の最愛の妻が
亡くなったときに、ボブ・ムーアヘッド牧師の説教を引用し、友人に送ったメールの一部
抜粋だそうです。

この中で特に、最後の
 人生はどれだけ呼吸をし続けるかで決まるのではない
 どれだけ心のふるえる瞬間があるかだ
が印象的でした。

心のふるえる瞬間とは、こちら側に何ら準備もない状態でやってくることはないでしょう。
自らが外部にアクティブに働きかけていて初めて作られる状態だろうと思います。
まったくの受身的な人は、エンジョイぐらいしか得られない。
それは表層的なものでしょう。
アクティブに働きかけ、プレイフルな状態で、困難に立ち向かっていった後に、
心ふるえる場面に出会える。
そういうものだと思います。
先のジョージ・カーリンが最愛の妻という表現にまで至ったのはそれまでの日々が単に
楽しかった(エンジョイ)からではないでしょう。
2人でいくつかもの困難を乗り越え、そしてそれをプレイフルに乗り越えてきたからだと
思うのです。
何事もなく、ただ呼吸を続けるかのごとく、順風満帆でそういった状況になるのは難しい。
  
さて、昨日の熊本どうでしょうチームにとっては、約1ヶ月半の間、先は見えない挑戦で
あったはずです。
それをチームによって乗り越えてきた。
それが大事なポイントでした。
旅行とかどこにいくかでありません。
誰といくか、どういうプロセスであったかが大事です。
30秒映像が完成した時が(ガリラボ通信2014/8/29)、このチームにとっての
心のふるえる瞬間」ではなかったかと想像しています。
 
手元にあった完成直後の写真2枚です。


羨ましい限りです。
この8月、このチームの活動を横目で見させてもらいながら、単に呼吸する時間で
この夏を過ごすのではなく、アクティブにプレイフルにやっていかねばと思いました。


 

今夜は、ガリラボの院生会があります。
ガリラボの院生1期生(06)~現役の9期生(14)の十数名ほぼ全員が街に集合します。
1年ぶりの集合です。
苦楽を共有してきた(ある意味で)戦友たちです。
ガリラボの大学院生として難解な理論の修得、そして苦しい調査とたくさんの修行をし、
修士論文を完成させてきた人たちです。
心のふるえる瞬間を同じ場所で体験してきた人たちです。
苦しさを経験したからこそ、毎年、こうやって集まれる。
後に楽しさを共有できるわけです。
毎年、新入りのM1が幹事をしてくれます。
幹事のお世話で成り立つこの会で、過去を懐かしみつつ、それぞれの未来へと進んで
いければと思います。
 
 
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この時代に生きる 私たちの矛盾  ボブ・ムーアヘッド牧師

ビルは空高くなったが 人の気は短くなり
高速道路は広くなったが 視野は狭くなり
お金を使ってはいるが 得る物は少なく
たくさん物を買っているが 楽しみは少なくなっている

家は大きくなったが 家庭は小さくなり
より便利になったが 時間は前よりもない

たくさんの学位を持っても センスはなく
知識は増えたが 決断することは少ない

専門家は大勢いるが 問題は増えている
薬も増えたが 健康状態は悪くなっている

飲み過ぎ吸い過ぎ浪費し 笑うことは少なく
猛スピードで運転し すぐ怒り
夜更かしをしすぎて 起きたときは疲れすぎている

読むことは稀で テレビは長く見るが 祈ることはとても稀である

持ち物は増えているが 自分の価値は下がっている

喋りすぎるが 愛することは稀であるどころか憎むことが多すぎる

生計のたてかたは学んだが 人生を学んではいない
長生きするようになったが 長らく今を生きていない

月まで行き来できるのに 近所同士の争いは絶えない

世界は支配したが 内世界はどうなのか

前より大きい規模のことはなしえたが より良いことはなしえていない

空気を浄化し 魂を汚し
原子核を分裂させられるが 偏見は取り去ることができない

急ぐことは学んだが 待つことは覚えず

計画は増えたが 成し遂げられていない

たくさん書いているが 学びはせず
情報を手に入れ 多くのコンピューターを用意しているのに
コミュニケーションはどんどん減っている

ファーストフードで消化は遅く
体は大きいが 人格は小さく
利益に没頭し 人間関係は軽薄になっている

世界平和の時代と言われるのに 家族の争いはたえず

レジャーは増えても 楽しみは少なく
たくさんの食べ物に恵まれても 栄養は少ない

夫婦でかせいでも 離婚も増え
家は良くなったが 家庭は壊れている

忘れないでほしい 愛するものと過ごす時間を
それは永遠には続かないのだ

忘れないでほしい すぐそばにいる人を抱きしめることを
あなたが与えることができるこの唯一の宝物には 1円もかからない

忘れないでほしい
あなたのパートナーや愛する者に「愛している」と言うことを 心を込めて

あなたの心からのキスと抱擁は傷をいやしてくれるだろう

忘れないでほしい
もう逢えないかもしれない人の手を握り その時間を慈しむことを

愛し 話し
あなたの心の中にあるかけがえのない思いを分かち合おう

人生はどれだけ呼吸をし続けるかで決まるのではない

どれだけ心のふるえる瞬間があるかだ
 



 

2014年8月29日金曜日

夏の宿題がひとつ終わりました!

7月19日から活動が始まりました(ガリラボ通信2014/7/19)。

それから約1月半が経過!
本日は朝からこのチームは作業に追われていました。
映像は出来上がっていましたが、そこに入れるコピーがなかなか決まらず、
ギリギリまで試行錯誤。

19時前、2年生チームが終了。それから21時ごろ、最後の1年生チームも終了。
DVDに焼いて、それぞれにタイトルをつけていきました。


完成した水の国くまもとビデオコンテストに提出する3本の作品。
各学年ごとに1本を作成しました。

初めての映像制作に挑んだ1年生チーム。秋山さんと児玉さん。
大学1年生の夏の宿題がかなり大がかりなものとなりました。満足のいく
夏だったのではないでしょうか。

同じく本格的な作品作りは初めてだったはずの2年生(13)チームの
時松と中村(岩坂はこの時すでに帰ってました)。
音声の取り直しのため2回も門前町に出かけた2年生チーム。その努力の成果も
あり、良い音声と素晴らしい映像に仕上がっていました。
DVDに映像を焼き終わったときの、2人の喜んでいた表情からみて、非常に大変でしたが、
その見返りとして、満足感と達成感はなにもの代えがたいように思えました。
羨ましい限りです。

3年生チーム。1,2年生を指導しながらの映像作りでした。いわゆる、プレイングマネージャ
だったので、大変だったかもしれません。
途中、インターンシップで抜けてしまったせいで、2人にとってはちょっと消化不良だったかも
しれませんが、それでも終わった瞬間は非常に感慨深かったのではないでしょうか。
1,2年生に非常にしっかりとした作品を制作させたのですから。


(岩坂がいませんが)熊本どうでしょうチーム全員で記念撮影。
8月29日(金)21:00!
1月半ほど、原付ではなくカメラを手に走り切った熊本どうでしょうチームの夏の宿題完了しました!


10月には結果がわかるはずです。
入選したらお祝いを、落選していたら残念会を。
いずれにしても、夏を一緒に走り終えたことを祝いたいですね。
お疲れ様でした。

とりあえず熊本どうでしょうチームは今日で解散となりますが、9月中には全員で
TKUのスタジオ見学に行くのだそうです。
学年を越えて仲良くなり大変いいことです。

1年生は、これで特にやることが無くなるだろうということで、M1(14)吉村が一肌脱ぎ、
残りの夏、2人の指導役を買って出てくれました。
何となく過ごし記憶を失う夏より、吉村の指導の下、この夏の大変な映像作りと同様な
体験をしていくことで、夏後半も充実して過ごせるだろうと思います。
いいことです。
間違いなく成長するでしょうから。
 

ひとつの夏のプロジェクトが終わりましたが、ガリラボの熱い夏はこれからです。
もやいいすとの集中講義が待ち受けておりますので。
みんな、ガンバロー!!!
 
  

2014年8月28日木曜日

グローバル人材ともやいすと

本日はグローバル人材育成をテーマにしたフォーラムに参加してきました。
卒論やそれぞれのテーマなどゼミ生の進捗状況が気になり、後ろ髪を引かれ
ながらの福岡への出張でした。
熊本に戻る車中で、これを書いてます。
ちなみに、今日1日、ネットとはオフラインだったので、戻ったらどれほど
連絡が来ているのでしょう。恐怖!
なので、ひとつでもやることを片付けておこうと(?)、これを書いている次第です。
(ワープロで下書きして、熊本に戻ってアップです)

さて、ガリラボについて書くべきことがないので、フォーラムのことをいくつか
紹介したいと思います。
基調講演は日本コカコーラ社副社長の後藤さん。女性です。


大学卒業後、キャビンアテンダントとして就職し、数年勤務後、退社。
小さい頃からの夢だったという英語の勉強、そして外国に住みたいという2つの
ため退社し(26歳のときだったそうです)、米国シアトルへ。
(なんだか、OG(04)井口(現・平野)みたいです)
渡米後は、法務関係のアシスタントされていたとか。
2年後(だったかな?)、ビザの関係で帰国。
勉強したいということで、再度渡米し、大学院へ。
そこで、MBAを取得。その後、色々な企業で仕事されながら(そこでは日本人は
後藤さん1人というのが多かったそうです)、数年前に日本コカコーラ社入社。
しばらくして、副社長に就任されたようです。

話を聞いてて、グローバル人材とはこんな人のことを言うのだろうと思いました。
ご本人もそのことを伝えようと、ご自分の経歴を詳しく紹介されたようでした。
副社長さんから見たグローバル人材とは次の能力を備えた人だそうです。
(1)コミュニケーション能力、異文化適応能力
(2)人、組織、世界に影響力を与えるリーダーシップ
(3)グローバル経済の動向をマクロに考えられる
(4)問題解決するための能力
副社長さんの講演を思い出しながら、以下、この(1)〜(4)を解説します。
(1)は英語でのコミュニケーション能力のことで、まあ当たり前の話で、不可欠
の能力でしょうが、実はそれはそこまで重要ではないとおっしゃいます。
むしろ、異なる文化の人たちと一緒に、多様性の中で、新しい価値を生み出していけ
る能力が大事だと話されていました。
基調講演後、パネルディスカッションの際に立命館大学の学長さんが同様のことを
話されていました。その中で、TOEICなどで高い得点をとっていても、多様な国から
かかってくるクレームの電話にでることが出来ない人が多い話の中には、異文化適応
能力が端的に現れているなと思いました。OB(10)保坂は海外勤務を希望していると先日も
話していました。英語は全くダメでしょうが(現在)、異文化適応能力はたぶん図抜け
ているように思います。星野村という異なる文化圏をしっかりと生き抜いてきたわけ
ですから。その意味でグローバル人材になる資質を持っているのかもしれません。
とりあえず、副社長さんは、コミュニケーションとは英語とかそういうことではなく、
もっと根源的な部分の大事さをお話しされていました。
(2)のリーダーシップについては、私も良くガリラボで話していることですが、「私に
ついてきなさい」的リーダーシップではなく、部下に権限を与え、それらの人とが同じ
方向を向いて一緒に問題解決に向かっていくようなそんなリーダーシップをグローバル
人材となるべき人は持ち合わせていないといけないとのことでした。
(3)については、成功の鍵は3つの目にあるとのことでした。
3つとは、「鳥の目」、「虫の目」、そして「魚の目」です。
鳥の目は、上空に上がって物事を俯瞰的に見る力のことですね。
一方、虫の目は目の前の課題をしっかりと見て、それに向き合っていくような目のことです。
要するに、この2つはThink Globally, Act Locallyを表現していると思ってよいでしょう。
グローバル人材には、その上に、もうひとつ「魚の目」が必要らしいです。
初めて聞きました、魚の目とか。
魚は、我々の目には見えない水が流れているのが見えるのだそうです。
ほんとかどうか知りませんが、要するにこの目は、直接的には可視化されていない
トレンドを見る力であり、それが不可欠だということでした。
俯瞰的に見て、考え、目の前のことをしっかりとやりながら、全体的動向(トレンド)を
見ておくことが必要なのです。当然でしょうね。
最後に(4)について、この力は分析力、論理性、行動力、創造力からなるものです。
英語ができて、いい目を持っていても、結局は、これが無いと仕事はできないわけです。
最後の最後はこの力がモノを言いいます。非常に大切なものです。

グローバル人材を英語力だけで捉えている素朴な人はもう今の時代いないとは思います。
そんなこと当然ですよね。
ところで、副社長さんのお話を聞きながら、グローバルに仕事をしていく際、英語力
以外に必要な力の多くは、身近なところ、日常において鍛えられるものであり、意識
していけばどこででも開発していけるものではないかと思いました。
さらに、現在、ガリラボのゼミ生に手伝ってもらっている「もやいいすと」の集中
講義の方法とこの講義で与える課題などは、グローバル人材育成に向けたものでは
ないかとさえ思いました。
なぜなら、この講義は、OECDの定義する21世紀型スキル「キーコンピテンシー」の
能力開発を意図して設計し始めたものですから。
この意味で、もやいすと講義は、本学のスローガンである
  地域に生き、世界に伸びる
を志向したものになっております(たぶん)。
本日のタイトルは一見して対比される別ものに見えるかもしれませんが、どちらも
同じ方向を向いているではないかと思います。


長くなりました。最後のもうひとつだけ。
パネルディスカッションで、九州経済連合会会長の麻生さんが、
 煮詰まる日本、伸びゆくアジア
という言葉を使われました。
徐々にこの認識が広がっているのだとか。
由々しき問題です。
そして、これは、18歳人口の減少によって、上記は経済の問題だけでなく、大学にも
当然降り掛かって来きます。
麻生さんは、大変だろうが、この事実は、いいことにつながる可能性もある、と。
例えば、煮詰まっていくことで、大学間の競争が当然始まる。
その競争の過程で、優れた大学が生まれていく可能性があるのだと・・・。
確かに。
これまで、大学はほぼ競争を経験したことがありません。
これからは、これまでとは比べものにならないほど真剣に考えないといけないのだろう
なと気持ちを引き締め、フォーラム会場(ホテル日航福岡)を後にしました。

ということで、まずは、虫の目で、もやいすとの講義にしっかりと向き合いたいと
思います。
で、明日、ガリラボに行ったら、M1(14)吉村に検討状況を聞くことから始めます。^^;

2014年8月27日水曜日

チーム空創が社内報で紹介されました

午前中10時から、4年生(11)の夏休みの登校日で、3つの卒論チームから
それぞれ研究の進捗状況を発表してもらいました。
チームJob's、チーム空創、チームソーシャルゲーマーの順に発表。
クオリティの差が出始めているのを感じます。
ゆっくりでも 止まらなければ けっこう進む。
この差ではないかと思います。
どのチームも毎日停止することなく進んでほしい。

チーム空創の活動が、(株)熊本空港ビルディングの社内報で紹介されて
いることは昨日紹介した通りですが(ガリラボ通信2014/8/26)、その社内報を
チーム空創が持って帰ってきました。
以下の通りです。 頑張っていかないといけないですね。



社内報でも紹介されていますが、チーム空創(熊本らしさ班)と卒論の発表後、
11:30から打合せを行いました。
昨日の空港ビル職員さんとの打合せを踏まえて、アイデアを洗練させる会議と
なりました。
空港を面白くしていく、アイデアがいくつか出ました。
素晴らしいものを提供できる可能性があります。
考えるだけでワクワクしてきます。
具体化に向けて3人(4年(11)浅尾、後藤、清田)で頭を振り絞ってほしい。
 
 
ところで、今日は熊本どうでしょうチームの2年生(13)3人(岩坂、時松、中村)が撮影が
うまく行ってなかったところを撮り直すため、再度、門前町にJRで向かいました。
特に音声の収集に失敗していたので、今回は、良質のマイクと良質のボイス
レコーダーを持参して収録に出かけました。
朝8:50、中村から
  13ゼミ生三人とも無事寝坊することなく、JRには乗れそうです。
  現地に到着次第撮影を開始したいと思います。
とのメールが届き、終了後は、岩坂から無事に終わったと次の写真が送られてきました。

19時ごろ、会議からガリラボに戻ったら、時松が帰って来ており、収録してきた音声を聞
かせてもらいましたが、良い具合でした。
明日、あさってで最後の編集に挑むようです。
ただ、どのチームも最後の詰めの部分が今一つ。 
考えすぎて、爆発寸前かもしれません。


今夜、OGが来てました。
OG(04)樋口、OG(10)清原の2人。ガリラボ10年史の年表づくりをやっているようです。
ご苦労様です。

 
 

2014年8月26日火曜日

ゼミ新聞部の新しい形/OGからのメール/もや研の今日

昨夜遅く、鈴虫が鳴いていました。
今朝、6時ぐらい、自宅のベランダ越しに鈴虫が鳴いているのが聞こえました。
それが、朝7:30になると研究室の窓越しに蝉の大合唱が聞こえる。
季節は夏から秋へと進んでいるようです。
もうしばらくすると蝉の声は無くなり、秋のスイッチが100%入ることになりそうです。
 
さて、今日は午前中、ゼミ新聞部の打合せでした。
4年生が抜けて、5代目の新聞部としての活動が始まりました。
第5代部長は3年(12)目代、部員は3年(12)梅田、村上、森です。
かなり久しぶりに、新聞部の企画段階での打合せに参加依頼をされたのですが、せっかく
だからと色々と注文をつけておきました。
どうもやり方が新聞っぽくない。
イベントにだけ着目して紙面構成をしてしまっている。
愛おしいガリラボの話題がそれでは手から零れ落ちてしまうでしょう。
どういった視点でガリラボを見つめるのか、それを定めないといけない。
ということで、社会部とか、経済部とか、メディア部とか新聞社の体制を真似して、津曲
ゼミ新聞部として妥当な体制を設計しなさいと第5代部長に指示しておきました。
各部(課?)には責任者(3年生)をおき、2年生をそれに加え、その部(課)の視点で
ガリラボを常時取材していくとよかろうと思うのです。
そうすればこれまでのゼミ新聞部では見えなかった、例えば、会計長の仕事とそれが
ガリラボに果たしている役割などを表現していくことも可能であるように思います。
またその話の中で、ゼミ新聞部内に映像による報道部を作ることも決めました。
ゼミ新聞の発行と合わせて、継続的に取材していたものをニュース映像として流すのは
いいではないかとの発想に至り、それを実現させることになりました。
部長が頑張ってくれるものと思います。

次回のゼミ新聞の「卒業生の今」のコーナーに依頼したOGから返事があり、
快く引き受けてくれました。
その返事の中に、空港ビルディングの社内報にガリラボのことが書かれていると
の情報を教えてくれました。OGによれば、
  一面の半分を使ってあり、写真つきで産学連携の意義や、津曲研究室、という
  名前も出ておりました。
  昨年同じことをしていたはずなのに、こうして見るとすごく大きな取り組みの
  ように感じて後輩達も含め本当に頑張ってほしいなあ、と感じましたし、ほん
  とに恵まれた環境にいたのだな、と実感しました。
とのことで、このOGは、チーム繋として、昨年、空港ビルと連携して学生GPで研究を
行ってきた学生です。
どういった「卒業生の今」を書いてくれるのかは、10月末の新聞発行まで楽しみに
お待ちください。

さて、その空港ビルディングと連携している今年のチーム「空創」は今日、空港に出向き
職員さんと突っ込んだ打合せをしてきたようです。
4年(11)浅尾から詳細な報告が届き、また明日、打合せをさせてくれと言ってきてます。
このチーム、徐々にスピードが増しているように思います。


昼間、ガリラボはゼミ生で満杯でした。座る隙間もないぐらいに満杯。
その中で、熊本どうでしょうチームは、映像作りを頑張っておりました。
明日、2年生チームは、取り直しのためにまた阿蘇門前町に向かいます。
いいものが出来上がること祈っています。

お昼からM2(13)坂口とのゼミ。今日から「ポストモダン経営学」なるテキストを
読み始めました。
今日の話題は「ゴミ箱モデル」です。
認識論的組織経営論。興味深い内容です。
マンツーマンで、あっという間の90分でした。
なお、坂口は、自分の研究を背景にセミナーで発表することになるようです。
勉強の甲斐があるというもの。
かの地にて、意義深い発表になるものと確信しています。
 

以下、久しぶりに「もやいすと研究会」の話題を書きます。
今日は研究会のメンバー(M1(14)吉村、3年(12)尾堂、田中)を連れて本部棟で、
事務局(阿蘇品さん、松本さん、西口さん、矢野さん)と集中講義当日の詳細に
ついて、打合せをしました。
吉村から説明をしてもらい、おおよそ講義の大枠は固まりました。
徐々にリアリティを増してきました。
ということで、この2人は、夜中22時ごろにこんなものを作っておりました。

明日の朝、こんな感じで道場の前に貼り付けるそうです。
ここに、明日8:40にはガリラボの研究会メンバー10数名が集合するとのこと。


もやいすとの成否は、この研究会メンバーの双肩にかかっております。
頑張ってほしい(他力本願^^;)。


2014年8月25日月曜日

行間を読んでくれた卒業生/水の国くまもと映像の批評会

前回来たのが5月1日(ガリラボ通信2014/5/1)。
次が2ヶ月と1日後の7月2日(ガリラボ通信2014/7/2)。
となると、次にやってくるのは9月3日となるはずでしたが、そのルールを破り、
この男は本日(8月25日)にやってきました。^^

OB(10)保坂です。星野村のお土産を持って。
(なお、右の夕子は、3年(12)森の京都土産です。吉村先輩のことを考えて
買ってきましたと言ってました・・・)。


保坂からもうひとつ。何だか定番になりつつある、カップ麺一箱!
しばしガリラボメンバーはこれで食いつないでいくでしょう。
在学生諸君、保坂先輩に(少し)感謝をしましょう。


保坂が来てドタバタしているガリラボで、11時からは「熊本どうでしょう」チームの
30秒CMの批評会を実施しました。
6本の作品の批評を行いました。

コメントをしようと3年(12)丸野が非常に真剣です。いい顔してます。

先輩からの批評を受けている1年生。辛口の批評に心は折れなかったでしょうか。^^

保坂も批評に加わり、貴重なアドバイスもしておりました。こういう批評は学生の
時からかなり得意であったように思います。


13時まで続いた批評会は終了し、6本あった作品を3本にまとめることになり、
1年生、2年生、3年生でそれぞれ1本仕上げることなりました。
その中で、2年生チームはインタビューの音声が非常に悪かったので、音の取り直しが
必要だと思われたので、再度、門前町に出かけてもらうことになりました。
8月27日にインタビュー先にアポを取り、出かけてくるようです。
タイムリミットまであと数日。
3チームとも、しかりと考えて、良い作品を仕上げてほしい。
 
その後はチーム空創の「らしさ班」の4年(11)浅尾、後藤、清田と打合せ。
90分ほど話題を脱線させながら、打合せをしていたら、非常に面白い話題へと展開
していったように思います。
明日、このチームは空港ビルの皆さんとの打合せとのこと。今日のアイデアがそこで
新たな形へと昇華していくと面白いなと思います。
明日、空港から戻った後の報告を楽しみにしています。


保坂の話題をもうひとつ。
わが子にも近いであろう、メダカを見ています。
先日のガリラボ通信で「絶滅危惧種」というのを書きました(ガリラボ通信2014/8/22)。

それを読み、「これは、俺に持って来い」という意味だなと思ったらしく、メダカを持参して
きました。
さすがは保坂! 弟子だけのことはある。恩師の行間を読めるようになっている。笑

2匹まで激減していたメダカは、一気に増え、12匹になりました。
しばし絶滅危惧種のレッドカードから外して良さそうです。
たまにはいいことをしてくれます、保坂は。笑
感謝 m(_ _)m


そういえば、今になって思い出しました。
行間を読んだことで安心したのでしょうか。今日は私にはお土産を持ってこなかった。
いいやつなので、次はきっと持ってくるでしょう。笑
 

夕方、興津会実行委員長の3年(12)川口から今後のことについての報告と相談を
受けました。
実行委員の3年(12)田中、尾堂、森も一緒です。
この打合せでも色々と次にやることが決まりました。
とりあえず、卒論新聞の発行を知らせるメールに、興津会実行委員の活動状況も
一緒に掲載していくことになりました。
これにより、これまでの卒論新聞のお知らせメールは、ガリラボの週報としての意味合いを
持つものに変わっていきそうです。



19時からもやいすとの講義準備にM1(14)吉村、3年(12)尾堂、田中と打合せ。
延々と22:30まで続きました。
ここでも色々な変化が・・・

変化とは誠に面白いものです。
 
 

2014年8月24日日曜日

STAND BY ME ドラえもん

STAND BY MEと聞いてすぐに思い出すのは、次の映画です。
オレゴン州の少年4人の夏の冒険を描いたものでした。
また映画の主題歌も大ヒットして、当時、多くの人がこの曲を通じてもこの映画を
知ることになったのではないかと思います。
今年の2月、BSシネマでもこの映画が放映され、ちょうど見たばかりでした。

YouTubeで見る

現在、STAND BY MEなるタイトルのドラえもんの映画が大ヒットしているとのこと。
昨日、この映画を観てきたらしい私の娘が、観たら私は号泣するだろうとLINEに書いていました。
それでこの映画の存在を知ったのですが、どうも単純な子どもたち用の夏休み映画では
なさそうです。
調べてみたら、監督のひとりは、「永遠のゼロ」の山崎貴監督ではないですか!
やっぱり。
 
予告編の再生回数は100万回を超えてます!

予告篇3だと200万回を超えてる!
 
時間を作って観に行こうかと思います。

そういえば、昨年の今頃、ゼミ生たちと一緒に光の森に「風立ちぬ」を観に行ったの
でした(ガリラボ通信2013/8/31)。
それまでゼミ生と一緒に映画に出かけるなどなかったので新鮮な体験でした(偶然で
すが、「風立ちぬ」のDVDを昨晩自宅で見てました)
さらにまた偶然ですが、昨日のワークショップ(ガリラボ通信2014/8/23)で未来の
メディアとドラえもんの関係が議論されていました(確か、4年(11)清田が言ってたと
思いますが、この映画のことが頭にあったからでしょうか?)。

もしも時間と興味が合えば、夏のイベントのひとつとして、ゼミ生たち一緒に
STAND BY ME ドラえもん」に出かけたいものです。
希望者はいますか?
    

カップドローン/田んぼドローン

ドローンを使った衝撃的なPVとして思い浮かぶのはAmazonのPrime Air(30分で
配達するというサービスのイメージ映像)でした。
最初にこのPVを見たとき、まだドローン(Drone)という言葉は知らず、ドローンそのものには
注意がいかず、サービスだけに目は奪われていました。
それが今、ドローンそのものに強く惹かれております。^^;

さて、そのドローンは現在いろんなところで取り上げられるようになってきていますが、
本日知ったのがカップヌードル@ブラジルが出したCM。 CupDrones

カップヌードルはどこでも食べられるというのを表現しているのでしょうが、その表現の主役が
ドローン! 俄然、ドローンに心を奪われていきそうです。笑

ところで、余談ですが、PVでドローンの飛行シーンに使われているBGMはワーグナーの「ワルキューレの騎行」という交響曲です。
実は、この曲は「地獄の黙示録(1979)」という映画で戦闘ヘリの飛行シーンのBGMとして用いられたものでした。
CupDronesのPV制作者は、地獄の黙示録をパロディ化しているようです。

さて、ガリラボにももうじき、ドローンがやってくるはずです。
その時はワーグナーをBGMに初飛行させてみましょうか。

そしてそのドローンの仕事のひとつとして玉名市の田んぼアート撮影(空撮)を考えています。
田んぼドローン


後期に玉名市と玉名観光協会(たまララ)と組んでやっていくプロジェクトの一環です。
さらに、この田んぼアートには玉名市にある北陵高校の生徒さんが関わっているのだ
そうです(こちら)。
実は北陵高校には、院OB(08)田中が勤務しています。
その田中から先日、田んぼアートに関して少しだけ打診があっています。
今後どうなっていくかもちろん分からないのですが、人のつながりの影響は大きい。
後期は、そのつながりを下敷きにして、ドローンなどを駆使して、色々と面白そうな
プロジェクトに発展していきそうです(いや、発展させていきたい!)。
 

2014年8月23日土曜日

白亜祭企画ワークショップの開催

今日のガリラボ道場です。午後に備え、準備万端です。
 
白亜祭でガリラボが実施する(すべき)内容を検討するために、有志による
ワークショップを開催しました。
ワークショップについては次の通りで、ガリラボ白亜祭実行委員長の4年(11)藤本が
計画しました。ちなみにこの計画書に、藤本のあの優れたイラストは描かれていまし
た(ガリラボ通信2014/8/14)。


ワークショップの趣旨に賛同し、集合してくれたゼミ生たち(上記名簿の通り)。

玉名市からワークショップの達人である平野さんもかけつけてくれました。


13:00に藤本の司会でワークショップ開始。
道場には元気になったユッカも置かれていました。緑が少しでもあると雰囲気が変わります。

ワークショップの課題は、未来のメディアを性格付けることことです。その特徴を、藤本手製の
キューブに書き込みなさいということでした。
この辺り、昨年からのプレイフルラーニングの手法が活かされています。

そして最後に、未来のメディアのことを踏まえ、白亜祭に向けてガリラボのゼミ生全員に
共通認識として持ってもらうキャッチコピーを考えるのがゴールとなります。


くじ引きでA、Bの2チームに分かれ、それぞれに考えていきます。
最初の課題の発表。
まず、Aチームから、代表で4年(11)清田が、未来のメディアの持つ特徴についての発表
しました。

Bチームは4年(11)谷口。

谷口がキューブに書き込んだ未来のメディアが持つべき4つの要素を説明しています。

その後、キャッチコピーの検討。広用紙上にアイデアがどんどん書き込まれていきます。


Aチームのキャッチコピーは4年(11)上田から。「未来のガリラボ~空間メディアとの共生」と
いうのが発表されました。

Bチームは平野さんが発表。「プレイフルコミュニケーション」ということでした。


細かなことは省略しますが、2チームによる競演によって優れたアイデアが
たくさん生まれたプレイフルなワークショップでした。
今日のアイデアを受けて、具体的な企画が藤本らの白亜祭実行委員で考案されると
思います。
約3時間のワークショップを無事に終え、藤本の音頭で1本締めで終了でした。


ワークショップ参加のみなさんご苦労様でした。
おかげで、今年のガリラボの白亜祭も面白くなりそうです。

 
道場でワークショップが白熱していたころ、ガリラボでは「熊本どうでしょう」チームが
静かに水の国くまもとビデオコンテストに投稿する映像編集に没頭していました。
朝から3年(12)坂本、目代、2年(13)時松、岩坂、中村、1年生の児玉、秋山の6人が
作業しており、今年は6作品を作っているようです。
8月25日(月)11:00から、これら6作品の批評会を実施予定です。