2014年8月22日金曜日

絶滅危惧種

昨晩、M1(14)吉村と打合せ+無駄話をしていたら、「どうも、最近やるべきことが
やれてない」と言います。
この夏になってから。
私からはそれは授業がなくなったせいだろうと答えました。
院生では、夜の講義があり、その準備を昼間にして、合間に研究のための時間を
つくっていくという一定のリズムがあったわけです。
それが夏休みに入り、授業がなくなり、自由な時間が増えた結果、結局、リズムが
崩れて能率を極端に低下させているのだと推測されます。
人は自由の中に一定の制限をかけ不自由にして、初めて真の自由が得られる。

私の場合、いくつか制限をかけています。このガリラボ通信もそうで、毎日書くと言う
制約を課しておりますし、また授業があろうがなかろうが、会議があろうがなかろうが、
1年中、土日以外は朝7:00~7:30頃に自宅を出て、門の閉まる23:00頃に
大学を出ることを原則にしています(今日は18時に帰ります。飲み会のため^^;)。
やるときだけやればいいじゃないかというのは長期戦ではあまり能率は良くない。
ゆっくりでも、止まらなければ、けっこう進む!
止まらないためには、リズムが不可欠です。
自律的にリズムを創り出していくことを、ひとつのスキルとして身につけていくと
いいでしょうねぇ。
夏、ガリラボには全員でありませんが、リズムを作るべく何人かはやってきます。
1日、1日ではわからないでしょうが、長期においては「けっこう進む」ことになる
でしょう。

さて、私が基本的に毎朝いつも一番にガリラボに入るわけですが、そこで出迎えて
くれるのがこの水槽=メダカの家。
よく水槽を見ると、、、

現在、この2匹になっています。
メダカ自体が絶滅危惧種なわけですが、ガリラボでも絶滅危惧種となっております。


メダカを持ってきたのがOB(10)保坂でした(ガリラボ通信2013/7/7)。
この2匹が絶えると、水槽の意味もなくなる。
そして、水の絶えた水槽は放置され、保坂の記憶もガリラボからは薄れていき、
「なんで、研究室に水槽があんの?」と後のガリラボゼミ生から思われることに
なるでしょう(笑)。

今朝、九州北部は豪雨になっております。
大宰府辺りは今朝がた1時間110mmの豪雨であったとか。
メダカどころではありません。
被害のないことを祈るばかりです。
 

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