2009年10月31日土曜日

ツマガリフェスティバル2009当日のタイムスケジュール

明日になったガリラボ学年別対抗バレーボール大会(ツマガリフェスティバル2009)の
タイムスケジュールは次のようになるようです。
実行委員長の3年盛下から連絡がありました。


タイムスケジュール

12:20┃コート準備→3年生
12:50┃集合完了
13:00┃開会式→盛下(3年)
    ┃ルール説明→坂本(2年)
    ┃先生挨拶
    ┃実行委員長挨拶→盛下(3年)
    ┃体操→2年生2人
13:30┃軽く練習
13:40┃予選第1試合開始
13:50┃第2試合
14:00┃第3試合
14:10┃第4試合
14:20┃第5試合
14:30┃第6試合
14:40┃親睦会
15:30┃決勝トーナメント第1試合開始
15:40┃第2試合
15:50┃第3試合
16:00┃決勝戦
16:15┃閉会式→盛下
    ┃結果発表→広瀬(4年)
    ┃優勝チーム講評
    ┃先生講評
16:30┃片付け

明日は頑張りましょう!

2009年10月30日金曜日

CCAブログ

今日は2年生のゼミでPhotoshopの講義を行いました。

そのための教材を4年の中村と一緒に考え、その後の具体的な作業は
すべて中村にやってもらいました。
その教材を引っ下げての講義で、ここでもPhotoshopの操作はすべて
中村に任せました。
見事なPCさばきで、大変良い授業になったように思います。
大変感謝しています。

金曜日は4年松尾はキャリアセンターで学生アドバイザーをやっています。
学生アドバイザーのことを本学では「キャンパス・キャリアエンジェル(CCA)」と
呼びます。
なんとも可愛い名称ですが、私が名づけました。
仲の良い同僚によれば、「あなたがこれを名づけたのか、気持ち悪い」と
賞賛してくれてます。
シリコンバレーの投資家が、先を指示してくれる人という意味で、エンジェルと
呼ばれていることなどを意識してつけたものです。
このセンターでは、CCAのブログが始まりました。本日は、松尾が書いてます。

http://cca-puk.blogspot.com/2009/10/blog-post_30.html

このブログ、3年生の皆さんには役立つと思いますので、読んでみてください。

今日の記録

今日(といっても、もう日付が変わったので昨日)は、
8:40から3年小田原との打合せで始まりました。
約1時間半の打合せで出た結論が、
  消え行くコトバの採集
となりました。音声によるコトバを採集し、それと合う写真と文字とを
組み合わせたマルチメディアによって地域の表現とアーカイブ化に
挑戦します。気の長いプロジェクトになるはずです。あわよくば、卒論
までこれを続けていければと思っています。

その後はM1吉本さんとのゼミ。今日も正統的周辺参加論について
勉強しました。その過程で、吉本さんの自宅建築にまつわるエピソードを
私と勉強会に参加しているB4松尾・中村とで興味深く、笑いながら聞かせ
もらいました。

昼休みにB4川上がやってきました。感慨深いものがあります。

13時より中村と2年ゼミの準備。Photoshopの授業の準備を入念にやりました。

その後、B4広瀬、小出、園田、佐藤、そしてEBI’sの会議でB3興梠、冨田、森が
やってきて賑やかな研究室でした。
さらにはMOREの1年生2名もやってきて、賑やかさを増幅させていました。
バレーの件でB3盛下も短い時間でしたがやってきました。

夕方にはM2田中さんがやってきて積もる話に花が咲きました。
田中さんが戻った後、B4佐藤との卒論の打合せ。
21:30ごろB4佐藤との打合せ終了後、22:30ごろ今度は菊池に派遣していた
M2佐藤が来室。

結局、大学を出たのは23時でした。

8:30~23:00まで、かなり長い1日でした。

帰宅後、ある封筒が届いてました。
忘年会の案内でした。
今年の第1号でした。
いやー、もうそんな季節になりつつあるんですね。
気をつけていないとあっという間に今年が終わりそうです。

2009年10月29日木曜日

【お知らせ】バレー大会のルール決定

11月1日のバレー大会のルールが発表されました。以下の通りです。
---

◆試合について
  ・15点マッチ
  ・時間7分(引き分け有)
  ・5人制
  ・交代は自由
  ・サーブは男子→エンドライン、女子→アタックライン(真ん中くらい)より後ろから
  ・男子のアタック、ブロックは禁止
  ・ローテーションは自由・3回以内に返す(足も可)
  ・ネットの高さは210センチ
  ・勝ち点は勝ちが3、引き分けが1、負けが0


◆決勝リーグについて
  ・全チーム決勝に上がれる
  ・Aリーグ1位vsBリーグ3位、A2位vsB2位、A3位vsB1位、院生シード
  ・決勝は20点マッチ

 フェアプレーで戦いましょう。

宇土中の活動取材

本日はM2佐藤がデジカメ、ビデオを手に宇土中の体験
活動@菊池市に参加し、状況を取材してくる予定です。

この取材をもとに宇土中でのワークショップのデザインを
していくことになります。

研究室で、取材結果を首を長くして待っています。

2009年10月28日水曜日

私としたことが・・・

天草の帰り、仕事をするために研究室に立ち寄るつもりでしたが、
カギを忘れていることに気づき、そのまま帰宅することに・・・

失敗しました。。。。


資料がないために、仕事が進みません。(T_T)
 
 

知らなかったことを知らなかった

天草に行ってきました。
途中、宇土マリーナで古代船「海王」を撮影してきました。
















1,2週間ほど前、3年ゼミ生と矢部町の調査打合せをしていたとき、
あの地域の特徴は何だろうかとの話題がでました。
そりゃー「石」だろう、と話しましたが、ほとんど通じない。
熊本の石の文化があまり知られていないのですね。

有名な熊本の石の文化のことを熊本出身の人たちが知らないことを
初めて知りました。
灯台下暗しとは良くいったものです。

石が話題になったついでに、2005年にTVで頻繁に放映された、古代
船「海王」の実験航海のことを話したら、これがまた誰も知らない。
高校生の頃のはずです。
あんなに放映されたのに、古代のロマンは、当時の高校生には届いて
いなかったのですね。
そのことに驚きました。

「海王」の前におかれた説明プレートも撮影してきました。
拡大して、1500年も前にあった熊本の石の文化をおさらいしておきましょう。^^


















同じく3年生から知った事実。
先日の授業で、コンピュータでの日付処理に触れ、昔、メモリが非常に
高価だった影響で表現をケチっていたことを話しました。
今から思うとみみっちい節約が、Y2K(西暦2000年問題)という大きな
問題を引き起こしたのでした・・・・

 と、そんな話をしたら、みんなきょとんとしている。

尋ねたらY2Kなど誰も知りませんでした。orz

このとき私は、コンピュータ西暦2000年問題は、若い世代にとっては
すでに完全な過去であり、歴史の中に埋もれてしまっていることを知った
のでした。

うちわEBI’sの皆さんへ

急遽、明日(10/29)の木曜日、院生の佐藤君を宇土中の体験学習@菊池に
派遣することにしました。
宇土中でのワークショップの事前準備を兼ねて、体験学習の状況を確認して
もらうためです。
このため木曜日のEBI’sの会議には佐藤君は出席できないと思います。

佐藤君抜きで会議を進めてください。

天草に出かけてきます

今日は研究室を不在にします。毎月の天草定期便です。

今日一日、私は音信不通になります。
メールを読むのは帰宅後になりますので、もらった連絡への返信は
夜になるでしょう。 m(_ _)m

今年度がWebの駅の計画の最終年度となり、発展システムの
構築が始まっています。
本日は、そのシステムの仕様を固めるため、利用者の立場での
意見を言う会議です。
ついこの間、10月初旬にも天草には行ってきたわけですが、この
10月の 研究室や周囲の変化の激しさになんだかそれが遠い昔の
ようです。

ガリラボのみなさん、本日もそれぞれの作業を前進させておいてください。

宇土中ボランティア計画の具体化

一度消滅した宇土中学校の生徒さんたちへのワークショップが
復活してます。
これついては前のブログで書いたとおりですが、復活する新しい
ワークショップが徐々にその形を露にしてきています。

知識整理の方法を中学1年生に教えることになるのですが、
その詳しい打合せは私が今週は多忙で動けないので、代わりに、
院生の佐藤君がやっています。
宇土中の「宇土未来探究講座」を担当されている先生と佐藤君は
細かなメールのやりとりをしながら、内容を確定させていってるよう
です。
まったく頼もしい限りです。
さすがは、大学院2年生というところでしょうか。

佐藤君と一緒に活動することになるゼミの3人の4年生エース(^^)にも
今後多くの知恵と実践を期待しているところです。

80名の中学生に指導するなんてめったにできることではないので、
エース4人には頑張ってほしいと思ってます。

さて、私は、明日(今日?)はWebの駅関連の今後の計画の話し合
いのために天草に出かけてきます。

2009年10月27日火曜日

3年プロジェクトのリーダー会議

お昼に3年生のチームリーダーを集めたプロジェクト会議を
開きました。
参加したのは、興梠、小田原、冨田(代理)、上村の4人。
時間がなく突っ込んだ議論はできなかったのですが、ここに
きて、一部しっかりと目的を見定めることができなくなってい
るようです。大枠を与えられただけで、後は何の制約もあり
ません。

具体的な枠組みをそれぞれのチームで設定していくプロジェ
クトなので慣れない3年生にとってそうなることは当然だろうと
思います。
枠組みが不明瞭な課題というのは大体がそんな状況に陥って
しまう傾向にあります。卒論の最中にある4年生はこのことが
よくわかるはずです。何を隠そう、私自身がいつもそんな状況
に陥っています。

そんな隘路に陥ったときどうするか。
抜け出すには、必死に考えるしかありません。寝てもさめても
そのことを考えていて、夢にまで出てきて、うなされるほどになっ
たら解決はすぐ近くにまで来ているはずです。

自由に考え、活動できる機会です。
このプロジェクトに「十全的参加(full participation)」を果たして
いきましょう。

【お知らせ】ガリラボバレー大会組合せ&進行表(暫定版)

ツマガリフェスティバル2009の予選リーグ組合せとタイムスケジュールの
暫定版ができました!
現在、3名の卒業生が来るとの連絡をもらってますが、3名とも院生チームで
出場してもらいます。
また1年生はメンバーが集まらず、単独チーム結成は無理だったようなので、
どこかのチームとの合同になる予定です。


 
こんどの日曜日(11月1日)が開催日です。練習を怠りなく!
 

2009年10月26日月曜日

【お知らせ】3年ゼミの水俣フィールドワークについて

3年生が3チームに分かれて活動を開始しています。

その内の1チームが水俣をターゲットに地元学の勉強を
行っています。
現在、チームで吉本哲郎氏の「地元学をはじめよう(岩波
ジュニア新書)」を学習していますが、 そのことに関する発
表会を次の日程で行います。

  11月9日(月)16:10~ @演習室2

興味のあるゼミ生のみなさんは学年を問わずどうぞ参加して
ください。 さらに

  11月22日(日)

には朝から水俣でのフィールドワークを行います。「地元学を
はじめよう」にある 水俣市の「村丸ごと生活博物館」 にでか
けて全員で地元学を実践してくる予定です。

村丸ごと生活博物館
http://www.minamatacity.jp/related_group/muramaru_group/index.htm

ゼミでバスを借り上げて出かけます。3年生以外の参加希望者はいませんか。
さらには、OB/OGも参加しませんか。
詳細はまだ決まっていませんが、バスに乗る余裕はあります。
秋の一日、貴重な体験をしてはどうでしょう。

以上お知らせでした。

スイートポテトやお菓子など

たくさんの活動が行われました。
きちんとまとめておきたいと思いますが、今日は余力がないので、時系列で活動内容を書き残して
おくだけにとどめます。

 8:30-10:00 MORE(文学部1年生チーム)にGoogle活用法の講習会
            伊藤(M1)にTAをお願いしました。
 9:30-12:00 MORE(総合管理1年チーム)と松尾(B4)を交えた打合せ
            1年生からおいしいスイートポテトの差し入れがあり、ゼミ生は早い者勝ちで
            もらっていました。
12:00-13:00 ゼミ新聞第6号について小田原・平野(B3)と打合せ
13:00-14:30 佐藤(M2)、松尾・中村(B4)、門前・迫中(B3)そしてお客さん1名を交えて
            公務員2次対策として集団討論の練習。
            題材としてNHKドラマ「再生の町」を利用しました。初めてのことでしたが、
            なかなか難しいことを実感。
14:30-16:00 佐藤と宇土中学校のワークショップのやり方について打合せ。
            この間、4年生はバレーの練習のようでした。
16:00-16:30 藤本(B4)と卒論について打合せ
                 この間、3年生全員それぞれのチームに分かれて打ち合わせです。
16:30-17:00 藤木(B4)と同じく卒論についての打ち合せ
17:00-19:00 中村(B4)と2年ゼミ用のPhotoshop授業の打ち合せ。
            題材の研究を行いました。
19:00-21:00 夕方に引き続き、佐藤(M2)と中村(B4)と宇土中の打ち合せ。
            中学生へのKJ法の適用方法についておおよそのアイデアを
            まとめました。
21:30       打合せの内容をまとめていた上村(B3)がまとめの作業を終わり、
            帰宅していきました。これでようやくゼミ生が研究室からいなくなりました。

ざっとこんな感じで、その他の3年生も多くやってきましたが、誰が来たのかよく覚えていません。
本日は、それぐらい多忙を極めて研究室でした。

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本日はスイートポテトはもちろん、それ以外にもたくさんのお菓子の差し入れがありました。
松尾(B4)や佐藤(M2)からです。
下は佐藤による長崎土産の一部。レトロさに負けてつい写真をとってしまいました。



今後も珍しいお土産を期待しています。(^^)

【お知らせ】ガリラボ学年対抗バレー大会開催予告

ガリラボ学年対抗バレー大会(ツマガリフェスティバル2009)は、

  2009年11月1日(日)13:00(開始)
  県立大学体育館(小アリーナ)

にて開催します。1週間後ですが、とりあえず決まっているのは
それだけです。^^
それ以外の情報は決まり次第この場で報告します。

各学年、院生、OB/OGともに入念な練習をしておきましょう。
優勝チームには副賞があります(たぶん)。

2009年10月25日日曜日

宇土未来探求講座通信Quest22号

宇土中「宇土未来探究講座通信」で研究室のことを紹介してもらいました。
また、11月6日に宇土中に乗り込み、知識整理の方法をワークショップ形式で
教えてくる予定です。教えるのはもちろんガリラボの学生ボランティアです。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
さて、新設された県立宇土中学校にて長期展望に立った総合的な学習「宇土未来
探究講座」が展開されています。
その講座の広報紙でガリラボを紹介してもらいました。



昨年、この講座の計画の段階からかかわり、ガリラボから学生ボランティアを 派遣
することを宇土中には約束していました。
いよいよ来週がそのときでしたが、新型インフルの猛威の影響で上記通信にかか
れている体験講座は内容が縮小され、残念ながらガリラボからの応援は不要に
なりました。
この件は前のブログでも書いた通りです。
菊池での体験講座が中止になりましたが、せっかくなので、代わりに宇土中学校にて
知識整理の方法を教えてくることになりました。

派遣するボランティアは、菊池でのワークショップをデザインしたものの中止になり
幻のファシリテーター」と化したガリラボのエース級の4人です。
佐藤(M2)、松尾・中村・熊井(B4)
このメンバーに、知識を整理して新しい概念を身につけていくことの意味を宇土中の
ちびっこ秀才たちに体験させてもらおうかと思っています。

抽象概念とは近代西欧文明にとって自然を支配する大変重要な道具(武器)です。

レビ・ストロースという文化人類学者は、近代西欧文明と異なる文化圏の人々の
研究から抽象概念に頼らない生活のあり方を発見します。
そこでの主要な人々の方法(エスノグラフィ)とは、すべてのものを異なるものとして
覚えてしまうというそんな方法でした。
具体的な例でいうと、例えば、木にすべて固有名をつけて、それぞれ異なるものとし
て木を眺める。そんな感じです。
椅子がほしいと思えば、椅子として使える形のものを探し回ってそれを持ってくる。
そんな方法です。
こういった人々をレビ・ストロースは「器用人(ブリコラージュ)」と呼びました。

これに対して近代西欧文明は、個々に着目するのではなく、抽象概念を発達させて
いきます。
例えば木々を、木というひとつのカテゴリに分類して、個々の木々を区別せずに
ひとくくりに見ていきます。
このカテゴリ(抽象概念)のおかげで、近代西欧文明は、椅子がほしくなると、
椅子という概念を部品に分解して、小さな部品の組み合わせとして椅子を生み出す
という方法(概念操作)を発明します。
この方法が、近代以降急速に発達して、世の中に多量の人工物(artifact)を
生み出してきたのです。
新しいものを発明していくのに抽象概念は不可欠となります。
私はこういったデザインの思考についての研究もしてきたので、そのあたりの
ことを宇土中の子どもたちに、中学生が持っているコトバだけで説明してみたい
と思います。
似ているもの、似ていないものを分けることから、ものごとの理解を開始している
近代・現代人の実践の共同体の入り口へと連れて行くことに挑戦してみるつもりです。

うまくいくかどうかは不明ですが、失敗したら「すいません」と私と4人で頭を
下げてくることになるでしょう。
できるだけそうならないように頑張ってみるつもりではありますが。

書き始めたら長くなりました。
実は私は思考の問題を考えた時期があり、今も隠れて(?)この問題を考えています。
なかなかこんな話をするチャンスは大学ではないので、11月6日が楽しみです。

SNS直接民主制

おはようございます。
日曜の朝なので、ゆっくりと色んな情報に目を通しています。

Twitterを読んでいたら、勝間和代さんが東浩紀氏の発言についてつぶやいていました
(勝間さんのつぶやき: http://twitter.com/kazuyo_k )

東(あずま)氏の発言とは、

  インターネットというテクノロジーは10万人規模の直接民主制を可能にする。
  基礎自治体(市町村)のいくつかはミクシィ(mixi)とかのSNSで運営すればいい――。
  批評家の東浩紀さん(38)が深夜のテレビ番組で「政治の未来像」について大胆な
  提案をした。「そうなれば、政治家は今ほど必要ないのではないか」というのだ。
  (以下、詳細は、http://www.j-cast.com/2009/10/24052476.html で)

というものです。
東さんの考え方は、ガリラボの今年の大学院講義「情報社会論」にて主題にした「アーキテ
クチャ
」という思想に深く関係しているもので、そのせいもあって勝間さんのつぶやきに目が
いったんだろうと思います。
東さんの思想は初めての人にはとっつきにくいものです(初めてなので、当たり前ですが)。
そこでは、自由の 意味を深く考えてさせてくれる大変面白いもので、現在、院生の伊藤さんの
修士論文のテーマがこの路線の中にあります。
ただし、これは本題とは関係ないので、この話題についてはこの辺で・・・

SNSといえば、ガリラボではイコール、天草Webの駅です。
特に東さんが上の話題の中で対象としている(はずの)地域SNSが、ガリラボにとっては、
ひとつの大切なテーマであるわけです。
そのこともあって、このガリラボ通信に話題としてアップした次第です。

ガリラボのサブカルチャーを形成している「うちわEBI’s」グループには興味のある話では
ないかと思いますが、いかがでしょうか?

2009年10月24日土曜日

修士論文中間報告会

本日は大学院アドミニストレーション研究科の中間報告会の日でした。
朝一番から全部で27名のM2が発表します。
ガリラボからは佐藤と田中の二人のM2がそれぞれ10番目と12番目に
登場し発表をしました。

まずは佐藤さん。タイトルは、
  地域における形式知表出
  ~ワークショップにおける外部者参加の問題を事例として~
というもので、地域の情報を外部者という参加という形で促していくことの
意味と具体的な過程について研究しているものです。
発表後はコメンテーターから高い評価を受けていました。



次は田中さん。タイトルは、
  高校を核とした教育コミュニティに関する研究
となっており、地域における高校の役割を改めて考察したものです。
これについてもたくさんの質問が出て、関心の高い話題であることが
示されたように思います。



二人ともに、これからいよいよ修士論文の完成に向け、ラスト
スパートに入ります。
良い論文に仕上がるよう応援していくつもりです。

2009年10月23日金曜日

本日の研究室

本日の研究室には、14時過ぎに出てきましたが、そのときから、

4年 小出
4年 中村
1年 MORE(谷・千蔵)
3年 小田原
1年 MORE(木村・村中)
4年 松尾

といった順に学生が顔をだしてきました。
人数は少ないですが、 それぞれ濃厚な打ち合わせや無駄話が
交わされていたように思います。
おかげで、いくつか新しい活動企画が生まれました。

宇土中ボランティアの消滅と復活

宇土中の1年生が菊池で予定していた体験学習(10月29日)は新型インフルの
ために日程が縮小され、その結果、ガリラボで手伝う予定にしていたプレゼン指導は
中止になりました。
ワークショップの企画を考えてくれていたメンバーには残念なことでした。
中止の連絡は一昨日メールできました。そのメールの最後には、

  最後になりましたが、先生の研究室の優秀で、輝いている学生の皆さんと
  一緒に活動ができなくなり大変残念に思っていることをお伝え願えればと思います。

とありました。
最後の一文はお世辞でも何でもなかったようで、できないことを残念に感じて
おられた宇土の先生が、本日になって、中学の方の予定を変更して、11月6日に
宇土中でKJ法を用いた知識整理の方法をお願いできないとの打診が再度あり、
せっかくなので基本的に引き受ける方向で検討を始めています。
せっかくの機会なので、わがゼミの優秀な学生たちを宇土中のちびっこ秀才たちに
披露してきたいと思います。

キャンパス・キャリアエンジェルブログ~無駄話の効用~

午前中の出張から戻り、そのままキャリアセンターに出向きました。
センター長として何もやっていないので、お詫びの意味でちゃんと手ぶらで、
無駄話(邪魔)をしにいった次第です。
そんな無駄のおかげで、なんとキャリアセンターに公式ブログが誕生する
運びとなりました。


センター職員さんとの無駄話による大きな成果でした。
きっかけは、4年生の松尾。
MOREのブログを松尾がセンターの職員さんに見せたと無駄話の途中で
聞いたので、だったらセンターにもブログを作りましょうよ、と極めて軽い「ノリ」で
話し、そしたらトントン拍子に話がすすみ、気がついたらブログが出来上がって
ました。
よくカスタマイズされたステキなブログです。
もしこのブログが発展することになったら、この日の誕生秘話はきっと美化
されて、ステキな物語として流布していくことになるでしょう。
「ニュートンのリンゴ」のようなステキな物語を考えておきたいと思います。
ところで、現在、センター前には今はこんな可愛いボードがおいてあります。
 

その裏面には、「今日の気になるNEWS」が日替わりで書かれており、
本日は4年生の松尾の手書きによるニュースが披露されていました。
もちろん松尾とはガリラボ生の松尾のことです。
 
 
今、彼女のはキャリアセンターにも進出し、スチューデントアドバイザー
(通称、キャンパス・キャリアエンジェル(CCA))としても活躍しています。
彼女はPASSの代表代行だし、MOREの統括だし、そしてこのCCA、さら
にはゼミ長と、いくつもの肩書をもつ学生になっています。

正直者/嘘つきクイズの解答

昨日夕方にクイズ(解答は下のほうに)を出されて、そのまま必死で考えていたところに、
院生・佐藤が研究室に乱入。
いつものご如く話し込んでしまい、気がつけば21:30。

解散後、超特急でブログを3つほど書き、仕事の整理をしていたら22:30。
徒歩帰宅中、キャンパス内の暗い道路で、自転車に乗った二人組みが
何か言いながら近づいてきます。
3年生の門前と迫中でした。
あの時間だし、暗くてよく見えず正体不明の人物だったのでちょっと引いてしまいました。
近くのゼミ生宅で鍋パーティの途中だとのこと。
「特別ゲストで一緒に・・・・」とか言ってましたが、そんな誘惑は即座に却下し、
そのとき最大の懸案であったクイズに集中していました。

帰宅後もずっと考えていて、ひとつの結論を得て興梠にメール。
朝、返信を見たら、私の解答を鍋パーティ参加者でチェックしていたとのこと。
その結果、合っているようだとのことでした。ほっとしました。

模範解答は次の質問になるようです。

『あなたはこっちの道が正しいですか?と聞かれたら"はい"と答えますか?』

さて、みなさんわかったでしょうか?


--------- 以下、ちょっとした裏事情です。

どうしてこんなに必死になったのかというと、この問題が自己言及の
パラドックスという古くからの問題の変形だと思ったからです。
自己言及のパラドックスは情報科学では大変有名で、情報科学の基礎となる
数学基礎論で登場します。
この手の問題である、自己言及のパラドックスを大変まじめに考えた人がいて、
天才数学者のゲーデルという人です。
彼は自己言及のパラドックスを発展させ、不完全性定理なるものを証明し、
形式化という20世紀数学が挑戦していた大問題に決着をつけてしまいました。
詳しくは書けませんが(覚えていないため)、論理的に矛盾していない体系は、
自身の体系の正しさを自分では証明できないという、結構ショッキングな定理です。
そんなことをずいぶん前に勉強していて、不完全性定理についても若かりし頃に
しっかりと勉強していたので、興梠から自己言及のパラドックスに関連するクイズを
出されて、すぐに解けるだろうと楽観していたら、意外に解けない。
それが悔しくて、諦めたらそこで試合終了との言葉がチラチラしながら、解けるまで
必死になってしまいました。
いや、脳ってやっぱり使ってないと、退化していきます。
痛感しました。

2009年10月22日木曜日

頭に来たこと

そういえば、今日はお昼ぐらいに大変頭に来ることがあったのでした。

Adobeの製品を購入したのですが、ソフトのシリアルナンバーを手に
入れる方法がまあ複雑なこと。
単に複雑ならばいいのですが、入手するためにAdobeとのやりとりを
携帯メールで やらないといけないのです。
これには参った。
ほんとに参りました。

毎回、「い」しか入力したことがない私が、複雑な情報(20文字ぐらい
だったかな???)を発信しなければならず、親指で携帯をいじりながら
途中ブチ切れそうにになりました。

お金だして購入して、どうしてこんな目に合わないといけないのかと
思いながら、半分泣きそうになりながら携帯と悪戦苦闘していました。

まだシリアルナンバーは入手できていません。(T_T)

クイズに挑戦中

朝、3年の興梠・小田原とゼミバレー大会(ツマガリフェスティバル2009)の
件で相談。主として大会終了後のコンパの件です。
二人して実行委員長の3年盛下を叱咤激励しながら計画を立てていくことだと思います。

午前中、そんな相談と院生佐藤君とのゼミだけで、非常に静かだった研究室でしたが、
午後になって一変しました。

4年生が卒論に、うちわEBI’sがWebの駅の打ち合せ、それに3年生もやってきて
賑やかでした。
私が会議から戻った時には非常に賑やかで、大変な活気を感じる研究室でした。


以下、クイズです。挑戦してみてください。

3年の興梠が公務員講座に出かける前、あるクイズをだしていきました。
講座で出た問題だということです。

正直者と嘘つきの二人の人物がある分かれ道のところにいます。
右か左どちかに行くと危険な目に会うことが分かっているとして、
そのことをこの二人から聞きだしてくださいというものです。
ただし、質問は一度しか言えません。またどちらが正直者で
どちらが嘘つき者かは分らないということです。

質問は一つだけです。それで危険でない方の道を聞きださないと
いけない。どんな質問をすればよいか考えてください、という問題です。

18時前にこのクイズを聞きました。
4年の中村、3年の冨田、それに私とで必死で頭をひねりましたが、わかりません。
まだ解けていません。
ネットで調べれば簡単でしょうが、悔しいのでしばし考えようと思います。
クイズをだしていった興梠は、ニコニコ顔で意気揚々と講座にでかけていきました。

現在、暗中模索の状態で、大変苦しい限りです。

地元学関係の本

月曜日(19日)に購入を決定し、その夜にAmazonに注文した
吉本さんの地元学の本が昨日(21日)にはもう届いていました。
今日には3年生の水俣チームには配布し、読んでもらう予定です。

それにしても早い。自分で大きな本屋に探しに行くより圧倒的に
早い。

高度情報化社会高度物流社会がセットになった社会には
驚愕させられます。

2009年10月21日水曜日

最後の月例報告会

本日のガリラボのメインイベントは4年生の報告会。
今回が最後の報告会になりました。
報告会以外には、M1の吉本さんと4年中村・松尾による勉強会、
3年生のチームリーダーを集めての後期活動の打ち合わせ、
そして、MOREメンバー1年生が集合したGoogle講習会と打ち合わせ、と
入れ替わり立ち代り、ゼミ生が集合した1日でした。

以下、その詳細・・・・・・・・

まずは4年生の月例報告会。
前期総まとめの研究発表大会となった9月26日の地元情報学会から約1ヶ月。
大変だった分、その反動で燃え尽き症候群に陥っているのではないかと
心配でした。
案の定、ほとんど進展していないゼミ生もいましたが、中には意外なほど
進んでいるものもいたりして、個人差の大きい月例報告会となりました。
月例報告会は今日で最後にしました。
後は、個別の相談で対応していきます。

卒論に集中できるのもおおよそ1ヶ月余り。
何らかのやったという形は残してほしい。
終わった後に、
  まっ白な灰に (←あるアニメの有名なセリフです。わかります?)
なるぐらい、それぐらい燃え尽きてほしいですねぇ。
そう思います。

本日の4年生たち。久々にほぼ全員が集合しました。



1年生MOREのメンバーとは朝1番からでした。
8:30には集合してもらい、Googleを活用した情報共有のやり方についての
講習会です。
それが大方終了したら、その後は、調査にいく他大学について打合せです。
最後の方で4年生の松尾から新しいプロジェクトの説明をしてもらいました。
またこれで、1年生のMOREメンバーは新しい形へと変化を遂げていくことに
なるでしょう。

打合せ中の1年生


お昼には3年生の水俣、矢部、県大チームのリーダーが
集合しての後期活動の打合せでした。
それぞれのチームで今後やっていくべき具体的な行動計画(アクション
プラン)の策定に向けて話を進めることを確認しました。
11月、12月が活動のピークになりそうです。
来年1月18日(月)にはガリラボゼミ生全員を集めて、発表会および
チーム対抗のコンテストを開催することになりました。
3年ゼミ生全員が熱く燃えてくれるであろうと思います。楽しみです。

ついでながら・・・・
夕方、私は久しぶりのテニスに出向きましたが、MOREの1年生が
やってきて他大学調査に向けた綿密な旅行計画を立てていました。
なんだかえらくしっかりしています。
白亜祭では、大学のPR用ビデオにMOREのメンバーが登場することに
なったとのこと。
徐々に認知度が上がってきているようで、これも今後が楽しみです。

2009年10月20日火曜日

福岡より

現在、福岡にいます。
13時過ぎ、熊本を出たときは暑かったので、シャツ一枚ででてきました。
この大学に到着したのが16時。
キャンパスの中をシャツ一枚で、しかも腕まくりまでしてウロウロしているのは私ぐらいです。
ちょっと寒い。

教室から見える博多方向の風景です。
家ばっかりですね。


授業風景です。
6名ほどいます。ゼミより少ない!


二人ペアで、授業設計に挑戦してもらっています。
特に指示しなくても、それぞれが相談しながら熱心に取り組んでいます。
なんでこんなに熱心なのでしょう?
やる気になっているときの若い世代のパワーはやっぱりすごいです。
時たま出る質問に答える以外は、ほとんど出る幕はありません。

実践の共同体が極めてうまく作動しているように私には見えています。
何かを熱心に作り上げようとしている人たちを見ているのは楽しい。

ガリラボは、内だけでなくと外とのコミュニティにまで拡張した空間作りを
進めていきます。
みんなで一緒にそんな空間作っていきましょう。
作られた空間に入るのだけでは面白いものではありません。
作る過程にこそ面白さは埋め込まれています。

そういったことは「状況に埋め込まれた学習」という考え方に近い。

状況に埋め込まれた学習は、ガリラボの活動をデザインしていく際の
基本な考え方のひとつとしています。

Vlookup

おはようございます。

これから講義です。
本日はLookup関数を中心とした演習になる予定です。
上手に使いこなすとなかなか味のある関数です。
Excelの中でも、もっともスルメ的な関数ではないかと
勝手に解釈してます。

さて、今日もアシスタント(TA=Teaching Assistant)の松尾・小出が
頑張ってくれるものと思います。
そして一番大事な、私のアシスタント(介護)としても頑張ってくれる
はずです(TA=Teacher Assistant)。

昨日、小出には2年生に頼まれた私の自画像(似顔絵)をかいて
もらいました。
自画像ならぬ、他画像ですね。
他の学生からよく似ているといわれてます。

2009年10月19日月曜日

3年後期ゼミの企画開始

3年ゼミが本格的に後期の打ち合わせに入りました。

水俣、矢部、大学の3チームに別れての企画会議を開始。
水俣チームが一歩抜け出しているように今のところは感じます。
もっともそれも「地元学」に関する書籍があって、それを手本に
しているからであり、他のチームもそういった参考になる理論を
手に入れればすぐに追いつけるはずです。
どのチームもそんなに力の差は無いでしょうから。

ともかく集中して、夢に出るぐらいまで考えていけば良い成果を
生み出せるでしょう。
しかしそうは言っても、そこまでやるのは普通に人は難しい。
なので、普通の人は他者の眼を借りるとよい。
賢く有能な普通の人は、そういう戦略を使っていることが多い。
ゼミが終わり18時頃に企画内容に関して相談にきた小田原に、
そんな話をしていたら、つい熱が入り、いつのまにか21時に
なっていました。
毎度のことながら・・・

さて、明日の講義の準備はこれからです。(T_T)




あ、それと本日はゼミとは関係ないMOREのメンバーが研究室に
やってきて午前中を打合せや勉強会で過ごしていました。
ゼミでもなく、単位には全く関係ない任意の活動にどうしてこれほど
1年生がのめり込めるのか大変興味深いものがあります。



松尾(4年)を交えて早朝より打ち合わせ中の1年生たち

2009年10月18日日曜日

表象から生産へ

本日、いくつからの本を読みながら考え、考えたことに関して情報発信しながら、
さらにはついでに昼寝もしながら、ひとつの確信に到達しました。
ガリラボの今後の活動は、表象(representation)から 生産(production)に
もっと重心を移していくべきだ、と。

もっとも、もともと、
  輝く知性は行動なしには生まれない
ということ自体に生産関係のニュアンスが含まれていたのだろうとは思いますが。

具体的にはどのようにしていくのか、説明する言葉をまだもちませんが、私の
頭の中ではそのことが完全にセットされました。
それを忘れないうちに、そして後戻りできないように、ここに宣言しておきたいと
思います。

Twitterに登録してみました

私のつぶやきを

  http://twitter.com/ttsumagari

に公開してみました。
つぶやきが聞こえてくるだろうと思います。
野村監督のぼやきを真似てみようかと思います。^^

私にとって新しい道具です。
拡張による学習論によれば、これで私の中に新しい矛盾
持ち込まれ、最近接発達領域が生まれているはずです(たぶん)。

どんな矛盾が生まれて、どんな発達領域が生まれているのでしょう?

少し使ってみようと思います。

日曜日のご挨拶

おはようございます。

昨晩、年甲斐もなくテニスをやりすぎて、足がいたくてまともに
動けなくなっています。。。。

ということで、ガリラボでは放電しっぱなしでもあることだし、今日は
おとなしく自宅で充電しています。

朝から、今週撮り溜めていたテレビ番組、
   不毛地帯(2.5h)、
   チャンレンジド(1.0h)
   仕事学のすすめ(0.5h)
   ITホワイトボックス(0.5h)
をみてました。全部で4時間半になります。たったいま見終わりました。
午前5時半からみていたことになります。
どれも私にとっては刺激的でした。

これから勝間さんの本「目立つ力」というのを斜め読みしていきます。
ブログなど、最近の情報ツールについて勝間さんが実践している
活用方法を書いたもののようです。

さっと見た感じ、少しは役立ちそうです。

2009年10月17日土曜日

一夜明けて

昨夜の放送から一夜明けたら、特に何も変わらない普通の一日でした。

切羽詰まっていた申請書を書く仕事をやりに研究室にでてきてましたら、
同じく切羽詰まっているM2の二人(田中・佐藤)もでてきてました。
院生室のプリンタのトナーが切れたらしく、田中さんは資料の印刷に
慌てて研究室にかけこんでこられました。

仕事しながらの院生生活はやっぱり大変そうです。

ガリラボは明日の日曜日はさすがに休眠しますが、月曜日からは
また多忙な毎日がやってきます。
研究室のGoogleカレンダーを見てみると、昼休み以外は1週間ほとんど予定が
入っているようです。
その多忙さは、週末土曜日のM2の中間報告会で締めくくられます。
M2の院生にとっては多忙な1週間になることが予想されます。

ガンバレとの、大して役にも立ちそうもない空疎なコトバで応援したいと思います。^^

卒業生からの祝メール(続き)

昨晩、23時過ぎに帰宅し、遅い夕食を摂りながら映像コンテストを見ました。
特別賞をもらい、3年生の映像チームがこの夏のほとんどを費やした労力が報われた
ように思いました。
大変良かった。
ただ、番組内で私の名前が表示されたときには、ちょっと閉口してしまいました。。。

番組が終了した直後、大学で仕事しているPCにお祝いのメールが届きました。
昨夜のブログで紹介しましたが、その後もいくつかのメールを卒業生からいただきました。

なかなかこんな機会はなく、卒業生からたくさんメールをもらい感激した夜になりました。
こういった状況を生み出してくれた3年生たちに感謝しています。

卒業生への感謝の気持ちを込め、3年生向けてこの場で紹介させていただきます。

05OG
熊本の風見ました!特別賞おめでとうございますー!
津曲ゼミとしては3度目の正直で受賞ですね☆
相変わらず黒川さんは辛口なんですねー。
2年前の頑張ってた自分を思いました。懐かしいですね。
3年生にもお疲れさまでしたとお伝えください。

05OB
先生!!!!!!!! 本当におめでとうございます。
携帯で先生のゼミ日記を見て、後輩たちが見事にやってくれたことを知りました。
凄すぎます!!
今年の熊本の風で津曲ゼミの3年生が特別賞を受賞したとのことで、とても感動して泣きそうです。
僕たちができなかったことをしっかりとリベンジしてくれて、本当に素晴らしく誇らしく、
とっても嬉しいです。
(中略)ゼミでの時間がこないだのことのように思えて仕方がありません。
こうしてゼミと繋がっていることを実感できると、明日もがんばろうという気持ちになれます。
今も会社で同期と仕事(というより勉強です)していますが、同期にゼミの自慢をしてやりましたよ。
そして、私も11月1日のつまがりフェスティバルに参加します!!
いっぱい差し入れを持って後輩たちの尻を叩きにきます。よろしくお願いいたします。

OB
先生、三年生の皆さんおめでとうございます!
夏休みの努力が結実しましたね~
とにかくよかったです!

2009年10月16日金曜日

特別賞を受賞しました

くまもとの風スペシャル「第3回大学対抗映像コンテスト」の放送が
終わりました。
(終わったはずです。残念ながら私はまだ見ていませんが・・・)

コンテストの収録は10月1日でしたので、その時点で、特別賞の
受賞はわかっていました。
放送局より、できるだけ口外しないでほしいとの要請がありまし
たので、今日まで何も言わないままでいました。
コンテスト当日、特別賞をもらったときのゼミ生たちの喜びようは
大変なものでした。
夏に非常に苦労しただけに感激は大きかったのだろうと思います。

しゃべれない苦しさも今日まで。
学生たちの夏の苦労の結果です。あちこちで宣伝しようかと思います。
まずはこのブログがその手始めとなります。


特別賞のトロフィー。かなり重いです。

卒業生などからの祝メール

まだ大学で仕事していて、結局、映像コンテストの放送を見損なって
しまいましたが、番組終了直後(2、3分後)、卒業生から

   キャンパスの風見ました。とても良かったと思います。
   私の家族も県大の映像が一番良かったと言っていました。
   特別賞おめでとうございます。


との温かいメールをいただきました。 また卒業生ではありませんが、
ある高校の先生から、

   本日8時からのNHK番組拝見いたしました。
   短い時間でよくまとまった番組だったと感心して見ていました。
   最優秀賞ではないかと思っていましたが、ほとんど僅差であったと思います。
    あのツマガリラーメンおいしそうで、我が家の子どもたちからもらってきてと、せがまれました。

とのメールも届きました。

大変な夏を過ごした映像チームは、こういったメールをいただけると
夏を振り返り、感慨深いものを感じるだろうと思います。
メッセージに感謝します。
ありがとうございました。

あと、10分

もうすぐ大学対抗映像コンテストがNHK総合テレビで始まります。

しかし、この時間帯になっても今日中に送付しないといけない仕事が
残っていてどうしても帰れません。

リアルタイムのワクワク感は諦めました。

残念です。

Twitter

2年ゼミに出かける前に、今朝のNHKニュースで
特集していた、Twitterについて院生の佐藤君と
ちょっと議論。

140文字で何ができる、という否定的な意見と、
140文字だから何かができる、との肯定的意見とが
入り混じり、結局、よくわからないままに時間切れ。

ただひとつ言えることは、PCのディスプレイというパラダイムに
いる世代から、ケータイという小さなディスプレイを基準と
する世代へと世代交代が進むにつれて、Twitterの意味は
変化していくであろうと予想しています。
だって、ケータイでのメール交換はTwitterそのものではないですか。
「今、どこ?」「今、何してる?」といった10文字ぐらいの
つぶやき」らしきコトバがアチコチで飛び交っているように
私には思えるのです。

パラダイムというと大げさですが、現在、情報取得の道具の
転換が社会で確実に進んでいます。
ガリラボでは、 その際の微妙な変化を確実にキャッチして
いきたいと思います。

ただいま、2年ゼミ

3回目の2年生のゼミの時間です。
Photoshopについての課題に挑戦しています。
ガリラボ2年生が、この教室だけで7人ほどPhotoshopで
悪戦苦闘しています。
いやー、大変です。



別教室では8人のガリラボ2年生がFlashに挑戦しているはずです。

くまもとの風スペシャル

本日、3年生があの夏のすべてかけた90秒の映像「」が
NHK総合テレビにて、夜8時から、いよいよ放送されます。

くまもとの風スペシャル、という番組です。

どういった結果になるか。。。。。。

皆さん、どうぞご覧ください。


2009年10月16日熊日「NHK総合」番組欄
 

2009年10月15日木曜日

バレー大会実行委員会の奇跡

今日はゼミ学年対抗バレー大会の実行委員会をやっています。
各学年の代表がお昼に集合し、おおよその計画が立ちました。

その代表者たちが下の写真。これがまた、

なんと、全員、男!

これが驚きでなくて、なんといえばいいでしょうか。
わがゼミ始まって以来の奇跡に近いことだと思います。

ぜひ、がんばってほしい。

ケータイへのパラダイム転換

やっぱりケータイは無視できませんねー

ゼミとは直接関係ないことですが、ニュースサイトで若者はあまりテレビを必要と
していないという記事がでていました。

東京都内の16~24歳という多少限定されたところでの話ではありますが、記事には、

  若者の約半数は、テレビがなくても困らない――。こんな調査結果が、2009年10月9日、
  放送倫理・番組向上機構(BPO)の青少年委員会から発表された。
  調査によると、テレビについて、「なくても困らない」「ないほうがいい」「全くいらない」と答え
  た人が合計で50.5%に上るなど、なくてもよいとの回答が半数を超えている。また、テレビ、
  ゲーム機、携帯電話、パソコンの中で最も重要なものを尋ねたところ、「テレビ」との回答は
  11.6%にとどまり、携帯電話の69.5%を大きく下回った。
  http://news.www.infoseek.co.jp/society/story/20091014jcast2009251632/

とあります。テレビというメディアが苦戦し、携帯というメディアが圧倒的勝利を収めて
いるようです。

とりあえず一部地域の若者世代のことなのでテレビ王国がまだ続くことは想像できますが、
しかし少し先の将来になるとどうなるかわかりません。

それにしてもここまで携帯というメディアの力が強大になっているとは・・・

テレビの不人気は私も同意ですが、PC大好きで携帯にまったく依存してない私としては
携帯の占める地位の大きさに、記事を読み、感覚を変える必要性を深く感じたしだいです。
これからはPC用にコンテンツをデザインし、それを携帯向けにカスタマイズするということ
ではなく、主従関係を逆転させ、携帯向けにデザインし、それをついでにPC向けにカスタマ
イズするという方向に変わっていかないといけないのでしょう、きっと。

もっとも携帯(ケータイ)の重要性はかなり前からわかっていました。しかし、自分自身に
とって依存度が低いせいか、あの小さなツールにはどうしても目がいってませんでした。
だけど記事から推測するに、ケータイが今後中心メディアになっていくのであれば、あの
小さい画面、そしてモバイル性の高さを前面に押し出したコンテンツが今後は相対的な
重要度を増していくのに違いありません。

パラダイムは転換されなければなりません。ただしそれには勇気が必要ですが。

もっともケータイに関しては少し前からガリラボでは注目はしていました。
その証拠に2名ほどが卒業論文のテーマとして研究を進めています。
二人からどんな結果がでてくるのか、期待しているところです。

そういった状況に配慮し、ガリラボでは、ブログやスケジュールがようやくケータイに対応し
ました。
分かっていながら、しかしまだ私の思考パターンとしてはPCパラダイムが頭の中心にある
のが実情です。
もっともそれはケータイを使いこなしているはずの学生たちも、コンテンツについて考えさ
せると案外と私と変わらぐらいにPCパラダイムにあるように感じています。

3年生後期活動の表現の際には、ケータイなるモバイルメディアの特徴を強く意識した
表現を考えるのもよいかなと思いますが、さてどうなっていくでしょう。
しかしそのためには、彼らにもパラダイムの転換が要求され、さらにまたそれに必要な
スキルの獲得が求められます。
来週からはいよいよ企画が始まり、3年生のオリジナルな挑戦が始まります。
ご期待ください。

2009年10月14日水曜日

学び=参加の深まり

今日の研究室は見事なほどに回転した1日でした。研究室に滞在した方々を時系列で示すと



という感じ、マックの回転率には遠く及ばないものの研究室という状況を考えれば
マックに匹敵するほどの変化だったと思います。
どれも密度の濃い打合せで、この後期の活動の方向を決める大きなものでした。
3年生は特にチームリーダーを集めての会議だったので、今後の活動が活発に
なるかどうかを決める、とても重要な意味を持つ打ち合わせになったのではないかと
思っています。
今回も「輝く知性は行動なしには生まれない」をモットーに突き進むことになりますが、
今年度は行動の下地としての理論的知識の習得に配慮しながらやっていきたいと考えて
います。
年末ぐらいまでには成果が「可視化」されるようになっているはずです。
ご期待ください。

宇土高校の先生とは、ガリラボがお手伝いすることになっている宇土中学校のイベントに
ついての打ち合わせです。
菊池で中1の生徒さんの体験したことを発表するお手伝いをボランティアでやることに
なります。 複数日に渡るものです。
ボランティアの学生には、KJ法を用いたワークショップのファシリテーター役を担って
もらう予定です。
なお、2日間も渡ることで、しかもファシリテーターというえらく重要な役割になったので、
誰に頼むか授業などとの関係もあり、人選にかなり苦慮しております。

なお、個人的に本日最も難解だったのは、院生・吉本とのゼミ。これには新たに
松尾も参加してもらい「正統的周辺参加」論を読み進めております。
2回のゼミが終わり、20ページほど読み進みました。前回は大変でしたが、今回は
吉本の得意とする学校現場を事例にしながらの解釈をしていくことで、話が具体的に
なり理解がかなり進展したように思います。
本日で周辺性とは積極的な意味であり、参加の強まりが学習であることを再確認し、
学習することと教授することが概念的に全く異なるものであること、参加の深まりが
学習の意味であることなど、学習について改めて深い納得ができました。
教師であれば、インストラクションの腕を磨くのはもちろんのこと、この学習とは一体
どういうことなのか、一度はこの概念をしっかりと、それこそ「学習」すべきではないか
と信じている次第です(少数派かもしれませんが)。
このゼミに参加した二人の4年生の感想はどうだったでしょうか。難解すぎて理解に
苦しんだでしょうが、しかしそのような周辺性こそが極めて重要であることをこの学習
理論は教えてくれています。
周辺的にしばらく参加していれば、私と大学院生との知のやりとりを通して、正統的
周辺参加論の理解というよりも、学んでいくとはどういったことなのかということを学
習していってくれるだろうと期待しています。
それがわかったとき、きっと、目からひとつぐらいはウロコが落ちるはずです。

2009年10月13日火曜日

ゼミ学年対抗バレー大会

今年で3回目になるかと思います。

ゼミ学年対抗バレー大会(ツマガリフェスティバル)を次の日程で開催
することになりました。

日時 11月1日(日)午後
場所 大学体育館

在学生はもちろんですが、OB/OGのみなさん参加しませんか。
連絡をもらえるとうれしい限りです。
ゼミ同窓会(興津会)代わりになってちょうど良いのではないでしょうか。
理想は、卒業生単独チーム。無理ならば院生チーム合同という手もあります。

秋の1日、大学で旧交を温めてみてはいかがでしょうか。

大学トップページにNHK番組の紹介が

大学ホームページのトップの写真のところに、ガリラボ3年生が登場する
NHK番組の案内がでています。




 熊本県立大学

大学のトップページのもっとも目立つ部分です。
こんな紹介のされ方もなかなかいいですね。

3連休明けの研究室

3連休明けに関わらず、私は1時限目から講義です。
3年生が10名ほど受講しており、全員連休明けと思えないほど元気で、
遅れることなく授業の課題に向かっておりました。

TAのボランティアの4年生2名もいつもどおりに手伝ってくれています。
最初は質問もなく手持ち無沙汰な感じでしたが、後半になると俄然忙しくなります。
提出時間が迫ってくるとTAが急に忙しくなるのは、これまでの経験則からわかって
いましたが、本日もその法則のまま学生たちは行動しておりました。
大げさですが、個々人のミクロな判断が、マクロな経験則を生み出していると
いえるでしょうか。毎年ながら講義終了間際はドタバタです。(^^)

講義終了後、TAをしてくれた松尾と話していたら(4年生は今日は有志で飲み会
らしいです)、1年生が顔をだしました。キャリアセンターと学生との共同プロジェクトの
打ち合わせのためです。
そのうち別の1年生もやってきて、お弁当を食べながら楽しそうに話題に入ってきます。
さらには1年生の男子学生も呼んで、打ち合わせをはじめたら、あっという間に研究室は
1年生に占拠された状態になりました。
なかなか楽しいものでしたが、しかし本来であれば、研究室ではガリラボ生にこそ、
活動に向けての熱い打ち合わせをしてほしいと願っているのですが。。。

この違いはどこから生まれるのでしょう?
「実践」の問題が大きいのかもしれません。

明日の院生とのゼミは、その「実践」の理論がテーマとなります。
先週より、「正統的周辺参加」のテキストを読み始めました。
毎度のことながら難解です。

2009年10月12日月曜日

研究室の予定がケータイで確認できるようになりました

気づいたら現在夕方の6時。
外はもうかなり暗いです。
研究室の窓からいつもは良く見えていたテニスコートがもうよく見えません。
日が暮れるのがほんとに早くなりました。

ブログをケータイで閲覧できるようにしたのはつい最近のことでしたが、
研究室のスケジュールもケータイで閲覧できるようにしてみました。
「してみました」と書きましたが、特に複雑なことをやったわけではありません。
ネットで方法を検索して、
http://www.google.com/calendar/m
というアドレスを入力すれば良いということを見つけただけです。
ここにアクセスして、研究室閲覧用のパスワード情報を入力すれば
めでたくケータイからも予定を閲覧できるようになります。

これで、ブログとスケジュールともに完全にモバイル(ユビキタス)対応になりました。
メデタイ限りです。
ゼミ生にそのことを連絡したら、何人かから返信をもらい、特に院生の
佐藤君からは、
  ブログも生まれて、イメージの中の研究室が、web上と3階窓際との間を
  行ったり来たりしている感覚を覚えます。
とのメッセージが返ってきました。

とりあえず、ユビキタス対応研究室となりました。^^

さて、このメッセージをもらってから、少ししてのことです。。。。

実は私は本日も溜まっている仕事をやりに大学にて出てきてました。
Gmailのチャット欄にいつもの通りに「研究室」と居場所を書き込ん
でいましたら、それを見た院生の佐藤君が研究室に顔を出しました。
彼も大学にでてきてたのです。
とりあえず中断し、しばしの雑談。
修士論文に関することが主ですが、1、2時間ほどだべっておりました。

気づいたら6時。
外はすでに暗くなってます。
秋の日はつるべ落とし。
やることはまだありますが、日が暮れたので今日は帰宅します。
日暮れて道遠し、です。

2009年10月11日日曜日

環境と人とのコミュニケーション回路のデザイン

院生の佐藤君が、地元情報学会のブログでフィールドマイニングのことを書いていました。

いやー、私としたことがうっかりしていました。
忘却は毎度のことなので慣れていたつもりでしたが、この忘却はまずかった。
リマインドしてもらい、感謝の言葉もありません。

周囲に積極的に働きかけて、環境がぼくらにもたらすアフォーダンスを変化させ、
環境とぼくらとの間に新しいコミュニケーション回路をデザインしていく、そんな
ことがもともとはガリラボの大事なテーマでした。

なにを隠そう私の本籍は「工学」です。設計(デザイン)を生業にする分野です。
そこで16~24歳まで教育を受けたわけですから、骨の髄まで設計ということが
しみ込んでいます。

「環境(モノ)」と「人」とが新しくコミュニケーションしていくための回路をデザインする。
具体的には、ナイキがゴミ箱の上にボードをおくことで、ゴミを捨てるという行為を
ゴミをゴミ箱(バスケット)に上手に入れるというスポーツへと変化させたようなことです。
環境と人との関係は、デザインのあり方によって大きく変化します。
ガリラボでは、そんなデザインもやっていきたいですね。

ゼミ新聞(4号)で紹介した隈研吾さんなどの建築の本を何で読んでいたか、今はっきり
自覚しました。
情報のアーキテクチャを考えていく上で、建築のアーキテクチャを読んでいたと
いうよりも、デザインという自分に本籍に訴えかけていたので、それで無意識に
読んでいたのかもしれません。
無印良品のデザインを手がけた原研哉さんの本に夢中になったのも同じ理由
なのでしょう、きっと。

「環境」と「人」とをつなぐコミュニケーションデザイン。
これは面白いのに違いありません。
環境に内在する潜在的なアフォーダンス(遺伝子)を顕在化(発現)させる試みといえます。
デザインは、眠っていた遺伝子を発現させる仕組みともみなせます。
まるでジュラシックパークのようですが、こんな方向でのチャレンジもやってみたいと、
本日買い物にいった「きくちのまんま」横の田舎道で、阿蘇方面をぼんやり眺めながら
考えていました。

写真は、その田舎道で阿蘇方向を眺めたものです。Photoshopでちょっと修正してみました。



ともあれ、
コミュニケーションデザインのためには、周囲をじっくりとよく見る訓練が不可欠に
なるだろうと思います。
意識の感度をいっぱいに上げて周囲を見ていきましょう。

2009年10月10日土曜日

ひとつのアイデア

研究室でひとり髪の毛を掻きむしりながらアイデア作りに
精をだしていましたら、突然、関係ないWebの駅のアイデアを
思いつきました!

素潜りで海底から海面まで上がるとき、途中かなり苦しみますが、
しかし海面に顔をだしたとたんにすっきりする、あの感じです。
  経験してないと分からないでしょうが、見上げると海面が自分の頭のかなり上に
  見える風景は慣れないときはかなり異様です。
  昔、海まで徒歩5分というところに住んでいた私は、小・中の頃は素潜りで海底の
  貝取りをしていたので(バイトでありません。遊びです)、上の感覚を何度も体験しました。

さて、瞬間的に「なんとスバらしい!」と自画自賛しました。
しかし、数分後、冷静になったらそれほど大したことはないことに
気付きましたが、それはこんなアイデアです。

学生サポート室をもうひとつ別なカタチで立ち上げてみようか、と。

部屋はあるのです。団体フロアに別のサポート室があります。
天草二郎さんの隣の部屋です。
ここからも情報発信をやってみて、現在のサポート室とは異なる種類の
学生からの情報発信をしてみたらどうかと思うのです。

誰にやってもらうかはまだ未定。 のれん分け、という手もありますかね。

どうでしょうねぇ、このアイデア。

研究室の外~秋空

早朝より、溜まっている仕事を片づけに大学にきています。
休憩がてら廊下に出たら、きれいな秋空が広がっているではありませんか。
行楽日和です。
ゼミ生たちはきっと連休を有効に使っていることだと思います。

目を少し下に転じると、県大畑(昨年、あの暑い中をNHKのビデオを収録した
場所です)で、ムギワラ帽子の学生さんたちが農作業をやってました。
きっと環境資源の実習でしょう。おそらく授業が詰まっていてまとまった時間が
とれないからでしょうが、 休日にやるところがさすがです。
もっともガリラボでは休日どころか夏休みを丸ごと潰してNHKの作品作りに
勤しんだので同じようなものですが・・・

全員、真新しいムギワラ帽子のようでした。
少し涼しい季節にはちょっと合わないなと思いつつ、しばし作業に見入っておりました。



目を少し上に転じれば、きれいな秋の空です。南阿蘇がよく見えます。
西原村の風車もくるくると回ってます。
こんなときにPCに向かっているのは不健康だと思いつつも、しかし
目の前の仕事をこなすためせっせとキーボードを叩いています。
新学期とは、ほんとに忙しいのです。



南阿蘇の秋空の休憩から戻り、しばらく仕事をしていたら、OGからメールが
きました。 タイトルに、
  ここはどこでしょう?
とあります。
絶好のドライブ日和に誘われて遠出し、今、大観峯にいるとのことです。
大観峰にて、私が研究室で仕事をしていることを察知して、慰労のために
メールをくれたのに違いありません。
きれいな大観峯の「今」をケータイで送ってくれました。
なんと健気な・・・・ 感激でした(^^)


これを読んでいるOB/OGの方々。こんなステキなメールをたまに頂けると嬉しい限りです。

それにしても、大観峯の「今」があっという間にメールで送られてくるなんて、
なんとすごいことでしょうか。
ちょっと前までは考えられないレベルの情報社会になってしまったですね。
驚きです。
私もケータイの使い方を早く覚えようと思います。

ケータイで閲覧できます

このサイトはBloggerによるものですが、Bloggerのブログをケータイから閲覧できる
サービスがあることに今頃になって気づきました。ケータイからは

http://moblogger.r-stone.net/blogs/1686885532174315515/



にアクセスすれば閲覧できます。
装飾がなくて非常にシンプルです。



2009年10月9日金曜日

二つの嬉しい出来事

午前中、菊陽の仕事を大急ぎで切り上げ、12時から学生食堂2Fの特別食堂で
行った会議に出席しました。
10月から動きだすキャリアセンターと学生チームの共同プロジェクトに向けた
キックオフミーティングです。
自主的に参加してくれた学生さんたちは、手作りのお弁当、パン、カレーライ
スを持参してのランチミーティングとなりました。


学生目線で見たキャリアフォリオの改良に向けての打ち合わせの様子です。
参加メンバーには他大学の状況を調査してもらい、その予備知識の上で実
際に県外の大学に出向いてもらい、その大学の学生たちとの議論を通して、
本学の有り様を考えていってもらう予定です。
単位にもなにもならない、単に面倒くさい話なのですが、しかし多くの学生が
自主的に参加してくれています。

そのメンバーは以下の人たちです。ほとんどがキャリア形成論を手伝ってくれた1年生。
ガリラボからは2年の谷口、4年の松尾が参加しています。

12月までにはひとまずの結果を出し、2月には雑誌を発行することになっています。
さらには教員の勉強会に参加してもらう予定でもいます。
教員の勉強会に学生がこんな形で参加するのはたぶん本学始まって以来のことに
なるでしょう。
多少は心配しないでもありませんが、まあたぶん、谷口、松尾のガリラボゼミ生が
これらのメンバーを引っ張ってくれ、最終的に素晴ら しい成果を出してくれるものと
楽観しています。

----- 本題です。

実にうれしいことがありました。03ゼミ生の菅原が、高校教員への正式な採用が
本日決まりました。
メデタイ限りです。
本人からケータイメールが届きました。
合格しました、と。
ほらね。。。。
やっぱりこんなことも今の時代はケータイなんです!

何を言ってるか意味不明だと思いますが、これは3年生が出演するNHKのくまもと
の”風”スペシャルを見てもらえばわかります。
今はケータイなんです。大事な連絡をするときも。
あの審査員の方たちに、ケータイで届いたこの嬉しい知らせをぜひお見せしたい気分です。

今日はもうひとつ嬉しいことがありました。これもガリラボに関係することです。
私としては大変うれしいことでした。

-----

本日の研究室は4年生が来ていましたが、それよりも1年生(ゼミ生ではありません)が
やってきて楽しそうに作業しています。
ゼミ生よりゼミ生らしいというか、何というか。
ロゴマークを必死にデザインしていました。

それの相手もしながらで、お昼を食べそこなうほどの忙しい1日でしたが、本日はふたつも
嬉しいことが重なり、忙しさは完全に忘れさせてもらいました。

2009年10月8日木曜日

4年ゼミの後期初顔合わせ

今日は4年生の後期最初の集合日でした。
13:00~14:30の時間帯をフルに使い、それぞれの今後の活動計画に
ついてヒアリングを行い、残りわずかとなった時間を生かしてもらうために
少しキツメの指摘をしておきました。
残り1ヶ月ほどが勝負になります。
できれば納得のいく、消化不良で終わらない卒論を完成してほしいと
希望しています。
じっくりと考えを練り上げいく過程を経ることが、ものごとを考えていく力を
養い、将来、知識の獲得のための種子を自分に埋めこむことがなるので
すから、ぜひこの機会を利用してほしい。
じっくりと考え抜いたならば、世の中の道理とはこういったものだったのかと、
目からウロコが落ちる体験ができるはずです。
これは最近の言葉でいえば「アハ体験」というのでしょうが、そんな瞬間を
体験をしてみてほしいと思います。
それまでモヤモヤしていた状態から、山の頂上に登りきった時のように
ぱーっと視界が広がる経験をするはずです。

これから13名が卒論の頂上に向けて、最終アタックを開始します。
周囲の皆様、実験やアンケートなどへの協力依頼があれば快く引き受け
てください。お願いします。

----

4年生のほかにはゼミとは関係ない1年生が8:30に研究室にやってきて
名刺作りに挑戦をしておりました。
初めての体験なので、図案は考えてきているものの、試行錯誤の連続で大変
そうでしたが、最終的にはきちんと作り上げていきました。
名刺に書き込む「キャッチコピー」がうまく決まらなかったので、研究室から
「コピーライター入門」という本を借りていきました。
今晩、じっくりとコピーを考えてくるのだと思います。
明日のキャリアセンターとの打ち合せ会議の際にその名刺を持参し、出来
栄えを披露することになります。
これにはガリラボからは4年の松尾も出席します。

2009年10月7日水曜日

ガリラボとは関係ないことですが

ガリラボの学生ではないのですが、私がちょっと関わっている1年生たち
およそ15名ほどの活動が凄まじいのです。
まだ最初だからかもしれませんが、それにしても自発的にどんどん活動しています。

誰かから強制されてやっているわけではありません。
自発的に、勝手にみんなで相談して分担を決めてやっているのです。
驚きです。

もっとも完全に自由というわけではなくて、ある制約を私やその他から若干与えられて
います。
ひょっとすると、その制約があるおかげで、彼らは自由に動き回っているのかもしれません。

サッカーという競技が、手を使ってはならないという不合理な制約があるために、
逆にそのおかげで異常に発展してきているのと同じではないかとも思います。
サッカーに仮にルールがなかったら、きっとこれほどに世界規模で普及するほど
面白いスポーツに発展することはなかったでしょうから。
同じように、1年生もまったくの自由だったら15名がまとまることもなく、自発的な行動は
生まれなかったかもしれません。


制約は創発の母のようです。

ゼミ新聞にも書きましたが、隈研吾さんの本を読んで、感動したのが
  制約は母である。制約からすべてが生まれる。
というコトバでした。

制約があってこそ何かが新しく生み出されるようです。

1年生たちは現在の制約を素直に受け入れ、その枠組みの中で必死で、彼らなりに
考えていくことで、その枠組みを超えるような新しい発明をキャンパスの中に生み出し
ているようにぼくには見えています。
彼らが継続して書いているブログにその一部を見えることができます。
明後日、その創造の現場に立ち会う予定です。
そんな場に立ち会うことができて、僥倖、大変な幸運を感じています。

制約=公理系=枠組み=不自由さ

制約は、最近改めて私の辞書に追加した重要なコトバになりました。

地域ICT利活用協議会

本日はWebの駅のあり方を話し合う協議会出席のために天草市役所まで
出張してきました。
台風の影響が心配でしたが、とりあえず熊本市内は平穏なので安心しながら
ドライブしていましたが、海岸沿いにでて状況はかなり変化。
風がかなり強い!!
特に行きがけは満潮だったようで、波が護岸コンクリートにぶつかって飛び散り、
道路をかなり洗っています。
私の車もかなり海水をかぶったように思います。
写真は帰りのときのものですが、白波がけっこう立っていることがわかるかと
思います。
ただし、帰りは干潮気味だったので、波が護岸コンクリートまで達しておらず、
おかげで 海水の「塩」で車を清めることはしなくて済みました。(^^)



Webの駅は今年が完成年度となり、本格運用へと移行していく予定です。
今年度も協議会の会長となり、この移行までのプロセスにまともに立ち会う
ことになりました。
本格運用に向けたWebの駅とそれをサポートする形で活動しているガリラボ
生からなる「うちわEBI’s」との関係をどう考えるべきか、少し前から頭を悩ま
せていますがまだよいアイデアが浮かびません。
この活動をどうデザインするかは、ガリラボの発展と関係することになるでしょう
から、いい加減にはできません。
位置づけなど、時間をみてよく考えていくつもりです。

天草行きのためにほぼ1日研究室を不在にしましたが、本日はガリラボの
ゼミ生は活動をしていたのでしょうか?
4年生の数名が研究室で卒論をしっかりと進めていたようです。
さきほど、4年ゼミ長から簡単な報告をもらいました。
3年生については、盛下よりゼミ内学年対抗バレーの件でメールで相談がありました。
これもどうにか進んでいるようです。
日程が早く決まるといいのですが。。。

2009年10月6日火曜日

授業アシスタント

今日から私が担当する「データ分析」という授業が始まりました。

3年の展開科目であるのに、しかも1時限目であるのに70名を
超える学生が受講しています。
人気科目なのか、単位楽勝科目と考えているのか不明ですが、
2教室に分かれての講義となり、やる方にとっては大変迷惑な
話です。
来週にかけて、少しでも減らそうと、「この授業では遅刻という概
念はありません」と宣言しておきました。
8:45に開始して、それまでに来ていれば「出席」、それ以後は「欠席」
というグレーゾーンのない見事なルールです。
で、ある回数を欠席したら単位をださないとも宣言しています。
こんな厳しいルールなのですが、なぜか例年、こんな宣言をしても
まったく減りません。
よっぽど重要な科目だと勘違いしているようです。
受講し終わったら、その勘違いにきっと気づくのだろうと思います。
もっともそれは「データ分析」だけに限らないでしょうが。

さて、この授業はそんな厳しいルールをつけてる半面、通常のアシス
タントの他に4年生のボランティアのTA(ティーチング・アシスタント)
2名がいて、かなり手厚い支援体制になっています。
4年生の松尾と小出の二人です。
おかげで私は何もしなくて良くて、その意味で、私に対しても手厚い支援
体制となって いるのです。

この優れた仕組みは、ボランティアのTA二人の能力を確実にアップさせる
ことでしょう。間違いありません。

うん?と思った人もいるかもしれませんが、上記は書き間違いではありません。
知識の獲得とはそういったことなのです。

もしこの点が意味不明で、気になるゼミ生は気軽に質問してください。
TAの二人を呼んで、答えてもらいますので。 (^^)

冗談はさておき、ボランティア精神に溢れる2名の4年生には感謝の言葉もありません。
前期の授業では男子学生(田村)も手伝ってくれました。こっちは1年生から尊敬の眼差しで
見られ、人気者(?)になっていたように思います。
松尾・小出の二人もそんな感じになっていくのに違いありません。

2009年10月5日月曜日

後期の院生ゼミも始動

今日はふたつの院生とのゼミをこなしました。
午前中は「仕事の中での学習」を中心にしたゼミ(伊藤)です。
4月からのんびりと、マイペースで進行しております。

午後のゼミ(吉本)では新しいテキストに移りました。
新しく読み始めたのが「状況に埋め込まれた学習」です。
毎度ながら難解で、なかなかすんなりとは頭に入りません。

午後の院生とのマンツーマンのゼミには、新しい試みとして
4年生(中村)を1名参加させました。
ちょうど卒論のテーマと重なる部分があるためです。
正統的周辺参加の見本となるようなゼミの形態になっています。
難しいテキストなので、二人ともそれに合わせるように難しい顔をしていました。
しかしこれがある程度理解できると、世界観が変わるはずです。
そのときまでしっかりと相手しようと思います。

後期3年ゼミ始動

今日から3年の後期ゼミが始動しました。
全員は参加できませんでしたが、後期の日程すべてを使って実践していく活動に
ついての企画会議となりました。
各人から企画案を提出してもらい、その案をもとに後期の計画を練りました。
それぞれが考えてきた案は、ガリラボゼミ生らしく、いずれも「表現」を無意識に
意識したものになっていて、それを見ながら学習とはまことに驚くくべきものだと
感じました。
ガリラボで学習してしまった3年生の案は、しかしどれもなかなか面白く、甲乙
つけがたいため、取捨選択というよりも、これらを上手に組み合わせた解を模
索していきました。
その結果、ある一定の方向へと解が収束していきました。

InDesign CS4のパワーをフルに生かし、映像、画像、語りなどを駆使した
新しい総合的表現が最終的にたどり着いた解です。
12名を3班に分け、3つの地域を結ぶ、それをInDesignCS4を使って表現して
いきます。
たとえば、画像を文字で説明する表現形態だけでなく、同じものをサウンドで、
あるいは語りで表現するといったことに挑戦してみることになりました。
蛙の画像+池に飛び込むサウンドで、 静けさを
  古池や 蛙飛び込む 水の音
と文字だけで表現した松尾芭蕉に挑戦してみても良いかもしれません。
奥の細道を旅した芭蕉に対抗し、ガリラボでは「ひのくに」を旅していくことに
なるでしょう。
新しいかどうかは不明ですが、少なくともガリラボにとって新しい表現の世界
へと踏み込んでいきたいと思います。
来週にはおおよそのコンセプトを固める予定です。

さてこのプロジェクト、Produce X には間違いありませんが、もうちょいと
洒落たコピーが欲しいと思いますが、どんなのがいいでしょうかねー

県立大学お知らせ欄より

先日(10月1日)、3年ゼミ生が出場した大学対抗映像コンテストの収録の様子を
大学ホームページのお知らせ欄にて紹介してもらいました。
放送日など詳しい情報が掲載してありますので、どうぞご覧ください。

大学ホームページへはこちらからどうぞ。

2009年10月4日日曜日

ゼミ新聞5号の反響

16ページに及ぶ3年生の手によるゼミ新聞第5号の電子版を
発行し、OB/OGに連絡して最初の週末となりました。
何人かの卒業生からメールやゼミ新聞グループサイトのディス
カッションなどで新聞へのコメントや近況を寄せてもらいました。

多くはありませんが、久しぶりの人もいたりして、そういった人たちから
近況を知らせてもらうとなんだか嬉しいものです。

   先日の映像コンテストの収録で、ケータイでの情報のやり取りにかなり否定的な
   審査員もおられましたが、そんなことはありません。
   電子媒体だろうが、物理的媒体だろうが、伝わるときは伝わるのです。
   何も情報をださないことが問題なのであって、ケータイの問題ではありません。
   ※この議論の意味は10月16日の放送を見ればわかると思います。
    ただしその部分が編集でカットされていなければですが。

卒業生からの反応は、情報の重要な性質である「情報を発信する人に
最も情報が集まる
」ことを証明する事実のように思います。

多くの卒業生と在学生がガリラボを媒介としてつながっていけるように、
ガリラボは今後も情報の発信を心がけていきたいと思います。

2009年10月3日土曜日

大学院秋季入試

今日は大学院入試です。

現在、面接の合間の昼休み休憩中。

残念ながら今回はガリラボを希望する方の出願はありませんでした。

大学院って時間がたくさんあるのでかなり面白いところなんですけどねー

3年後期ゼミの企画

昨日までの締め切りで3年生には後期の活動についての企画書を提出させています。



ペーパー版を持参してきた学生もいましたが、多くはメールでの提出。
上は、メール提出組みのGmail画面のスクリーンショットです。
ただし、上記メールの差出人たちの多くは、昼間、研究室で
  何やればいいんだろう。頭痛がする。
とか数人でワイワイ楽しみながら企画を練っておりました。

最終的に日付が変わって提出した学生もいますが、ほぼ全員が提出しました。
後期の活動内容はこれらの案を踏まえて決定していきます。
私の考えと学生たちの意見とのコラボレーションによって、次の行動が決まること
になります。
私だけではパターンが固定化されてしまいますが、学生の意見によって考えを
大きく跳躍できるものと期待しています。
 

月曜日のゼミの中でそれぞれの企画をもとに話し合いをする予定です。
どんな行動計画になるものでしょうか。

パワフルなものにしていきたいと思います。

2009年10月2日金曜日

第3回大学対抗映像コンテストの収録を終えて

後期の初日となる昨日(10月2日)にガリラボの夏を締めくくる恒例行事となってしまった
映像コンテストに参加してきました。
今年のテーマは「愛」。
子どもに対する親の愛を主軸に構成された90秒の自信作を手に4名のゼミ生が
NHK熊本放送局に乗り込んでいきます。

朝9時。
自信を胸に興奮しつつ出かけたもの、到着したのは出場7チーム中、最後でした。
最後は全員ダッシュで、遅刻2分前に放送局玄関に辿りつくという、
自信はあるものの、しかし先行き不安になる出足となりました。

さっそく、フロアディレクターの新里さん(20代の若い方です)によってスタジオで
リハーサルが始まりした。
それから11時ぐらいまで動きの確認などをやっていきます。
余談ですが、良い映像を撮るため、髄所に笑いを入れながら話す新里さんを見ているとまじめでしっかり者だけでは
NHKの採用は無理だなと思いました。人当たりの良い、上手なリーダーシップが必要であることを実感。新里さんを
見ていると、昨年わがゼミからNHKに就職していった学生とかなり重なり、NHKの採用の方針がよく理解できました。


学生たちの大方のリハーサル終了後に、いつもの審査員の方々も到着され着席されます。

そして本番。
司会は岩清水愛さんとNHKのアナウンサーのお二人。
お二人とも大変に感じのよい方で場が大変なごんだように思います。
(今年は英太郎さんは参加されませんでした)

緊張しながら収録。しばし、休憩中です。

昼食を3F食堂で全員で食べた後、最後の収録へ。
この時点で16時です。
結果は・・・・・。
結果は、放送局の方から実際の放送(10月16日)まで伏せておくように
とのことでしたでの、ここでは書かないでおきたいと思います。
わがチームのは自信作だったのですが・・・・。果たして・・・

辛口批評を頼まれている黒川審査委員は、
  ・近い映像が多すぎる、
  ・誰の視点で撮っているのか分かりにくい
といったいつも通りの批判的コメントももらいましたが、
  ・ディテールにこだわって作っているのは大変特徴的だ
とちょっとほめ言葉もいただきました。
辛口ばかりでは泣き出してしまいそうなほど緊張していたメンバーにとっては
ほっとしたことだと思います。

収録をすべて終え、新里フロアディレクターの気遣いで全体の集合写真をとらせてもらえました。

すべてを終えて、NHK熊本放送局を後に。
17時半。
9時から17時半までずっと見学していた長い1日でした。
しかし、とても充実した1日でした。

そのままこの夏のことを語りながらの打ち上げへ。
市役所裏のお店です。
22時過ぎに解散。
どっと疲れがでました。この日は午前4時前から起きて少し仕事をしてから
収録の引率にでかけたので、さすがにこの時間は疲れと眠気で死にそうでした。
(写真は元気そうですが・・・)

さらに話は続きます。

ガリボイスとして投稿していた植田の記事がなんと今日の熊日にでているではありませんか。
あまりにタイミングの良さにびっくりでした。
メンバーがどんな思いで90秒にかけたのかこの記事をご覧になればわかるかと思います。

夏は終り、今日から新しい後期のゼミが始まります。
また新しい拡張へと突き進んでいきたいと思います。

2009年10月1日木曜日

第3回大学対抗映像コンテストに参加してきます

早いもので今日から10月。新学期ですね。

ガリラボ3年生は、この日、第3回大学対抗映像コンテストに参加してきます。

テーマは「愛」。
それを90秒の映像で表現します。
この夏のすべてをこの90秒にかけたといっても過言でないほど中心メンバーは
がんばっていました。

後は、今日の収録でのプレゼンの出来で結果は決まるでしょう。

しかし、結果自体は私個人はさほど気になりません。
よい結果が得られるのに越したことはありませんが、そんなことよりも
この夏すべてかけ、特定のミッションに向けてチームとしてやってきた
過程(プロセス)の方が結果よりもはるかに重みのあるものだったと感
じているからです。

途中、中心メンバーに、連絡のついでに友だちというもののひとつの定義を
メールに書いたことがあります。

ある方が挙げている友だちである条件とは、
 ■一緒に何かを乗り越えた経験がある。
 ■共通の秘密がある
 ■一緒の物語を作っている
ということだそうです。3番目はその仲間同士で創られる物語のことで、「あのときは、
こうで、あーで、だからこーだったよね」的な物語を一緒に作ってきたということです。
この定義を読みながら、90秒の映像作りにこの夏をかけてきたメンバーたちは、
友だちの定義そのものではないかと思いました。

90秒の映像の中に込められた秘密を共有しながら、友だちづくりのプロセスを経てきた
このメンバーは、だから仮に評価は低くても、この夏で得た充実感はそれを凌駕するほど
十分に高いものになっていることでしょう。

新学期の今日、中身のたくさん詰まった彼女たちの夏を披露してくれるでしょう。

皆様、放送(10月16日予定)をお楽しみに!