2020年4月30日木曜日

おうちで美術館のコンテンツ公開

何か宿題をさせられているかのようです。
ぬり絵が出来上がり喜んでいる(?)のは4年(17)岩奥。
遊びといえば遊びなのでしょうが、おうちで美術館の企画のひとつを、別のおうちで美術館企画のGOサインが出来るまでの間に作業していたのです。
こういうのをマルチタスクと呼びます。


何を待っていたかというと、Artractが作成していたモダンアートニッポン展をくまモンが鑑賞している動画について熊本県のくまモングループからOKが来るのを待っていたのです。
夕方5時ぐらいにOKをもらい、ぬり絵の作業の手を止めて、岩奥が
https://twitter.com/artract16/status/1255778313869520897
のツイートをしました。一般公開ができずに終わりそうなモダンアートニッポン展がたくさんの方に届くといいかなと思います。
ツイートとあわせてArtractのホームページも更新され、おうちで美術館ページに動画が掲載されています。


https://artract16.wixsite.com/home/ouchi

昨日の新聞で「30日公開」とあったので(ガリラボ通信2020/4/29)、それに、ギリギリでしたが、間に合ってよかった。
このページには県美のホームページからもリンクが張られています。
宮尾館長も喜ばれているとの連絡がいありました。良かった。
これから5月2日、5月5日にわけて第2話、第3話と公開していく予定になっています。

間に合ってよかった。
企業のみなさんが毎度大変な思いをされている納期というものを味わえました。^^;



さて、以下はガリラボとは全く関係のない、朝の私の個人的体験です。

通勤していると、桜の木に最後の数輪の花が残っているのを見つけ、緑のなかに埋もれ、随分ときれいなものだと思いました。
この季節、木々がほんときれいです。桜の花、そのものよりも、私自身は新緑に魅力を感じます。

きれいなので、PCの壁紙にしました。


もうひとつの朝の発見。この小道。
数年も歩いている通勤路のすぐそばにこんなのがあるとは全く気付きませんでした。
いつも通っている道からわずか10mぐらいのところにあったので、なおさら。
見事にまっすぐな小道で、新しい発見に、朝からテンション上がりました。


この興奮、なかなか伝わらないでしょうけど。



2020年4月29日水曜日

おうちで美術館の取組みの新聞紹介

Artractが熊本県立美術館と連携して取り組みを始めた「おうちで美術館」のことが今朝の熊日新聞で紹介されました。
「モダンアートニッポン!」展を動画で紹介します。
明日(4月30日)が公開日なのですが、くまモングループやウッドワン美術館の了解を得るため等のために細かな調整が必要で(外部公開するのは内部向けに比べると大変さが10倍ほど違います)、Artractリーダー4年(17)橘は今日も大学に来てギリギリまで編集作業でした。
今日の夕方最終版を送付したので明日午前中には関係者の了解が取れるはずで、そうしたらArtractのツイーターとサイトで本編動画の公開を始める予定です。


ところで、上の写真は橘しかいないように見えます。実際は、ガリラボ通信2020/4/27で紹介したように、4年(17)西も作業していて写真も撮っています。
が、記事のスペースの関係だったのでしょうが、西はカットされていました。orz

が、夕方アップされたネット版の記事にはちゃんと西も写っている写真が出ています。
記事は同じですが、ネット版ではこちらから送った写真が使われていました。^^

https://this.kiji.is/628139009105773665?c=92619697908483575


それと本日、予告動画をArtractがツイートしました。
その反響は大きく投稿から5時間でご覧の通り。
これまでのArtractのツイートの中ではかなりの反響をもらったツイートとなりました。

https://twitter.com/artract16/status/1255360809766699009

本編3本も同様に反響があることを期待したいと思います。

Artractメンバーへ
この反響を、「お、すごい」とただ眺めておくようなことはしないように。
計測できるものは全て計測して、反響は具体的にどのようなものだったのか、客観的に答えられるようにしておくこと。
そのための万全の準備を怠らないように。




2020年4月28日火曜日

インターハイ中止の影響について

色々な大会が中止になっていますが、インターハイ中止は身近な問題に感じました。
オリンピックの延期というのは、身近にオリンピック選手がいないのでイメージがわきませんが、インターハイとなると、身近に感じます。
県大に入学してくる大学生も、高校時代にインターハイ目指して頑張っていた学生が少なからずいると思いますので。
情熱を傾けていた目標が、突然消失した時、人はどういう心境になるものでしょうか。
インターハイ中止の記事が出たのは昨日で、今日はそれが社説と新生面で取り上げてありました。



情熱の全てをぶつけていた目標がなくなったとき、その若いエネルギーはどこに向かうのでしょうか。
熊本地震の時は、そのエネルギーはボランティアに向かっていったのでした。
コロナ禍は、そうした行き先がない状況を作っています。
コロナウィルス感染の問題はもちろん深刻ですが、行き場を失ってしまっている可能性のある若さのエネルギーについては将来的に問題になっていくように思います。

今の大学1年生の随分と大きな課題を抱えることになっていると思いますが、インターハイ中止という衝撃的決定を経験した高校生が来年は大学に入学してくることになります。
大学にとって、非常に身近な問題であろうと思います。


脈らくありませんが、、、
どこかの県の知事からも提案が出ていた9月入学。随分と前、4月1日に高校生が次のツイートをしているんですね。




2020年4月27日月曜日

”おうち時間”攻略に動く2チーム

オンラインでどういったことができるか、そして「おうち時間」が極端に増加している今、この時間にどうすればいいアプローチができるか、そのことをたま応援隊とArtractの2チームが色々と考えています。
もちろん、このコロナの問題が解決できたときには、オンラインオンリーという今の状況から解放されるためオンラインの意義は低下はするでしょうが、2チームと話をしていると今まで考えることがなかったオンラインのことを必死で考えていることで、これまでとは異なるオンラインが出てくるのように思います。
具体的なことはまだはっきりしませんが、オンライン2.0が生まれてくる気がします。
いや、5.0?

それはさておき、今日もZOOM会議。たま応援隊とでした。随分と盛り上がりました。
また、今日のアイデアやこれまでのことを玉名市職員とのLINEグループで報告していましたが、まあこっちも随分と盛り上がっていました。たぶん、お互いにはまだ会ってないはずですが、オンライン上でも盛り上がることがわかりました。
ただ、そうでない場合もるわけで、果たして違いは何でしょう?



別チームのArtractも会議を行いましたが、今日は具体的な作業に入りました。
ただし、密集を避けるために2人だけに限定して。換気は当然行っています。
マスクをしてませんが、これはこの時だけ。ある写真に使うために、一瞬外してもらいました。^^


今日、この2人4年(17)橘と西とで2つの動画を完成させました。
熊本県立美術館の「おうちで美術館」企画で使う動画です。

本来であれば3月20日から開催され、5月10日まで続く予定だった「モダンアートニッポン!」展をくまモンと担当の学芸員さんが案内をする動画です。


それぞれ3分ほど。明日もう1本作成し、3本構成でこの展覧会を紹介する動画となります。
非常に立派な展覧会です。ほんとに。
しかし、それが熊本県民の目に触れず閉会してしまう「幻の展開会」になってしまうので、Artractのメンバーが援護していくことになります。

ちなみに、おうちで美術館は、昨日、熊本県立美術館のホームページで告知されました。
https://www.museum.pref.kumamoto.jp/kiji/pub/detail.aspx?c_id=4&type=top&id=300


そこには県美の「相棒」としてArtractのことが紹介されていました。




2020年4月24日金曜日

2つのオンラインゼミの対比

今日も予定通り、3(18)・4(17)年生のゼミを行いました。

17ゼミは、全体で取組み課題について、全員で議論してみようかと、少し冒険的なことに挑戦しました。
オンラインだと完全にフラットな関係になるため、ごちゃごちゃになってしまって議論が破綻するのではないかと、そんな心配を幹部会議のときにしていたのでした。
ところが・・・どっこいでした。
議論は非常に活発でした。
ZOOMでの40分間を2回やらねばならないほどに盛り上がり、それに内容も伴っていながらの楽しい議論でした。
私はミュートにして、ずっと聞くだけでした。
楽しさ。大事なファクターです。
全体での議論により、テーマが定まりました。


テーマは、大変になりそうですが、愉快な内容なのでみんなで一致団結して取り組んでいくものと思います。

17ゼミが盛り上がったので、次の18ゼミの時間ギリギリになり、辛うじて、14:30からのゼミに間に合いました。

18ゼミは3チームに分かれて課題に取り組んでいて、今日はその報告会でした。
4月当初に話していた時に比べると、各段に知識が増えているようです。


ただ、発表している雰囲気からそこまで楽しんでいる印象は感じられず・・・。orz
もっともそれは17ゼミ生も、またこれまでのゼミ生でも、同じになっただろうと思います。
まだゼミ全体としてのつながりができていない段階でのオンライン作業は、その瞬間は乗り切れても、なかなか難しい問題をはらんでいます。
熊本地震の時、14ゼミ生は3年生になったばかりでした。
ゼミ生間でのチーム作りが必要な時に一緒に何かをやれなかったのですが、それがその後のゼミ活動にかなり影響した印象を持っています。
それが今回は、オンラインだけでの活動になり、どういった影響をもらたすものか。
経験したこともないので(私に限らず)、これは挑戦的な課題になるでしょう。
もちろん私だけが挑戦するのではなく、一番挑戦しないといけないのはゼミ生です。

もっとも大学のゼミだとまだ問題は小さいのかもしれません。
いつも思うのは、小学校、中学校とか大丈夫なのかということ。
また新社会人などもそうです。
4月1日付で同期がいたはずですが入社式もなくなり、互いに会うこともなかったでしょう。
社会人になったしばらくは、かけがえない友と言えば同期のはずなので、それが作れないというのは、本人にとって、そしてひいては会社にとってもデメリットは大きいはず。

オンラインは非常に便利です。
しかし、それだからこその問題もまた生み出していきそうです。
コロナ問題が終息した後、「どうぞみなさん対面でどうぞ」となったとき、人はどういった行動をとるのでしょう。


追伸
これからしばらく、週末のガリラボ通信の発行は基本的にお休みします。
またGW中も(基本的に)お休みします。
昨年の9月以来の発行の長期休暇となります。
 

2020年4月23日木曜日

新緑の熊本城二の丸

新緑に覆われた建物。どこかわかりますでしょうか。


熊本県立美術館です。休館中で、ひっそりとしています。

休館中の美術館をどうにかしようとのことで、「おうちで美術館」プロジェクトが動き出し、そのプロジェクトの重要な部分をArtratメンバーがオンラインでお手伝いすることになりました。
県立美術館の大事な相棒と認識していただいているようです。
今日はその関係の用件で出かけてきました。通常であればArtractメンバーがカメラを持ち出かけていくところですが、今の状況ではそれは不可能。
非常に心配でしたが、とりあえず私一人。
緑だけは十分に堪能してきました。

後ろを振り向くと、新緑の中に復旧中の熊本城が見えます。


いつもの如くの勇姿ですが、コロナの影響は避けられず、今朝の熊日に新聞にしばし工事中断との記事が出ていました。


3月ぐらいから初めて街の方にでかけました。車の少なさに驚きました。
2月までの熊本とは違う街になっていました。
その影響は至るところで出ているはずですが、大学生にもシビアな問題を突きつけることになっているようです。
昨日の新聞報道によれば、大学生の13人に1人が退学を検討しているとのこと。
大規模な調査ではないようなので、数値にどの程度の信頼性があるかはよくわかりません。
しかし、強く影響を受けている学生たちが少なからずいることは間違いないでしょう。
先日は、おうち時間が増えてしまった小中学生のことを書きました(ガリラボ通信)。
大学生の場合は、アルバイトが激減し、おうち時間が増えるということは、学業そのものを継続できるかという非常にシビアなレベルになるケースがあることを調査は教えてくれます。
事態は深刻さを増しております。


さて、そんな事態の中ですが、私の力で出来ることは、ガリラボのゼミ生たちが有益な活動がやっていけるよう準備をしておくことぐらいしかできません。
Artractのメンバー用に、オンラインでの活動に必要となる資料や映像データを持ち帰ってきて、ネット上でデータ共有をしておきました。
今後、Artractは「おうちで美術館」プロジェクトで中心的な役割を担っていくことになるでしょう。
「おうちで美術館」プロジェクトは特に子どもたちへの芸術教育を志向しているところがあるので、今この時期ですから、特に、Artractメンバーにはオンラインで頑張ってほしい。



2020年4月22日水曜日

「おうちで美術館」の取組が始まります

先日のタマにゃんのツイート。「おうち時間」なるハッシュタグがつけてあります。


初めてこの言葉を聞いたのはゼミ生から。ZOOMで打ち合わせをしているときに、誰かが発した言葉でした。
初めて聞いた言葉だったので(新しい言葉はゼミ生から聞くことが多いです)、普通は突っ込むのですが、オンラインだったからですかね、そのままスルーしていました。

が、今日、あることがあって気になったので、調べてみると、ヒットしたのが次の記事。
これだけでは、震源地がインスタなのかどうかは不明です。
震源地は不明ですが、「おうち時間」を検索するとインスタでは膨大な量が発信されていました。





おうち時間という言葉が気になったのは、今日、熊本県立美術館のスタッフの方とメールでやり取りしていたら、休館が続く美術館では
おうちで美術館
の企画を進めるとのこと。Artractにもこの取り組みに加わってほしいということでした。
もともとそうした取り組みを色々と調べていて、美術館にいくつか提案しようと思っていたところだったので、Artractは喜ぶだろうと思います。
全国各地の美術館ではできない熊本県立美術館ならではの「おうちで美術館」を展開できればなあと、今から妄想しています。

コロナの影響で、当初考えていて方向とは内容が変わりそうですが、なんか、面白くなりました。
面白いことだったら何でもやるのがガリラボの信条。
Artractのメンバーは知恵を努力をふんだんに提供して欲しい。


ガリラボ通信にも「おうち時間」なるラベルを作ってみました。
 



そうしているときに驚愕するニュースが飛び込んできました。
熊本市内小中学校の休校を5月末まで延長を要請するとのこと。


多くの大人が、ひょっとして延びるのでないかと、予想はしていたと思います。
しかし、それが現実となると・・・
後少しで友達と遊べると思っていた子どもたち、そしてその保護者、さらに学校の教職員、学校に関係している多くの方々(例えば給食に関係する方々)はどう捉えているでしょうか。
特に思春期にある子どもたちはどう感じるものでしょう。
絶望を感じてしまう子もいそうな気が・・・・


3日ほど前のニュースで、ブラジルでは、大統領が、
 もうあきらめよう
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041900123&g=int
と、コロナ感染よりも社会崩壊を心配する発言をされています。
医療の現場は大混乱し、死亡者が増えることは覚悟のうえでの発言でしょうが・・・。
社会崩壊による影響の方が深刻だと判断されたのでしょう。
今後、あちこちで、さらに難しい判断を迫られることが起きるのかも知れません。

さて、熊本市の要請が通れば、3月から始まった休校は3カ月間に及ぶことになります。
子どもたちにとっての3カ月(1学期分です)は大人の1年以上分に相当しそうです。
そうなったとき、遠隔教育がどうのこうのとか言う以前に、学校という存在そのものが、子どもたちから消滅していってしまうのではないかとそんなことを思いました。
学校が「隠れたカリキュラム」として担っていた人格教育などが、すべて家庭教育に任されるという、これまで日本人誰もが経験していない事態にもなります。
まだちゃんと教室に入ったことがない熊本市の小学校1年生とかの目には、学校という存在はどう見えているのでしょう。

まだガリラボ通信では紹介してなかったかもしれませんが、中学教諭(国語)のアクストさんがM1(20)としてガリラボに加わりました(紹介が遅れたのもコロナの影響によるドタバタによるものです)。
アクストさんには、深刻なこの問題を修士論文のテーマとして扱っていってくれるといいかなとも思います。
  
#おうち時間
子どもたちにとってかなり深刻な問題になってくるように思います。
 


2020年4月21日火曜日

4つのオンラインミーティング

昨日と今日とで3・4年生の4つのチーム(グループ)とオンライン会議をしました。
それぞれに色が随分と異なります。

まずは昨日の卒論2チーム(Artractは90分、たま応援隊は40分ほど)との打合せはほんと対照的でした。その中の2分ほどをそれぞれ切り取ってみました。
Artractの会議。

たま応援隊の会議。


長い打ち合わせの中の一部を私が恣意的に切り取ったわけなので、実は異なる面もあるわけですが、総体としてはこの2分の中に両者の特徴が表れているものと思います。
両チームは希望によって別れたのですが、よくもまあこんなにきれいに分かれたものだと思いす。
 
色は随分と異なりますが、両チームとも議論の結果は素晴らしいものでした。
Artractのアイデアはすぐに県立美術館にLINE経由で提案したところ、すぐに反応があり、かなり乗り気になられたようでした。
たま応援隊は玉名市にアイデアを提案するにはまだ形ができていません。来週までにはアイデアを具体化し、そしてデモ版を作ることになりました。

4月第1週からオンラインミーティングをスタートして、4月も下旬に入ろうとして、今日でもう何度目の打合せなりました。
ここまで経験からいくと、少なくとも企画の段階ではこれまでと同様に水準にあるものと思います。
今後は具体的な行動の段階に入ります。
今、オンラインでも今までとそん色のないものを作り出すためのアイデアをみんなで頑張ってひねり出しているところです。

ところで、次は3・4年生のゼミ幹部会議の様子です。
双方ともに都合で1,2名ほどいませんが、もう1年以上一緒に対面での会議をやってきた17ゼミ生幹部と対面での会議の経験のない18ゼミ生幹部。
(一部を切り出しただけですが)両者に違いを感じるでしょうか。

17ゼミ幹部会議(2名欠席)
 
18ゼミ幹部会議(1名欠席)


ほんとはこの後、18時から大学院M2のゼミもオンラインで行ったのですが、それはレコーディングしておりませんでした。orz
 

オンラインになって、やたらと動画を扱う機会が増えました。
それと概ね私ひとりしか研究室にいないのですが、けっこう騒がしくてひとりという感じがしません。
なんだか、徐々にオンラインでの生活に慣れてきた気がします。
 


2020年4月20日月曜日

(遅れましたが)ZEROの新しい主です

今日の写真でありませんが・・・
2019年度のOG(16)岡林に代わり、4年(17)橘が新しくZEROの主となりました。
ただ、新型コロナウィルスの関係で大学に来る機会がほぼないので、今まだ形式的な主です。早く終息し、橘はZEROを使って活動し、他のゼミ生もガリラボや道場にて活発に研究や課題に取り組んでほしいと思います。



ところで、4年(17)橘は、岡林同様(偶然ですが)Artractのリーダーを務めています。
県美に出かけることができないのでもどかしいわけですが、今、Artractは現在の状況を受け入れた上でどのようにして現状を突破していけばよいか、必死で考えています。

今、外出自粛のなかで文化的な営みは危機に瀕しています。
その中で、熊本県内でもアーティストの皆さんが新たな取り組みを始まられていることが新聞等で報じられています。




新たらしい取り組みは、個々のアーティストだけでなく、県立美術館でも行われています。
楽しみだった「モダンアートニッポン!」展は開催の時期にコロナ禍が顕著になりはじめ、美術館が休館となって展示はされているもののお客さんを入れることができない状態になっています。
苦労して準備された展覧会を少しで紹介しようと、おそらく初めてだと思いますが、学芸員が動画編集に取組まれ、ツイッターで公開をされています。


こうした取組を少しで支援していくため、4年(17)橘の下でArtractは自分たちでできることを必死で考えている最中です。
今日、そのための会議をオンラインで開催しました。
そのことについては日を改めて紹介したいと思います。




2020年4月19日日曜日

テレワークに向けたトレーニング開始

午後から雨との予報だったので、運動不足解消に午前中は遠出、歩きですけど遠出してきました。
歩きなので、車で通っていたら気づかないようなことを色々と発見をしました。
その中の2つだけ紹介します。
東バイパス沿い、運動公園近くの観光バス会社。驚きました。日曜日の午前中というのに、車庫がバスで満車なのです。
今の厳しい状況を直接的に教えてもらえる風景でした。
私も外出を控えていることもあり、外の様子はTVでしか知りませんでしたが、観光分野への打撃は深刻であることを動いていない観光バスを見て実感させられました。


先を歩き、運動公園を抜けて「えがおスタジアム」まで出てきました。途中の様子も普段とは随分と異なる風景でした。
さて、ここで見つけたのが次のポール。
「KK WING」とあります。何のことか、わかるでしょうか。
これは歩いてないと気づかない程度のものなので、さすがにここまで徹底した変更はしないということなのでしょうか。それか、この存在に誰も気づいてなかったりして。笑


休憩なし、往復12kmの散歩でした。いい運動でしたが、テニスほどにはストレス解消はできません。

早く元に戻ってほしいものですが、厳しいだろうと思うようになっています。
1年を通して元に戻らないことを想定して、やっていることを再構築していく必要があるかもしれません。
今日、OB(11)藤本からZOOMについて問い合わせがあり、ZOOMそのものもですが、短期・中期・長期で年間を通してどう対応してくかを考えていた方がよいと伝えておきました。

当面についての対応はすでに終えて、実践の段階に移っています。
広報部はこれまでInDesignを使ってましたが、クラウド上で使うタイプではないため、しばしInDesignをやめ、4年(17)川上部長と相談の上、パワポに変更することになりました。
川上がテンプレートを作成し、これをクラウド上で共有して、広報部員一同でテレワークとなります。
取材もオンラインで、制作もオンラインでと、将来の仕事のトレーニングになってよいかと思います。


18ゼミ生の課題は現在の社会状況を追う(取材する)ことで、4/17からそれをスタートしました。
3チームが国際、国内、県内を別れて動きを追っていきます。調査は自宅で、そして調査結果はやはりクラウド上で共有していきます。
これは国際を担当するAチーム(リーダー3年(18)岡本)が作ったSharePoint上の作業スペースです。国際領域でも、それがさらに医療、教育、経済、商業、政治・政策にわけ、それにメンバーを担当者(すなわち担当記者)として割り当て、国際的な動きを総合的に調査していくようになっています。


実空間で動けない今、特に若い世代に対して行動変容を強く求められている今、こうしたやり方でオンラインでのプロジェクトを進めていくスキルを身につけていくのが良いかと思いました。
こうした作業を続けていくことで、よりよいやり方を発見(創造)していくことになるはずです。
テレワークを進めながら、逐次リフレクションを行い、大学のゼミの運営に適した知見の蓄積を進めていきたいと思います。


2020年4月18日土曜日

学びを止めない!18ゼミ課題スタート

オンラインミーティングの説明に
  ガリラボは学びを止めない!
とのフレーズを書き込み、合言葉にして、4月当初からゼミを進めています。


時間割で金曜4限目に設定している3年(18)ゼミは予定通り、昨日の金曜4限目に実施しました。


幹部会議で検討課題を整理して、事前に分けていた3チームで課題について議論をスタート。
ZOOMのブレークアウトセッションにてチームに分かれ話し合いを始めました。

Aチーム(リーダー:岡本)⇒国際分野に絞ることに決定。


Bチーム(リーダー:中村)⇒県内の動きを追うことに決定。


Cチーム(リーダー:桑原)⇒国内を担当することに決定。


大まかな区分が出来たので、その枠組みの中で現在進行している社会状況を追っていくことになります。
それぞれの調査は、Office365上で協働してドキュメント上に記録していくことになります。


私もドキュメントを共有しているので、各チームが主体的にどう進めていくのか、観戦しておきたいと思います。




2020年4月17日金曜日

オンラインゼミが熊日朝刊で紹介されました

先日の17ゼミの様子(ガリラボ通信)が熊日朝刊の都市圏欄で紹介されました。


あまり詳しくはないのですが、オンラインでのやり方には色々な方法があるのでしょう。ただ、緊急時には、自分がやれるところから迅速にやることが大事ではないかと思います。4年生は就活に直面しているわけで、この緊急事において、教員がやるべきことは、学生たちと「つながる」ことだと思うし、ゼミを持つ一教員としての今の私が担うべき大事な「持ち場」は、3月の時期、4年生のフォロー(応援)が一番重要だと考えていました。
それを実行するには、慣れ親しんでいるツールを活用するのが手っ取り早いし、しかも確実です。
2月末から4年生を対象にゼミを始めて慣れたことを3年生のゼミにも拡張していって、結果的に、令和2年度もゼミは暦通りに動き始めました。
 
これらの背景には、緊急時に私が指導原理にしていることがあります。
東日本大震災の少し後に書いた
  不屈の人々を見て(ガリラボ通信2011/5/8
で引用した内田さんの言葉です。
熊本地震の時もこの原理に従って「自分の持ち場」で動いていた気がします。
膨大な大変さを前にしたとき、自分の持ち場でやれることを着実にやっていくこと。
ゼミの学生たちにも、そのことを徹底していきたいと思っています。
 

次の写真は、この日のゼミでの議論を副ゼミ長4年(17)橘がまとめてくれた議事録です。
あの、私が不用意に記録を消してしまうというチョンボをしたのにかかわらず、3ページにわたって詳しく記録を残してくれていました(感謝)。
議事録の参加メンバーのリストをみて、吹き出しました。山口さんの名前がゼミの参加メンバーとして載せてあるではありませんか。笑
記録に残る議事録になりました。^^


さて、今朝の熊日の射程欄あ、オンラインビデオ会議の可能性について言及されていました。
本格的にあちこちで開始されたオンラインでの様々な取り組み。
今、現在、あちこちでオンラインにおける取り組みの様々な経験知が積み重ねられていく過程にあると思います。私たちは、現在進行形で「急激に」進んでいるオンライン革命(昔、大型コンピュータが導入されたときの言葉と同じなので、先々は別の言葉が使われていくことでしょう)の目撃者と言えるでしょう。


また今日は、全国に緊急事態宣言は発せられた記事が1面という歴史に残る日でもありました。
任意の部分が多いとは言え、全国一斉に民間の活動について自粛がかかることは戦時中以来のことではないのでしょうか。
4月16日は熊本地震の前震と本震の間の日ですが、熊本地震以上に歴史に残る日となりそうです。




2020年4月16日木曜日

マスク姿ですが、ガリラボが久々に明るくなりました

暖かくて、天気もいい感じです。



つつじも、ピークを過ぎたうです。ちょっとですが、枯れ始めています。


菜の花は意外に持ちこたえています。きれいです。


春はたくさんの花で賑やかで、一面がきれいです。

それと比べると研究室の暗いこと。。。。orz
この状況なのでほぼ私だけでひっそりとしていて、暗いのなんの・・・

しかし、今日は特別。今日は、研究室も賑やかで、華やかでした。


3・4年のゼミ長(17岩奥、18中山)に来てもらい(18高田も参加)、今年のガリラボの年次計画の検討を行ったのです。
計画を立てても、コロナの影響が長くなりそうなので、変更を余儀なくされるでしょうが、計画がないことに動きを作り出せないので、ゼミ長との話し合いで、今年も例年通りの行事を実施することにしました。
もしも実施できない場合は、オンラインでの可能性を探ることについても合意しておきました。

オンラインの可能性について、話の途中で、4年(17)岩奥が、ひのくにワークショップもオンラインではどうですかね、といった提案をしてくれました。
コロナの騒動が始まってから、考えていたそうです。
面白いですね。
オンラインでの取材、そしてオンラインでのチームのコラボレーション。
将来のテレワークのトレーニングにもなるはずなので、岩奥のアイデアで進めようと思います。
ところで、同じ学年同士であれば、それまでリアルな場での接触があったので、オンラインでもそれなりに仲良くなっていくようです。
しかし、研究室に来る機会がゼロになって感じることが、異なる学年の遭遇機会が皆無になったということです。
私たちは身体を持つおかげで、実空間を共有する時には、異なるコミュニティの人ともコミュニケーションの機会を得ることができます。
実空間が使えなくなり、この異なるコミュニティとの接点を失ってしまいました。
そう思っているところで、広報部(部長4年(17)川上)がZOOMを使って3・4年生で会議を開いたということを聞きました。
その点、ガリラボのサークルは縦のコミュニケーションについて重要な役割を果たしているようです。
幹部についても縦の関係が緊密なっていた方が今後の運営には必須なので、広報部のようなことをやらねばと思い、提案した結果、授業が再開される予定の頃、「5月9日」にオンラインでの飲み会(オンラインコンパ)をやることになりました。

40分間のノンストップ飲み会。時間が来たら終了。そんなのをやってみます。
自宅からなので、家内も参戦させようかと思います。笑
 



2020年4月15日水曜日

新しいドラマを生み出すチャンス

今日は午後から4年(17)ゼミ。
フィールドに気軽に出かけていくことがガリラボの得意分野でした。
しかし、それができなくなり、もっとも大事な武器が使えない状態になってしまったわけです。
ただまあドラマというのは、ここからですね。
だいたいが、一度、失敗してそれを教訓に成功していくのがだいたいドラマのパターンですから。

一番得意だった武器を失った時にどうするか。
今日のゼミではそのこといついての議論でした。
また、今日のオンラインゼミでは、議論の経過をチャット上に(準)リアルタイムドキュメント化していくという初の取組みも行いました。
記録係は大変ですが、議論の経過を全員が確認しながら話を進めることができるので、議論の発散を抑制できるものです。
さらに、素晴らしいのが、これだったらゼミでの議論が終わった時点で、ほぼ議事録も出来上がっているはずという極めて優れた取り組みになるはずでした。

ある程度意見がまとまり、最後はみないい笑顔になっておりました。


ゼミは無事に終わり、4年(17)岩奥とのマンツーマン面談後、ZOOMも終了したのでした。


しばらくして、記録係の副ゼミ長の4年(17)橘からLINEで「先生、チャットのデータいただけますか」と連絡がきて、保存先を確認したところ気を失いそうになりました。
チャットはミーティングをレコーディングしておかないと最後に消えてしまうのです。
レコーディングしているはずでしたが、そうでなかった・・・。涙

橘にその後、平謝り。
この失策は次に生かし、ドラマにしたいと思います。orz


話題は変わりますが、あちこちでオンラインでの新しい取組が増えてます。
今日知ったのが「オンラインラーニングバー」です。

https://od-planet20200421.peatix.com/


ラーニングバー自体は、プレイフルラーニングの勉強をしていた頃、2013年には知ったことで、簡単な取り組みはガリラボでもやっていました。
そのオンライン版。
悪くないですね。
やってみたい。
プレイフルラーニングを一番勉強したOG(10)吉村に頼めばやってくれるかな?とか思ったり。
以前活動していたノットワーキング塾のメンバーだとすぐに賛同してくれるかなとか思ったり。

さらに話が膨らませ、ゼミ生全員でのオンラインしゃべり場とか、卒業生も参加してもらってのオンライン興津会、さらには運動もオンライン化したオンラインガリフェスなど、考えるだけだったら色々と考えられます。
運動のオンラインかも不可能でないですね。今、アスリートが色々とオンライン上でバトンを渡していってますが、あれをリアルタイムにやれるものを考え出せばいい。
私は孫とは「あっちむいてほい」で遊ぶことがありますが、そうした運動(?)だとオンラインでも可能です。
これまで考える必要がなかったから誰も考えなかったわけですが、今は考える必要があるわけで、オンラインでの新しい取組を考えていくのは楽しそうです。

こんな領域でこそガリラボのゼミ生は本領発揮すべき。
技術だけでない、また社会だけでもない、その境界のところで活動しているのですから。

コロナ禍の今、若い世代は知恵を絞り、逆転のドラマをスタートさせていくときです。
新しいドラマを生み出すチャンスです。
脳がちぎれるぐらいに考えてみましょう。


話題が随分とぶれてしまいましたが、今日は以上で。^^;