2020年4月7日火曜日

休館続く美術館/さくら便り2020(15日目)

今朝の健軍川沿いの桜。昨日は川の水はほとんどなかったように記憶していますが、今日は少し流れがありました。ここ数日は雨が降らなかったはずですが、上流で降った雨が数日かけて下ってきたのでしょうか?


次は3月末の熊日記事です。本当は3月20日から、熊本県立美術館では「モダンアートニッポン!」という興味深い展覧会が開催されるはずでした。
その開催に併せて新Artractチームは企画を練っていたところでした。しかし、新型コロナウィルスの影響で休館となり、開催は見送られ、Artractの企画は実現は無理なようです。
これから頑張ろうと思っていたときだったので、非常に残念です。


続けて4月4日の熊日の射程でこの問題が「非常時と美術館」というテーマで取り上げてありました。


熊本地震の際は、市民は生活の立ち上げがまず優先すべきことであったので、美術館に出かける余裕はほぼありませんでした。
ただ、その反動で地震後に開館すると多くの市民が詰めかけたのだそうです。
生活が可能になると人は文化を求める欲求が強くなることを教えてくれます。
ところで、今現在は、熊本地震と比較すると生活できています。それなのに、文化を生で求めることが禁じられている状態であり、熊本地震という非常時の場合とは状況はかなり異なっている。
生活自体が可能であるとき人が文化を求めるという欲求を持つのであれば、それになんとか応えられないものでしょうか。
開館できるまでにやれることはないものか。
外出は自粛を求められていますが、それにあわせて頭までじっとしておく必要はありません。
今の美術館と連携してやれることを考えなければと思います。
明日、Web会議システムを使ってArtractチームは打合せをする予定です。
この非常時にこそ知恵が求めらるもの。
世界中が同じ状況にあるわけで、世界のどこかにいは素晴らしい取組をしているところがあるのではないだろうか。
そうしたリサーチもやってみて、現状を打開していく策を考えてほしい。
その上でArtractから積極的に美術館、あるいは博物館にも優れた企画を提案をしていこう。
 


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