2014年4月30日水曜日

沖縄から卒業生/ガリラボ恒例の夜の講義

お土産です。沖縄から。

ソーキそばの中味はこんな感じです(↓)。インスタントで食べるのは難しい。♪(´ε` )


これらのお土産を持ってきてくれたのは、OB(07)森! 沖縄から帰省してきました。
ソーキそばは、「吉村さんに」と言ってました。
朝9:30ぐらいからやってきて、お昼近くまでいましたが、その吉村さんがガリラボに
到着したのはお昼前。重役出勤。
森とは、入れ違いでした。┐(´д`)┌
なお、OB(05)山口も来ていましたが、写真を撮り損ねました。


今日は4年生(11)ゼミがあり、3年生(12)ゼミがあり、その間には、4年生の空港チームが
発表会をやったりと盛りだくさんでした。
その関係で、4月最後の日のガリラボはたくさんのゼミ生でごった返していたように思います。
 
時間をワープして、一気に夜の21:30へ。

15秒CM作りでたくさんの3年生(12)が頑張っておりました。
次の写真は、撮影のようですが、このメンバーで、私がある授業で出した特別な分数の
問題についての議論しているのです。
M1(14)吉村、3年(12)山田、森、小田、尾堂。
ホワイトボードに書きながら、議論してましたが、いいですねぇ、こんな夜の議論は。
数学についてのちょっとした哲学的対話が行われていました。
分数自体はどうでもよく、実は、こうした議論を通して、色々なガリラボに関する重要な知識が
やりとりをされている。
十全的参加に向かう大事な実践で、その大事さは、これまで学習論の研究者が明らかに
してきたことです。


それから、今度は私が居合わせたM1(14)吉村、3年(12)小田、尾堂、田中に向けて、
ガリラボ恒例の講義を行いました。
1時間近く話していたのではないかと思います。
15秒CMはクオリティの高いものを作りなさいとそういった指示をしているのですが、
その意味をきちんと理解できていないと、そういったお説教をしておきました。
久々に、口の悪さの本領(ガリラボ通信2013/12/15)を発揮し、思っていることを
ズケズケと言っておきました。

社会とは一般に不合理で、不平等なところです。
そういった空間で力強く生きていくためには、そんなところでも成長していく強靭な
力を身に付けていくべきです。
そのためには貪欲に勉強していく能力を身に付けなければならない。
そのほかにも色々と話しましたが、クオリティを高める作業を通して、そうした力を身に
付けていくと、そういった人には、次はさらに高いレベルの活躍のステージが用意されて
いるでしょう。

いつ以来かな!? こんなに真剣に夜の講義をしたのは。
誰にでもはこういったことは話さない。
私的なことも随分と含まれていますので。
社会とは平等ではないのです・・・この意味を、冷静に、きちんと理解できるほどに
ゼミ生には成長してほしい。

さて、明日から5月! 次のステージがまた始まるでしょう。
 

おまけ
今日、3年生(12)が誕生日のサプライズをしてました。お祝いをされた3年(12)梅田、
川口、河邉が、私にとケーキをもってきてくれました。
感謝 m(_ _)m

 


2014年4月29日火曜日

軍師集団としてのもや研/問題解決の方法論

土日以外の日に自宅にいるのは、数年に1度ぐらいの病気の時ぐらいしか
記憶にありません。
だいたいが、土日以外は祝日でも大学にいくの普通の生活をずっとしていました。
リズムが崩れるのを避けたかったからです。
人には安定した周期のリズムというのが必要だろうと思います。
リズムが不規則になると、アウトプット(生産)活動に影響するものと思い、できるだけ
機械のような正確さで、リズムを維持するよう気を付けています。

そて今日はそのリズムを少し破り、午前中は自宅で読書に精を出していました。
曲がり角にある高等教育の問題を扱った文献を読んでいました。
現在話題の汎用的技能を核にした高等教育のコンピテンスモデルについては示唆に
富むことが多く、目からたくさんの鱗を取りながら、今後について思索しておりました。
コンピテンスモデルの台頭と同じくして、問題発見・解決のための実践知の重要性も
明示的に語られるようになっています。
これまでの大学は19世紀のドイツモデルによって、理系では実験室で、文系では
ゼミナールが重要なところでしたが、実践の知を要求する現代になると、その知の
生成には、ワークショップやフィールドワーク、さらには大学の社会への越境などが
求められている。
そんな文献を読んでいると、もや研の活動の意義を今の大学の改革の流れの中で
位置づけることができることがわかります。
歴史の流れの中で、もや研のようなものは、必然として誕生する運命にあったわけです。
ガリラボに生まれたのは偶然でしょうが、それが生まれたのは偶然ではなく、歴史の
必然のようです。

いつになく難しいことを書いてしまいました。

もや研はもやいすと育成プログラムの中でワークショップをどうデザインし、そして
どうそれを駆動させていくという極めて実践的な「問題発見・解決のための実践知」が
ガリラボのゼミ生たちには要求されます。
300人近くの1年生たちを学びの中に導いていくための、一種の謀(はかりごと)を
考えるのがもや研です。
戦国時代に、こうしたことをやっている人たちは軍師でした。

謀は、一緒に考え、そしてそれを共有していると、奇妙な一体感が生まれます。
もや研という、周囲からみたらひょっとすると得体がしれないと思われている軍師集団は
そこで生まれる1年生の学びへと誘導していく謀(はかりごと)=ワークショップという
策を共有していくことで、これからますます一体感を醸成させていくのに違いありません。
さて、この謀(はかりごと)が成功するかどうかは9月にわかります。
うまくいけば、きっと大きな自信と喜びになるでしょう。
戦国の世、軍師たちの謀(はかりごと)で、城がひとつ落ちるようなものだとと思います。
もや研のメンバーたちは、軍師というメタファーで自分たちを捉えると、何をやっている
のかがよく分かり、活動がきっと楽しくなるだろうと思います。
もや研を統括するM1(14)吉村はそうすると軍師官兵衛のようなものでしょうか。

いや、それはちょっと大げさですね。ちょっと違いすぎます。笑

それとついでに、軍師集団と行動を共にする、3年(12)坂本らの映像作り集団は、この戦国の
メタファーではどう捉えればよいでしょう?
うーん、ちょっとすぐに思いつきません。
時間があれば、考えてみたいと思います。


それともうひとつ。

もや研のように、グループで問題解決にあたる必要があるときに方法論を知っていると
便利です。
午前中のCIA活動で知った方法を紹介します(出典)。
以下、原文を引用します。

  1.最初に、その課題の目的は何かを把握する。
  2.その上で、どのような成果や価値を生み出すことが求められているのかを把握する。
  中には、課題が与えられた時点で、上記が決められておらず、「自由に考えてよい」という場合も
  あります。その場合は、1と2を自分たちで仮決めします。
  3.対象は誰か?
  4.その対象の人たちは、何で困っているのか?
  3と4を考えた結果、場合によっては、上記2.を修正することもあります。
  5.対象となる人が困っていることを解決するには、どんな対応策が必要か?
  6.参加メンバーが過去に経験したケースで、参考になるものはないか?
  7.具体的な実行計画はどうなるか?誰が実行するか?実行者がいない場合、誰がやるべきか?
  8.あとで確認すべき事項は何か?

もや研での謀(はかりごと)を議論するグループワークではこの方法論を使ってはどうでしょう。
そして、もしこれが良い方法であれば、もやいすと育成プログラム内のワークショップにこれを
組み込むべきかと思います。
もやいすと育成のひとつの目標は地域の問題を解決していく実践知の習得ですから、そのため
の基本技能を学ぶ必要は当然ながらあります。
 
 


2014年4月28日月曜日

ガリラボの本質を語る清田

2限目の大学院の講義は、M1(14)漆島、吉村が参加してアーキテ
クチャについての勉強を始めました。
しばし、この思想について学んでいくことなります。

お昼は12ゼミ会議。
田中ゼミ長が議題を事前に準備してきていたので、色々なことが決まりました。
そしてまた決めなければいけないことが何かもクリアになったように思います。
白亜祭のこと、自主研究のこと、興津会のこと、決めていかねばならないことが
山ほどあります。
テキパキ効率よくアイデアを出し、まとめていかねばなりません。

お昼からは本部棟に出かけたので、その後のガリラボがどうだったかは不明
ですが、17時ごろ戻ってきたらM1(14)吉村が勉強していて、3年(12)目代、
嶋中がCM作りをやってました。
ちょっと静かでガリラボらしくない雰囲気でしたが、その後、4年(11)清田がやって
きて、さらに3年(12)坂本、田中がやってきたら、いつも通りのガリラボの雰囲気に
戻ったように思います。

ふと、M1(14)吉村に、昨日のガリラボ通信2014/4/27の感想を聞いてみました。
ワークショップに関することを聞いたのですが、まるで見当はずれな解答が・・・・
鍛え直さねばと思った次第です。

漆島と吉村が講義に行ってその場に残ったのが次のメンバーたち。
4年(11)清田、3年(12)田中、坂本、嶋中、目代

15秒CMに関連した話題になり、この短い時間で表現するのであれば、まず
やらないといけないのは、表現すべき対象の本質は何かを探り出すことであろうと
そういった話になりました。
「ガリラボの本質とは何だ?」と私が問いかけたのは目の前にいた清田でした。
突然の問いかけにも、真面目な清田は真剣に答えてくれました。
真剣な清田に、思わず坂本がカメラを回し始め、その他はメモを取り始めました。
ガリラボは取材の現場へと変容しておりました。
15秒CMを作る企画を練る段階で、こういう取材が本当は必要だったのではないか
と思います。
12ゼミ生はまだガリラボでそう経験をしているわけでもない。だから、自分たちの頭で
考えたことなど高が知れているはずなのです。
ガリラボでの活動を体験してきた人から、その本質をインタビューによって抽出すべきです。

取材を受けているときの清田の真剣な話は圧巻でした。
いい表情でした。
清田の話しは、ガリラボの自由の持つ意味についてのもので、深遠な内容でした。
坂本が回したカメラにそれが残っているはずです。
こういった真剣な話が出来て、それが次の世代に伝わっていくことが、
ガリラボのひとつの特徴なのかもしれません。

この話を受けて、3年(12)坂本が毎週送ってくれるゼミ会議の議事録の中で
  知識がないのに良い作品なんて、出来るわけないですよね。
  もっと知識をつけて
  人を感動させられるCMを作れるよう、
  脳をちぎって考えたいと思います!
と書いていました。今年も良い作品が出来上がりそうです。^^
 
19:30からはM2(13)坂口とのゼミ。
昨晩はほとんど寝ていないようでしたが、元気のいい坂口に圧倒されながらの
ゼミでした。
今日は5月末の初期報告会に向けて研究内容の整理を行いました。
  


2014年4月27日日曜日

プレイフルな状態を作りだすひとつの方法/社会人になってからこそ学びへ

久々に1日何もない日を過ごしています。
日曜午前中はいつも通りに読書やネットでの情報収集作業。
CIAのようなことをやっています。笑
ただし効率は今一つ。時間当たりの情報吸収量(インプット率)が低下気味。涙
これって、ひょっとすると環境が良すぎるせいかもしれません。
それで思い出したのが、10年ぐらいも前(だったか、それも定かではありませんが)、
TVで見た(TVだったかも記憶が定かでありませんが・・)、斉藤孝さんのこと。
それは、斉藤孝さんが、授業の一環(だったかな?)のワークショップで学生たちに
古本屋を散策させて、自分の好みのものを購入してきてもらい、それをその日のうち
に(だったかな)、感想を発表し合うということをやっておられたのです。
非常に記憶が曖昧なので全く間違っているかもしれません。
ひょっとして私の単なる妄想かもしれませんが、もしあったとしたら、こういった
形式の学習ワークショップも面白そうですね。
いつか試してみたい気がします。

さて、思い出したのはワークショップのことではなく、古本を探しているときに、
斉藤さんが言われていたことです。
それが妙に記憶として残っています。
古本屋ででもですが、普通の書店であっても、買うかどうかを判断しようと立ち読みをしている
瞬間の情報の収集力は半端ないのだと。
その時は、凄まじく集中している。
確かにそうです。
自分のお小遣いから出さないといけないとき、購入するかどうかを判断するため必死に
情報収集し、また必死に思考もめぐらしているでしょう。
最低のコストで、最大の効果を上げるような本を探索する行動をしているはずです。
周囲は騒がしい、しかも立ち読みという、読書という意味では劣悪な環境であっても、
ある条件(学習環境!?)がデザインされると、人はプレイフルな状況をとなり、高い効率で
読書をしていける。
プレイフルな状態がそこには作りだされている!

このことは、図書館のように静かで、じっくりと読めるという図書館のような環境が、いつでも
ベストというわけではないことを示してます。
読書は、騒々しくても可能なのです。
要するに、プレイフルな状況を生み出せればいいです。
プレイフルな状態を人工的に生み出す学習環境とはどういったものか、そのことを考える非常に
大切なことがこの例に示していると思います。
ひとつの発見です。
現在、ガリラボでは学習を指向したワークショップというのを考えていますが、この発見はひとつの
大事なヒントになりそうです。

読書に絡んでもうひとつ、別の話題を。
Facebookで佐賀県武雄市の市長さんがこんなことを書かれていることを知りました。
  武雄市役所の新人研修の際、唯一薦めた本。ぜひ、これだけは読んでほしいと願って
  います。
  なぜ、セブンイレブンだけが売れまくるのか、これは、行政のみならず、人に関係する
  ところにいる皆さんにとって、必読のバイブルだと思う。
  まあ、トップがあれだけ薦めて読んでいないとするならば、僕の求心力がないのか、
  少なくとも私が経営する組織には相応しくないことだと思うな。
  辛口なことを書きましたが、やっぱり、組織で伸びる人を見ていると、大概、かなりの本を
  読み込んでいる。
  NO BOOK, NO WORK.
市長さんが薦められているのは「売る力」という本です。
この書き込みの最後のところ「組織で伸びる人を見ていると、大概、かなりの本を読み込んで
いる」というのをゼミ生に紹介したくて引用しました。
「読書は苦手で」といった意味不明な言い訳はさっさと捨てて、本を読みながら、物事の
考え方について考えていきましょう。
家で読めないのであれば、必死で立ち読みをすればいいでしょう。
その際、読むだけでなく、考えてみるといい。その繰り返しが自分の未来を切り拓いていく
力となっていくでしょうから。
 

ついでながら、今日のCIA活動で知ったことをもうひとつだけ紹介しておきます。
田坂広志さんのブログで「言葉を使わず大切なメッセージを伝える力」というエントリーです。
そこに、
  世界のトップレベルの政治家は、スピーチが見事なだけではなく、
  その眼差し、表情、仕草、呼吸、沈黙、姿勢、歩き方などを最大限使って、
  大切なメッセージを伝えてくることである。
とあります。いくつかの例が紹介されていましたが、最後の例が秀逸です。
  こうした世界のトップリーダーの言葉を超えたメッセージを見るとき、
  かつて、米国の大統領選において、
  レーガン候補が、モンデール候補との討論において示した、
  巧みな表情と仕草を想い出す。
  モンデール候補が舌鋒鋭くレーガン候補の主張を論破した瞬間、
  レーガン候補が見せたのは、
  ただ、肩をすくめ、手を広げて微笑む仕草であった。
  しかし、そのたった一つの仕草だけで、
  レーガンは、最大の反撃を行った。
  なぜなら、その瞬間に、視聴者からは、
  モンデールが、好人物を攻撃する悪役のように映ったからである。
とりあえず私を含めゼミ生は言葉の訓練をすることが先ではあるでしょうが、ノンバーバルの
領域も念頭においておくといいかもしれません。
言葉は意識して訓練していけますけれど、たぶんノンバーバルなところは、人の生き方その
ものが表現されるところだと思っています。
他者への配慮などを日頃から実践していくことが上記のリーダーとしてのふるまい方につながって
いくのでしょう。
もっともそういった人たちだからこそリーダーになっているとも考えられます。
そういった人たちだからこそ、周囲から選出されていったのだろう思います。
言葉の巧みさだけの人物が周囲から信頼されていくことはないでしょうから。

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昨晩、県立大学の同窓会に理事長以下、来賓として招待されました。
ゼミのコンパでも殆どらやりませんが、それがこんな場で乾杯の挨拶する羽目になりました。
(何故私だったのか、今でも謎です)
写真は、参加していたMOREのOBの飯田さんが送ってくれたものです。m(_ _)m

会場では、学長と理事長と私とで同窓会の会長さんと女子大1回生のOGをサンドイッチする
席順でした。1回生の方は齢84ほど。私の母よりご高齢でしたが、非常に知的で、魅力的な
方でした。
現在も消費問題を扱うNPO法人の理事であり、その関係の熊本県の協議会の顧問もされて
おられます。
現役時代も大変活躍をされてきた女性だったようですが、だから、この年齢になっても非常に
頭脳明晰。
また、高校の校長先生を最後に教師を退職されたOGの方ともお話ししました。退職後、ある
高校から強烈に勧誘され、現在また第1線に戻って仕事しているのだということでした。
こうした方々と話していると、大学を出てからこそたくさん学ばれて来られたように思いました。
当たり前ですが、学生時代の時間よりも、社会人となってからの時間の方が遥かに長い。
日々の仕事の繰り返しに終始し、学びを失ってはいけない。
先週の仕事の流儀に出演されたクレーン運転士さんがこういったことを言われていました:
  17年乗っていましても
  意外とやりだすと奥が深くて
  自分なりに課題を見つけて
  克服するっていう
  達成感みたいなものもありますし
  出来ることが見つけられなくなった時点で
  もうそれはただの単純作業になってしまうんで
  出来ることが見つけられなくなった時がゴール
  終わりでもあると思うんですけど
自分なりの課題を見つけて克服していくというのは自己の成長を遂げていくのに不可欠ですし、
仕事を発展させていくための基礎スキルだろうと思います。
学生時代に身につけた学びの力を社会人になって存分に活用していってほしい。
仕事を単純作業にしてしまい、学びからの逃走は避けましょう。

4月から私も新しい仕事をしています。
今は分からないことばかりで必死で追われてしまっていますが、そのうちに追い越して、
仕事の意味を考えながら、課題を見つけながら、それを克服していくことを2年間続けて
いきたいと思っています。

社会人になった10ゼミ生は、そしてそろそろ仕事に慣れて学びを失いかけている
卒業生たち、目の前の仕事を自分事化して課題を見出し、学びへと自分を導いていきましょう。
またそれは在学生も同様です。
学びに向かっているとき、勉強とは基本的に楽しい。
内的成長を与えてくれるものですから。
     
 

 

2014年4月26日土曜日

10周年記念に向けた拡大ミーティング

土曜の午後、興津会の10周年に向けて卒業生、在学生が集まりました。
本日は今後に向けての議論の整理だったようです。


道場に集合したゼミ生たち(左半分)。
4年(11)上田、浅尾、藤本、清田、OB(09)草原、緒方、志柿、OB(08)院OB(12)坂本。

そして右半分。
OG(09)村中、谷、3年(12)坂本、田中、OB(08)院OB(12)大塚、3年(12)尾堂。


総勢14名で、なんだかゼミをやっている感じで、今後のことが決まっていきました。
実行委員会を設け、5月には具体的な決めようということが決まったように思います。


そんなことを、女性群がテキパキ決めているときに、後ろでひっそりと座る3人です。
09ゼミの時代のことを思い出しました。笑
(このシーンを見て、10年史には彼らの「忍耐の歴史」も入れなければと感じました^^)


14:30ミーティング終了。帰路につく卒業生をそれぞれで送り出しています。


OB/OG(09)村中、草原からのお土産です。他のお土産は撮り損ねました。申し訳ない。

 
色々な学年が集まって話をする。
なかなか環境ではないかと思います。
賢い人は、この貴重な環境を上手に活用していくといいでしょう。
 
 

2014年4月25日金曜日

もや研ミーティング/差入れ

朝9:00から「もや研」のミーティング(だったようです)。たくさんのゼミ生が
集合していました。
任意で、自主的な活動に対し、12ゼミ生を中心にこんなにもたくさんのゼミ生が。。。
非常に素晴らしい!


朝出てから夕方ようやくガリラボに戻り、豆乳食パン(家内作)を差入れ。

さっそく、群がっておりました。^^

ガリラボで著名なフードファイター(!?)は健在でした。

 

衝撃の朝

7:30に大学に来たら、広い駐車場の、一番端っこに一台だけ車がありました。
目を疑いました。
ひょっとして昨晩からあったのではないかとも思いました。
いや、そんなことはありません。
昨晩23時前に、一緒にガリラボをでましたので。。。

車の持ち主は、ガリラボと関係するようになって5年目になるかと思いますが、
こんなに早く来るのは初めてかと思います。
だいたいがいつもは昼ぐらいなのです、出てくるのは。
約束の時間の数分前にしか来ないのが普通なのです。 ┐(´∀`)┌
それが今日は・・・・

ガリラボに上がると、M1(14)吉村と3年(12)村上が作業していました。

衝撃の朝でした!
 


2014年4月24日木曜日

興津会2014に向けた準備の準備

問1 下関からのお土産。誰からか分かりますでしょうか?


問2 グリーンヒルズDesaki 熊本菊陽店からのもの。誰からか分かるでしょうか?











答1 OB(05)山口が正解です!


答2 OG(09)谷が正解でした!
    谷は、まったく違和感を感じない。まだ在学している印象を受けました。


 
問3 この卒業生2人、時間を合わせてやってきました。その理由は?











答3 卒業生がたくさん集まって興津会2014の打合せを今週土曜日(4/26)に
行うらしいのですが、そのための事前打合せとのことでした。
山口が所用で来れないため、司会を谷に任せたらしく、そのための打合せだった
ようです。
在学生も取り組んでいますが、同じぐらい、卒業生も熱心に取組んでくれて有難い
限りです。



山口と谷とが打合せをしている横で、18:00からM1(14)漆島と吉村の院ゼミ。


先週、第1回のゼミでは、非常に厳しいことを言いました。
2人とも震え上がったのかもしれません。
それがあったからか、今日は2人ともにしっかりと資料を準備してやってきました。
もっとも、先週のことがあったので、2人ともに油断はしていない。
厳しい表情になっています。真剣さを感じます。


以上、私とM1(14)2人との真剣勝負の90分ほどでした。
こう書くとかなり厳しいゼミをしていると感じるでしょうが、この場に居合わせていた、
4年(11)藤本、3年(12)尾堂、小田、坂本、田中は、決してそんな印象は持たなかった
ろうと思います。
結構、テキトーでした。
吉村の資料の最後は「先行文献などみて考えたい。。。。えむいち。。。。。!!」で
終わっていましたので。

これに対し、2人にひとことコメントしておきました。
まだ「えむいち」にもなってない。まだ「えむれいてんいち」ぐらいだと。
とりあえず、今は実力的にはそんなものでしょう。
2人とも、さっと「えむいち」に上がってほしい。^^;

 


2014年4月23日水曜日

夜中のプチピクニック

もうすでに今日の記憶がなくなりかけておりますが・・・

今日は9:00からゼミ新聞部が集合して、前回の振り返りを行いながら、
次の号の打合せを始めておりました。
高い完成度を目指し、これから清田部長が、チームを引っ張っていくでしょう、きっと。

2限目は4年(11)ゼミ。
ゼミ紹介についての打合せ会議でした。
幹部が作っていた案に対して色々と意見が出ていて、なかなか意味のある
内容になっていたかと思います。
どういったものが出来上がるのでしょう。出来る限り、細部にまでこだわり、良い内容に
していってほしい。

お昼から私は本部等へ。。。。ずっと打合せでした。。。

戻ったのが18時。
ゼミ生と共有する時間が非常に短くなってしまい・・・

戻ったらガリラボの雰囲気が変わっていました。
前に大型ディスプレイがあったところにホワイトボードが置かれ、コミュニケーション
空間が出現していました。
そこには来訪者の氏名があります。
安達課長の他に、院OB(06)黒田の名前がありました。


出張のついでに一瞬だけ立ち寄り、次のお土産をおいていってくれたのだそうです。
気配りに感謝です。
ミニサラダに吉村は感激をしておりました。

 
横にあったスキャナーでミニサラダを記念スキャン! 
黒田からもらったミニサラダが見事にpdf化されました。^^
デジタルとアナログの融合! 非常にきれいです。


ちなみに、周囲が黒くなっているのは、スキャナーの蓋を開けてスキャンして
いるからです。
せっかくの例なので、このpdf画像を見ながらし、黒という色の意味について少しだけ
講義をしてあげました。

私のプチ講義に嫌気を覚えたのか、しばらくして、居合わせたメンバーはお弁当を
広げてます。夜20時頃のことです。
ちなみに、お弁当は、M1(14)吉村からの柚子胡椒を使った私の家内手製のものです。

M1(14)吉村、4年(11)清田、3年(12)尾堂、坂本、目代で、プチピクニックをやっている
感じでした。
学年がバラバラですが、和やかなこの実践のコミュニティはこれから様々なことを
生み出していってくれるでしょう。
きっと。
 

チームたまなが新聞で紹介されました

先日の玉名での取材(ガリラボ通信2014/4/13)が、本日の県北面で
紹介されました。


新聞で紹介されるのは昨年の6月以来(ガリラボ通信2013/6/23)のことです。
ちなみに、玉名市での活動が多く紹介されてきました。
これは、ガリラボの力というよりも、玉名市の平野さんの手腕によるものです。
感謝しないといけないですね。


上の話題とは関係ないことですが、メディアでの紹介に絡んでもうひとつ。
しばし公開が停止していた熊本市での津曲研究室の紹介映像が本日から
また閲覧できるようになりました。
熊本市平成25年度事業「元気!わくわく!くまもと」
http://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/List.aspx?c_id=5&class_set_id=2&class_id=1994
熊本市の広報課の方から再開のメールが届ていました。
ミニッツメイドの作品も改めてご覧ください。
(参考)ガリラボ通信2014/2/28


2014年4月22日火曜日

空ビルとの打合せ/模様替え

朝9時から空港ビルの伊藤さんにガリラボに来ていただき、今後のことについて
打合せを行いました。こちら側は、M1(14)漆島と空港チーム代表の4年(11)藤村。
4人で、朝でしたが結構テンションの高い議論が出来て、面白い約束をすることが
できました。
昨年1年間、チーム繋で培った空ビルとガリラボの関係性(絆?)によって、今年度は
研究を深めていくことができそうです。
そしてその鍵を握るのは、今日一緒に打合せを行なった漆島と藤村となるでしょう。
コミュニケーションを通して、空ビルと強い関係を作っていきながら、両者が満足でき
る研究を目指していきたいとものです。
なお、空ビル側の連携委員会はメンバーが大幅に変わったそうで、残っているのは
野作さんと伊藤さんだけらしいです。
 
打合せが終わり、私は本部棟へ。
お昼に戻ってきたら、4年生(11)がたくさんいてゼミ会議を開いていました。
参加予定でしたが、打合せが長引き会議に間に合わず、さらに昼食をとる時間もなく、
私は外出。
15時前に外出から戻ったら、今度は3年生(12)がたくさんおりました。15秒CMに立ち
向かっているようです。
遅い昼食をとって、すぐにまた私は本部棟へ。

17時過ぎに戻ってきて、しばらくして、模様替えすることを決心!
ガリラボの大きなディスプレイの位置を変えました。
 
前から気になっていたのですが(皆が見ているときにその前を通らないといけなかっ
たので)、特に模様替えをする理由も見当たらず、また模様替えは大変なので、
そのままにしていました。
今日、USB接続の無線LAN子機が届いたので、デスクトップPCを移動できるように
なったのを契機に、エイヤで配置換えをしました。
 
いつものことながら、PC関係の模様替えは、配線と埃との戦いです。

今回の模様替えにより、ディスカッション用ディスプレイは、入口側となりました。


元、ディスプレイがあったところには本棚とコンポをおきました。


模様替えをし、環境が変わったことが、当然ながらガリラボの中は変化が
起きるでしょう。
変化は悪くない。いいことです。
それに適応するために、頭を使っていくことになりますから。
どんどん頭を使って、賢くなっていきましょう。^^

ところで、ディスプレイをおいた場所で飼っていたメダカたちが気になる方も
いるかと思います。
置く場所がなくて、廊下または空中庭園に置こう(放置しよう)かと知恵を絞って
みましたが、結局、次の写真に示す場所におくことにしました。
 
こんな目立たない場所に放置され、OB(10)保坂が見たら怒るかもしれませんね。笑

 

 

2014年4月21日月曜日

今年度初の夜の雑談(?)

都合により朝に変更してもらった12ゼミ会議。
3年(12)田中、坂本、森、村上、河邉が集合し、9:15から開始。
朝からだとあまりテンションが上がらないので、議論も今一つかと
思っていましたが、意外に盛り上がり、いくつか新しいことが決まり
ました。ガリボイスの進行を促進するための方法を考える中で
出てきたことですが、ネットで情報共有の仕組みを作ろうということに
なりました。
副ゼミ長の坂本、森が担当します。誰か良く知っている人に聞いて、
優れた情報共有の仕組みを構築してほしいと思います。

2限目は院の講義で、今日は今後のためにGoogleドライブを用いた
情報共有の方法をM1(14)吉村が受講しているM1(14)漆島ともうひとりの
受講生に向けて紹介しました。
今後はGoogleドキュメントを使ってこの講義は進行していきます。

12:30には本部棟に出かけ、戻ってきたのが18:00前。

すぐに4年(11)藤本と卒論の打合せを行いました。
約90分ほど議論した結果、とりあえずのアイデアは出たように思います。
情報科学で出てくるチューリングテストを応用した方法などが出ましたが、
それをどう具体化するかは藤本がどれほどこの問題を集中して考えて
いくかにかかっているかと思います。

藤本との議論が終わってから、M1(14)吉村ともや研についての打合せ。
今日の午後は3年生(田中、坂本、村上、河邉)と吉村とでもや研の話し合いを
したようです。
そのことで、二人で1時間ほど話したでしょうか。
やっぱり話せば色々と出て来るものです。
雑談風の創造的会話はほんとに必要です。
今日の会話で、次の学生自主研究のおおよそのテーマをイメージすることができた
ように思います。
キーワードは、ドキュメンタリー映像の研究、地域での応用等々。
詳細は吉村がメモをとっているはず。
それらを踏まえて、具体的なテーマをみんなで作り上げていければといいですね。
楽しそうなテーマに仕上げたいと思います。

21時ごろM1(14)漆島が帰っていき、22時過ぎM1(14)吉村が去り、最後に
3年(12)坂本が帰っていきました。
坂本はMOREの自主研究でやっている電子ブックの最終調整作業を頑張っていました。
最後の最後が意外に時間がかかるんですよねぇ。
モノを作るというのはそんなものです。
出来上がったら、きっと感慨深い作品になるのではないかと思います。


今日は、夜も意外に元気があったので、ガリラボ恒例の夜の雑談を久々に
やったように思います。
かなり久しぶり。
そのおかげで、色々な(具体的な)アイデアが出ました。
やっぱり、雑談は必要ですねぇ。
そして、そのための時間の確保と体力の確保、さらにはタイミングの確保が
必要なようです。
4月に入って、初めて、夜にこんなに話をしたように思います。
 

 

2014年4月20日日曜日

ミニッツメイドの解散と映像を作るということ

ミニッツ・メイドの作品「ここで生きる」(ガリラボ通信2014/3/23)が(一応ですが!)
最優秀賞をもらったということで、お祝いと解散式を兼ねたコンパを昨晩(2014/4/19)
開催しました。

次の写真は、メイキングを含む映像の入ったDVDで、3年(12)田中が作ったもので、
全員に配布していました。たくさんの思いが両面に印刷されたA4用紙1枚に包まれていました。

 
上通りの入り口にあるお店で談笑する4人。
OG(10)石原、3年(12)坂本、M1(14)吉村、3年(12)田中。

映像を作っていた2013年12月~2014年1月の時からそれぞれ1学年づつ上がっての
再会でした。それぞれ成長したように思います。

映像というモノ作りは面白い。だけど大変です。
形がないところにひとつのカタチを作り出して行く作業ですので、クリエイティブだし、
また撮影や準備などで行動力も要求される。
非常に総合力の要求される活動と言えます。
 
ちょうど今読んでいる文献にひとつの発見が記されていました。
学生時代に一生懸命に勉強した経験は、ミドル・エイジになって差が生まれてくる
のだ、と。
今すぐは結果が見えなくても、その経験が人生の後半になって効いてくるのです。
大学時代を疎かにはとてもできない。
ミニッツメイドの経験も、やった、頑張ったといった単なる経験ではなく、ミドル・エイジ
になってこそ花ひらく学びへと転換していってくれるといいかなと思います。
まあ、この4人なので、きっと大丈夫とは思いますけれど。


祝賀会が終えて、帰ってから坂本と田中とのメールでのやりとりの中で、特に坂本が
おおよそ次のことを書いていました。

  ミニッツメイドでの約4ヶ月間、本当に楽しかった。
  なかなか案が出てこなかったときとか苦しい日々を過ごしましたことも
  ありましたが充実感と達成感でいっぱい。
  そして何より、先輩方と映像を作れたことが一番よかった。
  映像を作り上げることで先輩方とさらに親交を深められた。

楽しさって、その時の仲間と共にした「苦しさ」から生まれることが多い。
そうした苦しい活動を異なる知識の人たちが何かに向かっているとき、それを
実践の共同体と呼びます!
実は、この共同体の持つ学習に関する効率は非常に高い。

  それもこれも先生が「きっかけ」を与えてくれたから。
  そのきっかけを掴むか掴まないかは人それぞれですが
  せっかくチャンスが目の前にあるのに何もしないのはもったいないと
  思って今回も参加した。

きっかけをもらうことを「正統性の獲得」と言います。
そこにいていいということを周囲が認めている状態のことです。
そこにいることが当たり前で、理由を言う、理由を考える必要がない状態になる
ことが正統性を得るということです。
そうした場所が、いわゆる「ホーム」というものに相当するでしょう。
極めて単純なことですが、しかしこれこそが学びに向かうための極めて重要な条件と
なります。
意外に見過ごしているし、逆にせっかくの正統性を手放すことも多い(最初は
居心地が悪かったりしますから)。
最近、気づいたことですが、その人がどこに荷物をおくかが正統性に微妙な変化を
与えることに気づきました。
荷物を置く場所こそがホームだからでしょう。
私はガリラボがホームであり、そこにいる人たちと基本となる共同体に入っていたい
ので、毎朝自分の荷物をガリラボの特定の場所において、それから学内をあちこち
してます。
そのことの意味をあまり考えたことはありませんでしたが、自分の荷物の置き場所
どこであるかで、正統性=共同体への参加資格に微妙な歪みが生まれるみたいです。
話題が逸れてしまいました。
これまで、荷物というものには、あまり着目したことはありませんでしたが、共同体の
参加資格、そして正統性において非常に重要な意味を持っていそうです。
時間があれば、またいつか詳細に考察してみたいと思います。
 
さて、正統性を獲得できるかどうかは運もあります。
だけど、運とは偶然に来るものではありません。
呼び寄せている。
そういう意味では必然でしょう。
呼び寄せることに成功したチャンスは積極的にゲットした方がよいでしょう。
チャンスの神様は前髪しかない」のですから。

H2ロケットで、静止軌道に衛星を投入するには周到な準備が必要です。
これとまったく同じで、実践の共同体内で学んでいくにはそのために準備が必要なのです。
坂本と田中は、水の国やミニッツメイドでの活動が、H2ロケットの役割を果たし、
それによって、ガリラボという共同体の中で学びを深めていくべき成長の軌道にうまく
投入されたのかもしれません。
(正統性については ガリラボ通信2013/8/3にも書いてます。参考までに)

 
話題が飛びますが、正統性のことと映像を作ることとを絡めて少し話をして
みたいと思います。
 
このブログを書く、少し前、録画していた「東北発☆未来塾」を見ました。
是枝裕和監督が「映像のチカラ」というテーマでドキュメンタリー映像について福島の
高校生に教えている番組です。4回シリーズになっています。
http://www.nhk.or.jp/ashita/miraijuku/archives/140407.html

番組の中で是枝監督がこう言われたのです。
 
  カメラに向かって「つらい」と言うと、つらいことが撮れたと思いがちだけど、
  それは嘘だから。
  「つらい」という言葉を撮らずにつらさが伝わるのがいちばんいい。

これを聞いて、先日、3年(12)尾堂が15秒CMの映像を編集している時のことを思い
出しました。
尾堂が編集しているPCのディスプレイが何気なく目に入ったのです。
自分のデスクに行く途中でした。
同じ部屋にいるから当然でしょう。
さらにそこに声をかけさせやすくする何かがあって、それに導かれるように、
「何やってやるの」と言いながら画面を覗き込みました。
15秒CMの編集であることを知り、動画を見て、すかさず「これはダメだ」と
コメントしました。
表現が直接的だったのです。「つらい」ことを「つらい」と言葉で表現して
しまっている。 
単刀直入の表現ではダメなのです。
表現したいものを、その言葉を使って表現することは、説明したことにならないのです。
コトバとは非常に便利な道具です。
だけど、それは上手に使わなければいけない。
しっかりと考えて使わないといけない。
その場では、映画「舟を編む」に出てきた「右というコトバを説明できるかい」という
フレーズを使って尾堂に(そしてその場に居合わせた坂本や田中にも)話をしてあげました。
ということで、尾堂のチームはとりあえずやり直し決定ですね。笑 


是枝監督による番組で取り上げられたドキュメンタリー映像は、これからもや研の中
でも作成していくことになっています。
制作を行うチームには、上記のことをしっかりと考えてほしい。
真剣に考えてほしい。
せっかく作って行くのだから、優れた、誰もが感動するものを作ろう。
そのためにたくさん作って、修正を繰り返していこう。
そして、最後の最後まで10割までをやりきろう。
神は細部に宿っているのだから。
成果はすぐには現れなくても、ミドル・エイジ=社会の中核になってから現れる
はずだ。
ちなみに私も大学時代、研究を通して(死んでないですけど)死ぬほど勉強しました。
その時に培った物事に向き合う態度が、今も継続しているように思います。


長く、またまとまりも悪い内容になりましたが、この辺りで週末のコラムは
終わりたいと思います。
上で「そこにいていい」「何気なく」「その場に居合わせ」「自分の荷物の置き場所
といった言葉を赤い文字で強調しました。
簡単な表現ですが、実は、このことは学びにおいて、深い意味を持ち、決定的な意味
さえ持っています。
機会があれば(そして時間があれば)、この辺りの意味を考察して、この場で紹介
できればと思います。


おまけ画像
ミニッツメイドの打ち上げの席です。何をやっているのでしょう。笑

 
 
 

2014年4月19日土曜日

メディアの世代交代/切れの良い学生たち

ネット上の記事を見ていたら、平日にわれわれが接触しているメディアについての
統計データがでていまた(こちら:元ネタは総務省)。
下はそのデータを私の方でグラフにしたものですが、1年で40代、50代に対して、
TV離れが起きている。50代(ちょうど私の世代ですが)では20%減です。
それに対して同じく50代はネットは20%増になっております。
幅広い年代でTV離れをしているのと同時に、まだ絶対値は半分以下ですが、ネット
メディアが主流になっていくことが予感されます。
マスメディアの世代交代が進行しているようです。
TV業界(とくに配信をしている人たち)は、かなり知恵を絞らないといけなくなるでしょう。
苦しい戦いとなるのに違いありません。


ネットについて特にコミュニケーションに関しての2013年の調査データが次です
(上記記事からの引用)。



20、30代を境に使用してメディアが明らかに違っています。
30代以上の主要コミュニケーション手段はメールであるのに対し、それ以下の世代は
ソーシャルメディアになっている。
ということは、今後10年も経つと、メールという通信手段は現在の電話と同じレベルの
ツールになっていくのかもしれません。
コミュニケーションメディアも世代交代が進行しています。

薄々気づいてはいましたが、それにしもてこんなくっきりと差があるとは・・・
ちょっと驚きました。


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ついでに・・・

学生自治会の体育委員会から依頼されて、お昼から熊本地区総合体育大会の
開会式に参与として参加してきました。
熊大の体育館でありました。
(土曜日でしたが、熊大にはたくさんの学生たちがおりました。何ででしょう?
 県立大とは雰囲気が違います)


開会式の最後のプログラム「表演(←初めて聞きました)」で熊大の応援部(チアリー
ディング)が登場しました。
その元気の良さ、切れの良さが素晴らしかった。
爆発力さえ感じました。(企業の面接の場だったら内定続出だったかも 笑)
あんな感じの若い人ばかりだったら、日本の未来は安泰でしょう、きっと。^^
願わくばゼミ生たち(そして県立大学の学生たちには、あの切れの良さを超えてほしい。
 
あの切れの良さを生み出しているのは、たぶん、外からの(客観的な)指導であろうと
思いました。
そうした指導を受容する態度と雰囲気をあの集団は持っているのでしょう、きっと。
主観的基準(自分の判断)だけでは、厳しさを持ち込めず、成長はなかなか厳しい
ものですから。
  
 
 
 

2014年4月18日金曜日

第1回キャリア形成論

朝ガリラボに来たら、ポストの上に、ご覧の書物が乗っていました。

この本、OB(05)山口の知り合いの方が出された翻訳本とのことです。
昨晩、私が帰った直後に持ってきてくれたようで、「おいておきます」とのメールを
もらっていました。
5歳で捨てられ、生き延びるためにサルと生活を共にした女性の話だそうです。
時間がほんとに無く、読む時間が取れるか微妙ですが、せっかく山口が持ってき
てくれたものです、感謝の意味で時間をひねり出し、目を通せればと思います。


以上は朝の7:30の出来事ですが、一気に時間はジャンプし(途中の記憶が
もうあまりない)、夕方17:30頃の大ホール。
今日は今年度第1回目のキャリア形成論でした。
(本日最後のノルマゆえ、力を振り絞りでかけていきました笑)

第1回は学長と学部長にそれぞれ大学での学びを中心にお話ししてもらいました。
その最後にトリ(!?)として登場したのが、MOREのメンバーである3年(12)尾堂、坂本、
田中の3人。
今年度のMOREの学生たちを集めるための告知でした。
尾堂による紹介で、MOREを継続してくれる優秀な学生たちが集まるのを期待しています。

終了後、ガリラボに戻ると、映像作りで頑張っている3年生がみんなで出席票を整理して
くれています。
特に依頼したわけでありませんが、田中、坂本がさっと始め、それに丸野、嶋中、目代が
加わってくれているようでした。
私は別の仕事をしていたので直接は見ていないのですが(写真は3年生が撮ったものの
ようです)、3年生がたくさんテーブルに座っているのを見ると、コミュニティの世代交代が
進んでいるのかなと少し感じます。

 
 

2014年4月17日木曜日

15秒CM制作過程

学生GP決定書交付式の後、本部棟で仕事してからガリラボに戻ると、テーブルには
チェス版がおいてあります。
3年生(12)の課題「15秒CM」で、「ツムツム」チーム(梅田・川口・古賀)が使う
小道具のようです。


このチェスが、15秒CMの中でどう扱われているのでしょう。
期待(!)しておきたいと思います。

 
さて、上の写真に小さく写っている人物に気づきましたか?

OB(05)山口です。今日も興津会関係の用事でガリラボに顔をだしました。
それと、私にも用事があり、話を聞きました。
ここでも、新しい挑戦が始まっています。
 

山口と話したのち、18時からはM1(14)漆島、吉村との初めての院ゼミ。
「資料は? レジメは?」と切り出したら、二人ともに何も用意しておらず。。。
最初から叱り飛ばしておきました。
ゼミをやるのに、説明用の資料も準備してこないとはいったい何事か!とですね。
最初が肝心でしょうから。
学部生と院生とは求めているレベルがまるで違うのです。
次は、その辺りを十分理解して、ゼミに来てくれるだろうと思います。

今日のガリラボ(私が見かけたゼミ生たち):
M1(14)漆島、吉村
4年(11)藤本、清田、藤村、谷口、菊野、上田
3年(12)田中、尾堂、坂本、梅田、川口、古賀、村上


 

学生GP2014決定書交付式

本年度の学生GP決定書交付式がCPDセンターで開催されました。
(昨年の様子はこちら:ガリラボ通信2013/4/18


空港チームのリーダー4年(11)藤村に古賀学長から決定書が手渡されました。


チームJob'sリーダー4年(11)藤本にも同じく手渡されました。


この2人をリーダーに、今年度のガリラボが取組むテーマです。
まだ内容が定まっていませんが、リーダーがうまくチームを引っ張り、活躍をして
いってほしいと思います。


今年度、この取組に参加する教員と学生たちです。



今年もまたGPを通して、長い長い1年が始まります。