2014年4月14日月曜日

ゆっくりでも、止まらなければ、けっこう進む

午前中は今年最初の大学院の情報社会についての講義。
輝かしい内部進学者(←某教授の言葉)のガリラボのM1(14)漆島と吉村に、
社会人の方がひとり加わり、3人の受講者でした。
輝かしい内部進学者(笑)の二人がこれから7月末までの講義をリードして
いってくれるでしょう。

その講義中、OG(08)&院OG(12)で同じく輝かしい内部進学者だった大塚が
仕事で顔をだし、ミニッツメイド制作のPR映像の入った熊本市の動画のDVDを
持ってきてくれました。


ほとんど話をすることができませんでしたが、スーツ姿の輝かしい社会人1年生は、
わずか2週間ですが、立派になっていました。
 
お昼は12ゼミ会議。
田中、森、村上、河邉の幹部が揃い(坂本はサークルの用事で欠席)、次のゼミの
打合せを行いました。
ところで、今日は坂本が不在であったため、記録係は森の仕事となりました。
坂本と同じスタイルのメモが後でメールで送られてきましたが、それによれば、

  今日は坂本さん不在で私が書記を務めさせて頂きましたが、
  記録を皆が分かりやすいようにまとめるとなると、
  いつも私が自分が忘れないように書き留めるメモとはわけが違う、、、
  会議に出席していない人にもわかるように、
  後で誰が読み返しても分かるように文章にまとめることは本当に難しく、
  手間のかかる作業だということを身を持って感じることができました。
  これを毎回やってくれている坂本さん、本当に大変だと思います。
  今日のこの作業を通して、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
  これからは、自分だけが分かる「メモ」ではなく、
  客観的に見ても分かる「メモ」を取る訓練をしていきたいと思いました。

とのこと。この客観的に見て分かるものを書く訓練は意外にしてきていないようです。
立花隆さんの本で「二十歳の君へ」というのがあります。
東大の学生と一緒に作ったもので、学生たちによるインタビュー記事を用いて作ったもの
です。
この本を作るときの裏話として、立花さんが、最初に学生が持ってきた原稿をもってきて
あまりに驚き、この企画はボツにしようと思ったそうです。
それほど酷かったとのこと。
何が酷かったかというと、インタビューしてきたそれを文字にするとき、客観的な形で
表現できておらず、何が書いてあるのかさっぱりわからなかったのだとか。
3年(12)森が言ってるのは極めて正しい。
客観的な表現ができるようになるには、それなりの訓練が必要なのです。
ガリラボでは、現在、色々なミーティングが終わった後には、議事録を残す文化が
浸透してきていますが、たくさん議事録を書き、客観的に表現する力を見に付けていって
もらうといいですね。

夕方には「もや研」の今後についての打合せ会議。
参加者はM1(14)吉村、3年(12)田中、河邉、坂本、村上でした。
なかなかアイデアがでない。
苦しい。
沈黙の時間が多くなり、苦しいものでした。
企画の場では試練を強いられます。
今日の会議で私自身も曖昧だった体制の問題が整理され、またドキュメンタリー制作の
意義が明瞭になり(その流れで空撮チームを作ろうとなり笑)、フィールドマイニングや
FunThoeryなどの話、さらにはもや研で生み出したい大人数に対応する新しいワークショップは
もやいすとだけでなく、10月24日の八代中の生徒にも応用してみようとか、次へとつながった
ように感じました。
 
道のりは長いですが、地道にやっていってほしいと思います。
撮り溜めていて、先日ようやく視聴した仕事の流儀(第227回)のタイトル:
 ゆっくりでも、止まらなければ、けっこう進む
その通りかと思います。ガリラボの語録のひとつに加えたいと思います。
歩みを止めず、もや研が最終的に結果を残すよう、吉村と田中のリーダーシップに期待したい。

   
もや研のミーティングが終わった後、院生が講義に出かけ、静かになったガリラボで久々に
ゆっくりと1時間以上話をしました。
相手は3年(12)田中と坂本。
話題は企画する場は楽しくなければいけないということ、ただし、企画が出た後は厳しくいか
ないといけないといったこと。人には両面が要求されるのだ、と。
またガリラボの10年史(私から見たガリラボ)についても話をしました。
現在なぜこうなっているのかを二人に話、二人には今後色々とゼミをリードしていってもらわ
ないといけません。
今日の話を真面目にはでなく、気楽に捉えてもらい、ゆったりとした感じでやっていって
もらえるといいかなと思います。
 

本日のガリラボ(私が見かけたゼミ生たちです):
M1(14)漆島、吉村
4年(11)藤本、上田、清田
3年(12)田中、河邉、坂本、村上、森
  


  
  

0 件のコメント:

コメントを投稿