2021年4月30日金曜日

(17)岩奥・宮嶋/ハイブリッドスタイルゼミ(19ゼミ)

ゼミがあるからいるんだろう・・・との判断だったようで、突然、OG(17)岩奥と宮嶋がやってきました。
「こんにちわ」という声を聞いて、なんというか、特に違和感を覚えず、一瞬、何も反応しなかったように思います。1カ月前までの日常でしたので。
が、一瞬の気づかなかったわけですが、「あれっ!!!」と気づき、目を上げるとOG(17)岩奥と宮嶋が立っておりました。もう、びっくりというか、嬉しいというか、懐かしいというか。。。

19ゼミ生が始まる前、1時間ほど、働き始めてからの話をたくさんして、帰っていきました。
岩奥の方は、今日は熊本市内に宿泊するのだそうです。

わずか1カ月しか経っていないことが驚きでした。わずか1カ月ですが、少し大人になった感じがしたのは気のせいでしょうか。笑


・・・・

14:40からは19ゼミ。
撮影を始めたので、オンラインだけでやるのが難しいので、オンラインとオフラインのハイブリッド方式で進めることにしました。
4チームが異なる場所で活動して、報告はオンラインで行いました。
AチームとCチームは道場から参加。
Bチームは研究室から参加。
Dチームは1号館の教室から参加です。Dチームリーダーが遅れていたので、ホワイトボードにマーカーでの参加でした。笑
少し遅れてリーダー3年(18)山本が合流。

ハイブリッド方式でしたが、賑やかな19ゼミでした。


 <おまけ>
19ゼミ生は活動が終わった後、チーム毎にLINEのアルバムに写真を投稿しています。後々の活動記録して使うものだそうです。
今日アップされていた写真(の一部)です。



2021年4月29日木曜日

1日に何かひとつは見つける

 今日は休日ですが、大学は授業日です。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大でほとんどの授業をオンラインに移行するようにとの指示があったせいか、今日の大学はかなりひっそりとしています。
休日と変わりにない静けさに包まれたキャンパスでした。

朝から、静けさ中で授業準備をしていましたが、LINE公式アカウントから流れてきたダイヤモンドオンラインの記事

いつの間にか成長している人の秘密、「1行書くだけ日記」で可能に?
https://diamond.jp/articles/-/268288

に目が留まりました。「1行書くだけ日記」というのも出版されているようです。本の表紙に「劇的に変わる!」という言葉がありますが、たぶんそんなことはないでしょう。

劇的に変わる感触を得ることはないと思います。ガンジーの言葉通り(ガリラボ語録にも載せているものですが)、

善きことはカタツムリの速度で進む

のであり、その時々では進んでいることはたぶん分かりません。前進していることがわからなくても、それに取組み続けた人が、長い年月を経た後になってようやく変化に感じるものなのかもしれません。

1行日記については、秋元康さんがかなり昔の本の中で語っておられました。これについて、

1000回~ひとつの変革の時を迎えてガリラボ通信2011/9/18

で触れています。もう10年前の通信です。この中で向田邦子さんの言葉「1日何かひとつ面白いことを見つけよう」というのを守りながらその後10年間通信も継続しております。

面白いことを見つけたときのためにデジカメを携帯して撮影することが癖になってしまいました。このエントリーで5,682回ほどになります。掲載している写真点数を調べてみたら、2万点ほどになっていました。

ということで、私は、1日日記的なものを10年以上続けてきた経験者です。
さぞや劇的な変化を感じているかというと、全くそんなことはありません。何かの変化はあったのかもしれませんが、感じることは、今現在の私がここにいることぐらいです。
では、もしもガリラボ通信という日記を始めていなかったら、どうなっていたのでしょう?
その時も、その時の私が今現在そこにいるだけであろうと思います。


偶然でしょうが、今朝がた読んでいた山本周五郎の小説「長い坂」の中で、物語の主人公「三浦」がやってることを余計なこと、疎ましいことと見えている小屋頭に対して、酒で酔っている森の番人「大造」がこんなことを語るシーンがありました(上巻411頁)

「樹を伐ったあとに苗木を植える、こんなちっぽけなやつをな」彼は両手でその大きさを計ってみせた、「-このっくれえの苗木だ」と彼は云った、「こんなものがなんになるって、人は云うだろう、こんなものが何の役に立つってな、こいつが役に立つまでにゃあ おらあ死んじまうってさ、けれども、小屋頭はせっせと苗木を植えているじゃねえか」
「それとこれとは話が違うわあ」
「実際の役に立つ、誰かがしなければならねえこと」と大造は独り言のように云った、「-こうい云うと青っ臭え、子供じみたことのように聞こえるかもしれねえが、おらあこの世は、それでもっているんだと思うぜ」


このシーンにマーカーを朝引きました。偶然と書きましたが、このシーンを読んだから、今日、一行日記のことが目に留まったのかもしれません。

ちなみに「長い坂」を読むきっかけになったのは、國學院大學が色々な分野の第1戦で活躍している方々から学生に対して1冊の本を紹介してもらうプロジェクトを行っていて、ある2人の方がこの小説を取り上げておられ、それを通して知った本でした。面白い小説です。

これからも何か1日にひとつは面白いことを見つけ、そしてそれを記録しながら日々を(できるだけ)前に進ませていきたいと思います。


2021年4月28日水曜日

感染対策に配慮した19ゼミ生の自主活動

19ゼミ生は3年生最初の課題として、「伝えたいことを短い時間で表現する」ことをトレーニングするために(これはマイクロソフトなどの面接試験で行われるやり方です)、15秒のCM動画を作成しています。
コミュニケーションとは「話す」ことではありません。伝えたいことを相手に伝えることです。話すのはそこまで難しいことではありませんが、「伝える」ということはかなり難しいものです。
どうすれば伝わるのかをかなりしっかりと考えないといけないので、コミュニケーションは難しいのです。
短い時間になると、そもそも何を伝えればいいのか、そしてそれが決まった後、時間が短いという制約の中でどう表現すればいいのかという課題を解決していかなければなりません。

ところで、ガリラボの活動の中で制作した短い動画の中で、もっとも考え、燃え尽きるほどに頑張った作品は次の「奏(かなで)」ではなかったかと思います。夏に、10,11,12の3世代のゼミ生が集まって自主的に作ったものです。
TKU第2回「水の国くまもと」ビデオコンテストで最優秀賞を受賞しました(ガリラボ通信2013/10/2)。

さて、19ゼミ生による動画作成の件ですが、実際に会って、その場で撮影したいという希望が強く、ほとんどのゼミ生が実際に大学で作業したいということでした。
14名のゼミ生は4チームに分かれています。
こういう風にやることにしました。
少人数であれば現在の大学の対応方針をクリアできます。また、学内であれば問題もありませう。
それで、大学で活動するものの、4チームが一度に集まって密集することがないようにしました。
今週金曜日にはゼミがあります。
この時も、4チームともに大学内にいるものの、各チーム大学内のバラバラな場所で活動することにして、それぞれの場所からオンラインで参加するようにしました。
ゼミで色々な報告を終えたら、オンラインからオフラインに切り替えチームごとに動画づくりです。
こうした工夫によって感染対策を行いながら、どうにかゼミの活動を行えそうです。
このやり方は3年(19)川口ゼミ長の提案によるものです。

次は、本日、3年(18)山本率いるCMチームの打合せの様子です。
メンバーは3年(19)市原と川口。自主的に集まって打ち合わせをしていたようで、リーダーの山本が声をかけたのでしょう。自発的に、4つのチームがこうしてバラバラに時間差で活動していくことで(分散登校?)、取り組む作品の質はよくなっていくのに違いありません。
できれば、上で紹介した「奏(かなで)」のレベルを目指してほしい。


 

2021年4月27日火曜日

会議のアジェンダを設定するということ

 熊本県が最高レベル5(厳戒警報)にアップして、大学は原則オンライン授業に移行することになって2日目。
会議のため、学内を歩いていると、意外にまだ学内には学生たちがいて、確かに少ないのは少ないですが、ロックダウンしている感じではありません。
急遽対応するのが難しいということなのでしょうか。それとも??

さて、ガリラボでは2つの会議を行いました。オンラインか対面かのどちらにするかを聞いたところ全員が「対面」を選択。ということで、18ゼミの幹部会議とチームタマにゃんずの会議は対面で行いました。
3人と6人の少人数なので許容範囲でしょう。

幹部会議では、今後のゼミの活動がやり方について議論しました。またタマにゃんずの会議も今後のことが中心ですが、途中、私がずれた話をしてしまい、戸惑ませてしまいました。

前回の復習をできていないためなのですが、こんなときに議事録があるとなぁーと感じます。
議事録で会議前に復習できると、行きつ戻りつという(真に無駄な)議論を回避できるのですけど。


3年(19)生については特にArtractのメンバーは会議をするということについてまだあまりわかっていないだろうと思い、モデルとして、第3回まで私の方で次の「会議次第(アジェンダ)」を作成し、金曜日には全員に提示し、翌週月曜日の会議までには何が議論すべきことかを頭に入れて参加してもらうようにしていました。


そして、この議論すべき項目は、次の議事録を見ながら決めていきました。月曜日に会議を行い、その週の木曜日までには議事録をもらえるので、それを見ながら翌週月曜日の会議のアジェンダを金曜日に設定するようにしていたのです。

こうすると議論が発散しない、行きつ戻りつという真に無駄な議論は避けることができて、会議の時間を有効活用していけるはずです。また、議論も着実に前進させていけるように思います。
社会人になったら当たり前のことですが、学生だとこれがなかなか・・・。

これからまた1年間長い活動になります。
こうしたスキルはものごとが着実に前に進むように、チームリーダーには要求されるのではないかと思い、紹介しておきました。
リーダーシップを発揮するためには、一定の方法論があることを知っておくことも大事かもしれません。
Artractについては第4回からは新リーダーとなった3年(19)岩生にこうした会議を取りまとめていくようにと指示しています。
最初は難しいでしょうが、経験値を増やしていくことで、徐々に優れたリーダーシップを発揮していくことになるでしょう。

・・・・

夕方、大学の会議から研究室に戻ってきたら3年(19)川口と中西が2人で楽しそうに作業をしていました。
上の議事録にある「やるべきこと」を実践しているようでした。^^
 

 

2021年4月26日月曜日

遠隔授業への全面移行/Artractの新リーダー

熊本地震からもう5年が経ちますが、それ以後、阿蘇方面に出かけることがありませんでした。
週末、新しく出来た「国道57号線北側復旧ルート」も利用して出かけてみました。
阿蘇へのアクセスがほんとに便利になってます。驚きました。

さて、現在はまた強烈なコロナ禍の洗礼を受けることなりました。
熊本県のリスクレベルが最高のレベル5(厳戒警報)になったことを受け、本学の授業は本日から一部の授業を除いて原則オンラインとなりました。
ゼミもオンラインとなったため、どうしようかと頭を抱えています。

本日の13時からは3年ゼミ幹部と今後の対応を打ち合わせました。
対面での活動を想定した課題を設定していたのですが、全体での活動は取りやめることにして、個別のチーム対応へと変更することにしました。
感染対策に注意を払っていかねばと思います。

14:30からはArtract19との会議。
リーダーが決まりました。
3年(19)岩生が務めます。
今日まで私が会議を進行をしましたが、次回からは岩生にバトンタッチします。
ところで、Artractの会議中に気づいたことが、今の学生世代にとってタブレットは、情報収集の道具というよりも、主としてクリエートのための道具として利用されていることを知りました。昔であれば、スケッチブックと筆を持ち歩いていたのでしょうが、今はタブレットを持ち歩いて絵を描いたり(なのでApple Pencilも必須)、音を作り出したりしていて、これまであまり見たことない光景でしたので、非常に新鮮でした。
これからこのクリエーターたちが色々と楽しいコンテンツを発表していってくれると思います。


2021年4月23日金曜日

OB(14)(15)の来室/金曜日のゼミ

昨晩、卒業生2人がやってきました。
誰かわかりますでしょうか?

左はOB(15)宿利ですね。人吉での仕事を終え、その帰り、20時頃にやってきました。
右は????

なんとなくわかるでしょうが、これが通勤の際の格好だそうです。
朝陽がまぶしく、また帰りは夕日が眩しい方向への車での通勤のためサングラスは不可欠とのこと。大宝堂で購入したそうです。^^
サングラスの方の卒業生は18:30頃にきて、実は宿利と相談の上、日にちを決めてやってきたとのことでした。
学年は違うのですが、仲の良い二人です。
2人の共通点は次の通信でご覧ください。
たまレンジャーとにわか芸人一座@鍋松原海岸ガリラボ通信2018/8/15)

ということで、右側に座る卒業生はOB(14,M19)塘添でした。
塘添も仕事を終えて立ち寄ってくれました。
楽しそうでした。2時間ほど積もる話をして帰っていきました。
宿利の左側にある段ボールの飲み物と飴玉は塘添からの差入れです。

・・・・・・・

さて、金曜日はゼミの日。
午前中はM2(20)アクストといつもの如く2時間ほどのゼミでした。
たまたま空海の「空白の3年間」という話になりました。ストレートに、そして最短距離で階段を上っていくことが全てということはなく、簡単に言うと「急がば回れ」ということがあり得るということです。もちろん言うは簡単ですが、それを実行するのは非常に難しいものです。
この話に関連して、ゼミの後、次の日経新聞の記事を送ってくれました。
非常に濃い空白の期間があると、また違った視点を持つことができるのだろうと思います。



午後から18ゼミ。2人ほど就活で不在でした。
で、今日は久々にオンライン。
ガリラボの全体的紹介のためのコンテンツを作ることを4年最初のミッションとしています。今日はその打合せで、たくさんの意見が出ていました。
これをゼミ長以下がまとめ、担当を割り当て、それぞれ作業に入っていくことになります。

その後、19ゼミ。こっちは対面。
ガリラボを紹介するCM動画制作が最初のミッションです。
4チームに別れ、熱心に企画会議をしていて、中には撮影を開始しているチームもありました。
5月中旬の発表では次の項目で評価し採点することになっています(評価項目は19ゼミ幹部作)。 

各チームとも楽しそうで、いい雰囲気になっています。
 

2021年4月22日木曜日

紫苑会70周年記念誌に登場している卒業生

先日頂いていた大学同窓会「紫苑会」の70周年記念誌の表紙です。

本学の同窓会も古希を迎えたわけですね。「紫苑」の意味を初めて知りました。

パラパラとみていて、4月当初は授業準備等で慌ただしくしていたのでそのまま机の上に積読状態でした。本日、ページをめくってみて、次の学生時代の思い出のコーナーを見て驚きました。

記念誌の35~68頁まで卒業生からの思い出が掲載されています。
古希ですから、全ての年が掲載されれば70頁ほどになるはずですが、掲載ページは35ページほど。約半分です。
半分の年しかないのに、その中で、2007年は2頁に渡って掲載されていて、そして寄稿している人物をみてびっくり仰天でした。
2頁に2人の卒業生が寄稿していて、それがまた2人ともガリラボの卒業生ではありませんか!!
OG(07)上村とOB(07)森の2人が寄稿していました。

数少ないページ数であるにも関わらず、何故ガリラボの卒業生が2人も掲載されているのでしょう?
総合管理だけでなく文学部も環境共生学部もあるわけです。その中で津曲研究室の卒業生が2人も掲載されているわけですからびっくりしない方がおかしいでしょう。
ほんと驚きました。

2人からの卒業生の思い出をご覧ください。
最初のOG(07)上村は、現在は結婚して姓が変わっており(旧姓で掲載されているようです)、現在は東京に住んでおります(ガリラボ通信2020/6/24)。

2人目は、学生時代、非常に元気だったOB(07)森。
入社して数年は熊本勤務でしたが、その後、沖縄勤務を命じられ、もう随分と(7~8年?)沖縄で働いています(ガリラボ通信2018/4/5)。つい先日も連絡を取りましたが、今現在も沖縄で頑張っているようでした。

森が書いているように、07ゼミ生の頃は「地元学」をよく勉強しました。


 

2021年4月21日水曜日

朝、カラフルなランドセルを見て

幼稚園の年中さんになったばかりの孫娘が、小学校になったら水色のランドセルがほしいと話しているということを聞きました。

水色・・、そんなのがあるのかと驚いたのですが、4月になり、小学校の授業が始まり、楽しそうに駆けているランドセルを見ていると、これがまたなんとカラフルなことか。
水色どころか、多様性そのもの。
今はたくさんの色がランドセルに使われているんですね。

きっと以前から見かけてはいたのでしょうが、「水色」という刺激が頭にインプットされるまでランドセルの色が知覚されることはなく、まったく気づきませんでした。

多様な色のランドセル!!! 少し昔だったらあり得ないことでした。

昔は、黒と赤しかなく、黒は男の子、赤は女の子が使ものというのが「常識」でした。
ランドセルの色という方法を使って、誰もが見える形で男女の間に線を入れ、区別することやっていたわけです。
そうして人(子どもたち)を2つに分けることが当たり前でした。
また同時に、分けられた子どもたちも色の差異によって自分たちの性別というものを(社会的に)自覚させられていったはずです。

そういった時期、黒と赤がほとんどの時代に、異なる色のランドセルが登場したら、いぶかしげな視線を送られたのに違いありません。

そうした視線に息苦しさを覚える子たちもいたのではないかと思います。

多様な色が登場したことで、ランドセルに関するラベル付けは緩やかになったので、この点については息苦しさを多少は解消できているのかなと、そんなことをカラフルのランドセルを見ながら思いました。

ただ、同時に別なことも・・・ラベル付けが緩くなった結果、全員が同じ土俵に上がらされあっとき、果たして男の子たちは大丈夫だろうか、と。笑
少し気になります。


男女の区別の件でもうひとつ。

大学のホームページに教員紹介用のサイトがあって、その情報は教員が各自書き込むのですが、その登録画面に次のように、性別を選ぶ項目があります。

これは必ず選択しないといけないことになっており、さらに選択肢には「男性」か「女性」かしかないのです。


性別についてはホームページ上では次のように表示されます。
性別とか、どうして表示する必要があるのでしょう? 謎です。
どういった方が、このシステムの設計に関わったのか知りませんが、現代の感覚とは随分とずれてますね。
ランドセルの多様化を進めていった人たちが持っている「人に対する感覚」とはかなり異なっているのではないかと思われます。 



2021年4月20日火曜日

学生GP決定書交付式

快晴の1日。キャンパス内は新緑に覆われていました。

そんな中、本日は学生GPグループの決定書交付式がありました。
学生GPにはガリラボからは
 玉名チーム:タマにゃんず
 県美チーム:Artract
が参加します。ただ、Artractは全メンバーが授業であっため、交付式への参加はタマにゃんずリーダーの4年(18)中山がArtractの代理としても出席し、通知書を受け取ってきました。


2グループの通知書です。

さて、活動を本格化させなければと思っていますが、コロナの第4波が襲ってきているので、またしばしフィールドでの活動は難しくなりそうだなと頭を抱えております。


 

2021年4月19日月曜日

Artract19記念撮影/タマにゃんず

今日の午後、Artract19チームの打合せでした。集合写真を撮らねばと思いつつ、ずっとそのままになっていましたが、いよいよツイートを開始するため、必要に迫られ夕方撮影しました。
19ゼミ生による県美と連携していくチームArtractです。
どうぞよろしくお願いします。

次の写真も撮りました。どう活用するのかは、Artractのイートでご覧ください。

今日はフリーディスカッションをしましたが、面白いアイデアをどんどん出してくれるので非常に楽しい会議となりました。
どれも実現すると楽しそうです。いや、ぜひとも実現していってほしいと思います。

会議が終わったあとも、メンバーでわいわいと色々と試して(実験して)いるようでした。



同じ学生GPチームとして活動しているチーム「タマにゃんず」が情報発信を開始しています。
ここ最近なんともゆるーいツイートをみかけます。最近だと、次のツイートを見て爆笑してしまいました。タマにゃんは、韓国ドラマを見るのか、と。ちょっと衝撃(笑)。 



2021年4月16日金曜日

19初ゼミ

3年に進級した19ゼミ生。今日がその初ゼミ。幹部が決まった後、対面で行うのは初めてとなります。
時間になって道場に入ったら、ホワイトボードはご覧の通りで、やるべきことが書いてあり、さらにレジメの用意してあって、これまで以上にしっかりしたゼミ運営が出来ていました。

初回の今日は、春休み課題(春休みになる前にそれぞれが宣言していた課題です)の発表。
ひとり3分の持ち時間で、学籍番号順に発表していきました。
トップバッターは3年(19)市原。モーショングラフィックスについて勉強したそうで、作成した動画を紹介してくれました。

19ゼミ生の発表を聞いていてほんと驚きました。取り組んできたことがどのゼミ生もすごかった。
MOSに合格したとか、読んだ近代小説を動画化したり、タイピングをマスターしったり、毎日(1日だけ空白あり)筋トレした様子を動画化したり、TOEIC900点を達成したり、スマホとの付き合い方をマスターしたり、HTML+CSSをマスターしたり、豊富な読書体験を紹介したり、ポスター制作を実践したり、自炊を完璧にしたりと、どのゼミ生の達成状況も素晴らしものでした。
全員を詳しく紹介できるとよいのでしょうが、私のパワーの関係もあるので、ペアでの発表をやった(19)川口と中西を紹介しておきます。2人で春休み中に手話を勉強し、ネット上で手話で会話をしていたようです。きちんと会話が成り立っていたことを動画を使って紹介していました。

もうひとり紹介しておきます。3年(18)山本です。アイウエオ順だったのでトリを務めたわけですが、貫禄がありました。山本が紹介したのは数カ月に及ぶ北海道での労働体験でした。体験したことのほとんどを紹介できてなかったように思いますが、厳しい寒さの中での酪農の仕事を体験してきて、「労働に追われることがない」学生という存在の良さに気づいたこと、そしてまたみんなには「自分らしくないことに挑戦し、自分の振れ幅を大きく」していってはどうかという話をしていました。成長していました。^^

最後に、次の課題(15秒or30秒CM)に向けて、チームリーダー決めの相談。

チームはゼミ長が事前に決めており、A~Dまで各チームで相談した結果、新しい課題は次の陣容で取り組むことになりました。
Aチーム:神田、岩生、元山、嶋崎
Bチーム:大森、村上、鎌田
Cチーム:松田、中西、徳永、横山
Dチーム:山本、市原、川口
氏名順は川口ゼミ長が作成した名簿ですが、リーダーは、(偶然でしょうか)全チーム先頭に書かれたゼミ生となりました。
これから約1カ月、このチームで、それぞれの個性を足し算しながら、よい作品が出来上がるのを楽しみにしています。

追伸
恒例の記念撮影を忘れていました。。。次回、撮らねば。

 

2021年4月15日木曜日

熊本地震から5年、コロナ禍から1年

 熊本地震から5年が経ちました。5年前は、13ゼミ生が4年生、14ゼミ生が3年生でした。活発だったゼミ生たちは、地震(前震)が起きた夜は、勉強会をしておりました。

がリッジ塾の誕生 (ガリラボ通信2016/4/15

勉強会が終わってみんなで研究室でくつろいでいた時に前震に襲われました。それからはてんやわんやです。
上の通信を見ると、発行が夜の3:26になっています。9時半の前震から飛び出した私は学内を飛び回っていて、この時間になって落ち着いたようで、書きかけの通信を副学長室から発行したように思います。

徹夜となり、あくる日も学内のチェック作業をやって週明けからは授業が再開できる状態であることを確認して夕方帰宅してからの深夜1時半ごろに、前震よりも大きな被害を出した本震に襲われました。

あんなにひどい状態だったのに、5年も経つとやはり記憶が薄れていきます。自分自身が記録を取ってなかったので(現場で災害に対し直接向き合っていると記録を取るなどとても不可能でした)、その時にどういうことをやっていたのか明確なことがどうしても思い出せません。断片的にガリラボ通信にはその時の様子を書き留めていますが、これはあの時、次々に起きる事態に対応していった状況についてはほとんどが抜けています。

どうにかして記録を残しておくとよかったと今更ながら思います。

また、この当時を見返すと、ゼミ生たちと頻繁に活動や勉強会をやっていたことを思い出しました。
熊本地震からゼミを復興していく過程はゼミ生との活動が活発になったように思います。

一方、コロナ禍の中の現在。他者との接触を避けることが重要な対策のせいか、昨年の緊急事態宣言以降、ゼミ生との連携が急速に減ってしまった気がしています。

物理的な距離が遠くなった分、社会的距離(心理的距離)も遠くなってしまった。
同じ災禍でも内容によって随分と異なる様相になるものです。当然でしょうが。

教員生活の最後を過ごすことになる現在のゼミ生たちと最後は何か残していきたいとは思いうのですが・・。
そのためにはこのコロナ禍をどうにかして克服しなければと・・。


<おまけ>

次は、本震から5日後ぐらいに通常営業したコンビニ写真です。地震後ずっと暗闇であったところにコンビニの明かりを見つけて、言いようがないほどの嬉しさと安堵感を覚えたことを記憶しています。いつもあること、日常というものの大切さをコンビニの明かりで教えてもらった日でした。





2021年4月14日水曜日

紫苑会報84号で「まちをかける」が紹介されていました

先日、大学の同窓会「紫苑会」の会報84号が届ていました。

気づかなったのですが、OG(17)岩奥の名前があるではありませんか!
なんと、随分前に寄贈した「まちをかける」のことが掲載されていました。
懐かしい限りです。

そういえば、コロナ禍の大学を取材した書籍はまだ寄贈していないのでした。
このことを4年(18)中山ゼミ長は覚えているのでしょうか・・・ ^^

 

2021年4月13日火曜日

タマにゃんず、アイデアは会議の後に?

今日はお昼から18ゼミ会議でした。久々対面での会議となり、なんだかすごく懐かしい気分になりました。^^
懸案にしていた卒論チームのこと。女子グループはすでにタマにゃんずとして活動しています。話をしていった結果、男子グループもまとめたチームとしていく方向になりそうです。
 

13時からは玉名チーム「タマにゃんず」が集合し、今年の活動に向けた企画会議。
2班に分かれ、それぞれのアイデアづくり。
各チームからのアイデアが出てみんなでワイワイと言い始めてからが面白かった。
大変盛り上がりました。
やっぱり盛り上がらないといいアイデアには至らないですね。


さらに、会議が終わってからも面白かった。
ASMRとか初めて聞きました。
学生らしいアイデアを出しないと言ってるときは面白いアイデアは出てきませんが、会議を終えてそれぞれがテキトーなことを始めると学生でないと分からないことを結構やっていて、その時にASMRのことを知りました。
Youtubeとかで非常に人気だとのこと。
ならば、Youtuberタマにゃんがやるべきだなと思いました。Youtuberタマにゃんが、「やってみたシリーズ」の一環でASMRに挑戦するはずです。^^

 

2021年4月12日月曜日

Artract19の初会議/OG(14)児玉からの連絡/レジリエンス

今日から令和3年度の授業が始まりました。が、午前中の駐車場はご覧の通り、閑散としています。
オンラインの影響かなと思っていましたが、キャンパス内は多くの学生がいたようです(3年生の証言)。学生ロビーとか、学食とか混雑していたそうで、3密が気になります。
駐車場の様子とまるで異なるので、学生たち(特に1年生が)徒歩、自転車、バスで通学してきているということなのでしょう。

さて、本日はArtractの新チーム(3年 中西、大森、岩生、元山、川口)が集合し、初会合を開きました。初回だったので、これまでの経緯などを改めて説明しつつ、今後に向けた打ち合わせを行いました。

90分ほどのみっちりした打合せの後、記念撮影をしておきました。研究室内なのでちょっと殺風景です。
ちなみに先代のArtractの集合写真は次のようなものでした。
初代Artractのラストツイートと新チームの初ツイートガリラボ通信2020/3/3

3代目となる19ゼミ生チームはまだ色合いが定まっていません。少しだけ互いがわかってきたら、このメンバーで、もっと良さそうな集合写真を撮ってほしいと思います。
3年生の間は助走期間。その間にしっかりと新チームの形を作っていってくれればと思います。

・・・・・・

昨日のこと、OG(14)児玉からメールがありました。
この時期なのでどういった内容かお察しはつくでしょうが・・・で始まるメールでした。
確かに察しはつきました。笑
予定日から3日ほど遅れて3200gぐらいの男の子が生まれたそうです。
コロナ禍の中、厳重な管理の中での出産だったと思いますが、母子ともに健康のようです。
今年ガリフェスが開催されたら、親子連れで参加したいとのことでした。
となると、どうにかして開催するように考えていかねばと思います。
ガリフェスの実行委員長は、3年(19)神田に決まったそうです。これも今日、3年(19)川口ゼミ長から聞きました。
なんだか運命を感じます。笑

・・・・・・・・

朝8時前、バタバタとM2(20)アクストがやってきて、「先生、これ」と新聞記事をおいていきました。修論からはちょっとだけ逸れた活動をしていますが、それに関連する記事です。
写真に撮ってLINEで送ってもよいわけですが(ちなみに2年目の今は現場に戻っています)、わざわざ研究室に立ち寄っていく行動力には、驚かされます。

しばらくして、今度はLINEで写真が送られてきました。今日は中学校の入学式だったのですが、そこでの祝辞で大西市長が「レジリエンス」に触れられていたそうです。宇宙飛行士の野口さんは登場した宇宙船を「レジリエンス」と呼び、その意味は、例えば、次のサイトで紹介されています。
実は、アクストの修士論文の中心がこの「レジリエンス」なのです。
ここでも、ある種の運命を感じます。^^;


 

2021年4月9日金曜日

新年度、中学生の通学風景を前に考えたこと

健軍川沿いを歩いていると、眩しくなった緑と花々が目に入り、新しい年度が始まったことを感じます。

昨年の今頃、何をしていたのか、ガリラボ通信でその頃を振り返ってみたところ、近くの中学校の前で感じたこと書いているエントリーがありました。
「沈黙の学校」の前で考えたことガリラボ通信2020/4/5
このエントリーを開くと、今年はもう完全に散っていますが、去年の今頃は桜はまだ満開だったようです。

さて、昨年の今頃、私も生まれて初めて目にする光景が目の前に広がっていました。
春が来たのに子どもたちの声がしない、沈黙の春。
わずか1年前のことですが、もう遠い昔のことのようにも思えます。

あれから一年、変化は劇的でした。しかし、人は慣れるのは速い。
どういった変化だったのか、もう分らない状態になっているように思います。
問題は続いているものの、生活は比較的安定している。
この1年で(探検的)散歩が趣味になった私ですが、それもずっと前からやっているように感じています。
新型コロナウイルスと共存するウィズ・コロナの時代をいつの間にか作り上げているのかもしれません。

さて、川沿いを歩いていると、制服姿の中学生が楽しそうに友達と歩いているのをみかけました。
昨日までは見なかったので、今日から新学期が始まったようです。
昨年はこの光景を見ることなかったわけで、感慨深いものがありました。
コロナとの戦いはまだしばらく続くでしょうが、それでもこれまでの格闘の中で培ってきた知恵で一定程度のコントロールができるようになったことを楽し気な中学生の姿は教えてくれているように思います。


今日は、おととい届いた
  学校が「とまった」日 ~ウィズ・コロナの学びを支える人々の挑戦~
という本を読了しました。小・中・高の児童生徒、先生たち、保護者さらには外部の支援者が学びの継続のためにコロナにどう立ち向かっていたのか、その姿を調査によって描き出したものです。

大変興味深い内容でした。ガリラボという場の特徴を考えて、学びの継続という話題だけ紹介しておこうと思います。
緊急事態宣言下、全国の学校が休校になっていた時期、学びを継続できた子どもたちがいました。それが何に起因していたのかをこの本を著者たちは調査によって突きとめています。
学びの継続に影響を与えていたのは、いくつかありますが、代表的な因子が
 生活リズム と 学校での受容感
ということでした。
生活リズムが影響するだろうなとうのは何となく想像できます。
これについては昔から私もガリラボでは口を酸っぱくして話していました。朝起きて朝食をとり、そしてお昼12時に昼食をとり、そして夜になって夕食をとり、深夜にならない前には寝る。夏休み中でも、こうしたリズムを保つことが日々の躍動感につながっているのだと、(最近はあまり雑談をしないので話してない気もしますが、昔は)よく話していました。
大事なことだ思うので、改めてこの場でも力説しておきます。
生活リズムを作ることが生き生きと生活していくための必要条件です。学生時代にたくさんの経験をしたいのであれば、(機械のように)生活リズムをきちんとしていきましょう。

もうひとつの因子は「学校での受容感」ということでした。これは、休校になる前の状況のことで、学校に普通に通学していた時、友達や先生たちとの距離感のようなものです。自分がその学校や教室にいていいという、自分という存在を認めてもらっている感覚のようなものだろうと思います。それがある子どもたちは休校後であっても他者とのコミュニケーションを絶やすことがなく、それが学びの継続をプラスに影響していたというのが調査結果でした。
学校がとまったという状況は緊急時です。そうした緊急時の過ごし方が、つまり、平常時の状況が強く影響しているということです。
これもすごくよく分かります。
緊急時と平時とは非常に密接な関係にあることは熊本地震のときに深く、深く理解させられたことでしたので。
何気ない普通の時、常日頃のこと。日常をこそ、みなさん大事にしていきましょう。
日常でこそ色々なチャレンジをして可能性を広げておくことが非常時において大きな意味をもってくると思います。




長くなりますが・・・
「学校での受容感」という言葉をみて、内田樹さんのブログのことを思い出しました(熊日の山口さんに教えてもらったブログです)。
オンライン授業が大学授業のそれまでについて問いかけたことが書かれたブログです。

コロナが学校教育に問いかけたこと 2021/2/21

2020年度、大学はオンライン授業化に向け、日本全国の教員があたふたと準備をしました。チョークしか持ったことがない人もなかにはいたはずですが、その人もオンラインという先端的な領域に放り込まれたのでした。
大学教員の悪戦苦闘ぶりを誰か書籍化してくれると面白そうですが、売れないでしょうから、誰もやらないでしょう。
旧石器時代を生きているような人も現代に無理やりと連れてこられて・・という感じだったわけで、そんな中で必死でやってようやく、それっぽいオンライン授業が始まりました。
旧石器人も含め、全国多くの教員がユーチューバーとしてのデビューを果たしたのでした。
当初はハード的なトラブルも多発し、「動画が止まって視聴できないんですけど」とか学生からのブーイングもたくさん来て、その対応にあたふたしながら授業を続けているうちに、ある時、大学教員はあることに気づいたのだそうです。
いつもに比べなぜか脱落者が少ない!
例年だと5月ぐらいは徐々に欠席者が目立ってくるのに・・・オンライン授業ではそれがあまりなかったのだとか。
他人事のように書いていますが、私の授業は例年通りでした。最初から一度も参加しない学生はいますが、一度受講を始めると最後まで受講するのば私の講義でのパターン。オンラインでもそれは同様でした。なので内田さんのブログのパターンばかりであったとは思えませんが、脱落者が少なくなる授業は多くなったのでしょう。

内田さんは脱落者が出る原因は、自分の存在意義の問題だとこと。
コロナ禍前、大教室で自分がそこにいてもいなくも構わないような授業が繰り返されると、自分の存在意義がよくわからなくなるというのはあり得ること。
そうなると、自然と授業を受けなくなり、別のところに存在意義を見出していく学生も当然ながら出てくるでしょう。アルバイトがそうかもしれません。
オンラインになって課題を毎回出すことが求められました。それが、受容感につながり、結果、脱落者の減少につながったのだと内田さんは話されています。
確かに、オンライン授業だと個別の学生にリーチしやすくなりそうです。
そういうこともあってオンライン授業の評判は、当初想像していたよりもはるかに悪いものではありませんでした。
熊本県立大学でもオンライン授業についての感想はあまり悪くなかったのではないかと想像しています。

ただ、ここで注意しないといけないことがあります。
それは、昨年度、オンラインは全教員初めてだったというこです。
1回目というのがかなりのアドバンテージとして働いたのではないかと私は思っています。
何でもそうですが、始まりの時はみんな一生懸命で、使っているツールに不慣れで、あたふたしながらやっているわけです。
傍目にみてもスマートさはあまりなかったはずですが、一生懸命であったことは間違いありません。
初めてのことなので、一生懸命にせざるを得ません。
私もそうでした。かなり一生懸命になりました(授業内容も随分と再検討し、かなりの見直しをしました)。
教員のその一生懸命さが組み込まれた授業に、学生たちは共感したという面もあるのではないでしょうか。
授業の下手な新人教員に対する授業満足度は高い傾向にあります。それは一生懸命さが伝わっているからです。
教育という営みの大事なポイントだと思います。

昔、ある地域で小学生の学力向上のために、先生たちに新しい取組が求められてました。A小学校は「底上げ型」授業、B小学校は「習熟度別型」授業をやって、それぞれの小学校で試行錯誤しながら先生方が一致団結して授業を作り上げていかれました。
研究会があるとそれぞれの小学校の先生方が自分たちの方式の意義を別の小学校の先生たちに熱く語ったおられました。
結果はどっちが良かったか!?
実は、結果は、どっちの小学校も同じぐらいに学力向上を果たしたのでした。
方法はほとんど関係なかったのです。

昔、100マス計算といのが流行りました。山口県の光小学校(だったかな?)が発祥の地だったと思います。100マス計算でトレーニングした子どもたちの学力が驚くほど向上し、それで100マス計算は日本全国に普及したのです。
しかし、効果は日本全国にはまったく波及しませんでした。
100マス計算というツール自体が素晴らしかったわけでなく、100マス計算という、それまでにあまりなかった新しいツールを教育に導入しようと奮闘した先生たちの頑張りが子どもたちに伝わったから、子どもたちに深い学びをもたらしたのだと思います。
(なお、100マス計算だけでなく子どもたちの生活面についても保護者との協力してきちんとさせていったそうで、トータルでのかかわりが重要だったようです)

上で述べた「底上げ型vs習熟度別」という事例は、今の「オンライン型 vs 対面型」というどういうツールが良いかという議論に似ているなと思います。
世の中の議論がどうなっているかフォローしてませんが、オンラインに熱い注目が集まっているのは間違いないでしょう。
ただし、それへの過剰な視線を送るのはどうなんでしょう。
教員が慣れてしまえば、オンラインの背後にいるのは、オンラインが普通になった教員なわけですから、学生の受容感というのがどういう感じになるか、なんとなく想像はつきます。
オンライン化という議論の際、そのあたりの教育という営みの重要な部分の議論をあまり聞いたことない気がします。
また、学生たちの評価については聞きますが、教員はどう思っているのでしょう。その辺りのきちんとした調査はあまり見聞きしたことない気もします。
 
・・・・脈絡がなくなりました。疲れてきたので、この辺りで終わります。
とりあえず上記の本を読了し、次につなげていくには、きちんとした調査は大事だなということを書き留めておき、終わりにします。
 


<おまけ>
県大前通りのイチョウ並木。きれいです。

 


2021年4月8日木曜日

卒業生向け?人物重視の公務員試験

今日午後から、4年(18)河合が就活に向けて黙々と勉強をしておりました。
頑張っている姿を見るのは気持ちがいいものです。

さて、今日、こんな募集があることを知りました。「人物重視」の周りをキラキラ星が散りばめてあります。^^;
最近は通常の公務員試験を廃止し、民間企業と類似の試験を行う自治体が増えてきました。単に公務員試験の成績だけで仕事ができるものではない仕事が増えているのでしょう。確かに、自治体の方々と一緒にいると、(ち密さは必要ですが)それ以上にバイタリティが要求される仕事がたくさんあると感じるので、「人物重視(キラキラ)」といった試験が必要になるのはうなずけます。
















ぼかしを取った原本は以下の通りです。実は、玉名市の職員採用試験の案内でした(サイトへ)。
4月16日から申し込み受付とのこと。
かなりの倍率になりそうですが、ゼミの卒業生なども転職先として挑戦してみてもいいかもしれませんね。




さて、ガリラボの新玉名チーム「タマにゃんず」もそろそろ活動を始めないといけません。
活動計画をできれば4月中にはまとめて玉名市に提案できるようにしたいと思っています。

 

2021年4月7日水曜日

17ゼミ生の卒業アルバム

大学住所での津曲宛にゆうパックが届きました。差出人は鹿児島県日置市とあります。
一瞬、OB(12)尾堂かと思いました。笑
違いました。

OG(17)橘が注文していた17ゼミ生の卒業アルバムです。研究室用に1冊寄贈してくれたものです。

17ゼミ生がガリラボを完全に後にしてからまだ10日間ほどしか経っていないのですが、もう随分と前のように感じます。
つい先日、OG(17)岩奥から勤務を始めた状況やら生活の状況などについて連絡をもらいました。
問題児だった(笑)OB(17)松本からも今日連絡をもらいました(宮崎での勤務になるようです)。私が話していたことが、どれほど大事なことだったかと今更ながら気づかされていますとのことでした。^^

なんだもうこの時点で懐かしく感じます。
また17ゼミ生と会いたいものです。


アルバムは、しばらくはガリラボのテーブルにおいておきます。
 
 

2021年4月6日火曜日

新しい管理体制と管理者席について

17ゼミ生が卒業し、ガリラボを管理してくれていたOG(17)岩奥と橘が不在となり、もう1週間が経とうとしています。
早急に管理の役割を担ってくる人材を確保しなければなりません。
ということで、4年(18)中山ゼミ長に、OG(17)橘のポジションに座ってもらうことにしました。
4年ゼミ長ですので、このポジションでガリラボ全体を取り仕切ってくれるでしょう。期待しています。^^

ただ、中山はガリラボに来ることが少なくなる可能性もあるため、頻繁に来れる2人を管理者として指名しておきました。
その2人のポジションも決めました。奥の2つを専用席として固定しようと思いますので、ゼミ生の皆さんどうぞよろしく。

なお、2人とは3年(19)川口ゼミ長と(19)中西副ゼミ長です。
この2人が中山以上にガリラボを管理してくれるのではないかと思います。
文化委員の役割も2人には任せました。

 

帰り際、さっそく管理者が働いています。4年(18)中山がホワイトボードの情報を新しくしていました。


以上が2021年度の新しい体制となります。