2021年4月28日水曜日

感染対策に配慮した19ゼミ生の自主活動

19ゼミ生は3年生最初の課題として、「伝えたいことを短い時間で表現する」ことをトレーニングするために(これはマイクロソフトなどの面接試験で行われるやり方です)、15秒のCM動画を作成しています。
コミュニケーションとは「話す」ことではありません。伝えたいことを相手に伝えることです。話すのはそこまで難しいことではありませんが、「伝える」ということはかなり難しいものです。
どうすれば伝わるのかをかなりしっかりと考えないといけないので、コミュニケーションは難しいのです。
短い時間になると、そもそも何を伝えればいいのか、そしてそれが決まった後、時間が短いという制約の中でどう表現すればいいのかという課題を解決していかなければなりません。

ところで、ガリラボの活動の中で制作した短い動画の中で、もっとも考え、燃え尽きるほどに頑張った作品は次の「奏(かなで)」ではなかったかと思います。夏に、10,11,12の3世代のゼミ生が集まって自主的に作ったものです。
TKU第2回「水の国くまもと」ビデオコンテストで最優秀賞を受賞しました(ガリラボ通信2013/10/2)。

さて、19ゼミ生による動画作成の件ですが、実際に会って、その場で撮影したいという希望が強く、ほとんどのゼミ生が実際に大学で作業したいということでした。
14名のゼミ生は4チームに分かれています。
こういう風にやることにしました。
少人数であれば現在の大学の対応方針をクリアできます。また、学内であれば問題もありませう。
それで、大学で活動するものの、4チームが一度に集まって密集することがないようにしました。
今週金曜日にはゼミがあります。
この時も、4チームともに大学内にいるものの、各チーム大学内のバラバラな場所で活動することにして、それぞれの場所からオンラインで参加するようにしました。
ゼミで色々な報告を終えたら、オンラインからオフラインに切り替えチームごとに動画づくりです。
こうした工夫によって感染対策を行いながら、どうにかゼミの活動を行えそうです。
このやり方は3年(19)川口ゼミ長の提案によるものです。

次は、本日、3年(18)山本率いるCMチームの打合せの様子です。
メンバーは3年(19)市原と川口。自主的に集まって打ち合わせをしていたようで、リーダーの山本が声をかけたのでしょう。自発的に、4つのチームがこうしてバラバラに時間差で活動していくことで(分散登校?)、取り組む作品の質はよくなっていくのに違いありません。
できれば、上で紹介した「奏(かなで)」のレベルを目指してほしい。