2019年2月28日木曜日

広報紙第2号発行/OG(11)のニュース

ゼミ新聞部が広報部へと様変わりし(ガリラボ通信2018/10/26)、本日第2号となる広報紙を発行しました。
ただし、電子版だけです。
次はその表紙と目次です。映像ニュースもあります。
(映像ニュースは誰が手掛けたのでしょう? ずいぶんといい感じで編集されています。)
卒業生のコラム、在学生の様子、卒業生のコラム(今回はOB(09)志柿、OG(07)小田原)の他、面白い記事がたくさん掲載されています。
週末の時間のある時にご覧ください。
各代のゼミ生への周知は、それぞれの代のゼミ長にお願いをしています。




ところで、卒業生のニュースとしてOG(11)上田(現在は足立)が2月26日に元気な男の子を出産したようです。
写真付きでメールをもらいました。
この場でも、この目出度いニュースをお知らせ(広報)します(ガリラボ通信での写真によるお披露目は承諾済み)
可愛いですね。きっとイケメン男子に成長することでしょう。^^;

この情報をガリラボのゼミ長LINEグループに流したところ、OG(08)大塚が「先生、どんどん孫ができますね笑」とのコメントをくれました。笑
ほんとそうです。ガリフェスのときはアリーナが保育所のようになるときがあるぐらいですから。

 
ところで、広報部は、卒業生の情報なども広く集め、たくさんの取材からガリラボの広報紙として適切なものを取捨選択し、記事にしていけるといいのですけど。
(私自身がやったことはないですけど)広報の仕事はそう作業もあるのではないかとも思います。
そのためには、テーマ選定力の強化が必要だし、取材力強化はもっと課題かもしれません。
そんな議論を広報部の中でやっていくと、広報という作業を通して自分の能力を「ぐーーーん」と伸ばせるのではないかと思います。
ただ、やるだけでは能力が伸びることありません。
「考えながら、やる」ことです。
 



2019年2月27日水曜日

(15)八並から(16)岡林へ、そして(16)荒木へ

4年(15)八並が熊本を去りもう数日。
寂しい限りですが、それは私だけでなく、ZERO(PC)とデスクも同様でしょう。
数日、使われないままになっていましたが、本日午後、ようやく3年(16)岡林が(勇気を振り絞り?)ここで作業を始めました。
世代交代ですね。
八並以上にこの場を活用して、成果を出していってほしいと思っています。


15時ぐらいからは3年(16)岡部がやってきて、2人が分担している追いコンの担当についての打合せと作業を行っていました。



4月以降の新しい形が徐々に出来上がっていってます。

さらに、急ぎ決めないといけなかったのが玉名での活動チーム。
急ぎ重要な引継ぎが必要で、詳しいことは書けませんが、4年(15)八並が担っていたところは3年(16)荒木が担当することにありました。
今日の夕方になって決まりました。
チーム人数は4人(これは一緒に出かけるという意味での絶対条件)。
それに、これまでの経緯や個々人が持っている才能などを考え、3年(16)小島、松寺、荒木、川上の4人編成でいきます。
リーダーそしてチーム名の検討はこれからです。
その他もまだ何も決まっていません。
今後決めていかねば。。。


 

たまレンジャー@玉名市HP/たまらん@広報たまな

本日、玉名市のホームページで、2月22日のたまレンジャーの報告会(ガリラボ通信2019/2/22)の様子が紹介されました。


玉名市ホームページ
https://www.city.tamana.lg.jp/q/aview/428/12546.html


玉名市から広報たまな3月号が届きました。

広報たまな3月号ダウンロード
https://www.city.tamana.lg.jp/q/aview/181/12166.html

3月号の27頁には、非常に寒い日、たまらんの3年(16)大塚が取材(ガリラボ通信2018/12/19)した玉名市山田のコラム「たまらんセレクトVol.8」が掲載されていました。
フィールドワークしたのは12月でした。もう随分と遠い過去のように思えます。


さて、2つも玉名でガリラボが紹介されている事実に接すると(昨日のひまわりてれびのニュースでの紹介を入れると3つ)、玉名という地で、ガリラボ(津曲研究室)は随分と名前が知られているのかもしれません。
もう9年ですからねぇ、学生たちが玉名で活動を始めてから。
私(津曲)はそれより少し長く、玉名で活動を始めてから11年が経ちました。
最初に玉名でフィールドワークしたのは岱明で、2008年8月29日のことでした。
熊本に赴任し、その半分近くの年月を玉名で活動していることになります。
私が宮崎の南端にある実家で過ごしたのは生まれてから15年ほどでした。
玉名での活動はその年月に近づいており、なんだか故郷のようになりつつあります(笑)。
 



2019年2月26日火曜日

COG2018 発表スライド等/追いコン全体ミーティング/玉名のケーブルテレビで

今日は、朝8時からM2(17)多賀と打合せ。
多賀が修士論文の製本版を事務局に提出にきたついでに、鍋松原海岸活性化検討プロジェクトチームで3月11日に東京大学で発表するスライドとポスター原稿の最終確認をしました。
多賀曰く「13ゼミ生にも意見をもらいました」とのことで、鋭い13ゼミ生からの意見をもとに出来上がっていたスライドとポスターを前に2人で議論し、ちょっとだけ手を入れることにしました。

完成したスライド(発表で使うスライドは1枚のみ!)。

そして、完成したポスター。


Messengerでプロジェクトメンバーに確認をとった後、夕方にはCOG事務局に送りました。
後は発表するだけです。


次の話題。
夕方、16ゼミ生が集合し、追いコンに向けた会議を行いました。

4人が都合で欠席してますが、いつものゼミのように、3年(16)川上ゼミ長が司会でリードして会議(そして作業)は順調に進みました。
今日初めて、新品のプロジェクタも使いました。大変良かったです。^^;



最後の話題。
次は玉名と長洲エリアのケーブルテレビ局「ひまわりてれび」のFacebookです。
今日は2月26日ですが、大きく2月25日の番組が紹介されております。。。
それはさておき・・・
よく見ると、下に2月26日分が見えます。
この存在を玉名市の川西さんから教えてもらいました。

今日の夕方、ひまわりテレビで先週末のたまレンジャーの報告会(ガリラボ通信2019/2/22)が放送されたようです。


熊本市にいる私たちは、もちろん視聴できません。
が、さすがは川西さん。録画したものを3月14日に持ってきてくれるそうです。
有難い。
楽しみにしておきたいと思います。
 


2019年2月25日月曜日

ガリラボの掃除(=片づけ)

本日、前期入試の業務が割り当てられており、時間が気になり、落ち着いてやれる作業がやれず、さてどうしようかと考えた結果取組んだのが「掃除」(ガリラボ通信2019/2/19)です。

ガリラボのゼミ生にクイズです。
次の写真のところを随分と片づけたのですが(2時間ぐらいかかりました)、何がどう変わったか、わかりますでしょうか?


試験業務が終わってからは、ZEROの主(あるじ)の交代の時期に、やろうと思っていた作業(掃除?)に取組みました。
PCの入替です。
先日まで4年(15)八並が使っていたPCは約5年間使っておりました。
これまでの主(あるじ)は、OG(10)吉村(2年間)、OG(13)塚田(1年間)、OG(14)児玉(1年間)という面々でした。
5年というのは、ガリラボの中で最も古いPCとなり、使っているOSはなんとWindows7!
注文しておいた小型PCと入れ替え、新しいZEROを使えるようにしました。


ハードの入れ替えから、ソフトが使えるようになる(ガリラボの環境にカスタマイズする)まで、おおよそ4時間の作業でした。
小型PCをどこに配置するか、最後にちょっと悩みましたが、小型特有のディスプレイに装着できる特徴を活用した方がいいかなと考え、とりあえずディスプレイの背後に取り付けました。
電源を入れるのがちょっと大変ですが、コード類はすっきりしました。


15ゼミ生を中心に出来上がっていたガリラボが、これから徐々に16ゼミ生モードへと転換していくのだろうと思います。

 

2019年2月24日日曜日

立つ鳥跡を濁さず

作業する4年(15)八並。この場所での最後の作業の姿です。


最後の作業は、熊本県から依頼を受けていた「よかボス」のPVづくり。
試作品を作った後になって、当初あまり聞いていなかった要望が出たりして、混乱の中を再取材を繰り返し、ようやくそれらを組み込んだPVを作ってくれました。
構成自体を見直す必要もあったため、6分ほどの映像ですが、修正作業に6時間以上かかったようです。
仕上がったPVは、内容確認をしてもらうため、本日、天寿園に送りました。


もうひとつ。これは熊本県とは関係なく、天寿園の活動に刺激を受けた(感動した)私たちが独自に、勝手に作った天寿園のPVです。
5分ほどの映像。
来年度が天寿園は開園30周年ということなので、園の区切りの年に、天寿園の紹介映像として活用してもらえると幸いかと思います。


これらの成果物は、よかボスチーム(4年(15)八並、3年(16)小島、松寺)の努力によるものです。
突貫での作業で、そして県側との意思の疎通が今一つだったりで混乱し、大変な面もありましたが、とりあえず区切りをつけ、よかボス関係の作業はここまでで終わりにしたいと思います。
 
全ての作業を終え、片づけをする4年(15)八並。


机もPCも全て整理し、新しい主(=3年(16)岡林)のためにクッションや小物をなどを補充しておりました。


”立つ鳥跡を濁さず”という言葉があります。
この言葉通り、すべてを片付け、八並は熊本を後にしていきました。

最後の最後までこき使いました。
だって仕方ありません。
最後の詰めの難しい部分は、八並じゃないと作業ができなかったからです。
この1年でめちゃくちゃに動画制作スキルが上達しました。
元々一定の資質は持っていたように思います。
その才能の原石の部分を、タマにゃん指揮棒紛失事件という強い負荷によって磨いたことが大きかった。
才能を2つに分けて、自分が潜在的に持っている、何かを吸収したり逆に何かを作り出したりすような、自分と外部とのやりとりに関わる才能を一つ目として、それを「第1種の才能」と呼ぶことにしましょう。
2つ目の能力は、面倒な作業を根気よく繰り返す、自分に対する能力で、これを「第2種の才能」と呼びましょう。
面倒なことを繰り返しやっていける能力=第2種の才能は、第1種の才能を顕在化させるために必要な能力であって、これがないと第1種の才能は開花することなく終わるという、残念な未来が待っているでしょう。

(少なくとも私が)好感を持つ人物は第2種の才能を持っている人です。

たくさんのゼミ生を見てきましたが、伸びている人はやはり第2種の才能を持っていました。
ひとりでその才能を発揮する人もいるし、他者を活用して第2種の才能を発達させる努力している人もいました。

 
この1年間で、八並が捧げた膨大な時間は、自分の中の第1種の才能を開花させていく時間であったろうと思います。
自分の成長のためといえばそれまでですが、わずか6分の映像の詰めの部分、95%仕上がっているものを100%にする作業ですが、そのわずか5%ぐらいに対し休憩なしで6時間もPCに向き合っていました。
アマチュアのレベルではありますが、クオリティを上げようと必死に企画書とPCとに向き合った膨大な時間があって初めてタマにゃん指揮棒事件での動画やよかボスPVなどは出来上がっていることを関係の皆さんには理解してもらうと、プレッシャーの中で作業してきた八並も苦労が報われるのではないかと思います。
もちろん他者に誉めてもらうことよりも、自分の能力(物語を作っていく力、それを映像で表現していく力)が開花したことが、その苦労に対する一番のご褒美だとは思います。
大学に入学して得た大事なもののひとつではないかと思います。
今後、仕事をしていくときに、このスキルが役立つときは必ず来るはず。
だって、同じ職場で八並レベルのスキルを持っている人はほぼいないでしょうから。
ただし、スキルは使わなくなるとすぐに退化するものです。
趣味で続けながら、このスキルを仕事をやっていく上での付加価値として活用していくといいかなと思います。

ここ最近のゼミ生の中では、八並はほんとよく頑張ったと思います。
八並の次は誰になるのでしょうか?
   


 

2019年2月23日土曜日

ふるさとセールス課による「たまレンジャー」の壮行会

ガリラボとふるさとセールス課が会合する「約束の地」となった新市街の「立ち寿司」で、昨晩、たまレンジャーの旅立ちに向けた壮行会が開催されました。
司会は川西さん。
この夜は順序よく写真を撮っていなかったため、統一性のないぐちゃぐちゃなフォトリポートとなります。


ふるさとセールス課からたまレンジャーにお祝いの品が渡されていました。
何が渡されたのでしょう?
まるで記憶にありません。orz



たまレンジャーからもお礼の品がふるさとセールス課のみなさん全員に渡されました。


プレゼントはポーキーです!
紛失した指揮棒らしきものがたくさん入っているからということのようです。


メッセージ付きのようです。笑


たぶん今回の動画の中で人気ナンバーワンの課長にも。


19時から22時頃までワイワイと騒いでいましたが、次のお客さんが来られて、大急ぎで撤収。
なので、いつも通りの最後の記念撮影はなし。
大慌てでお店を出たので、撮ることに気が回りませんでした。
全部で20名ほどいたはずですが、私も含め誰も気づかないという・・・

なんともまあ、最後の詰めの甘い、間の抜けた集団でした。orz
 


2019年2月22日金曜日

たまレンジャー、活動締め括りの報告会@玉名市

今年度のたまレンジャーの活動の締めくくりとして、玉名市(商工会館)で報告会を開催していただきました。
商工会館5Fの多目的ホールに到着し、リハーサル中のたまレンジャー。

机上には本日のレジメ及び報告書がおいてありました。
ふるさとセールス課の川西さんが準備してくれたものです。


開始前。徐々に参加者の皆様が集まってこられました。
今回のキャンペーンに出演してくださった皆様がほとんどでした。


司会は川西さん。定刻に報告会が始まりました。


冒頭、たまレンジャーリーダー4年(15)八並の挨拶の後、プレゼンは4年(14)塘添と(15)宿利が担当。ゼミTで発表してました。


おおよそ20分の発表とその後のやりとりで30分ほどで報告会は終わりました。
最後に、この日参加されたみなさんとで記念撮影して終わりました。


たまレンジャーとしての活動は全て終了となります。
この活動を超えるのは非常に難しいほどよく頑張った3人です。


玉名からガリラボに戻ると、ポッキーを前にして、3人で何やら楽し気に作業をしておりました。




<おまけ>
3年(16)岡林と玉名市のジャイアンとのび太が密室で何かをやっています。
実に不思議な光景です。
何をやっているのでしょう? 笑


  

2019年2月21日木曜日

地域資源とその表現の大事さ、そして。

今回のタイトルはガリラボの永遠のテーマです。
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先日、教学IR室のOB(M08)佐藤から学会帰りに搭乗したANA機にあったという、機内誌「翼の王国」2月号をもらいました。

 
次の特集が掲載されていたからです。芦北の話題です。
存続に向けた検討委員会の一委員として参加(ガリラボ通信2018/12/21)としていた「うたせ船」が8ページに渡って掲載されていました。



ページをめくり、「あれ???」となりました。
写真の漁師さん、見覚えのある後ろ姿です。
文章に目をやると、やっぱりそうでした。
検討会議で一緒だった方で、うたせ船を実際に体験したのもこの方の船でした(ガリラボ通信2018/8/19内の映像にはこの漁師さんとその奥様の姿があります)。
まさ、この漁師さんとは視察で天草のイルカウォッチングにまで一緒に出かけました(ガリラボ通信2018/10/17)。
知ってる方が、ANAの機内誌に載っているとか、びっくりです。
興奮しました。自分は何もしていないわけですが、なんだか自慢したくなります。笑

最後のページには名物であるエビがでてます。
芦北町では、うたせ船の港のそばに「えび庵」があります。ここで、美味しいエビ料理を堪能できます。


翼の王国のうたせ船特集を読みながら、芦北という地域が、ANAの機内誌で特集したくなるような地域資源を持っていることを改めて認識させられました。
これは積極的に生かさないといけません。
そのためには、そうした地域資源をどう表現していくかも大切かと思います。
役場の職員さんに連絡したところで、機内誌を書いたライターさんは11月頃に来られたそうです。
このライターさんのような写真と文章による優れた表現スキルがあれば、そこにある地域資源も非常に生き生きしたものになるのだと思います。
地域資源があり、それをどう表現していくかが、大事なようです。
 
さて、場所を熊本の北、玉名市に移します。鍋松原海岸です。
これは昨日撮影された写真です。

この見事な「投鍋」写真の撮影者は玉名市の平野さんです。

被写体となられているのは仕事帰りの地域振興課のみなさんでしょう、きっと。
見事な写真で驚きました。


この写真、1次審査を通過したCOG2018(ガリラボ通信2019/2/13)の公開資料と発表用に使用させてもらうものです。
「鍋松原海岸」という地域資源を多くの方に知ってもらうには、その表現が重要になるでしょう。
うたせ船のライターさんのレベルで表現できるといいかなと思っていますが・・・
東大での発表はM2(17)多賀が行います。
多賀の表現スキルに大いに期待したいと思います。笑
 

<おまけ> いつもいる人がいないと
明日、たまレンジャーが今年度の活動報告会を玉名市役所で行います。
市長さんを始め市役所関係者の皆さんの他、いつもの報告会と違って今回は地域の皆さんも随分と来られるようです。
発表する内容についての準備は昨日で終わりましたが、最後の詰めの準備がまだ出来ていないのですが、今日は誰もやってこない。
詰めの段階になると色々とやることが出てくるものですが、誰もいないので急ぎ私の方で作業することに・・・orz
これまでだと、何か気がついたとき、八並がいつもいたので、ちょっと声をかければ良かった。
そうした詰めの作業によって全体のクオリティが大きく変わるものです。
何かやるとき、仕上げの段階で、いつも近くにいてくれる人の存在というのは非常に重要でした。
八並がいないことで特にそのことに気づかされました。


用事があるときにやってくるのは大事ですが、それはその用事の範囲しか進まない。
用事もないのに一緒の空間にいてくれると、たくさんの新しいことにつながっていく。
そういうものです。
ファンベースを書かれた佐藤さんが、そうした環境であることの大切さを紹介されていました。
 「そうそう、そういえば・・・」といったやりとりが簡単にできる環境の大事さ
 ガリラボ通信2012/10/14
随分前のエントリーですが、今読んでも・・・というか、一人で奮闘した今日これを読んだら、ほんとに、心底、そうだと思いました。笑



2019年2月20日水曜日

Artract製作リーフレット/たまレンジャーの少し変わったプレゼン練習

製作物3部作の最後となるArtractのリーフレットが納品されました。
3部作は、ひとつは15ゼミ生の「卒業文集」、2つ目は16ゼミ生の「イチロクノキロク」です。そして3つ目がArtractのリーフレットとなります。
4つ折り!


4つ折りを開くとA3サイズ。
Artractは1年近く活動をしてきたので、活動を少しでもカタチにして残しておこうと考えた結果がこのリーフレットでした。
これまで情報の拡散目的のツイートばかりでしたので、紙という物理的実体を持つメディアを手にすると随分と感激するのではないでしょうか。
手に取れる」というのはアナログメディアの持つデジタルにない貴重な価値だろうと思います。



さて、今日はお昼にたまレンジャーが2月22日の報告会に向けてプレゼンの練習をしました。
しかし、リーダーの4年(15)八並はすでに熊本を離れた後です。
で、使ったのがLINEのテレビ電話。
八並の自宅とガリラボとをLINEのテレビ電話で結び、八並と塘添、宿利の3人でプレゼン練習でした。
写真はガリラボにいる塘添と宿利が、自宅にいる八並が提示しているパワポをみながら、それぞれの担当するセリフを声に出し、内容を確認しているところです。


ほんと時代は進みました。
こんなに簡単に、特に何の準備をすることもなく、遠隔地で複数人が協調して作業ができるのですから。
数年前からすると考えらないほど便利な世の中になりました。
ICTの恩恵を受け、たまレンジャーの発表リハーサルは無事に終わりました。
後は本番を待つだけです。



2019年2月19日火曜日

手間と掃除についての話題

熊本空港への鉄道延伸の問題で最近の熊本のローカルメディアによく登場するJR九州。

そのJR九州の社長さん(現在は会長)のネット記事をちょうど1カ月前にガリラボ通信2019/1/14で紹介しました。
この話のポイントは勇気とフットワークの軽さでしょうか。

勇気は重要ですが、フットワークの軽さも重要です。
興味を持ったので、この方の著書を取り寄せました。
「感動経営」というタイトルで、2時間ぐらいに読み終わる、非常に読みやすい本です。
1月14日の記事の話題も226頁に出ていました。
「2メートル以内で語り合えば何でも解決する」とか、「すぐに会いに行ってうまくいかなかったことはない」といったフレーズを目にし、学生から届くメールを思い出してしまいました。
ひょっとして何でもとりあえずコミュニケーションを取れば、メールで十分に問題は解決するのだと思っている(希望している?)ふしがあります。
確かにそんな場合もあるでしょうが、それは会うことが不可能な状況(時間とか距離とか)であった時ではないかと思います。どうでしょう。
そんな時であれば、とりあえずメールで第一報というのは意味がわかります。
しかし、どうもそうではないときも結構あって・・・
 

こうした話とも関係するのですが、この本の中の「ななつ星」で出される料理について書かれたところで、JR九州の会長さんが、
 お客さまが喜ばれる究極のメニューとは。
と問いかけられています。この方の答えとして、次の行には
 手間
だとありました。
瞬間的に同意してしまいました。
私もよくゼミ生に言います。
人が感動するのは、その背後に膨大な努力を感じるときだ、と。
ドミノを10個、100個倒しても特に感動しませんが、これが1万個になると感動するはずです。
その感動の源は、たぶん、1万個を並べた人の努力に対してだと思うのです。
見ている人たちのために捧げた努力が、見る人の感動につながっているのではないでしょうか。
なので、会長さんの料理についての見解について、強く同意した次第です。
料理のお話の最後には、
  感動させる仕事は、思いと手間がすべて。
とありました。
これもまったくその通りだと思います。

それ以外にもたくさんのことが書いてありましたが、頻繁に出てくるのが「掃除」でした。
いらないものを捨て(整理)、必要なものをいつでも取り出せるように順序よく並べ(整頓)、ゴミや汚れのないようにきれにする(清掃)。

これ全体を掃除とおっしゃてます
どうもあの二宮尊徳もこうしたことを言ってるらしいです。
また、その昔、半導体や光ファイバの研究で著名な西澤潤一さんの本を読んだことがあります。
この方も研究室の掃除ができないやつは研究もできないと書かれていました。
ただし、ただ掃除をやるだけでもだめなんだと。
掃除して出てくるゴミを顕微鏡とかで覗き、侵入経路を検討し、可能な限り防ぐような手立てまで打てるともっといい、といったことが書かれていました。
半導体の研究をやっているところなのでゴミは大敵です。
なので掃除はなおさら重要だったのだと思いますが、基本的に私も掃除(整理・整頓・清掃)はそうした半導体の場以外でも極めて重要だと思います。
 
ガリラボが、ほぼいつも同じ状態になっている理由は、毎朝私が掃除して片づけているからですし、ゴミがないのはこれまでであれば4年(15)八並ゼミ長や八並不在の時は3年(16)川上や岡林が片づけてくれていたからです。
また、研究室内の10台ほどのPCがいつも使えるのも定期的に私の方でメンテ作業(これも掃除の一種)もやっているからです(朝はほぼゼミ生がいなかったので、前からやるつもりでいたソフトのメンテナンス作業を合間にやりました)。

掃除(メンテ)がされていないのに、ふらりとやってきて何事もなく普通に使えるということはあり得ません。
何事もなく使えているというのは、そうした場のインフラを誰かがメンテナンスしているからです。
支障なく使えるというとき、それが当たり前でしょうが、そうした当たり前がどうして成立しているのか、当たり前を成立させているインフラは何なのか、そうしたところに目がいくようになると、日常の当たり前にも痛く感動するかもしれませんね。

与えられた環境をただ消費するの人と、そうした環境を作る人たちがいます。
この差は大きい。
なので、まずはこの差の存在を気づき、環境がどれほどの手間で掃除(メンテ)され維持されているのか、そうしたことに把握していくことから始めるとよいかもしれません。

ちなみに、M2(17)多賀の修士の研究では、生活の場におけるインフラがどのように維持されているのかを発見(気づくこと)が重要でした。
 
 


2019年2月18日月曜日

主(あるじ)がいないすきに・・・

今日、研究室に入ったら、引っ越していった4年(15)八並が置き土産をしておりました。
ひとつは長崎からのカステラです。
もうひとつはゴミ袋。この1年間、八並がガリラボのゴミを捨てていてくれたので、ゴミ袋が実はかなり重要であることを知っているからでしょう。
そういえば、13ゼミ生は、ゼミ費の余剰分はゴミ袋やティッシュを買ってガリラボにプレゼントしていきました。
自分たちで環境を作る側にいたので、ガリラボで何が不足するのよか、よく理解していた人たちでした。
八並もそれと似た行動をしているようです。^^


夕方、次の2人が、主がいなくなったことを良いことに、何やらやっていました。


菅原道真の有名な歌に
  東風吹かば匂い起こせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ
というのがあります。東風が吹いているわけでもありませんが、この2人、片づけないまま私物も放置している、主(あるじ)がいなくなったデスクに残された八並の貴重な足跡を忘れないように記録しているようです。笑


以上では誤解される可能性大なので(笑)、追記しておきます。
 
今週の金曜日は玉名市役所で市長さんや地域の方々を前にして報告会がありますが、その翌日土曜日に八並にはよかボスの映像づくりをやってもらう予定でいます。
それが終わってようやくガリラボの活動全てに終止符を打つことになるので、まだ私物の一部はそのままにしているようす。
今週末にすべて片づけられていることでしょう。
それ以降、主(あるじ)が交代することになります。
新しい主は、(3年(16)川上が多忙すぎるので)3年(16)岡林を指名しました。
岡林に、私が無理な場合のガリラボの管理をしていってもらう予定です。