2017年4月30日日曜日

ガリボイスの取組みで期待していること

あるコピーライターのお話をFacebook経由で知りました。
「400文字書いたら半分に削る。」というコラムです(こちら)。

コピーには、短いキャッチコピー(文章のタイトル部分)と、それを
少し詳しく語るボディコピーがあります。詳しくといっても、おおよそ
数百字のものがほとんでです。
上記コラムは、このボディコピーのトレーニングについてのものです。
どんなトレーニングかというと、要するに何回も書き直せというものです。
 
次はコラム筆者が書いた最初のボディコピーの文章だそうです。


で、この方、3回どころか19日間しつこく(徹底的に)書き直したそうです、
19回目に書き直したのが次の文章でした。

最初と同じ内容ですが、非常に洗練されています。
当初、わずか400文字ぐらい文字数ですが、その1文字にこだわって、文章を
組み立てていく訓練を徹底的に繰り返していくと、表現する力、それ以上に物事を
深く考えていく力が飛躍的に伸びていくものです。

ガリラボのゼミ生にはぜひともそうした訓練をしていってほしい。

私も、文字数が指定された原稿を依頼されることがありますが、その時は
締め切りの随分前に一度完成させて、何度も何度も書き直しをしています。
最初は文字数をあまり考えず、思いつくことを書いていって、それから指定された
文字になるように、伝えたいことが何なのかを考え直しながら、削っていく作業を
(しつこくしつこく)繰り返すことをやっています。
 
なお、19回目の書き直しについて、上記コラムの著者の先輩(研修講師)から、
これでもダメ出しをされたそうです。
その上で、その先輩が次のように書き直しをされたそうです。



もうこうなると名人芸ですね。
短い表現ですが、言葉がしっかりしていて、よく伝わってきます。
こんな感じで言葉を使えるようになっていくと、自分の体験をうまく表現し、
それを自分の経験へと昇華していけるのだろうと思います。
 
 
ガリボイスという450文字で体験を言葉にしていく取り組みで、私が期待して
いることは、こういった取組みです。
締め切りに間に合わせるようにただ書くということではありません。
それは小学生が書く感想文と変わるところはないでしょう。
ガリラボのゼミ生は、これでいいのだろうかと、何度も多様な視点から見直しながら
文章を書き直し、体験や想いをしっかりした言葉で表現していくトレーニングをやっ
ていきましょう。
そうしたトレーニングした力は、文章を書くときだけでなく、面接とかではもちろん、
映像といった異なるメディアでの表現の際にも生きていくものです。

毎日、トレーニングはやれます。
が、継続することは難しいものです。
本能的以外のことを継続していくのは、人間だけがやれる能力かと思います。
継続することを怠らないようにしてきましょう。
特に15ゼミ生は春休みに「継続」をテーマにそれぞれ決めたことを継続して
いたかと思います。
せっかくであれば、それを続けていってはどうでしょうか。

  夢あるところに行動ある。
  行動は習慣を作り。
  習慣は、人格を作り。
  人格は、運命を作る。

習慣(継続すること)は人格を変えていきます(参照)。 
 
  

明日から5月。
(あちこちで目に入ってきますが)熊本空港にも鯉のぼりが泳いで(?)いました。
明日から5月。早いものです。

この季節、鯉のぼりを見ると、伝統や文化の伝達とは、自然に伝わっていくものと、
人々の努力があって初めて伝わっていくものとがあることを教えてくれます。
新陳代謝の激しさでは他に類を見ない大学研究室というのは、この特徴ゆえに、努力
なしには伝わっていかない文化がたくさんあるかもしれません。
 
   

2017年4月29日土曜日

菊池川流域日本遺産認定~熱狂しつつも、冷静に

昨日紹介した(ガリラボ通信2017/4/28)、「菊池川流域」の日本遺産認定が
本日の朝刊1面トップ記事となっていました。

3面にはガリラボ生にとっては馴染みの玉名市長さんも笑顔で登場されていました。


今年のもやいすとは2年前と同じく菊池川流域をテーマにすることに決めていました。
5月8日にその第1回目のガイダンスを行いますが、グッドタイミングでもあるので、
本日の日本遺産認定のニュースを使わせてもらおうと思っています。


また、朝刊の紙面をめくっていくと、県北面に次の記事が掲載されていました。
大河ドラマ「いだてん」の放映に向け協議会を発足させるとのことです。
これもタイミングいいですね。


ガリラボが長く関わってきた玉名市が、日本遺産、大河ドラマと、ここに来て、
非常にニュース性が高くなっています。
この機に乗じてもやいすとこいたまも、一気に駆けだしていくことに
なるかもしれません。

が、油断は禁物。
熱狂ほど危ないものはありません。
熱狂は、本来しっかりと見るべきものを覆い隠してしまう性質があります。
恋愛という熱狂がその事例です。
恋愛は相手の欠点を見えなくしてしまう熱狂のひとつです。だから、結婚は成り立つの
だと、「選択の科学」のシーナ・アイエンガーさんはおっしゃってました。笑

タイトルの「熱狂しつつも、冷静に」は、前に通信で使ったものです。
⇒ ガリラボ通信2015/3/22
この時の通信を読んでもらえば、熱狂の危うさがある程度わかるかと思います。
 
ということで、熱狂の力を借りて走り出すとともに、しかしあえてそこから距離を
おきたいと思います。
熊日の3面に、冷静な視点で日本遺産が分析されていますが、これと同様、冷静に
物事を見ていく姿勢を忘れれることなく、行動していければと思っています。
  
玉名市での活動については今、追い風が吹いている状態です。
風を見極めながら進んでいきたいと思います。
    
 

2017年4月28日金曜日

ガリラボとは/観光と民族学/ゼミ長・副ゼミ長親睦会

午後、14ゼミでした。

卒論チームも決まり(こいたま、Hope+、くまラボ)、それぞれに活動を
少しづつ始めましたが、今日の主な内容は「ゼミ紹介」についてです。
ガリラボをどう表現すればよいかということですが、自分たちのことを
改めて考えるために良い課題であろうと思います。就活で、ゼミのことを
説明する内容を考えるためにも良い課題ではないかと思います。


話し合いをした後、こいたまからガリラボとは、「テーマパークを自分たちで
作りあげることをやっているゼミ」というのが出ていました。
確かにそうだなと思いました。
規模はまるで違いますが、東京ディズニーランドやUSJなど、人を楽しませる
ことを仕事としてやっている人たちの思考や実践をゼミを通して学んでいる
ように思います。
人を楽しませることを、自分たちに厳しくやっているのがガリラボではないかと
そう思います。

観光をゼミでテーマにするようになって、さらにその傾向が強くなってきている
ように感じています。
玉名の観光に関与するようになってもう8年ほど。玉名について随分と詳しく
なってきましたが、その玉名が、今年度、文化庁の日本遺産に認定されたようです。
本日発表されたことを連携センターの平野さん(玉名市)経由で知りました。
熊本県では二ヵ所目になります。

認定されたタイトルは、
 米作り、二千年にわたる大地の記憶 ~菊池川流域「今昔『水稲』物語」~
ということです。今年度のもやいすとでも対象にする「菊池川流域」がタイトルに
なっています。なんという巡り合わせでしょう。

2019年大河ドラマ「いだてん」の放映決定など、今年の玉名は色々なことが
起きています。こいたまメンバーにはしっかりと玉名と絡んでいってほしい。

6月3日に花しょうぶ祭りで「こいたま」は謎解きのイベントを仕掛ける予定
ですが、その前に、玉名にやってくる観光客について、オーラルヒストリーを収集
していこうかとそういった話をしました。
なぜ、玉名市に来るのか、そのことを深く聞くことができないだろうかと
思います(IR室の佐藤が考えてくれたアイデアです)。
観光客に対する定量的データはたくさんあるのでしょうが、オーラルヒストリーと
しての質的データがあるかというと、おそらくないでしょう。
個々人の物語を収集していくことは、民俗学的で非常に面白いだろうと思いました。
こいたまの取材能力が試されることになりますが、それはとりあえずおいておき、
観光の民俗学とかを考えていくことは非常に面白そうです。
ワクワクしてきました。 
実は、民俗学には昔から興味がありました。
民俗学者「宮本常一」など、”旅する巨人”として描かれ、ずいぶんと憧れていた
いました(憧れていただけで、特に何もしていませんが)。
たまたま観光と民族が、2つの概念がつながり、今年はそういった本を作るもの面白
そうだなと、思い始めています(笑)。
観光と民俗学で検索して最初に出てきた「観光民俗学への旅」なる中古本をさっそく
Amazonに注文してみました。
内容はちゃんとみておりません。27年前の本のようです。
果たして参考になるかどうか・・・。

  

 
昨晩のこと。
恒例となった、3・4年生のゼミ長・副ゼミ長の親睦会を行いました。
昨年は5月6日だったようです(ガリラボ通信2016/5/7)。
地震直後の余震を気にしながらの親睦会でした。
その時同様、3年生と4年生のゼミの中心となるゼミ生が、色々と情報交換し、
そして仲良くなってくれるとガリラボをこれからも楽しい場にしていってくれると
思います。

4人の今後の頑張りに期待したい。
  


2017年4月27日木曜日

学生GP2017決定書交付式

恒例となった学生GPグループの決定書交付式がCPDセンターでありました。


ガリラボからは2グループ(チーム)が参加します。

玉名市役所ふるさとセールス課と連携するチーム
4年(14)秋山、塚田、塘添、3年(15)八並、村田


玉名観光協会と連携するチーム
4年(14)古谷、島田、3年(15)青、藤川


まだうまく動けていませんが、交付式も終わったことですので、これから力強い
足取りで、それぞれの研究を前に進ませていってほしいと思います。
前に進む大事なコツは、足取りを止めないことに尽きます。
難しいことですが、頑張ってほしい。


まずは6月3日の花しょうぶ祭りを活用させてもらいましょう。



  

2017年4月26日水曜日

Nコンに向けて/15秒CM(仮映像)への辛口批評/卒業生からのメール

お昼、14ゼミ会議。就活等で今日は4年(14)児玉と谷口のみ。
ゼミの打ち合わせよりは、なぜか、学びの意味とか、それが生き方にどう繋がるとか
珍しくちゃんとした話をすることになりました。
まだ20台で、働いてもいないので、その意味を深くは理解できないとは思いましたが、
今後、何かの役に立てば嬉しい限りです。

その後、M2(16)大野とのゼミ。
現場に戻った大野は、昨年1年間、私とのゼミで学んだせいで、異星人のようになって
しまって大変そうです。笑
が、時期にまた現場に染まっていくでしょう。
が、その際、一つレベルが上がって染まるわけで、前とは異なる地点にいるはずです。
螺旋階段を一回転するようもの。
久々に大野と話し、愉快な時間でした。^^
  
夕方、15ゼミ。
Nコンに向けた打ち合わせが、徐々に、徐々に進んでいます。
ロケ地は特定の地域に「限定せず」に決定。ただ、それらをどういった糸で
つないでいくかが重要になるので、今後は企画チームを発足させることになり
ました。


15ゼミ生は現在15秒CM作りを行っています。ガリラボに次の小道具が
おいてありました(3年(15)江藤、八並、藤川、鍬田のチーム。チーム名は
忘れました笑)。
何をやろうとしているのか、なんとなくイメージできました。夕方、この
チームがワイワイと映像づくりをやっていたので、仮映像を見せてもらい
ました。

率直に言って、「つまらない」と伝えました。もちろん、こういった理由でと
なぜ良くないかを話しておきました。
スポーツでいえば、プレイのまずさを、コーチとして理論的に説明したような
ものです。
このチーム、私にたまたま仮映像を見せたがために、やり直しをすることに
なりました。笑
でも、見せておらず、そのまま進んでいれば、平凡すぎる映像であることに
気づかずに最後までいってたでしょうから、結果的には良かったはず(たぶん)。
試作品を作り、他人に見てもらい、それで修正をしていく。
ガリラボにいる学生時代に、この大事な思想とそれを実践していけるスキルを
身に着けていってほしい。


今日もたくさんのメールが届いたのですが、2つだけ紹介します。
玉名市役所からチーム「こいたま」に昨年の花しょうぶ祭りのチラシのコピーが
送られてきました。6月3日にゲームをやることは決まりましたが、そのゲーム
で配置する謎の置き場所を決めるのに参考にしてほしいとのこと。
いよいよ、具体化してきました。卒論のデータ収集のためにもしっかりと考えないと
ですねぇ。。。
今日、15ゼミ生のCM作りチームにも話しましたが、人をうならせるコンテンツを
作るのは大変です。ゼミ生を楽しませるだけではなく、花しょうぶ祭りに来た人に
満足を与える必要があるわけで、こいたまには、必死で考えてほしい。



もうひとつは、卒業生からのメール。
GWに休みがとれたので、一緒に食事はどうですかとの誘いのメールでした。
あいにく予定が合わず都合がつかなかったのですが、こんな形で誘ってもらうのは、
OG(03)宮川やOG(04)平野(井口)ぐらいのもので、最近の卒業生ではあまり記憶が
なく、嬉しい限りでした。
次、会うとき、成長した姿を見るのを楽しみにしておきたいと思います。
 


  

2017年4月25日火曜日

ガリラボ白亜2017キックオフ会議/こいたまの花しょうぶ祭りでの企画GOサイン

今年度の白亜祭に向けて、ガリラボの白亜祭実行委員が集合しました。
本日が、キックオフミーティングとなります。

事前に実行委員長4年(14)谷口から伝えられていて、企画班と広報班の
リーダーからそれぞれの企画が報告されました。

企画班リーダーの4年(14)古谷。
色々な大学の学園祭を調査し、それを踏まえて、謎解きゲームを実施しては
どうかという提案でした。


広報班リーダーの4年(14)塚田。
広報のためのホームページについてアイデアを発表していました。
衝撃的だったのは次のスライドでした。笑


企画、広報共にそれぞれのチームで今後活動を勧めていくのでしょうが、企画に
ついては最初からゲームだけに縛られず、創造をもっと膨らませるように、と
伝えました。
そのためには企画班でワイワイガヤガヤの会議をしていくのに限ります。
 企画班:4年(14)古谷、秋山、島田、3年(15)青、村田 
で楽しく会議を行っていってほしい。
一方、広報班は次のメンバーとなります。
 広報班:4年(14)塚田、児玉、X年(14)塘添、3年(15)長田
塚田をリーダーに、着実に広報をやっていくことでしょう。



先日、チーム「こいたま」で考案した玉名市の花しょうぶ祭りで、謎解きゲームを
仕掛けるアイデアですが、市役所に掛け合ったところ、「やりましょう」となった
ようです。
6月3日(土)、花しょうぶ祭りのメインの日限定で行うとのこと。
ただし、内容は白紙。
これからかです。
花しょうぶの謎を解きながら、あるいは玉名の謎を解きながらのゲームとか良いの
かもしれません。
4年(14)古谷が花摘み娘とか扮して、仕掛け人とかやってもいいと話してました。
ということで、面白いことを考えなければですね。。。
ツイッターと連動した形での企画となり、卒論としても面白い展開になってきています。
 




2017年4月24日月曜日

こいたまの「最初の小さな1歩」となるはずのアイデア

お昼、15ゼミ幹部会議でした。
メンバーは3年(15)八並、藤川、青、村田です。
ワイワイガヤガヤしながら質の高い打ち合わせができた気がしますが、(現在
19時過ぎで)もう内容を忘れてしまいました。
次につながる打ち合わせはできたはずです。
(それにしてもこう綺麗に忘れるものかと、我が頭のポンコツ加減に呆れますorz
 藤川の議事録で記憶を呼び起こしたいと思います)
 
お昼を除くと夕方までガリラボにおりませんでしたので、様子は不明ですが、
15ゼミ生が15秒or30秒CMについて本格的に活動しているようでした。
3年(15)江藤(リーダー)、鍬田、藤川、八並のチームが、なんか変なものを
飲んでいるシーンを撮っているようでした。どういったシーンに使うのでしょう?
3年(15)青(リーダー)、園部のチームは、まだ打ち合わせの最中のようで、
今度、ゼミの幹部会議を撮影していいかとのことでしたので、もちろん許可して
おきました。幹部メンバーには無断で返事しましたが、まあ問題ないでしょう。w

17時からチーム「こいたま」の打ち合わせに参加しました。
今日の参加は4年(14)秋山(リーダー)、塚田、古谷の3人。
5月末の花しょうぶ祭りで「何かやろう」と非常に漠然とした目標だけ立て、
アイデアを考え来るようにとのリーダーの指示のもとで集合したものです。
頭にプレッシャーを与えるとやはりアイデアは出るものです。
花しょうぶ祭りの会場に「謎解きゲーム」を仕組んではとのアイデアを核にして、
タマにゃんと地域との関係について色々な議論ができました。
まだまとまってはいないものの、市役所に打診して具体化に向けて動き出そうと
しております。
1歩がなかなか難しかったですが、ようやく「最初の小さな1歩」を踏み出す
ことができたのではないかと思います。
なんでもスタートは最初の1歩です。
この1歩が次も1歩につながるよう、アイデアを玉名市役所ふるさとセールス課に
早速送付したようです。
1歩目が2歩目に、そして3歩目にとどんどんと前に進んでいくようにしましょう。
その前に進むための燃料として最も優れているのはチームの「楽しさ」です。
楽しくやっていきましょう。
 
このことは、こいたまに限らずです。
目標を高く持ち、活動が大変なチーム活動すべてに当てはまります。
が、それが達成したときの充実感は半端ないものです。
みんな、頑張れ!


こいたまの話し合いに参加している時、M1(17)山下が差し入れを持ってきて
くれました。
自宅からだそうです。デコポンもあります。歓声があがってました。^^





2017年4月23日日曜日

森都心プラザ図書館からの依頼

昨日、くまもと森都心プラザ図書館から次のメールが届きました。

  この度、大津町立おおづ図書館のホームページを拝見して、
  書籍『平成28年熊本地震 復興へと向かう一歩~大津町22名の
  取材記録~』のことを知りました。
  プラザ図書館でも震災資料を集めておりまして、もしよろしければ
  当館へもご提供いただけないでしょうか。

メールには次の依頼文書も添付されてました。




市販しているわけでもないので、図書館に置いてもらえるのは有難い限りです。
すでに解散しましたがCoho'zuメンバー(OG(13)飯沼、上田、M1(17)多賀)も喜ぶ
のに違いありません。
寄贈したいと思います。
 



2017年4月22日土曜日

答えはつくるもの、そのために考え続けましょう。

今日は、丸一日、予定がなかったので、久々に随分と考える時間が取れました。

問題を解決するには、その問題の内側に入ることが必要で、そのためには、
そればかりを考え続けることが不可欠です。
よく、そのことをゼミ生には話します。
これまでまとまった時間が取れなかったため、なかなか考える時間を取れなかった
のですが、今日は久々に「考える」という贅沢な時間が手に入ったので、考えたこ
とは今年度のもやいすと=「もやいすと2017」のことでした。
「もやいすと2017」の内容について、課題として何があるか見つけることをやって
ました(課題発見)。

ずっと考えていたら、何が問題か少しだけわかった気がしました。

とりあえず問題の内側に入る鍵を開けることができた気分です。
内部に入れそうなので、あとは空き時間を利用しながら考え続けようと
思います。

それぞれ、ガリラボのゼミ生は解くべき課題を持っているはずです。
いつも考え、考えることができる頭になるよう訓練していきましょう。
「ググれ、カス」という言葉があるように、探し出す力は必要不可欠ですが、
それだけではどうかと思います。答えを探すだけの頭ではつまらない。
それだけに終始していると、おそらく、何を検索すれば良いかもわからなく
なるでしょう。
何を検索すれば良いかを見いだすのは、やはり考えていく力がベースになる
はずです。

卒論を始めると、相談を受けることになるわけですが、話を聞いていると、
どうも「答えは探するもの」だと考えている気がします。
答えは探すのではなく、「答えとはつくるもの」です。
思考を巡らし、自分の頭の中で答えは作っていくものです。

そのために、考えていくトレーニングをやっていきましょう。
そのためには、ネットからしばし離れることも必要かもしれません。





2017年4月21日金曜日

こいたまと卒業生/スピードを重視しよう

午後、チームこいたまの打ち合わせに参加してほしいということで
議論に加わりました。
何を話したのかは不明ですが、とにかく「わーわー」と議論を掻き回して
あげました。^^
そうこうしているとき、約束していた時間にOG(03)松本が現れました。
今度、玉名の観光関係の仕事が始まるのです。
世間の狭さや、「弱い紐帯の強さ」を感じながら、チームこいたまを巻き込み
賑やかな打ち合わせでした。
ただ、あまりに賑やかだったので、何の打ち合わせをしたのかすっかりと
忘れてしまいました。
覚えているのは、「キックオフで飲み会をしましょう」ぐらいだったように
思います(この記憶も怪しいです)。
卒業生とも絡みながら面白いことになっていくかもしれません。
松本からのお土産(上にある2つのパックにはったケーキ)。ガリラボで人気の
下にある「博多とおりもん」は4年(14)塚田からのお土産です。
昨日、天神で現金強奪の事件があった頃、博多にいたようでした。^^


今後、どうなるか不明ですが、明るく楽しくやっていけるといいかなと思います。
そのためには、いっぱいアイデアを出していくことです。
 アイデアいっぱいの人は深刻化しないガリラボ通信2017/3/11
これを実践していくべき。こいたまメンバーは、アイデアを生み出していくための
時間と頭を使うことを惜しまないこと。
前にもいいましたが、頭は帽子を乗せるための道具ではありません。考えるための
道具です。考えなくなった頭とか、無用の長物でしかありません。

OG(03)松本が帰った後、M2(16)山口との修論の打合せ。
ようやく本格的な打合せを始めたように思います。
スタートラインに立った感じなので、まだ内容はこれからですが、頻繁に
アイデアを持ってくるとよいでしょう。繰り返しですが、
  アイデアいっぱいの人は深刻化しない
のです。そして、スピードが重要ガリラボ通信2014/8/22)。
これはこいたまのリーダー4年(14)秋山に今夜話したことでした。
学生は、スピードが遅い。ちょっとしたことやるにも1週間もかかってしまう。
スピードが遅いとPDCAのサイクルがほとんど回らない。
回らないから創造性も生まれない。
結果として良いものを生み出せないのです。
先日、ガリラボ内にあるチームのリーダー向けのメッセージをガリラボ通信で
送りました(ガリラボ通信2017/4/19)。
先のメッセージと併せて「スピード感」も重視して活動していってほしい。
  

話題が飛びますが・・・・先日、本づくりを4年(14)塚田に持ちかけていました。
次の本を塚田が持っていたからです。
 東川スタイル~人口8000人のまちが共創する未来の価値基準
瞬間的に味わい深い本だなと感じました。


「はじめに」の文章です。

玉名市での活動と何か関係するのか不明ですが、でも突然関係することも
あり得るわけで、頭の片隅においておきたいと思っています。
まだ特に指示はしていませんが(密かに塚田にプレッシャーはかけてますけど笑)、
具体化は「こいたま」にさせるつもりです(私個人の中ではすでに決定事項!)。
 
夕方、OB(13)中村がふらりと現れました。
久しぶり!と思いましたが、3月31日以来ですから、まだわずか20日間しか
経っていないのでした。
1時間ぐらい色々と話をしていきました。
(わずか20日ですが)懐かしく、大変楽しい時間でした。
 

 
 

2017年4月20日木曜日

本日、出張でした

本日は、鹿児島市内での会議のため、朝から新幹線で出張でした。


鹿児島中央駅は大変立派で、熊本駅とはかなりの差がありました。


鹿児島は朝から雨でした。
それと、桜がまだ咲いてました。
 

不在にしていましたが、ガリラボは今日も活発だったことでしょう。
 

 
 

2017年4月19日水曜日

新緑のキャンパス/チームの活動を本格化させること

桜が散った後、キャンパスは新緑がたいへんきれいです。

きれいに晴れた朝、新緑の涼しいキャンパスを歩くのはたいへん気持ちの
良いものでした。


キャリアセンター。今年度はキャリアセンター長を兼務することになりました。
古巣に戻った気分です。^^
この関係で、前に大学で一緒に仕事していた方が来学され、ちょっとした仕事の
打合せでした。以前、キャリアセンターの仕事でも一緒に色々な企画を考えてい
て、あの頃が懐かしい限りです。振り返ると、大変面白い頃でした。


さて、今日はお昼は14ゼミ会議。4年生になって本格的にゼミの運営を
やっていくことになりますが、ゼミを軌道に乗せるための打合せとなりました。
とりあえず、徐々にやっていくことになるでしょう。

13:30から院生(M2(16)山口、M1(17)多賀、山下)とのゼミ。
グループ・ダイナミクス入門を読み始めています。
本日も脱線をしながら、人が何かが見えるというのはどういうことかという
比較的根源的な話をしておりました。
よくよく考えると、何かが、何かとして見えるというのは、簡単なことではなく
実に不思議なことです。それを色々な角度から検討していましたが、こうした
議論(熟議)は非常に面白い。

学部のゼミ生ともこうした深い議論をしていきたいものです。
物事を深く、深く、突き詰めて考えていくことは大事なスキルです。
良い仕事をしていくのに欠かせないスキルです。
何時間も議論し続けることができる知的体力がつくと、良いのだけどと思います。

今はそのトレーニング期間ですね。
本日夕方の15ゼミはそうした議論を行いました。
議論のテーマの一つは、Nコンのロケ地をどうするか、というもの。

色々なロケ地の案が出ました。それぞれに根拠のあるものでした。全部が正しい
ものです。こうしたときにどうやってまとめていけばよいのでしょう。
異なる意見を集約し、まとめていく力も大人になっていくと、リーダーになって
いく際に大事なスキルです。
そんなスキルの土台になるのが、深く考えることができるスキルであろうと思います。
異なる意見を、深いレベルにもっていくと、共通点が見えてくるもの。その共通点で
まとめれば、異なる意見をつなげることができる。
たくさん議論して、その過程でそういったことを意識してトレーニングしていくと、
大人になって非常に役立っていくはずです。
ものすごい倍率となる宇宙飛行士試験で、選抜試験の際に審査員たちが、ある候補者の
言動を見ていて、その方の他者の意見を聞き取る力、そしてそれらの異なる意見をまと
めていく力の見事さをすごく感心していました。この方のリーダーシップ力はすごい、と。
もちろん、その方は見事に宇宙飛行士となり、宇宙ステーションでの長期滞在をされて
います。
そこまでいかなくとも、深く考えていくという、多くのスキルの土台となる力を
ガリラボにいる間に鍛えていったほしいですねぇ。


15ゼミ生はその後、15秒(or30秒)CM作りを3チームに分かれ検討を
始めました。

検討中です。


頭が割れるぐらいに、そして夢でうなされるぐらいに考えてほしい。
それぐらい考えないで、良いアイデアが生まれることはありません。
しっかりと頭を鍛え、私をうならせるような作品をつくってみてほしい。
片手間でやった程度で、他人を感動させることは不可能です。

これは15ゼミ生だけでなく、14ゼミ生も同様。
特に卒論チームにはそのことを自覚して、今後をやっていってほしい。
ガリラボ通信で紹介したくなるような活動を展開してほしい。
そのためにはチームの集まる機会を増やすことに限ります。
楽しいから集まるのではなく、頻繁に集まるから楽しくなっていくのです。
リーダーはこのことをよく考えること。
 
13ゼミ生のチームたまらぼは78回、チームCoho'zuは79回、ガリラボ通信に
登場しています。
これに対し、チームこいたまは、現在のところ7回、Hope+は(3年生のときから
数えて)24回です。
なお、Nコン(15ゼミ)というタグも作りました。これは今回を入れて2回目。
頑張っていってほしい。


追伸
明日(4/20)は鹿児島出張のため1日不在にします。


2017年4月18日火曜日

サクラ便り2017(22日目)/生き延びていたホサカザクラ

今年の桜は散りました。


葉桜がほぼ完成しています。


ツマガリザクラもご覧のとおり。昨日の嵐(夕方には竜巻注意報まででてました)で
ほぼ散ってました。


葉桜となったため、開花(ガリラボ通信2017/3/28)から続けたサクラ便り2017は
今回で終了とします。
なお、昨年終了したのが4月11日でした(ガリラボ通信2016/4/11)。昨年は
授業開始の日でした。
それから3日後に、平成28年熊本地震の前震が発生します。

それ以来、大変な毎日となっていくわけですが、そのせいで、すっかりと記憶から
飛んでいました。
地震のために空中庭園が立入禁止となったせいでもありますが、ホサカザクラを
すっかり忘れておりました。
OB(10)保坂が勝手に植えた桜です(ガリラボ通信2016/3/14)。

今日、それを1年ぶりに見てきました。
枯れているだろうと思いながら。。
周囲は草ぼうぼうになっていましたが、なんと、しぶとく生き残っていました。
OB(10)保坂の性格そのままです。
1年ぶりの再会に、南極物語のタロとジロにでも会ったような気分になりました。
桜の花は咲いていなかったのではないかと思いますが、今後もしぶとく生き延びて
いくのに違いありません。



<おまけ>ホサカザクラの横の松の木。


   

2017年4月17日月曜日

本日悪天候でした

少し前、寒い日が続きましたが、昨日は夏日となって
いきなりの変化に戸惑い、そして本日は嵐。夕方、
竜巻注意報まで出ていました。

熊本の天気の急変ぶりは凄まじい限りです。

そんな天候の中、お昼に15ゼミの幹部会議に参加した以外は、
色々であたふたしてました。

明日はゆっくりとできるといいのですけど。

以上、本日は手抜きの通信でした。
こんな手抜きをする日はかなり久しぶりな気がします。
 


2017年4月16日日曜日

ガリラボの文化「振り返りと議事録」を用いたトレーニングのこと

偶然、「金・地位・名誉でなぜ人は満たされない? 仕事を通じて幸せを得る方法」という
記事を見かけました(Facebook経由で知ったのかもしれません)⇒こちら

幸福学という分野の研究者へのインタビュー記事です。
記事によれば、幸せは、長期的なものと、短期的なものがあり、安定した幸せを
得ることができる「長期的幸せ」とは、
 人びととのつながりやコミュニティ、共同体を通して得られる幸せ
であり、
  利他的に求めるもの
ということだそうです。こうした長期的な幸せであれば、安定して幸せを感じて
いける、非常に幸せな人生を送れることにあります。これについて、この研究者は、
  自己保存ではなく、自分たちの集団の遺伝子を残したいという本能に基づいて
  いますので、安定的です。
  真の幸せはこちらであると言えるのではないでしょうか。
と論じられておられます。利己的でないところがポイントですね。
調査を通して、こうした長い幸せを感じる人の共通点として、次の4つの因子がある
ことを見出されています。
(1)「やってみよう!」(自己実現と成長)因子
   …自らの強みを活かし、社会的要請に応えて成長しながら自己実現を
    果たしている
(2)「ありがとう!」(つながりと感謝)因子
   …人とのつながりを尊重し、感謝や親切心、愛情を持って人の役に
    立ちたいと思っている
(3)「なんとかなる!」(前向きと楽観)因子
   …楽観的で失敗してもくよくよせず、自分を認めながら積極的に周囲と
    関わっている
(4)「あなたらしく!」独立とマイペース)因子
   …自分と周りを比較せず、自らの信念を貫いている

以前、幸福について、別の研究を紹介しました( ガリラボ通信2014/1/4 )。
この研究では、人が幸せを感じるとき、次の3つが共通した条件になっていることが
見出されていました。
 (a)人との交わり
 (b)親切心
 (c)いまここにいること
それぞれの詳しい意味については、先の通信を参考にしてもらえればと思いますが、
これら3つは、上記4つの因子と完全に一致しているとは言えませんが、かなり関
連しているように思えます。
※(a)(b)の条件はわかりやすいので実践しようと思う人もいるでしょうが、(c)を忘れて
いる人が多いように感じています。例えば、授業に出ているのに授業に参加していない学生などその例で、
いまここをなんとなく過ごし、「いまここにいること」を放棄してしまっている。そうした態度を続ける
ことは、幸せが逃げていってしまうことをこの調査は教えてくれます。
  
長期的幸せとは、与えられるものではなく、成長の過程で身に着けていくスキルに
よって決まっていくようです。
要するに、トレーニングしていくべきものなのですが、そうしたトレーニングによって
幸せを感じやすくなるよう自分を変えていくには、どうすればよいか。
先の研究者によれば、そのポイントは「メタ認知」だとのことです。メタ認知とは、
自分がやっていることを別の自分がモニターしている状態で、
  喜怒哀楽を感じている自分を、さらに上のレイヤーから俯瞰しているような
  イメージ
として捉えると良いかと思います。メタ認知を用いて、
  自分が物事に対してどう振る舞っているのかを冷静に見ることで、楽観的に
  考えたり、前向きにやってみようと考えたりできるように、心の癖を改善
していくのです。
先日、私の院生のゼミで「大人になっていくこと」という話題で、このことを話した
ばかりでした。
体は大人になっても、こうしたメタ認知を持てない大人=社会人は意外に多い。
自己を内省(振り返り)していく積極的なトレーニングをやってこなかったからで
しょう。
「子ども」から「真に大人」へと成長していくことが、実は、長期的幸せにつながっ
ていく。
大事なことを補足すれば、振り返りによって自分を捉えていく道具とは言葉です。
言葉が貧困であれば、メタ認知も貧困にならざるを得ません。
メタ認知のためには言葉の問題を避けて通れない。
大学でトレーニングしていくべき大事なこと、学生という「いまここにいること」を
きちんと実践していくことは、言葉の訓練していくことに他なりません。

行動がないときに振り返りをしようもなく、行動が不可欠ですが、それだけでは
子どもが遊んでいるのと変わりがない。そうした原始的なレベルの行動から脱し
ていくには言葉を学んでいかないといかない。
大学とは、そういったスキルを学んでいく場であるだろうと思います。

ガリラボでは課題(活動)と並行して、振り返りという手法を使って、そうしたトレー
ニングをやっていってます。
振り返りは、ガリラボの文化になっているかと思います。振り返りをして、それを
議事録という形で言葉にしていくことが当たり前になっています。
随分と時間をかけて議事録を書くことを続けています。
(議事録ではありませんが、M2(16)大野は私とのゼミの後、私との議論を振り返り、それを数千文字の
記録として残していくことを1年間続けていました。1回あたり90分程度のゼミで、その振り返りに
2、3時間(それ以上の時もあったようです)を要していたようです。
その記録の量は、1年後、かなり分厚い資料となっていました)
こうしたことは、メタ認知のトレーニングだと考え、ガリラボではずっと前から重視
してきました。
 
幸福学とつなげて考えれば、こうしたトレーニングは、社会人となって将来において
幸せに過ごしていくための、大事なスキルのひとつを養成していってくれるはずです。
  

 
 

2017年4月15日土曜日

東京出張(日帰り)〜TDL上空を横切って

朝早く、熊本空港を、地上勤務の皆さんに見送られ(私を見送っておられたわけでは
ありませんが^^;)、東京(市ヶ谷)へ。
今年度もまた3月まで、ほぼ1年続く、一連の(かなり大変な)仕事のキックオフと
なる会議でした。


降りるとき、千葉ロッテマリンスタジムが見えたので、ひょっとするとと窓の外を
眺めていたら、東京ディズニーランドの上空を通過しました。


羽田に駐機するB787。本日、搭乗した飛行機です。


熊本も今日は気温が高かったでしょうが、東京もかなりの気温でした。
桜はほぼ散ってました。



2017年4月14日金曜日

あれから1年: 大津町追悼・復興シンポジウム出席/ある卒業生と在学生へのお礼

午後、解散したCoho'zuのメンバー、M1(17)多賀と2人で大津町の
生涯学習センター(文化ホール)に出かけてきました。


今日は平成28年熊本地震の前震からちょうど1年が経ち、シンポジウムが
開催されたので、出席してきました。



Coho'zuが作成した書籍「復興へと向かう1歩」を大津町が500冊ほど増刷し、
それが先日納品され、このシンポジウムの日に一般公開されました。
会場に到着し、受付の奥のテーブルに、書籍が山積みされているのを見て、ちょっと
驚きました。

書籍が平積みされたテーブルの周囲は、Coho'zuメンバーの顔写真も貼ってあります。


シンポジウムの最後に、司会の方が、「帰りにどうぞお手に取って下さい」と
紹介してくださいました。


大津町の岩下さんが、シンポジウムの裏方で仕事されていました。
シンポジウムが終わり、お客さんが文化ホールを出て行かれるとき、平積みされた
書籍をかなり持っていかれているようでした。
大津町の平成28年熊本地震についての記録として多少なりとも役立てば、Coho'zuも
頑張った甲斐があるというものです。
恐らく本日でCoho'zu関係で大津町に出かけることはないでしょう。
Coho'zuをずっと支援してくだった大津町の岩下さん、前田さんには感謝の言葉も
ありません。お陰様で、充実した活動ができました。m(_ _)m


2冊の「復興へと向かう1歩」
右:初版、左:改訂版。大津町の500冊は改訂版で印刷されました。



さて、この「復興へと向かう1歩」をつくることになったのは平成28年熊本
地震であったわけですが、ちょうど今、これを書いている時間に1年前の
前震が起きました。
9時26分でしたが、その時はガリラボにはたくさんのゼミ生がいました。
1年後の今年は、9時26分にいたのは3年(15)宿利のみ。1年間で随分と
様子が変わりました。
宿利がひとりだったので、せっかくだと思い、マンツーマンで色々な話をして
おきました。

ところで今日、20時ごろ、OB(13)岩坂が会社帰りに立ち寄ってくれました。
卒業して初めての13ゼミ生ではなかったかと思います。
真新しい名刺をおいていきました。^^;



卒業生といえば、19:35に別の卒業生からメールが届いていました。
次のメールです(一部):

  先生
  今日で震災から1年ですね。
  職場で黙祷しましたが、涙堪えるのに必死でした。
  今日はそういう日ですね。
  県大も震災後は大変な忙しさで難しい一年だったと思いますが、こうして
  1年後無事で過ごせていて本当によかったと思います。
  これからも先生と先生のご家族とガリラボ、そして県大が無事で守られます
  ように。
  今日は暖かい夜をお過ごし下さい。

毎度のことですが、暖かい内容で、感動します。
誰からのメールかは書かないでおきますが、わかる人にはわかるだろうと思います。
節目になるような時、忘れずに暖かで、優しいメッセージをいつも送ってくれて
ありがとう。
こうした優しさに触れることができて大変幸せです。
また機会を見て、会いましょう。
(改めて)ありがとう。

1人の在学生からも「あの日から1年…」というタイトルの長文のメールが
21:46に届きました。
この場では(あえて)紹介しませんが、優しさに溢れた内容で、非常に暖かな
気分にさせてもらいました。
少し吹き出しながらも、1年前、そうだったよなー、心配したなーと思い出し
ながら読ませてもらいました。
どうもありがとう。予想もしていなかったのですごくうれしかった。
まだ在学生なので、このお礼として、今後、厳しく鍛えていきたいと思っております。
私が厳しいというときは、ほんとに厳しいはずなので覚悟しておくように。笑