2017年4月14日金曜日

あれから1年: 大津町追悼・復興シンポジウム出席/ある卒業生と在学生へのお礼

午後、解散したCoho'zuのメンバー、M1(17)多賀と2人で大津町の
生涯学習センター(文化ホール)に出かけてきました。


今日は平成28年熊本地震の前震からちょうど1年が経ち、シンポジウムが
開催されたので、出席してきました。



Coho'zuが作成した書籍「復興へと向かう1歩」を大津町が500冊ほど増刷し、
それが先日納品され、このシンポジウムの日に一般公開されました。
会場に到着し、受付の奥のテーブルに、書籍が山積みされているのを見て、ちょっと
驚きました。

書籍が平積みされたテーブルの周囲は、Coho'zuメンバーの顔写真も貼ってあります。


シンポジウムの最後に、司会の方が、「帰りにどうぞお手に取って下さい」と
紹介してくださいました。


大津町の岩下さんが、シンポジウムの裏方で仕事されていました。
シンポジウムが終わり、お客さんが文化ホールを出て行かれるとき、平積みされた
書籍をかなり持っていかれているようでした。
大津町の平成28年熊本地震についての記録として多少なりとも役立てば、Coho'zuも
頑張った甲斐があるというものです。
恐らく本日でCoho'zu関係で大津町に出かけることはないでしょう。
Coho'zuをずっと支援してくだった大津町の岩下さん、前田さんには感謝の言葉も
ありません。お陰様で、充実した活動ができました。m(_ _)m


2冊の「復興へと向かう1歩」
右:初版、左:改訂版。大津町の500冊は改訂版で印刷されました。



さて、この「復興へと向かう1歩」をつくることになったのは平成28年熊本
地震であったわけですが、ちょうど今、これを書いている時間に1年前の
前震が起きました。
9時26分でしたが、その時はガリラボにはたくさんのゼミ生がいました。
1年後の今年は、9時26分にいたのは3年(15)宿利のみ。1年間で随分と
様子が変わりました。
宿利がひとりだったので、せっかくだと思い、マンツーマンで色々な話をして
おきました。

ところで今日、20時ごろ、OB(13)岩坂が会社帰りに立ち寄ってくれました。
卒業して初めての13ゼミ生ではなかったかと思います。
真新しい名刺をおいていきました。^^;



卒業生といえば、19:35に別の卒業生からメールが届いていました。
次のメールです(一部):

  先生
  今日で震災から1年ですね。
  職場で黙祷しましたが、涙堪えるのに必死でした。
  今日はそういう日ですね。
  県大も震災後は大変な忙しさで難しい一年だったと思いますが、こうして
  1年後無事で過ごせていて本当によかったと思います。
  これからも先生と先生のご家族とガリラボ、そして県大が無事で守られます
  ように。
  今日は暖かい夜をお過ごし下さい。

毎度のことですが、暖かい内容で、感動します。
誰からのメールかは書かないでおきますが、わかる人にはわかるだろうと思います。
節目になるような時、忘れずに暖かで、優しいメッセージをいつも送ってくれて
ありがとう。
こうした優しさに触れることができて大変幸せです。
また機会を見て、会いましょう。
(改めて)ありがとう。

1人の在学生からも「あの日から1年…」というタイトルの長文のメールが
21:46に届きました。
この場では(あえて)紹介しませんが、優しさに溢れた内容で、非常に暖かな
気分にさせてもらいました。
少し吹き出しながらも、1年前、そうだったよなー、心配したなーと思い出し
ながら読ませてもらいました。
どうもありがとう。予想もしていなかったのですごくうれしかった。
まだ在学生なので、このお礼として、今後、厳しく鍛えていきたいと思っております。
私が厳しいというときは、ほんとに厳しいはずなので覚悟しておくように。笑
  


  

2 件のコメント:

  1. 「復興へと向かう1歩」、5月に一度大津町に帰るのでその時図書館で読もうと思っていたのですが、なんと役場から1冊贈っていただきました。
    目に見えるfacebook上の情報の裏で、発信者の皆さんが実際にどのように動かれていたのかもよくわかりました。
    このような情報は他であまり目にしたことがありません。今後に向けてもとても貴重な資料になると思います。
    改めてありがとうございます。

    熊本県大津町 応援ページ 管理人 丸岡広髙
    https://www.facebook.com/kumamo.ozu.supporter/

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    1. コメントありがとうございました。何かの役に立てば幸いです。

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