2015年2月28日土曜日

10周年記念誌編纂の総括(編纂委員長(11)藤本)

昨日完成し納品された10周年記念誌(ガリラボ通信2015/2/26)。


編纂委員長の4年(11)藤本があとがきにその経緯等を触れていますが、この編纂に
費やした過程をあの程度の短いあとがきに集約するにはもったないと思い、藤本に
編纂の経緯を、編纂委員長の主観で振り返るよう指示しておきました。
過程をガリラボの関係者に共有してもらうためです。
昨日、振り返ったものをもらいました。

9ページに及ぶ手記で、わずか10年であっても歴史を発見していくことの
難しさ=編纂委員会の苦労がよくわかるものです。詳しくは次の本文をご覧
ください。

10周年記念誌編纂についての総括(本文) (11)藤本
 
10周年誌を手に取った際には(卒業生にはOB(05)山口が中心になって後日
送付予定です)、藤本の手記も是非とも一緒に読んで頂ければと思います。

2013年7月14日に「300回目のコラム」を書きながら(ガリラボ通信2013/7/14)、ふと
  来年は10年になるはずだから、ガリラボ10年史を今から作っていくのも
  良いかもしれません。
  そして、来年の10周年の興津会ではそれを冊子にして参加者に配布する。
  区切りになっていい。
  どうにか、実現したいなぁ。
  地道な作業になりますが、誰か手を挙げてくれませんかね。
  そして、私も入った形で、さらには歴代の卒業生も入れて会議する編纂委員会
  とか作ってもいいかもしれません。
  またそこで新しい「ノット(=つながり)」が生まれ、それが化学反応を起こし、
  さらに面白いことへとつながっていくかもしれません。
  面白そうだ。
  どうにか実現したい。
  誰か手を挙げてくれませんか。
という具合になんとなく10年史のことを思いつき、その思いつきに賛同し、ただ
ひとり手を挙げてくれたのが4年(11)藤本でした。
たったひとり!
藤本の勇気のおかげで、10年史のプロジェクトは始まりました。藤本の勇気なしに
この「10周年記念誌」が動き出すことはなかった。そして動き出した後に、重要だった
のが藤本の知性。藤本の緻密な知性が始まった動きをゴールまでたどり着かせました。
1歩を踏み出す勇気と動きを持続させていく強靭な知性が新しい事業に不可欠です。
改めて、藤本を始めとする10周年誌編纂委員会のメンバーの苦労に感謝し、この場で
お礼を言いたいと思います。
感謝 
 

ガリラボ旅芸人一座(動画レポート)@玉名観光戦略会議

昨日レポートした玉名観光戦略会議はフォトレポートの形でした(ガリラボ通信2015/2/27)。
この日、ガリラボ旅芸人一座(12ゼミ生)が玉名市商工観光課でやってきた演劇(プレゼン)と
そこで発表したPR動画(最終版)を紹介しておきたいと思います。
12ゼミ生は振り返りのために、これに続く13ゼミ生は発表のモデルにしてもらえればと思います。
その他の皆さんからは適宜コメントを頂ければ幸いです。


旅芸人一座の舞台は次のプロローグで幕が開きました!
 
(A)プロローグ
たまランナーズリーダーの丸野が冒頭、この活動の紹介を兼ねてプレゼンを行いました。
●プレゼンの様子(動画とリアル人間の掛け合い)
 
●プレゼンに用いた動画


(B)着地型観光PR動画発表会
(1)チーム「KKT放送」

●プレゼンの様子(PR動画部分はカット)
●PR動画(★新:女子力アップの旅)
 

(2)チーム「たかしとガリ子とめぐみ」

●プレゼンの様子(PR動画部分はカット)

●PR動画(玉名の休日)

 
(3)チーム「BBB」

●プレゼンの様子(PR動画部分はカット)
 
●PR動画(玉名に帰ってきなっせよ)

  
(4)チーム「おしとやか」

●プレゼンの様子(PR動画部分はカット)
 
●PR動画(MISSION・タマPOSSIBLE)
 
 
(C)ワークショップ開催
ワークショップの司会は玉名市役所の池本さん担当。

動画での紹介はパスし、様子を写真で。60分間で色々なアイデアが生まれました!


 
(D)エピローグ
PR動画の第1版をガリラボ通信2015/2/1で紹介しています。
そこから最終版動画がどう変わったか、また私からのいくつかのコメントもそちらに
ありますので、上の紹介と合わせて参照してください。
時間がなかったので限界でしたが、2月1日のコメントを踏まえ、体制を整え直して
今後さらにパワーアップしていければと思っています。
 
完全燃焼したガリラボ旅芸人一座「たまランナーズ&12ゼミ生」

 

2015年2月27日金曜日

玉名観光戦略会議~着地型観光PR映像発表会

たまランナーズのメンバーが引っ張り、12ゼミ生全員で協力して作り上げてきた
玉名市の着地型観光PR映像を玉名市の観光関係者に披露する日がやってきました。
早朝から道場で全員で最終リハーサルをした後、11:45にバスへと移動。

機材を手にして、12ゼミ生14名全員、M1(14)吉村、そして私でバスに乗り込みました。

行きのバスの中。早朝からの練習で疲れたようで、多くが睡眠中。

が、やっぱり大学院生! ゼミで使う専門書を持ってきて勉強を始めました。
おーー、やるなと思っていましたが、期待通り、、、

10分後ぐらいにはご覧の通りでした。予測通りとは言え、期待通りにやって
くれるというのはやはり面白いものです。
「面白さ」というのは奥が深い(ガリラボ通信2015/2/21)笑


13:00前、玉名市商工会館到着。

会場準備に移ります。


本日のプログラム。前半が映像の発表。後半はワークショップとなります。

この持参したパンフレットや「いいね!」札。「いいね!」札は、面白いと
思った映像を表現してもらうために、参加された観光関係者のみなさんに
発表後に上げてもらうものです。


3年(12)河邉の総合司会で発表が始まりました!


冒頭、たまランナーズリーダーの3年(12)丸野が、この活動の経緯を、投影された
映像と掛け合いをやりながら紹介してくれました。
(これもかなり入念に準備したものでしたが、参加者にはわかってもらえたでしょうか?)

この日、参加されていた観光関係者の皆さんです。4チームのそれぞれの
発表の後、「いいね!」札を上げてもらっています。

「いいね!」札を上げてくださった方から、映像へのコメントをもらいました。

最後の発表者。「おしとやか」チーム。冒頭、3年(12)川口がさっそうと登場し、
参加者を一気に玉名国に引き込んでおりました。

楽しそうにご覧になってます(奥の方は寝てる? それとも目をつぶり耳を澄ませている?)

各チームは発表後、参加者に次の採点基準で点数をつけてもらいました。

採点が終わってから、観光協会の柿添さんらが超アナログな方法(正の字!)で
集計されてます。


休憩を挟んで、プログラムはワークショップに移りました。
まずは、玉名市のエース池本さんがワークショップのやり方について説明。

池本さんの素晴らしい説明が終わり、ワークショップ開始です。

4つのチームが、4つのテーブルに別れ、映像についての振り返りと、その他の
新しい体験メニューについてアイデアを出していく作業を行いました。

ワークショップ中。

ワークショップ中。

ワークショップ中。

ワークショップ中。


ワークショップを終え、各チームの代表が、新しい体験案について
発表しました。


全てが終わり、観光協会事務局長の柿添さんから投票結果が発表されました。
同点で2チームトップでしたが、おしとやかチームに点数を記入されていない
方がおられたので、その方の幻の点数を考慮して「おしとやか」チームが1位と
なりました。

見事、グランプリとなったおしとやかチームリーダー3年(12)尾堂による
受賞コメントです。

もうひとつ、追加の発表。
プレゼンで、さっそうと登場した3年(12)川口には主演女優賞が贈られました。^^;


16時、全てのプログラムを完了し、玉名を後にしました。帰りのバスは
寝ている人はほとんどいなかったように思います。
全てを終えて清々しい気分だったからかもしれません。

大学に戻り30分ほど、道場で、振り返りを行い、それで解散。
たまランナーズはそれからまた1時間ほど振り返りを行っていました。

 
着地型観光の話を始めたのは昨年の7月25日のことでした(ガリラボ通信2014/7/25)。
それから7ヶ月。
またたまランナーズを結成し、初めて玉名の地に入ったのは10月11日(ガリラボ通信2014/10/11)のこと。
それから5ヶ月ほど。
この短い期間で、全員、大きく成長しました。
地域という野生の環境で、手を抜かず、要求されるレベルに向かって走り続けていくことで
人はたくましく育っていくようです。
数か月前から比べると自信に満ちた顔になった12ゼミ生が、そのことを教えてくれます。


次は来月の玉名市長へのプレゼン。
最後のゴールを、持ってる力を出し切って走り抜けてほしい。




 

2015年2月26日木曜日

10周年史の完成/院ゼミテキストの読了

2013年7月14日にその企画がスタートした津曲研究室の10年史編纂。
舟を編むごとく、ガリラボの歴史を読み解いていった編纂委員会。
それを率いたのが4年(11)藤本。
計画が持ち上がってから1年半。本日、ガリラボの10年がみっちりと
つまった70頁ほどの冊子が納品されました。

1年半の歳月かけ10年史を完成させ、清々しい顔をする藤本です。

藤本たち、ガリラボ10年史編纂委員のメンバー
  委員長 4年(11)藤本
  委員 4年(11)上田、清田、3年(12)尾堂、坂本、田中、目代
の苦労はあとがきに記されています。
色々と書きたいことがありますが、とりあえず今日は編纂委員に感謝しながら
ゆっくりと10年史の1頁、1頁をじっくりとめくっていきたいと思います。

10年史を編んできた編纂委員の活動は別の機会にまたゆっくりと振り返りたいと
思います。
 
別の話題です。
昨年の12月17日からM1(14)吉村と読み始めた(ガリラボ通信2014/12/17)「高校・
大学からの仕事へのトランジション」を約2ヶ月かけて本日読了しました。
全7章250頁ほどの専門書です。難解な部分が多々あり、その部分は断腸の思いでパス。

読み終えて清々しい(はずの)顔をする吉村です。

来週からは新しく「活躍する組織人の探求」なる専門書に挑みます。
次から次。
学びの旅にゴールはありません。



 

学生共同自主研究成果発表会

午前10時より、中講義室1で本年度の学生自主研究の成果発表会が
開催されました。7月から7ヶ月ほどかけて取り組んできた3年(12)尾堂と
田中が成果発表に臨みました。
2人とも朝8時にはやってきて、入念なプレゼン準備を行ってました。

発表する3年(12)尾堂。3Dペンを利用したワークショップについて発表しています。

同じく3年(12)田中。ドローンを使った映像制作についてのプレゼンしています。

2人とも手作り感漂うプレゼンでした。
今のところはこれで十分で、内容的にも充分であったと思います。
ただ、4年生の発表を見てきたからでしょうが、それからするとやっぱり見劣りします。
逆に4年生がいかに練習してきたのかを改めて理解することが出来ました。
発表の場数をどれほど踏んだかが、やっぱりものを言う。
この2人とも今日のプレゼンを振り返り、それを踏まえてこれからたくさん場数を踏ん
でいけば、今年の4年生を超える卒論の発表をしてくれることでしょう。
期待しています。

発表会を終えてガリラボに戻ると、、、、
何を作っているのでしょう???
明日の玉名観光戦略会議で使用する道具だそうです。
水をくむ、ひしゃくではないとのことです(丸野談)。


京都のお土産です!
4年(11)藤村の京都土産。卒業旅行だそうです。

 


2015年2月25日水曜日

深く考えていく力

本日は前期入試でした。

総合管理学部は記録的といって良いほどの希望があり、
受験者にとってはかなり厳しい倍率になっています。
前期A方式は10倍!

大学は在学生は立ち入り禁止。
私は本部棟に朝から夜までいることになり、長い、長い1日でした。

明日は学生自主研究の成果発表会。
6月頃に自主研究申請のために発表力を鍛え(ガリラボ通信2014/6/16)、
それから色々な活動を通して(ガリラボ通信:学生自主研究)、色々な側面を
鍛えてきた3年(12)尾堂と田中が成果を発表します。
尾堂は10:30から、田中は10:40からの予定です。
場所は中講義室1.
時間のある方は応援に来てもらうといいですね。
玉名観光戦略会議、追い出しコンパと大きなイベントを
2人ともやりながらの明日の発表です。
マルチタスクの能力がかなり伸びたのではないかと思いますが、
どうでしょうか。

本日は非常に疲れたので、手抜きですが、この辺りで。。。
 

日経ビジネスオンラインに次の一言が掲載されていました。
 考える力を高めることなくして、日本の再建はない。
日本をガリラボに差し替え、
 考える力を高めることなくして、ガリラボの再建はない。
としておきたいと思います。
コミュニケーションの課題を昨日M1(14)吉村が書いていましたが
ガリラボ通信2015/2/24)、そうしたことをやるには考える力が不可欠です。
疲れ果てもはや考える力がほとんど残っていないままで説得力はないですが、
考える力、特に深く考えていく力は物事を進めるのに非常に大事です。

マルチタスクの能力もですが、尾堂と田中はこの深く考えていく力も
身につけてくれたのではないかと思いますが、どうだったでしょうか。
 

今日はそろそろ帰ります。
 

2015年2月24日火曜日

春に向けてコミュニケーションの活性化を

いつも通りに出勤して、いつも通りの入口を開けようとしたら鍵が
かかってました。
明日、前期入試なのであちこち施錠されていることをうっかり忘れていました。
それで、ぐるりと回って学部棟に入ろうとしたのですが、その時、久々に
ツマガリザクラの傍を通ったので、カメラに収めておきました。

蕾にはほど遠く、まだ枯れ枝の状態。春は、まだまだ先のようです。
昨年の開花は3月19日(ガリラボ通信2014/3/19)。
後1ヶ月ほどは春を待たねばなりません。

 
入試前日ということもあり、今日は特に書くことがないので、去年の3月に
湯布院で ワーワー (ガリラボ通信2014/3/19参照)言ってたはずの
M1(14)吉村からのある提案について紹介したいと思います。
ガリラボの関係者に向けて、こんなことを書いていました(一部省略):
  色々な人の意見が聞きたいと思ったので書きます。
  長いです(笑)
  ガリラボの昨今の問題として、先生も通信に書かれてましたが、
  圧倒的な「コミュニケーション不足」ていうのがありますね。
  これに関して一人でずっと最近考えてたんですが、
  どうしてそうなったのか、とかの原因追求は置いておいて、
  どうしたらいいのかな?ということを考えました。
ほー、去年はワーワー言ってた人が、今年はひとりでこんな考えていたんですね。
何を考えているかはやっぱり言ってもらわないとわかりません。^^
この問題を解決したいということで、たくさんのアイデアを提案しておりました。
そのひとつが、
  問題(ここでは、コミュニケーション不足)を解決するような、
  企画、アイデア、ツール、なんでもござれ、をゼミ生に考えてもらう。
  ただし、それは「企画コンペ(competition)」形式にする!
というものです。いいですね~。さらに、吉村は書き進めます!
  ここで一番大事なのは「コミュニケーション不足」という問題を
  ガリラボという共同体(コミュニティ)が抱えているんだということを、
  ゼミ生たちに知ってもらうこと、そして、それを深く考えてもらうこと。
  究極的に大事なのはそこで、実際「企画コンペ」自体はそんなに大事じゃない。
  要するに、「企画コンペ」じゃなくても、もっといいアイデアがあるならそっちで
  全然いいわけです。
問題の本質をしっかりと捉えている。さすがは大学院生!
ほんとにやり方ではないですよね。
実際、方法は何でもいい。私もそう思います。
実は、、、この問題は昔から続いてて、ある意味では、ガリラボの歴史の中で、
常にコミュニケーションは問題視され、どうしていけばよいのだろうかと、その
時々で、十全的参加を果たしているゼミ生が知恵を絞っておりました。
色々な試みがあったわけですが、ふと思い出したのがOB(07)森の卒論。
ただし、内容は忘れました。
きっと内容が薄かったのでしょう(笑)。
森は、当時、ガリラボのコミュニティにおいてコミュニケショーンを活性化する
ための方法としてドアにコミュニケーションツールを貼っておくといったことに
挑戦していたようです。
参考:ガリラボ通信2010/9/30
なお、これが有効だったのか、まるで記憶にありません。森の卒論を読めば
解答があるはずです。気になる人はガリラボの卒論アーカイブを覗いてみて
ください。^^
通常の社会に比べて流動性の極端に激しい大学研究室というコミュニティは
一般とは少し形式の異なるコミュニケーション活性化の方法を使うことになる
でしょう。
ただ、先にも触れたように、最終的な方法というものはないだろうとは思っています。
いつも、何が良いのかを考えていくこと自体が重要かと。
大人になった(と卒業生から誉められていた)吉村が鋭く指摘している通りです。

立ち止まらないこと。そのことが最も大事かと思います。

 
(脈絡ありませんが・・・)ガリラボで見つけた女優です。