2015年2月22日日曜日

吉村との共著論文(初校)

M1(14)吉村が昨年すべての時間と能力とを捧げてデザインしてきた「もやいすと」の
講義とその効果についての調査をまとめた論文がようやく出ます。
先日、初校が届き、吉村に校正をさせておきました。


共同研究として行っているものですが、吉村は頻繁に共同研究者と連絡を
取りながら、この研究を進めてきました。
物理学の分野でいうと、実験物理学者と理論物理学者のような関係で、物理は
どちらが欠けてもいい研究はできません。
共同研究者とはそのようなWin-Winの関係の中で、吉村自身が成長しながら、
研究成果としてまとまることになりました。
大学院生に在籍している間に論文としてまとまるのはこれまでで3人目です。
何がこうした成長につながったのでしょう?
吉村こそ、研究の対象にすべきでした。^^;

今は長期にわたるサービスラーニングの調査を行っており、その途中経過を
先日見せてもらいましたが、非常に面白いものになっていました。
また来年度の大規模に実施するもやいすとの効果測定に向けた研究を開始します。

毎日、論文は読んでいるようだし、ゼミで使っているトランジションに関する
テキストは読んでいるし、人が変わったようです。
緻密な研究をやってきたなかで、1年前の詰めの甘さはなくなったように思います。
顔つきが違う。
だから、論文の校正とかも気軽に依頼できます。
(今現在、論文の校正を任せられる人は吉村以外にはおりません)

状況に埋め込まれた学習論によれば、学びはアイデンティティの変化であること、
人格を変えていくことなんだということですが、この理論の正しさを証明する
事例がここにあるように思います。

ちょうど1年前の今日は土曜日でした。何をやっていたのかとガリラボ通信を
見てみると、
 ついに休日も勉強会ガリラボ通信2014/2/22
吉村と研究方法についての勉強会をやっていました。たまたま見たのですが、
驚きました。
あれから1年。やっぱり成長を遂げていました。まさか論文まで出すまでになる
とはですね。。。驚きます。
ゆっくりでも止まらなければ、けっこう進む。
人は、成長しようとしている人に、手を差し伸べる。
こうした理論はやっぱり正しいようです。



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