2016年5月31日火曜日

ガリラボ白亜祭2016キックオフミーティング

今年もいよいよキックオフしました! ガリラボの白亜祭!


キックオフミーティングに集ったゼミ生は、
  実行委員長4年(13)松崎、
  副委員長3年(14)谷口
そして、
  4年(13)塚田、中村、藤村、多賀
  3年(14)島田、糖添
といった顔ぶれでした。

松崎委員長の進行で、今後やるべきことが話し合われていきました。
その際、大事なのが、組織ですね、やっぱり。今後の活動を組織化、構造化して
いくために不可欠なことです。


キックオフメンバーのなかで次の組織が決まりました。
 広報チーム
  リーダー:4年(13)塚田、メンバー:4年(13)多賀、3年(14)糖添
 企画チーム
  リーダー:4年(13)藤村、メンバー:4年(13)中村、3年(14)谷口、島田
今後、それぞれチーム名を決め、活動を開始していくことになります。
次の実行委員会は6月15日。
それまでに各チームにはやってくるべき宿題が出たようです。

11月の白亜祭当日まで、このメンバーで突き進んでいくことになるでしょう。
秘めた闘志と情熱とを持ち合わせたメンバーです。
昨年のレベルを必ず越えていくでしょう。^^
期待してください。
 


たまラボと玉名市&玉名市商工会との打合せ

5月30日たまラボメンバーは玉名市に出向き、玉名市着地型観光「旬たまWEEK」の
会議に臨み、新しい企画の提案を行ってきました。
玉名市の関係者がいるなか、堂々と自分の企画を発表してきたようです。

会議の様子をたまラボリーダー4年(13)松崎が次のように送ってきました。
  会議は、驚きの連続でした(笑)
  あちらこちらで色んな話が並行していたし、
  電話されたり、とにかく自由な感じでした!
  でもそこにいるだけで、大人の方たちの会議の面白さを肌で学べた気がします。
  そして、私たちのプレゼンも、和やかなムードで聞いてくださり、意見もたくさん
  頂きました!
  旬たま単発ではなく周遊させるという目的も伝わり、高評価だったように思います。
  上園さんとスケジュールや進行の仕方を話せたので、しっかり詰めていきたいです。
驚くでしょうね。私も最初に参加したとき驚きましたので。笑
その後、4年(13)藤村からこの日の詳しい議事録が届きました。会議そのものでは
ないですが、今後のついて次のことを決めてきたようです。



藤村のメールには
  それでもこちらの伝えたかったことは概ね伝わった上、これからやるべきことも
  しっかり固めることが出来たので、今回はかなり成功した部類なのではないかと、
  個人的に思っています。
とありました。たまラボが主体的に玉名市の観光に関わっていけそうです。
が、その分、忙しくなるでしょう。
頑張ってほしい。

帰りに、高瀬裏川の花しょうぶ祭りに立ち寄ってきたようです。

 

 

2016年5月30日月曜日

もやいすとジュニア2016スタート

4年(13)出口の福岡からのお土産です。「ひよ子」とか、懐かしいですね。


本日は殆ど大学にいなかったので、ガリラボの話題は抜きにして、18時からの
今年度のもやいすと第1回ガイダンスのことを紹介します。
「復興へ。もやいすとジュニア500人で挑む熊本地震」をテーマに実施します。


ガリラボの関係者が手伝ってくれています。これからはガリラボの関係者が益々
もやいすとの関与していくことになるはずです。
2016年もガリラボのゼミ生の協力を得て、実のある授業を作っていきたいと思います。

 


  

2016年5月29日日曜日

美しさの必要(?)条件

今日は1日雨でした。予定が残念な方に変わった方もいるでしょうが、私の方はおかげで
(何も気にせず)自宅に1日引き籠ることができ、目下の最大の宿題である、他の大学の
評価作業をやることができました。
眠気と闘いながら、朝からずっと膨大な資料と格闘しておりました。
が、ゆっくりでも止まらなければけっこう進むもの。
どう取りかかろうかと午前中はグダグダしていましたが、諦めずにずっと資料から
離れずにいたら、開始するという一番嫌な壁を突破できました。
今後はどうにか進むでしょう。
何でもそうですが、特に嫌なことは、行動に移すまでが一番大変です。そこを
突破できると後は意外に楽なものです。
何歳になってもこの感覚は変わらないものです。
それぞれに突破するためのオリジナルの方法を開発しているのでしょうが、私の
場合は、訳が分からなくてもとにかく文章だと書きはじめることですね。
全部書き直しになっても仕方ないと、ある種の諦めの感覚と一緒に。
そうすると、なんとかスタートを切れます。

さて、嫌々始めているものですから、効率は非常に悪く、道草も意外に多い。^^
途中、4年(13)松崎から届いていたゼミ活動の議事録を読みました。
議事録というか、正確にはゼミ活動記録とした方がよいのでしょうが、色々と
経緯があってこの名称になっているかと思います。

2年生向けのゼミ紹介リハーサルの様子が綴られていました。

最初みたときは気づかなかったのですが、実際の現場でリハーサルをやると
拙い点が見えるものですね。気づいた点を4年生に伝えたら、今回の議事録での
私の一言は次のようになっていました。
※改めて毎回の議事録を見てみると、私の語録が出来上がっていることに気づきました。笑



語録はどうでもよいのですが、議事録を送ってきたメールに、松崎が次のことを書いていました:
  先日の議事録にも書きましたが、最近の13ゼミは、お互いに意見交換を活発にできる良い
  関係が築けていると私も思います。
  自分だけでは気付かなかった点も、みんなの目でみることで、細かいことにまで注意
  することができ、チームで活動するのはとても良いなと感じています。
  しかし、気づきを、指摘できるか心に留めておくかはその組織の質によって変わって
  くると思います。13ゼミはお互いに良いことも、直したい部分も、きちんと伝えることが
  できています。
  それはみんなが、全員で上を目指していて、それだけ仲が良いからだと思います。
  だてに3年間毎日顔を合わせているわけじゃないなと思うこの頃です(笑)。
  このまま、卒論に入ればもっと苦労していくと思いますが、みんならしく高めあえる関係
  でいられれば幸せです!
4年生はいい関係になってきていますね。ゼミの時は作業というよりも議論することが多い
のガリラボの特徴でしょうか(それで、ゼミ活動議事録になったのかもしれません)。
その議論を踏まえて実際の活動はゼミの時間以外でやることになります。
13ゼミ生だともう37回もこうした議論を重ねてきたわけです。ゼミの幹部になるとゼミ会議も
あるのでこれまで80回以上議論をしてきたことになります。
こうした議論の場を経て、仲良しクラブではなくて、創造的集団が形成されていったのでしょう。
14ゼミ生も徐々にそのようになってきているとは思います。
ガリッジ塾に積極的に参加する人が多いので、今後楽しみですが、現在はまだあと少しですかね。
13ゼミ生がそこはまだ先を走っています。
13ゼミ生が何をやっているのかしっかり観察し、追いついていってほしいですね。
  

いつも思います。
ガリラボはベンチャー企業のような空間だ、と。
あちこちで、それぞれが担当する新企画のプロジェクトの議論が行われていて、みんな活き
活きした顔をしている。
先日、ゼミの幹部会議でだったと思いますが「美しさ」について話をしたことがあります。
人が、他人を美しいと思う時というのはその人に躍動感があるときではないか、と。
(スポーツ選手には一般に美を感じるものですが、それが引退したとたんに「あれ?」と感じるのは私だけではないはず)
一般には躍動感に溢れている若い時が美しさを持ちやすい。
若いから美しいのではなくて、躍動しているから美しいのであって美しさとは動的なものだろうと思います。停止すれば消滅するようなそんなものではないか、と。
また、美しいという感覚を持つとき、そこにはそうありたいという一種のあこがれが含まれているようにも思います。
人は躍動感あふれる人に憧れを持つのではないでしょうか。
これが正しいとしたらですが、美しく輝いているためには、日々、前を向き、活動的であることに尽きるだろうと思います。
どうでしょう。
 
現在、2年生のゼミ生募集が始まりました。それについて、上の議事録で松崎が、「先日の
議事録にも書きましたが」という議事録には、こんなことが書いてありました。
  就活をしていると、このゼミに入って良かったとさらに感じるようになりました。
  ストレスとか、悩みとか、ガリラボに来れば全て共有できる仲間がいます。
  他ゼミは、学校に行く子も少ないくらいなので、そういった環境に自分がいることに本当に
  感謝しなければならないと思いました。
  それに加えて、2年前にガリラボを選択して良かったと心から思います。
  だから、今度のゼミ紹介では、2年後に「入って良かった」と思ってもらえるような2年生への
  プレゼンにしたいです。
  協力して、毎日を輝かせていきましょう!
たまたまですが、今朝のNHKのニュースの中で、就職してから辞めていく人たちを食い止める
ために「同期」の重要性が指摘されていました。
データを見ると、同期がいるかいないかで退職率が歴然としていたのです。
会社とは違って、大学では授業がなくなると、約束をしないと会える環境でなくなります。
しかし、ガリラボというたまり場を持つ津曲ゼミのゼミ生にとっては、自分の都合の良い時に
行ってもそこに誰かいるわけです。
この違いは、約束しなければ会えないという状況とは、決定的な差を生みだすことになります。
(たぶん県立大学だけでなく多くの大学の中でも跳びぬけて)卒業生が多くやってくるのも、
ガリラボが議論や作業のためたまり場となっているからです。
 
ガリラボのゼミ生という枠組みで括れる同期的な人がたくさんおります。
そうした人たちがたまり場にたまって色々と議論し、切磋琢磨する環境にいれば、毎日が
輝き、自然にいい顔になっていく。
松崎とかは、その中心にいるひとりでしょう。
活動的であること、そうした環境に自分がいることが、実は美しさの必要条件ではないかと
思います。
 
仕事に戻ります。
  



2016年5月28日土曜日

第4次産業革命に向けて必要なこと

国は、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)を活用する第4次産業革命で
2020年頃にはGDPを500兆円から600兆円へと拡大する戦略を掲げている
そうです(参照)。

人工知能やロボットを活用し「製造・調達」部門の仕事は積極的に削減していくのがよく、逆に、変革によって増やせる仕事としては、「営業販売」などがあるとのこと。
ただしそれは、これまで通りの営業職ではなくて、「高度なコンサルティング機能が競争力の源泉となる商品・サービス等の営業販売に係る仕事」であり、こうした仕事は増加するとしている。
さらに、サービス職でも「人が直接対応することが質・価値の向上につながる高付加価値なサービスに係る仕事」は増えるという。



こうした劇的な変化は新しい道具が誕生すると必ず生まれる変化であり、今回だけが
特別ということではありません。
直近では、インターネットが普及を初めた1990年代がそうした変化に該当する
でしょう。
この時は、ビジネスでいえば、モノや音楽などの流通部分が、インターネット(という
破壊的イノベーション)によって従来のスタイルが破壊され、その結果、消滅した仕事、
逆に誕生した仕事も多々あり、様々であった。
その際、消滅した仕事というのは、本来、人間がやるべきではなかったということでしょう。
それは機械にやらせておけば十分だったのです。

今度の変革も、基本的に、この延長線にあり、その意味では変革というよりも、
ネット時代のさらになる展開であるようにも思えます。
もっとも量的変化は質的転換をもたらすわけで、変革という言葉を使っても全く問題は
ないとは思いますが。

さて、こうした(いつの時代にも生じてきた)変革に立ち向かうために大学では何を
すれば良いのでしょうか。
今回の変革の特徴を見ていると、やるべきことは単純に思えます。

人間的な成長を促すということ。
そして、将来にわたって成長していく力を身につけること。
古くから言われてきたことです。
ただし、昔よりもはるかに高いレベルでそれが要求されているとは思いますけれど。

そうした時代背景の中で、ガリラボでは、日常的に多様な人との関わりを作り出し、
高いレベルの人間性育成を志向しています(してきました。してきたつもりです)。
情報のゼミとかいう小さな枠で考えるのではなくて、もう少し広い視点で、
地道にやるべきことをやれる集中力と質的に高いレベルの人間性の育成が
ガリラボの活動を通して目指すべきところかと思っています。

ところで、3Fのフロアを歩いていると、挨拶もできない人に出会います。
まさかガリラボのゼミ生だったら挨拶とかできないことはないとは思いますけれど。
挨拶は、「人間であること」の条件にも思えます。どうでしょう。
他者との(心理的)距離感を測定しながら、その距離に応じて妥当な
そして気持ちの良い挨拶ができるようになること。
気持ちの良い挨拶ができると運が転がり込んでくることも多いように
思います。錯覚かもしれませんが。^^;

(以上、熊本に戻る新幹線の中で走り書きしたものです。論理の破綻は
 ご容赦ください)

2016年5月27日金曜日

12ゼミ生の初めての里帰り

今日もお土産がたくさん。
熊本一おいしい団子はM2(15)福永からの人吉土産です。
その横は、同じく人吉からやってきた卒業生(12)によるたぶん近くで買ってきた
シュークリームです。


卒業した12ゼミ生としてガリラボに初めてやってきたのはOG(12)川口でした(左)!


ガリラボに18時ぐらいにやってきて、23時前に帰っていきました。
非常に元気で、シャキシャキ、ハキハキしています。
仕事が楽しいと言ってました。
確かにそんな印象を受けました。

こんな感じで卒業生が気軽に戻って来れるところという意味では、ガリラボって
かなり特殊ですね、と川口が言ってました。
確かにそうかもしれませんね。

働き始めてまだ少ししか経っていませんが、とりあえず、頑張っているようで、
安心しました。^^




ゼミ紹介リハーサル

2年生のゼミ募集が始まりました。
6月1日(水)昼休みに4年(13)ゼミ生が2年生向けのゼミ紹介をします。
そのリハーサルを本日行いました。
塚田ゼミ長が就活で遅れてくるため、松崎副ゼミ長が取り仕切る13ゼミが16時に
始まりました。

会場となる大演習室に移動し、設営。

動きなどを確認しています。

リハ開始。塚田ゼミ長が間に合い、冒頭の挨拶をしています。

その後、ワークショップのところには急きょ4年(13)中村が担当することになり、
その内容をこの場で議論しておりました。
それがおおよそ決着してから、リハーサルの続きを行いました。


いい感じにまとまったゼミ紹介になったと思います。
後は、2年生がたくさん聞きにきてくれるといいですね。
ただ、不安なのは現在のところゼミの話を聞きたいとメールで問い合わせてきて
いる2年生はたった1人だけ。
ガリラボへの希望者が減っているのかもしれませんねぇ。
4年生のゼミ紹介に期待したい思います。^^


 

さて、17時ぐらいにリハーサルを終え、振り返りをするということで全員が道場に戻った
ところで・・・・
4年(13)多賀がギターを持ち、そしてその演奏に合わせて中村が歌を唄いながら道場に
入ってきました。

全員、爆笑しています。

塚田ゼミ長への誕生日サプライズでした。

もうないだろうと思っていたようですが、塚田は祝福され感激していたように思います。



それからガリラボに戻ると、3年(14)生が無数におり、室内は30度を超えていました。
暑いのなんの・・・・
15秒CMの締め切りが迫っているからですが、ようやく熱気を帯びてきています。
ただし、、、

23時現在、残っているのは4年(13)塚田と多賀のみ(塚田は5月30日の玉名市での
発表準備をしてました)。
3年生は疲れ果てたようで、もう誰も残っていませんでした。今日はずっと頑張っていた
ように思います。



塚田と多賀が帰宅し、23:20現在、私一人となりました。
 

 
 

2016年5月26日木曜日

ガリッジ塾~3年生によるファシリテート

夕方17:30から毎週恒例のガリッジ塾。

前半はプレイフルラーニングの勉強会。1章03について、重要なポイントが何かを
チームに別れて読み解いていきます。

ファシリテーターに挑戦したのは3年(14)谷口と塘添。いい感じのアイスブレークを
使って参加者を楽しくファシリテートしていたように思います。^^;


塾の前半での勉強会では、学びとは「他者と共にあること」を確認できたように思います。
極めて本質的なことなのですが、それを深いレベルで理解するというのはなかなか難しい
ことです。
他者への憧れというのが重要なんだと思いますが、それについて私自身が完全に理解
できているのかと問われると、100%とは言えないかもしれません。
お菓子タイムの時、わざと「憧れている人等」があるかと質問を投げかけてみました。
4年(14)谷口から逆に「先生はどうですか?」と切り返されました。
時間がなかったので答えませんでしたが、実はありまして、会ったことのない人です。
なので、その人が書いているものはほぼ全て入手し、読み漁りました。
その人の考え方に近づこうと思ってですね。
私だけでなく多くの人が使っている方法かと思いますが、時間が無くなった今はちょっと
大変です。
 
さて、後半開始。
後半は前回の4年(13)塚田の課題「震災」(ガリラボ通信2016/5/26)をさらに深める
課題を谷口と塘添は用意していました。
「震災を受け、今私たちが出来ること」という課題だったように思います。
3チームに別れ、議論が始まりました。


震災を受けてどういったニーズがあるか。チームで考えた内容が発表されました。



最後に各チームから、今自分たちでできることについての発表。
M1(16)大野。

3年(14)古谷。14ゼミ生は自分以外みんな優秀とお菓子タイムの時に
言ってましたが、そんなことはないですね。こうした場に自分で手を挙げて
参加すること自体がひとつの能力であり、優秀です。

最後に3年(14)塚田。

3年(14)塚田が発表するところを初めて聞きましたが(多分)、落ち着いた語り口で、
いい感じでした。
説得力のある話し方で好感が持てました。塚田から参加表明のメールが届いたとき、
「かなり勇気を振り絞ったのでは?」と聞いた記憶があります。実際その通りだったよう
ですが、参加して良かったと今は思っているだろうと思います。この機会を利用し、成長
してほしいですね。


短い時間でしたが、意外にいいアイデアが出るものだと思いました。それもこれも、
このファシリテータの2人(谷口と塘添)があたふたしながらもやったからですかね。笑


全てが終わり、ファシリテーターの振り返りの時間に少しだけ私も参加させられました。^^;
その場で、「どれぐらい時間をかけたか?」「どれぐらい自分の情熱を注いだか?」と問い
かけました。
(かなり極端ですが)人生をかけてこの課題を考えたか、とも。笑
まあそこまでは不要にしても、時と場合によっては最終的に、そうしたところが大切なんだと
思います。
 
自分たちのことを考え必死で考えてくれて人の情熱は、他者には伝わるものです。
ただ、それを迷惑に感じる時もあるでしょうが、それは恐らくその情熱は他者への想いだけ
でなく、自分自身の満足に向けた情熱になっているからかもしれません。
 
とりあえず、他者のことを必死で考えているような状態。
そうした他者の存在は「学び」を根底で支えるものになっているのかもしれません。
ファシリテーターにもそうしたことが必要なんでしょう、きっと。
 
谷口と塘添が最後に言いました。「次は期待値を超えます」、と。
楽しみですね。笑
 
 

2016年5月25日水曜日

もやいすとジュニア育成2016の再構築

昨日の朝刊です。被災した地域では日々新たな動きが起きていることがわかります。


大学もまだ外向けにはあまり動いていませんが、内部的にはかなり必死で動いており、現在、
新聞にある公益財団法人YMCAと連携をした活動を展開できないかと検討を重ねています。
 
 
熊本地震を受け、私自身がひとつの決意をし(ガリラボ通信2016/5/5)、これまで準備して
いた1年生の科目「もやいすとジュニア育成」の内容を全て破棄することを決意しました。


500人の1年生が受講する必修の授業です。それを、2年間に亘って復興支援を兼ねた
学習プログラムへと内容へと変えます。
それまで入念に計画を立てていたプログラムを破棄し、新たに一から組み立てるのですから、
勇気がいりました。
が、GWに決断した後は、関係者によって再構築作業は急速に進展していきました。

YMCAとの連携の可能性はCOC推進室に勤めるM1(16)山口の情報で知り、それを踏まえ、
再構築という困難で複雑な仕事には教学IR室に勤めるOB(M08)佐藤が従事しました。
佐藤を中心に、500人を組織化して復興支援に結びつけていく学習環境のデザインが
着々と進められています。
今、その作業が大詰めを迎えているところです。
来週月曜(5月30日)には500人に向けたガイダンスが行い、そこで新しいプログラム内容を
発表するからです。それで本日も佐藤は頭を振り絞りながら詰めの作業をやっているようでした。

佐藤を中心に組み立てられている新しいもやいすとジュニアのテーマは
 「復興へ。もやいすとジュニア500人で挑む熊本地震(仮)
としています。


実のある復興支援へと結びつけられるといいかなと思っています。
今はただただ佐藤のデザイン能力に期待するばかりです。^^
デザインが固まったら、1年生を指導していくリーダーたちに(ガリッジ塾のメンバーはその
中核として考えています)その中に徐々に入ってもらい、今後は具体的な動きを作り出して
いくことになるでしょう。
そこでは大学院生となったM1(16)山口に頑張ってほしいし、また4年(13)塚田にも中心に
なって活動してほしいとも思っています。
大学の正式科目(必修)の中で2年間に亘って復興支援に関与していく大きなプロジェクトと
なっていく予定です。
かなり大変な思いをすることになるとは思いますが、ここで名前を挙げた3人は死ぬほど(?)、
頑張ってくれるでしょう、おそらく。

さて、この3人に4年(13)中村を加えたメンバーが6月10日、北九州である全国公立大学学生
大会のワークショップに参加し、本学での復興支援に向けた取り組みを話してくることになる
はずです。
 

今日のガリラボは午後からがメイン。
午後の最初に13ゼミ会議。
地震の影響で、なんと、今日が今年度初だったようです。
13時から始まり、打合せが及び雑談が続き、16時近くまでやっていました。
こんなに長いゼミ会議も初めてだったように思います。
爆笑続きで、楽しい時間でした。
ただし、今は4年(13)飯沼がミドルネームをつけることが決まった(?)ことしか頭になく、他は
何が決まったのか全く記憶にありません。笑

16時からは3年(14)生のゼミ。
今日は15秒CM作成に向けた活動日でした。
久々に遅くまで3年生が残っていました。
どんなのが出来上がるか楽しみにしております。
奥で仕事しながら、14ゼミ生の行動を観察していると、まだコミュニケーションの力が不足して
いるかなと感じます。
まだたくさん時間があるので、今後も意識して能力開発していくと良いかと思います。
課題を自覚し、それを意識しておかないと、そのことについての成長はありません。
無意識のままで課題がクリアしていくことはあまりないと思っていい。
この意味で、ぼんやりしている人というのは、成長とは縁がないかもしれません。
期待を越えていくように。14ゼミ生諸君。
 
   
 

なんと・・・、連日の卒業

朝、2匹がまたまた卒業していました。

しかもその2匹は、寄り添うようにして卒業していきました(涙)。

昨日卒業したメダカも同じ場所に横たわっていたように思います(ガリラボ通信2016/5/24)。


というこうことで、残ったのはわずか1匹となりました。
在学ゼミ生がわずか1匹! みんなで応援をせねば。

 

2016年5月24日火曜日

Coho'zu・たまラボ打合せ/まず終わらせなきゃ

本日は久々に朝から丸1日ガリラボにおりました。
こんなにいたのは、かなり久々で、ゼミ生の動きがよくわかって大変新鮮でした。

さてまず9:00からCoho'zuとの打ち合わせ。
驚くべきことに、4月8日以来でした。
前震と本震の間の日が打ち合わせする予定の日だったのですが、地震でそれが流れ、
さらにその後は休校となったため、本日ようやく打ち合わせができました。
今日は。この地震を経て、連携先の大津町での研究を再考するための会議でした。
1時間ほどで一定の方向性を出せたので、この案で6月2日か3日に大津町に出向き
役場と打ち合わせをすることになりました。


10:30からはチームたまラボとの打ち合わせ。
このチームは5月30日に玉名市商工会で新しい企画についてプレゼンを行う
ことになっています。本日は、そのチェック。
20分ほどのプレゼンについて、内容もですが、表現についてかなりダメ出しを
しておきました。
雨降って地固まる。
賢いチームたまラボですので、すぐに立て直し、5月30日は商工会の皆さまの
心を思う存分ゲットしてくるだろうと思います。^^



午後は4年(13)生が集合し、6月1日に行う2年生向けのゼミ紹介の内容と動きの
確認を行いました。
みんな集まっての、相互のダメ出しの会です。


発表内容とそれぞれの動きを確認する作業が始まりました。


まずはチーム「パレット」によるガリラボの標準的なゼミ課題の紹介。

次にチーム「たまラボ」によるゼミの雰囲気紹介。

最後はチーム「Coho'zu」によるゼミの課外活動の紹介でした。


20分程度のプレゼンで、私はそう悪くないと思いましたが、ゼミ生相互に、細かな
突っ込みがありました。
いいことです。
健全な批判こそが良いものを生み出していく秘訣です。
褒めあうだけの、仲良しクラブなどいらない。
創造的集団であるはずのガリラボにはそんなのは似合わない。
そうした批判をもらうには、締め切りの随分前にまずは終わってないといけない。
初めから完璧を目指さず、とにかくさっさと終わらせて、一度は人に見せることが
可能な試作品を作り出しておくことが不可欠です。
勝負はそこから!
試作品への批判(指摘)とそれを受けての改良によって初めて良いものが生まれて
いくのです。
完璧を目指すより、まず終わらせろ、とはそういう意味です。
改善する時間を生み出すために必要なことです。
ガリラボのゼミ生にとっての文化の一つになっている行動です。
13ゼミ生はこれが完璧にできるようになりました。
ところが、まだ14ゼミ生はそこがまだまだですね。
観察力が足りないかな、まだ。
伸びようと思ったら、先人を越えようと思ったら、まずはその調査なり、観察が基本。
観察、そして模倣ができない人たちが伸びることなどありえない。
13ゼミ生も12ゼミ生をしっかりと観察してきたから、現在のようになったわけです。
よく観察する。そしてまず終わらせる。
このものすごく大事なことをガリラボのゼミ生には体の芯で理解していってほしい。
成長したい人は。
そして成長の機会(運)を捕まえようと思っている人は。


本日のお菓子。2つとも福岡土産です。一つは日曜日に出かけた4年(13)多賀
からです。
もう一つは昨日(月曜)出かけた4年(13)塚田からです。
みんなで美味しくいただきました。^^