2016年5月1日日曜日

不屈の人々を記録する~「どりぃむ」から「ほーぷ」への新たなプロジェクトについて

4月14日と16日を境に、それまでと大きく変わってしまいました。
これから4月の両日ともに熊本にとって忘れがたい日となるでしょう。
時間にしてはそれぞれ一瞬でした。
だけど、そのわずかな時間が、熊本の姿を劇的に変えてしまいました。
「夢」であってほしいと思っているのは私だけではないでしょう。
 
現実に生じていることですが、今もどこか夢を見ているように感じているのも
私だけではないはずです。
そう感じるのは、強烈な事象に対し、無我夢中で関わり、そのせいで鮮明な記憶が
欠落してしまっているからかもしれません。
人は、全力疾走しているとき、出来事を整理していく力はありません。
そうしたせいで記憶も非常に曖昧になり、リアル感が欠落してしまったのかもしれません。
それとも、しばしほとんど寝ていなかったので、その影響もあるのでしょうか・・・。
 
さて、今回の悪夢とは異なり、前向きな夢として、ガリラボの13ゼミ生は「どりぃむ」を
2月末に完成させました。
その振り返りを13ゼミ幹部の4人(塚田、松崎、時松、飯沼)が行い、文章にまとめて
くれ、先日、私に送ってくれました。
A4用紙で8ページほどの振り返りです。冒頭部分は次のようになっています。



この総括は、ゼミ生であれば自由に閲覧できます。是非、読んでみてください。
どりぃむ~それぞれのカタチ~」へと結晶した13ゼミ生12名が総力を挙げて取り
組んだ「しょせきかプロジェクト」はすべて終わりました。
 
塚田から送られてきた総括の文章を読み終えた時、この時期でもあったので、「夢」に
つられたからか、熊本地震という「悪夢」のことが頭に浮かびました。
それからさらに色々なことへと思いを巡らせていましたら「希望」という2文字が
浮かび始めたのです。

東日本大震災の時、当時のソニー会長であったハワード・ストリンガーさんが、日本人には
不屈の精神がある」とウォールストリートジャーナルに寄稿されたのでした。
だから、311という未曽有の危機も日本人は絶対に克服し、立ち上がっていくであろうと
予言されていました。
実際にその通りでした。
東日本大震災の2ヶ月後のガリラボ通信2011/5/9では津波で甚大な被害を受けた釜石で
復興に向けて立ち上がろうとしている「不屈の人々」について紹介し、復興に向けて
必要な知性とはどういったものかについて書きました。
 
震度7という阪神淡路大震災級の揺れが2度も襲ったこの熊本の地は、甚大な被害が
受けました。
それからまだ2週間ですので、未だ大混乱の中にあるわけですが、今後は復興に向けて
力強く舵が切られていくでしょう。
熊本の人々も不屈の精神を当然ながら持っていますので。
ただし、復興に向かうには、そのための源泉として、何らかの希望が必要ではないかと思うのです。

以上、何も整理しないまま、感覚だけで、書いています。
そうしたことを思いながら、このことを14ゼミ生の活動のテーマとしてどうかと
「どりぃむ」を前にして思っています。
14ゼミ生には、「希望」についてプロジェクトを立ち上げてはどうか、と。
東大の希望学プロジェクトでやってこられたことを道しるべ(参考)にして、熊本地震からの
復興をそれぞれの立場で関わっていく人たちへのインタビューを通して、オーラル・ヒストリー
としてカタチにしていくようなことをやってはどうか、と。
具体的な活動はもちろんのことですが、こうしたことも、大学が、大学生が地域に
貢献していくひとつの方法ではないかと思うのです。

オーラル・ヒストリーを紡いでいくために、私たちの立ち位置をどうしていくかも課題になるでしょう。
熊本の地の不屈の人々と希望とを、例えば14ゼミの1年間のゼミ活動のテーマにして
みてはどうでしょう。
14ゼミ生が賛同してくれれば、の話ですが。
このアイデアへの強い賛同と、そしてこの問題についての深く理解していこうとすると
不退転の覚悟なしには、やる意味がありませんので。
だいたい、なぜそれをやっているかを自分たちで深く理解しないままにやることは、
不屈の人々に対して極めて失礼でしょうから。

以上、全くまとまらないまま、忘れないうちにと思って、推敲もなしに(いつものこと
ですが)、急ぎ、私自身のメモとして書き留めておきました。
今後、もう少し整理し、改めて提案していきたいと思います。
   


  

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