2023年3月31日金曜日

OG(03)北井の来室

03ゼミ生の北井(田中)が、帰省してきたということで、子どもたちを連れて研究室に顔を出しました。
卒業してもう16年ほど経ちます。
2時間近く、関東圏での仕事や暮らしについて色々と面白い話を聞かせてもらいました。
長かったせいで、赤ちゃんは途中寝てしまい、帰るころに目覚めました。^^;

千葉からのお土産。これをみて気づきました。千葉は落花生の一大産地でした。
JALの飴は、北井の勤務先(現在、育休中)の関係です。



2023年3月30日木曜日

紫苑会による卒業記念アルバム

大学同窓会「紫苑会」から卒業記念となる冊子(アルバム)が届きました。


昨年の18ゼミ生は、写真を撮っていたもののトラブルで紫苑会に届けることができませんでしたが、今年の19ゼミ生の写真は無事に届いたようです。

上の写真は昨年11月18日に撮影したもの(ガリラボ通信2022/11/18)。
もうすでに懐かしさを感じます。
もうすでに会社での勤務が始まっているゼミ生もいます。今日、顔を出した(19)中西は4月1日からだそうです。ただ、大半は4月3日から新しいスタートを切ることになるでしょう。
未来しかない19ゼミ生たち。
みんなが、実りある社会人生活を送っていくことをここガリラボから祈りたいと思います。



 

2023年3月29日水曜日

スピードで見える景色は変わるはず

今日は朝から20ゼミ生の4人 松岡、藤田、濱崎、徳田がやってきて3時ぐらいまで、書籍づくりをワイワイとやっておりました。19ゼミ生が卒業した後、久々に賑やかなガリラボでした。

さて、次のニュースを見つけました。
玉名観光協会が新年度から電動自転車をツーリズムのツールとして導入されるようです。

初めて知ったような書き方をしましたが、もちろん前から聞いており、これをテーマに新年度から20ゼミ生には取り組んでもらうつもりでいます。

スピードが変わると見える景色がずいぶんと変わります。
見る倍率が変化する感じです。
次は、先日、熊本城を歩きながら見えた景色を撮ったものです。

一面に敷き詰められた緑が気になり、歩くのをやめて立ち止まり、腰を下ろしてみてました。そこには随分と異なる景色が広がっており驚きました。

車で移動するのでなくて、歩いてでの移動でもない、自転車と言う中間的なスピードを持つツールではそれ固有の景色が広がるはずです。
それまで地域資源でなかったものが地域資源になる可能性を持っているはずなので、そのあたりを20ゼミ生には検討していってほしいと考えています。

ゆっくりと進むときに思い出すのが山田洋二監督の映画「学校Ⅳ」で登場する自閉症の青年の詩です。ガリラボ通信では何度か引用しました(ガリラボ通信2015/8/31)。

浪人の詩
草原のど真ん中の一本道を
あてもなく浪人が歩いている
ほとんどの奴が馬に乗っても
浪人は歩いて草原を突っ切る
早く着くことなんか目的じゃないんだ
雲より遅くてじゅうぶんさ
この星が浪人にくれるものを見落としたくないんだ
葉っぱに残る朝露
流れる雲
小鳥の小さなつぶやきを聞きのがしたくない
だから浪人は立ち止まる
そしてまた歩きはじめる


来年度で玉名市との連携も終わりになります。最後の年、1年間をゆっくりと進み、これまで見えていなかったものが見えるといいなと思っています。

 

2023年3月28日火曜日

満開の桜

県大も桜がほぼ満開になっています。今日は特に穏やかな日和になっており、研究室から下を眺めしばし花見をしておりました。

昨日、街中で会議があり、少し足を延ばし熊本城の桜もみてきました。
こちらも満開。

県美の横の桜です。県美にはジブリ展に来ている人を多くみかけました。

昨日の会議は、鶴屋の福岡社長もご一緒でした。
昨年末、OB(10)入江から仕事のことを聞いていたので、社長さんに入江のことよろしくお願いしますと話しておきました。
ガリラボの卒業生もあちこちで活躍しています。

 

2023年3月21日火曜日

19ゼミ生卒業式

19ゼミ生との別れを惜しんでいるかのように熊本地方は朝から強い雨でした。
卒業式が挙行された県立劇場もご覧の通り、ひどい雨でした。

終了後、ガリラボの約束の地である掲示板前に卒業生が集まってきました。

卒業生から私にと、花束と焼酎(一升瓶)をプレゼントしてくれました。この雨の中、大きな花束、そして重い焼酎をもってきてくれたわけで、ほんと有難い限りです。

卒業する19ゼミ生。

19ゼミ生+出来損ないの愛(?)弟子(18)山本。

そして、19ゼミ生+(18)山本+津曲。

コロナで十分な活動はできませんでしたが、終わってみれば、なかなか楽しい時間を過ごさせてもらったように思います。
4月からは、まだ勤務地未定者もいますが、熊本、静岡、愛媛、鹿児島、宮崎、台湾といった様々な地域でそれぞれが働き始めます。みんな、ほんと頑張ってほしい。
この場でもみんなには伝えましたが、あと1年は愚痴を言う場所があるので、いつでも戻ってきてほしいと思います。
幸多き人生となることを祈ってる。



卒業生からもらった花束と焼酎。どちらも立派で、大変感謝しています。

花は枯れないうちにと写真にいくつか撮っておきました。

しばしわが家が19ゼミ生のパワーで華やかになりそうです。

 

2023年3月20日月曜日

卒業生たちの密会/4年(18)山本からのお土産

先週金曜日の夜、密会が行われたようです。
場所は、新市街にある鳥亭。
集まったのは次の集団。03,08,09,10(2名),12,13,14のOB/OGたちです。
そして、オンラインで1名OG(09)市川が埼玉から参加していたそうです。
これはどういったメンバーなのでしょう。

密会(?)には私にも参加要請が来ておりましたが、その日は病院にいったため(感染源はわかっていたので普通の風邪だったのですが、病院では「風邪」と言った瞬間に別室に隔離されました)残念ながら欠席。
写真はOG(09)谷から送られたきたものです。
さらに、OG(10)吉村が作成したらしい議事録も一緒に送られてきました。

まるで異なる年代の卒業生が集まっての(学生時代にはまったく重なっていなかった年代がこうして集まれるというのがガリラボの凄さだと思いました)密会となると、なんとなく想像はつくかと思います。
計画が少し固まってきたら改めて紹介したいと思います。

密会に参加したメンバーの9名。怪しい連中ですね。笑



午後、4年(19)山本がやってきました。
タイとディズニーランドに行ってきたお土産だそうです。
「遊び歩いて・・」といつもの如く叱ったのですが、タイでほぼ無計画での一人旅だったらしく、計画してないものだから毎日20km以上歩いていたと聞き、誉めておきました。
ガリラボの卒業式を2月20日に終えた後、4年生には最後に「学生らしいことをしておくように」と伝えていました。
私に怒られてばかりだった出来損ないの山本は、そこのところはきちんと言うことをきいてくれたようです。笑
タイでの苦行で、社会人に向けて学生に区切りをつけてこれたかもしれません。

「これは先生に」とのこと。遠くからみたとき、漬物かと思いました。笑
マンゴーのようです。
何故、マンゴーなのか。
薄くて、軽くて、そして安かったからに違いありません。orz



2023年3月17日金曜日

おもしろきことなき世(が)おもしろく(なる?)

昨日、たまたま見たGPT-4についてのツイート。
画像に対応できるということでしたが、例えば、図を含む問題がある場合も、GPT-4であれば対応できるようです(真偽は不明ですが)。
もしこれが可能であれば、チャットでは不可能だった、数学の幾何学の問題とかも写真に撮れば答えを教えてくれそうです。
古文書なんかがでてきても、写真にとれば、現代文に変換して教えてくれそうです(もっとも文字だけのサービスであればそれは少し前からありました。別言語で書かれたレストランのメニューを写真にとれば日本語に変換してくれるサービスがLINEにあります)。

上のツイートを次のように引用リツイートしている方がいました。
なるほど、AIが非言語領域を言語化できるようにあれば、現在だと物体認識レベルのAIがさらに発展していきそうです。
このNishidaさんのツイートをみて、私もいくつかアイデアが浮かびましたが、まだ言語化できないので、これから色々と考えてみたいと思います。

こうしたツールを誰もが使えるわけで、世の中、非常に面白くなっていきそうです。
色々な壁を壊していけそうです。
自動車は、足の不自由な方の移動を普通の人とほぼ同じ状況にしました。
電子メールが登場した時、耳が聞こえなくても自在にコミュニケーションできるようになりり、聴力の違いの壁を乗り越えていきました。
テクノロジーとは、基本的に色々な壁を壊してくれるものです。

東大のある先生が学生に、
ChatGPTとDeepLとグラマリーといった”三種の神器”を必ず使うように。
と伝えたそうです。そして、
人間の生の脳で書いた文章なんて、へたくそですから。
とのこと。
考えなくなるのじゃないかと言われそうですが、それは昔からあった議論です。
電卓が出た頃、私も1975年に初めて使いましたが、当時、暗算力が落ちて、数学とかできなくなるのでは?と言われましたが、今時そんなことを考える人はいません。計算は電卓にさせ、人は別のことをやっています。たぶん今のAIも当時の電卓のようなツールと考えてよいでしょう。

「おもしろきことなき世をおもしろく」は高杉晋作の辞世の句です。
高杉晋作がAIをみたら、飛びついたかもしれません。
現在の新しい電卓で、これから色々なことが起きていくでしょう。近未来は楽しそうです。

そのためには、この現代の電卓の使い方をまず学ぶ必要があります。
日常的に三種の神器を利用していきましょう。


追記:
今夜は街中で卒業生との飲み会。



2023年3月16日木曜日

桜咲く/時代変化が加速?

今朝、健軍川沿いでの通勤途中、桜が咲いているの気づきました。
数輪だったので開花宣言はまだ出てないかもしれませんが、熊本もそろそろ桜の季節になりそうです。
来週の卒業式の頃には少しだけ桜を見ることができるかもしれません。

桜はまだですが、今は桜の後ろにみえている菜の花が大変きれいです。

のどかな描写とはまるで異なりますが、昨日、日経ビジネスの記事は驚きました。

ChatGPTで利用されている言語モデルの最新版が登場し、それを利用したアプリが色々とでてきたようで、上記の記事は外国語学習が劇的に変化することを示唆するものでした。
自動翻訳が登場したとき、外国語学習は大きく変化することを数年前にガリラボ通信で色々と書きました(ガリラボ通信2018/6/32020/3/4)。この時点では読み書きの段階でしたが、それから数年が経ち、聞く・話すまで発展したわけで、驚異的なスピードですね。
せっかく出てきた優れたツールなので、これらを使いこなして、今までできなかった高いレベルにいければと思います(ガリラボ通信2018/11/6)。
外国学習は、単純に読む・書く・聞く・話すというのであれば、ひょっとすると学校教育はあまり必要としなくなるのかもしれません。
グローバルな活躍するには、言葉の壁はAIによってかなり小さくなりそうです。そのため、何を食べても生きていけるとか、勇気とか、気力とか、そういったものが極めて大事になっていくかもしれません。
言葉の壁が低くなった時に大事になるのは、間違いなく「語る内容」でしょう。
近年のAIの発達は、私たちに高いレベルの教養の大切を突き付けていくようになりそうです。
あなたは何が語れるか。それが問われていきそうです。


また、驚いたのが、今日配信された次のニュースです。
https://japan.cnet.com/article/35201354/

上のCNETのニュースは、Bing AIはGPT-4を使っているんだという記事です。実は私などはもうGPT-4を使って仕事(研究活動)をしていたようです。びっくりでした。
Bing AIは私も最近よく利用しています。
ここ最近は、ある論文を書いているのですが、その中で分析結果の解釈について悩み、Bing AIに助けを求めました。その結果、こういう視点もあり得ると、たくさんの提案をしてくれ、非常に助かりました。もちろん最終的に決めるのは私なのですが、思考の強力な支援をしてくれるので極めて優秀な助手を雇った気分です。

Bing AIに頼むと、文章も読みやすいものを書いてくれます。
誰もがこうしたツールを使うと読みやすい文章を作れることになるので、そうなると、アイデアの質であったり、またあなたは何が語れるのか等が問われていくことになりそうです。
時代の変化のスピードがまた加速していきそうです。

2023年3月15日水曜日

タイムカプセルの場所移動

月曜、火曜とガリラボ通信を発行していなかったようです。プライベートでドタバタしていたせいです。
ただ、ガリラボ自体が非常に静かで、何も起きていないせいでもあります。
特に19ゼミ生の活動が終わってからそうなりました。

19ゼミ生がガリラボを後にしてから急速に片づけを進めた研究室。
今日時点でご覧の通り。すっきりです。

キャビネットも空いたので、道場においてあった08~14ゼミ生のタイムカプセルを移動してきました。
R5年度でガリラボという物理空間は消滅しますので、それまでにはこれらもどうにかしないといけません。08~14のみなさん、何か考えておいて。笑

静かなガリラボでしたが、今日は男子学生3年(20)上村、稲田が春休みの課題として進めている書籍づくりに一環で私の取材に来ました。
09ゼミ生から始めたガリラボ恒例の15秒CMについてどういういきさつで始まったのかと聞かれました。
残念ながら、何も記憶がなく・・・。
なので、それ以外のことを色々と話しておきました。^^;


 

2023年3月10日金曜日

公開審査会の紹介

大学ホームページに公開審査会の様子が掲載されているのに気づきました。
たまrismの優秀賞受賞が紹介されています。

 


2023年3月9日木曜日

OG(M20)アクストの最初の一歩の成果

昨晩のこと。OG(M20)アクストがやってきました。
随分と苦労して、ななかまどのメンバーと共に完成させた書籍の受け取りのためです。

書籍を作ろうというアクストの最初の1歩がなければ、この書籍が完成することは無く、その結果、ななかまどのメンバーが国外での経験を通して得た貴重な知見も、誰に共有されることもなく消えていったはずです。

この意味で最初の1歩というのはとてつもなく大きな意味を持つことが多いものです。
今はメジャーリーグに多くの選手が挑戦しています。大谷選手とか、ものすごい活躍をしているわけですが、誰が何と言おうが、メジャーリーガーとして一番すごいのは野茂選手。野茂選手がいなければ今の日本人選手の活躍はありえない。それまで常識では誰も考えなかったメジャーリーグというものが、実は日本選手でも行けるのだということを示した野茂選手の行動は日本球界の歴史に残る行動ではないかと思います。

「ゴールに辿り着くのは一歩を踏み出した人だけ」という通信を随分前に書きました(ガリラボ通信2012/9/1)。
周囲の環境を完全に把握できる人など誰もいません。周囲の認識には、まずやって(行動して)みて、環境が自分にどう反応してくるのかをテスト(試験)する以外にないのです。
組織認識論という分野での知見のひとつです(参考:濟々黌高校の組織認識論的解釈)。

アクストがともかく一歩踏み出したことで、その行動は、仕事外の時間での作業となるにもかかわらず「ななかまど」の皆さんに好意的に受け取ってもらえることがわかり、プロジェクトのスタートできることがわかった(認識できた)わけです。
そして、最終的に、メンバーの貴重な経験を形にした書籍というゴールに辿り着けました。

素晴らしいですね。

もちろん、ゴールに至る過程は未知の世界なのでかなりの苦労が伴いますが(野茂選手もかなりの苦労していました)、見たことがない景色を見るためには最初の一歩が大変大事です。
書籍「過去と今と未来をつなぐ虹の架け橋」はそのことも教えてくれているように思います。



2023年3月8日水曜日

OG(10)田中・五島の来室

OG(10)田中と五島が顔を出しました。
前回(ガリラボ通信2022/12/13)のリベンジとのことでした。笑
前回同様、田中は2人のジュニアを連れての来室でした。
1時間ほど色々と話をしていったのですが、驚いたのは、田中(小澤)ジュニアの賢さ。
すべての国の国旗と国名を記憶しているようでした。
そんな国があるのかと思うような国の名前まで知っていて、びっくりでした。
これでまだ3歳になっていないのかと思うと、末恐ろしい感じがしました。笑

ところで、2人とも熊本市内に住んでいるようで、特に田中は大学に比較的近い所に住んでいて、そのことにも少々驚きました。

田中と五島からのお土産です。

コロナが落ち着いたからでしょうか、最近、よく卒業生に会う機会が増えました。
 

 

2023年3月7日火曜日

OB(M19)福嶋の論文がジャーナルに掲載されました

OB(M19)福嶋が、雑誌を携えてやってきました。
大学院修了後、自分の研究をジャーナル論文としてのまとめ作業を開始し、投稿してはリジェクト、査読でのリジェクト理由を踏まえ書き直し、再度投稿してもリジェクト。
「心折れました」と話してましたが、それでももう一度挑戦し、次のジャーナルの査読をパスし、今月1日に論文として掲載されました。
3度目の正直でした。
2年間かけての挑戦で、ようやく掲載されたわけで、感慨深いものあるはずです。
病院での通常の仕事をやりながらプライベートな時間を使って論文を書いていったわけで、その苦労がこれで少しは報われたことでしょう。
めでたい日となりました。

次のチョコはOB(04)樋口からの差入れです。ひとりで全部食べないようにと樋口からきつく言われたので、来た人が食べるようにと、テーブルの上においておきました。^^;


今日は3年(20)坂本、江﨑もやってきました。
春休みの宿題である書籍づくりの作業をやっているようでした。



ところで、ガリラボとは全く関係ない話ですが、福嶋がやってくる直前、私は注視していたのが次のLIVE映像。
H3の打ち上げ。リフトオフは完璧でした。問題だった補助エンジンもきちんと動作し、その後の推移をドキドキながらもみていると、第2段エンジン点火というアナウンスが流れず、画面上でH3の速度がどんどん低下していくのがわかります。最終的に予定していたミッション達成が不可能と判断され、破壊信号を送ったとのアナウンスがあり、そこでLIVE視聴を終えました。
私が関係しているわけではありませんが、しばし放心状態。
JAXAは厳しい状況におかれることになるでしょう。
が、今回初めての実機でのデータを取れたはずなので、次に向けて頑張ってほしい。
極限的な技術への挑戦を諦めることはやめてほしい。


 

たまrismが考えたコミュニケーションの種子

昨日のこと、玉名観光協会からたまrismのメンバー宛にハガキが届きました。
リーダー4年(19)村上が、1年間のお礼を兼ねてパンフレットと送付したことへの返信のようでした。
デジタル、オンラインで便利になりましたが、そういう状況だからこそ、こうしたアナログコミュニケーションには特別感があります。
考えてみれば、たまrismの1年間の研究は、この「特別感」をどう表現していくかでした。
辿り着いた答えが、アナログコミュニケーション。
そうしたコミュニケーションが生まれる種子(ガリラボ通信2014/4/16)をパンフレットに埋め込み、たまrismのメンバーが現地にてその種子を発芽させるという方法を採用したのでした。
最後もアナログコミュニケーションで締めたわけです。立派でした。

さて、昨日午後は水俣高校の先生方への研修講師と出かけてみました。
多分そうなるなと思いつつ、見事に時間超過(ほぼ確信犯^^)。
かなり詳しく書いたパワポ資料をお渡してしてきたので、お話しした理論をどなたかはご自分の実践の中で活用していただけるのではないかと(勝手に)期待しつつ、帰路につきました。
少し早めに着いたので、水俣の漁港を眺めてきました。

水俣高校では、(プライベートなことですが)驚きの再会があって、心底驚きました。
世間は、やはりスモールワールドだと思った瞬間でした。


 

2023年3月3日金曜日

OB(11)藤本の来室

午前中、4年(19)川口が顔を出しました。明日、熊本を離れます。
その挨拶を兼ねての来室でした。
最後というのは辛いものです。そのせいか、写真を撮り忘れました。

午後、OB(11)藤本がやってきました。
結婚することになったそうです。その報告でした。
1時間以上、色々と話をしておりました。
そんなにいたのに関わらず、またまた写真を撮り忘れました。
嬉しかったせいでしょうか。。。
ただ、2回も忘れるとなると、気持ちの問題ではないでしょう。
年老いた影響しか考えられません。ショックです。笑
 
OB(11)藤本からの差入れです。

 

2023年3月2日木曜日

DXはどういったところに影響するか

昨日に比べると気温が下がり寒かったですが、雨上がりの澄んだ快晴の空は大変気持ちのよいものでした。

そんな中、ひとり黙々と研究室で作業しておりました。随分と捗りました。
DXなるものが進行し、作業の多くを机の上でぱっぱっと済ませることができるようになったおかげなのかもしれません。

今日やっていた作業を昭和の時代にタイムスリップさせると、紙の上に手書きで清書し、それを封筒に入れて、糊を使って封をし、そしてその封筒は郵便ポストまで走って持っていくということをやっていたはずですが、そうした作業が一切なくなりました。

封筒を使う機会が激減。糊と鋏を使うことも激減しました。郵便ポストに走る機会も激減。

ついでながら・・・
今日は会議はありませんでしたが、今では自分の机の上で会議に参加出来ることも増えたので、別の建物まで散歩(移動)することも激減しました。意識しないと歩くことが減ってしまっています。
そのため私は、万歩計をチェックしつつ、一定程度の歩数を維持するよう、通勤はわざわざ遠回りして歩くとか、なんとも無駄なことをやっております。
ちなみに、2017年8月から計測を開始して5年半ほどとなりますが、日本の海岸線1万9千kmの半分を踏破しました。(もし生きていれば)後5年ほどで日本の海岸線を一回りする予定です。


話を戻します。

コンピュータ化の名で、検索が机の上でできるようになった結果、図書館にいくことがほぼなくなりました。昔だと、欲しい文献は、文献のタイトルが掲載されている紙媒体の冊子をじっくり眺め、必要なものがあれば図書館に複写依頼をするという流れでした。それらのほぼすべての工程で図書館での作業が不可欠でした。今はもうその工程がほぼ全てなくなりました。ネット検索とpdfのダウンロードがそれらを代替してくれており、ネット検索で出てこないものはもうこの世に存在しないのと同じような状況になっています。

ここ最近だと、世間を大いに賑わせいるChatGPTのようなAIを比較的容易に利用できるようになったので、これまで何度も検索していた作業が非常に楽になりました。検索そのものをAIに肩代わりさせることができるようになりましたので。

一昔前、レコードが登場したとき(明治期?)、学校の先生は不要になるのではないかという議論がありました(寺田寅彦がそんなことを書いていました)。またCDが登場した時、動画をコンピュータで視聴できるようになった時も似たような議論が起きました。

しかし、幸か不幸か、学校の先生という職業がなくなることはありませんでした。将来もそうかどうかは自信ありませんが、恐らく先生という職業がなくなることはなく、なくなる(変化する)のは、その職業を進めるのに必要であった事務処理といった「業務」です。

昔懐かしい、コピー取りという業務も消滅しました。特定の業務はコンピュータ化(DX)でなくなっていくでしょう。
DXというデジタル技術による変革は、日々の仕事の中の細かい部分(会議のため移動していたコストとか、はさみで切って糊付けしていた作業等々)を消滅させていくようです。

※ところで、ChatGPTなどの台頭で、(ガリラボ通信のような)ブログを直接閲覧する人たちは激減していくのかもしれません。直接的には多分そうなるでしょう。ただ、ブログはAIの学習リソースにはなるでしょうから、その意味では次の世代のため間接的には役立つことになるはずです(と思いたい)。今後、個人で情報発信している人たちへの影響は大きそうです。


DXは質的に新しい動きというよりも、昔からのコンピュータ化の延長線上にある動きと考えてよいだろうと思います。こうした過程で、仕事に関わる業務がどんどんと効率化されていきました。こうして、私たちの仕事の質はさらに強く問われていく時代になっていくことになるでしょう。
創造力の勝負になっていく可能性もあり、創造力は今まで以上に問われていくのではないかと思います。デジタル人材とは、実は、こうした人材なのかもしれません。


(検索をしたところ)4年ほど前にも、こうした変化について考えていたようです。
パソコン視点での昭和と令和の大学生比較とかガリラボ通信2019/6/22


DXやAIといった現在の流行(熱狂)からは一定程度距離を置いてその意味を考えることも必要でしょう。単純な熱狂は思考を停止させてしまう危険性がありますから。
熱狂しつつも、冷静にガリラボ通信2015/3/22


熱狂から距離を置いたいてやるべきひとつの方法は、歴史を学ぶことかもしれません。今、流行していることが、今後どういった影響を生み出すのか具体的なことはわからないまでも、歴史を学ぶことで、おおまなか方向性ぐらいは理解できるのではないかと思います。

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
ガリラボ通信2015/6/11


2023年3月1日水曜日

2月のアクセス統計

年度末になりました。

2月のアクセス状況は以下の通りです。下旬にピークがありますが、これはガリラボの卒業式のエントリーがあったからです。それ以外の日はだいたい100~200PVの間で推移していました。

今月の総ページビューは
 3,459 (PV/月) ( 123.5 PV/日 )
と1月より少し増えました。ただし、移動平均(次グラフの青い点線)をみると、単調に減少していく傾向に変化はなく、だいたい10年ほど前のレベルになりました。
ガリラボの活動も残り1年。何年前のレベルにまで戻るの気になります。


2月に閲覧上位のエントリーです。トップはガリラボの卒業式。気になるエントリーはやはりPVもかなり多くなります。
2月になるとゼミもなく、旧学生GPの公開審査会ぐらいが唯一のゼミでの活動でした。そのため、2月のエントリーの特徴は、ゼミの話題ではなく、世の中の動きに触れたコラム風のエントリーが多いことでしょうか。