2021年2月26日金曜日

それまでとの訣別

5年ほど前に購入したMacbook(12インチ)は軽量で、スピードも早く、大変重宝していました。
プレゼンソフトのmmhmmβ版はMacでしか動作しなかったため、5年ほど酷使したこのMacbookで今年のオンライン用の授業動画はすべて作成しました。
受講した学生たちからの評判は上々で、オンラインで授業を受けている感じがあまりしなかったとの感想をたくさんもらいました。
が、酷使していたからでしょうか、それか他に早いPCがあるせいか、また夏に初めて手にしたスマホ(iPhone XR)が軽快だからか、ポンコツさが目立つようになりました。

新しくMacを購入することにしてAppleのサイトをみるともう12インチというのは販売してないんですね。すべて13インチ以上。なので、どれも重くなっている。orz
今は軽さを重視するユーザーがそれほどいないということなのでしょうか。
出張が激減しているので重くても良いかと自分を納得させて(認知的不協和?))、一番軽い13インチを購入しました。

Apple M1チップを搭載し、OSはBig Sur。2000年に家族でPCH1号線をドライブしたところでもあるので、懐かしい限りです(あの頃の苦労と大変さが良き思い出となっています)。

購入したMac。ほんと速い。軽快です。持ち運ぶ際にこれまでのものよりも重いことを除けば、非常に優れています。

ただ、困ったことがParallels desktopというMac上でWindowsを切り替えるソフトを使っていたのが動作しないことです。Mac上のファイルをWindowsで操作できるので他のPCのやりとりのときに非常に便利ですし、Windowsでしか動作しないものもありますし、Windowsでの操作に慣れたものがあるときは、切り替えて使っていました、

どうも、これまでのバージョンがM1チップに対応していないのだとか。現在、M1チップ対応版を開発中のようです。M1チップはこれまでとの互換性を随分と削っているのでしょうか。新しいステージに飛び出すために、それまでと決別し、互換性を一定程度捨ててきた事例がありました。 


ちなみに、ガリラボも、03ゼミ生の時を境にそれまでとの互換性を完全に捨てました。それ以前だと、1990年代には、ニューラルネットを使った機械学習などのプログラミングなど卒論で4年生がやっていたのです(今で言うAI。昔その方面にも興味を持っていました)。プログラミングを主体にしているゼミでしたが、2000年代になって、それまでと決別し、今では当たり前になっていますが、当時はほんと新しい試みだった「(文系の)大学生がフィールドに出る」という決断をしました。手探りで進めてきたフィールドワークでしたが、あの時の決断の結果が今に至っています。

ただ、このコロナ禍で別の決断も要求されるようになっているかもしれませんが、もう私にはそうした新たな訣別のチャンスはなく、タイムオーバーとなりそうです。残念。


2021年2月25日木曜日

院卒業生からの報告

大学院に情報を扱う領域が誕生したのが2006年。
この年から大学院生を受け入れ始め、現在、20名以上が津曲研究室から巣立っています。
当時、情報領域を担当していたのは私一人でした。
研究室の大学院1期生として、当時2人の社会人が私の研究室に入ってきました。
そのうちの一人は、現在、熊本県内公立高校の校長先生をしており、もうひとりは役場職員です。
そのOBが先日久しぶりに顔を見せました。
いつもの如く大量のお菓子を手土産に。

雑談をしていましたが、訪問してきた本題は最後に聞かされました。

新しいことに挑戦をするのだそうです。その方向で考えてはいるのだろうとは思っていたので驚きは少なかったものの、やはり驚きました。 

非常に大きなキャリアチェンジであり、本人にとって、これまでの人生における大きな決断であったことでしょう。

院の卒業生としてはOB(M08)佐藤がそうでしたが、キャリアとは単線的ではないのだということをこの2人が教えてくれます。

恐らく最後の大きな挑戦だと思います。新領域でこれまでの経験をフルに生かして活躍してほしいと思います。


2021年2月24日水曜日

Artractのリーフレットと18ゼミ生の書籍が完成

Artractが製作していたリーフレットが本日納品されました。
随分とダメ出しをして時間がかかったので、ほんと「ようやく」という感じです。
出来上がってよかった。
なお、表紙の「ここけむしゃ」は切り抜く必要があるので、それが終わってようやく完成・・・と言いたいところですが、まだ先があります。
掲載されているQRコードで表示されるはずのコンテンツ(動画)がまだなのにです。
来週にはデモ版の撮影にいくはずでそれで形はできますが、正式な動画は4月以降にArtractの新チームが担当する予定で、それが終わってようやく完成となります。


もうひとつ。
18ゼミ生が製作してきた書籍「禍~私たちは何を考え、どう向き合ったか~」も届きました。熊本県立大学生12名への取材を踏まえて仕上げた230頁ほどの書籍です。
なかなか立派です。
ただし、すでに2か所ほど軽微なミスが見つかっており、配布する際は、その修正を行った後に行う予定です。

 

2021年2月22日月曜日

学生GPチームの引継ぎ式

偶然ですが、学生GPとして活動した2チームの引継ぎが本日、同じ日に行われました。
ほぼ定着した感のあるオンライン(ZOOM)での引継ぎでした。
13時からはArtract。
次は岩奥のパワポですが、コロナ禍での変化がよく表現されていてわかりやすいパワポでした。さすがです。
参加したArtract新旧メンバー
17ゼミ生:橘(リーダー)、岩奥、川上、三角、西、河野
19ゼミ生:大森、川口、中西、岩生、元山
新メンバーは新3年生となる女子学生5名で活動していく予定です。


15時からは玉名チーム。
たま応援隊のメンバーが新チームに今年度の成果や活動の注意点を伝えていました。
参加した玉名チーム新旧メンバー
17ゼミ生:園田(リーダー)、宮嶋、稲富、松原
18ゼミ生:中山(リーダー)、村田、河合、岡本、中村、高田
新メンバーは新4年生となる女子学生6名で活動していきます。

来年度の学生GPとして活動する学生は、基本的に希望を取って決めたもので、その結果、来年度メンバーは全員が女子学生ということなりました。

 

2021年2月19日金曜日

ようやく届いた文部科学大臣賞の賞状

2019年12月7日に17ゼミ生のNコンチームが、第36回全国大学放送コンテストで映像CM部門1位、そして7部門全体で総合1位として文部科学大臣賞を受賞しました。
実はその時、文部科学大臣賞の賞状に大臣印がなかったため、「後日送付します」ということだったのですが、Nコンチームの感覚としてはすぐに思っていたのでしょうが、その時の「後日」とは「1年3ヶ月後」という意味だったようです。^^;
直後にコロナ騒動が始まったので、その影響もあったとは思いますが、私たちの時間の感覚を超越していて驚きでした。

1年以上が経過し、一昨日無事に届き(ガリラボ通信2021/2/17)、それを入れる額縁も今日入手できたので、本日居合わせたリーダーの4年(17)橘、4年(17)三角とで記念撮影をしました。
メンバー全員が揃うときに改めて記念撮影をしておきたいと思います。



賞状・・・背景にうっすらと「文部科学賞」とのすかし?が見えます。

 

2021年2月18日木曜日

今日は雪でした

今日は朝から雪の舞う寒い1日でした。
予報ではお昼ぐらいには止むということでしたが、夕方になっても降り続いてます。
阿蘇方面は何も見えないので、明日はかなりの積雪になっているのではないでしょうか。

夕方、空中庭園で撮影した動画です。雪もですが、卒業生にとっては、空中庭園の様子がかなり変わったことに驚くのではないでしょうか。


寒い日でしたが、今日はArtractの4年生(17)三角、岩奥、川上が午前中からずっとWebサイト作りを頑張っていました。
ただ、途中でさぼって、トランプ(UNO?)をやってるところを見つけてしまいしたけれど。笑
 

2021年2月17日水曜日

待ち望んでいたものがゆうパックで届きました

今日、ゆうパックで平たく大きなサイズの何かが届きました。薄くて軽いものです。

京都からで、受取人は「津曲研究室 岩奥」となっています。

慎重にガムテープを剥がし、中のものを取り出すと・・・

大きなクリアファイルに賞状が1枚だけ入っていました。

分かる人にはすぐわかるはずです(笑)。
分かる人たちが研究室に来たら、ぼかしを入れることなく、クリアな記念写真を撮りたいと思います。

卒業するまでに間に合ってよかった。
色々とぶちぶちと言ってたわけですが(笑)、コロナ禍の大混乱の中で、京都の方々(?)も忘れずにいてくれて感謝ですね。

 

2021年2月16日火曜日

ゼミ長の引継ぎ(岩奥→川口)

午前中、4年(17)岩奥ゼミ長が、新ゼミ長2年(19)川口に、ゼミ長の仕事関係の引継ぎを行っていました。
ゼミを自律的に運営していくためのポイントなどを伝えてくれたのではないかと思います。
内容は聞いていませんでしたが、引継ぎを2時間ほどみっちりとやっていました。

引継ぎが終わり、川口が私の方に来て、お菓子をおいていってくれました。
鹿児島のお土産かと一瞬思いましたが、違いました。^^;


今日はArtractのメンバー(4年(17)橘と川上)が長く作業しておりました。
紙媒体のリーフレット作成は終わりましたが、Webに特化したリーフレット作成も目指しており、その作業を行っているようでした。
熊本の緊急事態宣言も2月18日には解除されるようですので、リーフレットに使う360度写真や動画の撮影にも出かけないといけません。
 
・・・・
 
作業している4年生を見て、ふと思いました。
他の4年生は何をしているのだろうか、と。
例年だと、この時期はもう卒業旅行のラッシュでした。
学生生活の最後の時間を使って4年生は国内外の旅行三昧をしていました。
しかしそれは今年は難しいでしょう。
そうなると何をやっているのでしょう。

少なくともアルバイト先に問題がなく順調にアルバイト代を稼げた学生たちは、従来であればそれを卒業旅行で消費していたはずです。
それができないと予想されたわけで、その資金をどういった業界が狙って動いていたのか気になります。
個々の金額は大きくなくても、日本全国の大学4年生が集まればそれなりの額になると思うので、そこに何らかのビジネスを展開したくなるはずです。
今、多くの大学4年生が向かっている消費先は何なんでしょう。
コロナ禍での卒業間際の多くの4年生の行動。
日本全国の大学4年生はどういった行動を行っているのでしょうか。
卒業旅行という消費行動は昔からあったわけではありません。
もし今年卒業旅行がほとんどしなかった場合、この機会に大学4年生の卒業旅行という文化はコロナ禍に機に新しい文化(今年の流行があればそれに)に書き換えられる可能性もあります。
どうなんでしょう。
何かやっているのでしょうか。それとも何もやっていないのでしょうか。
 
 
 

2021年2月15日月曜日

予測困難な時代を生き抜いている方々との新たなプロジェクト

先週木曜日に18ゼミ生の書籍「禍」のサンプル本が届き、それから校正作業。
特に3年(18)岡本が入念にチェックしてくれ、たくさんのミスと出来れば修正した方がよいところを発見しました。すべて修正は無理でしたが、致命的なミスはおそらく取り除けたのではないかと思います。
本日が印刷業者さんへの入稿締切りでしたので、ギリギリまでずっとpdfファイルを眺め、最後は「エイヤ!」と声を出し、送信ボタンをクリックしました。
「人事を尽くして天命を待つ」という言葉があります。
置かれた場所、依頼されたこと、決めたこと等に対し、自分の持っている力を出し惜しみせず、100%の全力を出し切ってやりなさいという意味でしょう。
100%出し切れば、それ以上のことはもう自分ではどうしようもないので、その後については運命に任せるしかありません。
終わった後、すっと力が抜けて倒れるぐらいまでやる人たちの向けての言葉だと思います。「終わった!!!飲みに行くぞ!!!」という元気が残っている人たちにはとっては「天命を待つ」資格はないということでもありますね。笑

さて、時間を遡り、先週金曜日のこと。
その午前中に3時間ほどゼミをやったM1(20)アクストが、夕方、差し入れをもってきてくれました。
何でも人気過ぎて手に入りにくい「ピエールマルコリーニ」とのコラボドーナツとのこと。
行列に並び、買ってきてくれたそうです。
居合わせたArtractメンバーと分け合い、バレンタインデーも近かったので、私はチョコのドーナツを頂きました。

「これ食べなきゃダメですよーー」と大きな声でアクストから命令されて(?)食べたのですが、その理由は実はその夜にありました。
ピエール・マルコリーニとはベルギー生まれの高級チョコレートを生み出した方のようですね。
ベルギーがポイント。
アクストが、ベルギーの日本人学校で一緒で、現在は日本国内各地、そして国外にまで散らばっている学校の先生方と金曜の夜に初めて(オンラインで)お会いすることになっていたのです。
だから、食べておかないと駄目ですよーーー、だったのですね。21時から始まりました。

お会いした先生方はこれから、国内外のそれぞれの場所、持ち場でコロナ禍と向き合っておられるわけですが、日本から離れ、日本を外から見ていた経験を持った先生方が現状について考え、記録として残していくというプロジェクトをスタートさせられました。
言い出しっぺはアクストのようです。
そのアクストに引きずり込まれ、私もこのプロジェクトに関わることになりました。
21時から始まったZoom会議は23時まで続きました。
今後どのように展開していくのか予想もできませんが、国外に出て教育に従事してこられた逞しい方々なので、「予測困難な時代を生きていく力」を最もお持ちだと思うので、困難を随時解決しながら面白いプロジェクトに仕上げていかれるのだろうと思います。
現在は離れ離れです。しかし、ベルギーで同じ釜の飯を食った仲、苦労しながらの活動だったでしょうから、そういった人たちはオンラインでの活動は非常に実のある方向にいくことでしょう。
私は見守っていくのが役目だということなので、この興味深い皆さんの行動をじっと見て、今後の参考にさせてもらおうと思っています。



2021年2月12日金曜日

形成的評価を繰り返したArtractリーフレットの完成

午前中、M1(20)アクストとのゼミ。
今日はまあかなり盛りだくさんで、10時から13時まで3時間ほどみっちりと濃厚なゼミとなりました。
アクストが国内外におられる知り合いの先生方に声をかけ、コロナ禍での教育現場についての記録を残そうとのプロジェクトを立ち上げました。私も、アクストのパワーに負けて(笑)、参加することになり、今夜、ZOOMでその初会合があるのですが、その下打合せなども今日のゼミで行ったので随分と時間がかかりました。
時間はかかりましたが、楽しい時間です。
ゼミで、特に大学院のゼミで一番大変なのは議論する話題がない時です。学部でもそれは言えてますが、議論する話題を持ってくるのが、優れた学習のスタイルだと思います。
優れた学習は、形成的評価が欠かせません。
そのあたりをよく理解しているので、よく本を読んでくるし、よく考えてきているし、それに合わせて膨大な資料を作ってくるしで、M1(20)アクストのパワーを感じます。


それと今日の大事な出来事は、Artract制作のリーフレットが完成したことです。
県立美術館からたくさんの意見をもらい、またチーム内でもたくさんの意見を出し、そうした意見を組込んで出来上がったものです。
これも形成的評価を繰り返したできたものです。
ただ、構想から完成までほんとに時間がかかりました。なんでこんなに時間がかかるんだというぐらい時間がかかりました。形成的評価から次の評価を受けるまでの間隔がちょっと長かったということがあるかもしれません。
途中、果たして完成するのかと心配もしましたが、ゴールに辿り着いてよかった。
また、形成的評価を繰り返した結果、当初のデザインから随分と洗練されたものになりました。

蛇腹折りといって、次の動画に示す折り方で制作してもらう予定です。

今日、原稿を業者さんに入稿しました。
印刷した後に間違ってましたとかもう言えないため、これまでも何度も何度もチェックしてきましたが、それでも心配で、直前まで、居合わせたArtractリーダー4年(17)橘に「これで問題ないよね」と繰り返し確認しつつ、震える手でメールの送信ボタンをクリックしました。^^;
心臓によくないですね。
橘も、緊張すると言っておりました。笑
2月末の納品となります。
 
そのArtract、今日は3人(4年(17)橘、岩奥、三角)が集まって、Web版リーフレットで使う動画に組み込む撮影を行っていました。
来週末完成予定だそうです。



2021年2月11日木曜日

18ゼミ生書籍「禍」サンプル本と最終校正作業

18ゼミ生の手による書籍「禍~私たちは何を考え、どう向き合ったか」のサンプル本が届きました。

サンプルは2冊届き、1冊は私が、もう1冊は編集委員の3年(18)岡本に渡し、校正作業を行っています。
朝からお昼にかけて230頁を全部読み、校正作業を行いました。
随分と校正をしてきましたが、それでも意外にミスがあって驚きました。
プログラミングも同様で、プログラムのバグ(ミス)取りというのはほんと大変です。チームでやっている場合は特にそうです。
ウィルクスというプログラムの大家は、最初にプログラムを作った時、私はこのままプログラムのバグ取りで一生を終えてしまうのではないかと恐怖を覚えたとどこかで話していました。
書籍の校正も変わりありません。
ミスを見つけていくのは根気のいる作業です。これがきちんと出来る人は、集中力の高い人なので、仕事もきっちりとできる人です
私の年齢になると集中力が怪しくなります(自覚しています)。おおまかにはミスを取りましたが、最終的には編集委員に期待したいと思います。
月曜日の朝、朱を入れたサンプル本が返ってくるはずです。その修正を反映させたものが、完成版となります。
月曜日は業者さんの方に原稿を入稿します。


校正作業等をやっているとき、2年生(19)川口と中西の2人がやってきました。
「予約していませんが、作業していいですか」とのこと。
広報部で動画が作る担当になったようです。
中西から「先生、食べますか」とチョコレートをもらいました。笑
朝、10時ぐらいから2人でずっと作業していました(昼休みはどこかに消えました^^)。
次の写真は2人が道場でグリーンスクリーンを使って撮影作業をしていたときのものです。
2人とも、いい感じで話し合いをしていて、プレイフルな感じがすごく伝わってきたので、きっといい作品が出来上がるでしょう。



ずっと遠隔ばかりだったので、久しぶりに、そしてプレイフルなゼミ生がガリラボにやってきて、作品を作っている作業空間を共有していると、私もかなり楽しくなりました。
ワイワイ、ガヤガヤしながら、いいものを作り上げようとしているプレイフルな空間というのはほんと心地よいものだと思いました。
私の作業も随分と進みました。
途中、中西から「先生、チョコ食べますか」とチョコレートをもらったのでなおさら進みました。笑
 
ところで、私は休日に何の作業をやっていたのかというと・・・

次は私の今日のGoogleカレンダーの予定表です。
頭の中のTODOリストを思い出しながら、昨晩、作業スケジュールとして具体化し、そられを時間設定して予定として組み立てました。
こうしたやり方をよくやるのですが(私だけが閲覧できるGoogleカレンダーにはこうしたものがよく書き込んでいます)、スケジュール表に駆動されて、作業は割合と進みます。
特に、休日で突然の電話やお客さんが来ないことが分かっているときは、ほんとよく進みます(平日は予定外のことがたくさん起きるので、こうした計画はほぼ破綻します)。
休日だったので、今日はほぼ予定通りに、作業は進みました。
お昼ご飯ももちろん食べました。おにぎりを食べながら、Artractが作ったリーフレットのチェック作業、そして気になったところの修正さぎょうでした。
リーフレットも今日で完成しました。メデタイ!

 

2021年2月10日水曜日

新Artractチームを結成しました

大河ドラマ「麒麟がくる」が、2月7日(日)で最終回でした。視聴率はかなり高かったようです。
私も観ました。面白かった。
ドラマの冒頭で次のシーンがありました。
明智光秀の娘「たま(細川ガラシャ)」(芦田愛菜さん)とその夫「細川忠興」が光秀(後ろ姿)と会うシーンです(なお、一番大きく写っている忠興の父の細川藤孝です)。
ガリラボでは細川ガラシャは馴染みのある方です。
そしてまた、たまと忠興の息子として生まれる「細川忠利」も、Artractの活動を始めた頃から急速に詳しくなっていきました。
細川忠利は肥後細川家の初代藩主です。Artractがこれまで作成してきた動画などで忠利はよく登場します。
ということで、このシーン、熊本にゆかりのある人たちが勢ぞろいしていて、なかなか印象深いものがありました。

ご承知の通り、細川ガラシャは熊本県立美術館のマスコットキャラクター。そのご主人が細川忠興。
今日のArtractのツイートはその2人を話題にしたものでした。 
麒麟がくるの最終回で2人が登場したことを知っていてのツイートだったのかもしれません。


さて、現在のArtractメンバーも卒業まで残りわずか。
今は、最後の仕事に集中しているところです。
メンバーが卒業して全て終わってしまうのは、当然ですが、もったいないので、現在の活動を引き継ぐ新チームを結成しました。
希望を募り次の19ゼミ生が集まりました。

新チームArtract19
岩生、大森、川口、中西、元山

全ての女子学生。このチームで、現在のArtractに負けない成果を生み出していってほしいと思います。
新旧チームの引継ぎを2月22日に行います。
 


2021年2月9日火曜日

院生の口頭試問/卒業生からの報告

本日はM2(19)塘添と福嶋の口頭試問の日でした。
初めての試みですが、オンラインで行いました。
普通だとZoomを使うのですが、副査の先生方はTeamsに慣れておられるのだろうと思い、Teamsを使っての塘添、福嶋ともに行いました。
塘添は随分と叩かれ、福嶋の随分と質問攻めにあっていましたが、なんとか土俵際で踏ん張り(特に塘添は笑)、最後まで持ちこたえていました。
少し修正をして論文を完成させることになります。

とりあえず無事に終わってほっとしました。


その口頭試問の少し前、約束していたOG(07)興梠が顔を出しました。
報告を聞いて驚きました。
安定を目指して就職したはずですが、それを捨て、波乱万丈な道をあえて選んだようです。
ほんと驚きました。
本人もかなりのストレスですと話してましたが、表情は生き生きしていて、少し楽しそうでもありました。
安定して詰まらない顔をしているのとどっちがよいのかにわかに判断できませんが、若い時はやはり多少の冒険は必要なのかもしれません。
非常に賑やかな1時間でした。
 


2021年2月8日月曜日

講義「情報社会とコンピュータ」に関して

ガリラボにおいてはお馴染みとなった熊日の山口さんから先日差し入れをいただきました。
早速、文化委員(現在は4年(17)岩奥、橘)が料金を徴収していました。
山口さんに対し非礼である気もしますが、ガリラボでは、こうした差し入れを単にその場にいたゼミ生だけが利益を享受するのではなく、みんなに還元しようとして料金制を始めました。
それは、13ゼミ生が考案した「麺税」が出発点でした。
集まったお金はガリラボの文化費となり、それでガリラボ内で使う掃除道具やティッシュ等が購入することで、ゼミ生全員に差し入れの恩恵が配分されるようになります。
誰も困る人がいない、全員が利益を享受できる、なんとも素晴らしいアイデアです。
ゼミ生が無意識に使っているゼミ室や道場のティッシュ等はこうして生まれた資金によって調達されています。知らない人もいるかもしれないので、紹介しておきます。


さて、山口さんは、今年は、私の講義「情報社会とコンピュータ」の特別講師として登場してもらいました。他の特別講師の方は今年は遠慮して依頼しなかったのですが、山口さんだったら、遠隔授業となった今年でもコンテンツを作っていただけるだろうと思って無理に頼んでのです。
快く引き受けていただき、遠隔用のオンデマンドで使う動画を作成していただきました。
12月初旬にその動画「地方新聞の今、未来」を授業で公開したのです。

その講義「情報社会とコンピュータ」も全15回が先々週終了し、最終レポートも昨日で締め切り、すべて終わりました。

この講義では、毎回の授業の後、その満足度を受講生に聞いております。全ての講義が終わり、その結果を並べてみて、ショックでした。山口さんの特別講義が満足度トップだったのです(社交辞令とかでなく、ほんとに)。
学生たちは新聞という媒体そのものの話を聞いたことがないようです。
新聞が身近でなくなっている学生たちにとって、山口さんの話はインパクトがあったということなのでしょう。
ということで、来年も山口さんに特別講師をお願いしたいと思っています。
(ただし、私にも多少の意地はあるので、残り14回のうちせめて1回ぐらいは山口さんの満足度に匹敵するぐらいの講義はやってみたいと考えているところです)。


講義の最終レポートは237名程度が提出していました。レポート自体はまだ読んでいませんが、一緒に、任意で講義全体の感想を聞かせてくださいという問いをおいておきました。長短はありましたが、201名が感想を書いてくれていました。

その中で、

遠隔授業だったが授業が分かりやすく楽しく受講できた。また、スライド上に先生の姿があり、時にはスライド上を動いて説明部分を指さしてくださっていたのが理解を促してくださっていると伝わってきて良かった。

というのがありました。たっとひとりの感想ではありますが、mmhmmという未公開アプリの存在を知り、英語版だけで、しかもβ版。その段階のアプリを試行錯誤しながら取り組んだ甲斐がありました。また、

全15回の講義の課題を行うことは大変で、毎週火曜日はヒイヒイ言いながら課題に取り組んでいました。しかし、動画の作成に加え課題の確認や課題に対するコメントを翌日にはアップする先生のほうが大変だったと思います。毎週の先生のコメントが楽しみでした。

というのも嬉しい感想でした。講義は毎週火曜日で、課題は翌日の水曜日が締め切りです。学生はヒイヒイ言いながら課題に取り組んだようですが、私も同じぐらい毎週ヒイヒイ言ってました。^^;
木曜日の朝は早起きをして(5時ぐらい)、それから200名ほどの課題を読み、気になったものはピックアップして全員に紹介しつつ、全体を読んで、授業として不足していた部分の補足説明をホームページにアップしていました。毎週木曜日早朝3時間ほどの作業で、朝8時には受講生が閲覧できるようにしておりました。
毎週木曜日の朝、部屋にこもってまるで出てこないので家内に叱られながらの苦労を理解してくれている学生が、やはりひとりだけですが、いて非常にうれしいものでした(^^)。

そして、課題で素敵な内容のものをよく提出してくれた受講学生が次の長い感想(201名の中で2番目に長い文章でした)を書いてくれていました。

次が楽しみな授業でした。次の話題はなんだろうな~(わくわく)でしたよ。

小学生のころから当たり前にパソコンの使い方の授業があったけれど、それがどんなシステムで動いているのか、どんな歴史があったのかあまり知らなかったな…。

前半のほうであった「情報」の定義や確率との関係の授業は3回づつくらい見ました。
難しい→なるほど→おもしろい 
情報をあんなふうに考えたことなかったです。勉強になったな。

スノーデンファイルに関する本読みました。図書館2階の一番奥の棚ですね。
実名で公表したすごさ。プライバシーに関して無防備すぎたな、反省。

授業から派生して、情報のやり取りの手段も調べました。
世界大戦中のアメリカは、モールス信号でアメリカの少数民族(チョクトウ族、ナホバ族)の言葉を使い情報を伝えていたとか、ドイツのエニグマとか。おもしろかったです。調べがいがあります。
モールス信号のアルファベットと基本文はだいたい打てるようになりました。今は聞き取りの練習中です。
タイタニック号の最後の通信とかも興味深いですよ。SOS
手旗信号もいいですよね。カタカナだから簡単。
「コクリコ坂から」にでてくる国際信号旗も可愛いので覚えています。

コロナの影響でオンライン化、クラウド化が進み、セキュリティが強化されるなど技術的進歩がみられる。←上下水道の普及とコレラの関係みたいですよね。感染症の拡大を避けるために進歩したという点で。
原因が細菌やウイルスだとわかっていたら大仏は建てなかったのかな。

こんな感じでかなり授業から派生して、関係なさそうなことまで学んでいます。

ジョブズのカリグラフィーみたいにどこで役立つかわかりませんからね^∀^

この講義を起点にして色々と学びを展開しているということで、これはもう講義冥利(?)に尽きるというものです。さらにまた、短い文章ではありますが、

情報社会に関して、様々な視点から学ぶことができ、またたくさんの参考文献等もありとても興味深い講義であった。ただなんとなく暮らしている情報社会について、意見を持ち、考えて暮らしていけるようになった。

というのも講義冥利に尽きる感想でした。意見を持つ、考えていく・・・大学の授業が目指すべきはこういうことだと思いますので。

なお、私自身はこうした高邁な思想のもとで今回の講義動画は作ったのではありません。
ある時から自分自身の記録という意味で作るようになっていました。

 授業オンライン化は「学びを止めるな」とは異なる意味を私にもたらしました
 (ガリラボ通信2020/11/3

伝えようというよりも、記録として残るので、自分自身を納得させていくような語りをしていく講義になっていました。
結果的にそれが良かったんですかね??
とりあえず、講義への嬉しい感想がたくさん読み、気分が良くなり、今日はガリラボとはほとんど関係のない異質なガリラボ通信となってしまいました(少し反省)。


2021年2月5日金曜日

18ラストゼミ(ガリラボ卒業式打合せ)

インターンシップの関係で、延期にしていた18ゼミのラストゼミを今日の1限目に行いました。
朝9時からです。
オンライン授業が定着した昨今では、かなり難しい時間でしょうが、試験と重なったメンバー以外はほぼ遅刻なしに参加でした。

本日の議題は、ガリラボ卒業式(追いコン)についてです。
次の写真は昨年のプログラムですが、これを全員で共有して、やるべきことを話しました。

具体的な打ち合わせは、プログラム&会場班、メッセージ班、記念品班に分かれてのブレークアウトセッションで行いました。

30分ほどのブレークアウトセッションで、おおよその内容と役割分担を決めたようで、それに沿って今後各チームで作業を進めていくようです。
今後は、3月15日にリハーサル、そして
 3月18日(木)14:00 @大演習室
がガリラボ卒業式(追いコン)の本番となります。

 

2021年2月4日木曜日

18ゼミ生書籍原稿脱稿と印刷へ

18ゼミ生が12月から手掛けた書籍
  熊本県立大学生12への取材記録
  ~私たちは何を考え、どう向き合ったか~
の原稿のチェックをようやく終えて本日印刷に回しました。

原稿が18ゼミ生から出てきてからが大変で、誤字を見つけ、そして全体のトーンを統一化してく編集作業はかなりの困難を伴いました。
編集は、かなり緻密な能力が要求されます。
コンピュータプログラムを作るのに似ているようにも思います。コンピュータプログラムを作る過程は、編集作業を行っているのとあまり変わりないかもしれません。
編集がうまくできるようになると、色々な仕事をうまくこなしていけるのではないかとも思います。
そんな大変な作業を編集委員の3人(3年(18)中山、岡本、高田)が頑張ってくれました。
なかでも、岡本は、驚異的な集中力で全体の統一化作業をやってくれました。
なお、岡本が非常に有用なスキルを持っていることを知ったことは、今回の私の収穫でした。

先日、岡本が書いた前書きを紹介しておきました。今日は、あとがきの中の最後のページ(本書の最後のページとなります)を示し、脱稿した記念としておきたいと思います。


 

2021年2月3日水曜日

ひやひやの早朝オンライン打ち合わせ

今日は朝から2つの打ち合わせ。

まずはM2(19)塘添とのゼミ。オンライン での口頭試問のテストを兼ねて、Teamsを使ってのビデオ会議を行いました。
久しぶりに使うと、ブレークアウトセッションなどもできていて、使いやすくなっているようでした。ただまだ参加者の画面表示がZoomのようにはいかないようなので、しばらくはZoomを使うことになりそうです。

その後、18ゼミ幹部会議。
早朝だったので、遅刻者がいるのではないかとひやひやしていましたが、そんなことはなく全員時間通りに集合。
優秀(笑)です。
今週金曜日のラストゼミの打ち合わせを完了しました。

 

2021年2月2日火曜日

18ゼミ生書籍の印刷原稿完成

18ゼミ生の書籍「禍~私たちは何を考え、どう向き合ったか~」が完成しました。トータルで230ページほどになりました。
編集委員(3年(18)岡本、高田、中山)の手で今日最終チェックしてもらって明日には印刷に回します。
本書の「はじめに」だけ紹介しておきます(3年(18)岡本による文章です)。
コロナ禍における大学生の状況が本書で記録として残せればいいかなと思います。


次は、昨日のArtractのオンライン会議です。引継ぎをどうするかがメインのテーマ。
次のメンバーは現在の2年生を指名予定です。何も状況がわからない2年生にどう伝えればいいか、そのあたりが主要な議論でした。


2021年2月1日月曜日

1月のアクセス統計

2月に入りました。
本日が卒論、修論の提出締め切り日です。4年生はすでに提出完了、院生も印刷の関係で手間取り最後のひとりが今日提出を完了するはずです。
なんとか超多忙な1月を乗り切ることができました。

その1月のアクセス統計です。年明けの数日は随分とアクセスが多くなっていました。

トータルのアクセス数は
 6,6650 (PV/月) ( 214.5 日/PV )
でした。


アクセスの多かったエントリーは以下の通りです。
一番目のはおいておき、1月のトップは19ゼミ長決定のエントリーでした。
唯一、100PVを超えており、多く人が興味をもったようです。