2013年9月30日月曜日

後期が始まりました

9月(末日)ですが、今日から後期が始まりました。

初日の今日はガリラボは4年(10)ゼミ会議。
9月、国外にいた4年(10)田中ゼミ長もやってきました。
インドネシアのお土産です(↓)。大変大きく、持ってくるのが大変だったのでは
ないでしょうか。



午後最初にガリラボの活動中間報告会のプログラムの打合せを3年(11)上田
ゼミ長と行いました。例年、この作業は3年ゼミ長がやっています。
おおよそのプログラムは出来上がりました。発表会は以下の日程等となります。
ガリラボ卒論・活動中間報告会
・10月19日(土)午後
・中講義室4
ガリラボの在学生は全員参加です。

・・・・ 

今日のガリラボにやってきた人たち。

M2(12)坂本
4年(10)田中、石原、吉村、森本、辛島、丸山、清原
3年(11)上田、藤本、谷口

これぐらいだったでしょうか? 漏れている人、申し訳ない。


以下、私個人のことですが、15時から新しくキャリアセンターのCCAとなる
学生たちに向けてキャリアセンター長として挨拶をしました。
CCA自体は私が命名したものですし、その位置づけやコンセプトなどは
文科省への補助事業申請の際に考案したものです(4年前ぐらい)。
それもあって思い入れが強いものがあります。
 

初日の今日は特に活動らしきものはなく、明日からが活動が本格化する
ことになります。
ガリラボのみなさん、それぞれの立場で後期に向けて頑張っていきましょう。


2013年9月29日日曜日

グッドニュース!「水の国くまもと」ビデオコンテスト

9月18日のガリラボ通信に、「すごくいいニュースが福岡にいるとき、メールで届きました。
明日にでも、ここガリラボ通信で発表しようと思っています。」と書いていましたが、忘れて
いたわけではありません。
発表は正式な文書が届いてからにしようと思い直し、待っていた結果、10日が過ぎてしまい
ました。

グッド(ビッグ)ニュースはTKU「水の国くまもと」ビデオコンテストの結果です。

 
この夏限りで結成した「でこぼこフレンズ(4年(10)石原、3年(11)藤本、2年(12)尾堂、坂本、
田中)」とそれをプロデュースした4年(10)吉村とで、酷暑の(特に35度を超えるガリラボ内で)
力を合わせ、締切前日に3本の30秒CMを完成させました(ガリラボ通信2013/8/29)。

それをTKUに郵送したわけですが、でこぼこフレンズが企画、ロケ、編集した3本のうちの
ひとつ「」が、なんと、TKU「水の国くままもと」ビデオコンテストで最優秀賞
獲得したのです。拍手!
よく頑張りました。

9月18日にTKUから石原に電話で受賞が伝えられました。ガリラボ通信上での公表は、
正式な文書が届いてからにしようと待っていましたら、今日になりました。
 
表彰式は10月2日。でこぼこフレンズと吉村とが参加します。
小山薫堂さんも来られます。
石原は小山薫堂さんに会いたいという理由で、でこぼこフレンズに参加したということを
最初から話していました。
夢が現実になったわけです(おめでとう!)。
よく言われていることですが、言葉にすると、夢が叶う可能性は高くなるのかもしれません。


このビデオコンテストは熊本県が進める「水の国くまもと」政策と連動しているはずです。
でこぼこフレンズはニュースや番組に登場し、「奏」はこれからTKUでキャンペーンCMとして
たびたび放送されることになるでしょう。
ガリラボの高度な映像文化を背景に生み出された30秒映像で、熊本県の水の国くまもと
推進に微力ながら役に立つことになれば、この夏、頑張った甲斐があるというもの。
 
夏の頑張りがカタチとなり、でこぼこフレンズのメンバーにとって、これ以上ない夏の思い出と
なったかと思います。
おめでとう!みんな、よく頑張りました!

ガリラボにとって今年度2つ目の快挙でした(1つ目はガリラボ通信2013/6/20参照)。
※どちらにも4年(10)吉村が絡んでいます。偶然でしょうか⇒多分違います(学習論が理由を解明して
くれそうな気がします)。
 
今後、ニュースや放送にでこぼこフレンズや「奏」が登場すると思います。
熊本県内在住の方は、どうぞTKUでご覧ください。

 

2013年9月28日土曜日

阿蘇くまもと空港そらあかり

OG(09)中島からもらった情報により、チーム繋の4年(10)石原と漆島、そして
ただ「行きたい」という4年(10)吉村と私の4人で阿蘇くまもと空港の「そら
あかり」のイベントに出かけてきました。
17:30にガリラボ集合。18:00過ぎに空港に出発。


出口に「そらあかり」が熊本市内で根付いた「みずあかり」とコラボしている
様子が展示されていました。ここでも奇麗でしたが・・・・

やっぱり奇麗だったのは外! 背後に飛行機が離陸・着陸し、幻想的でした。

 
そらあかりの情報を教えてくれたOG(09)中島もボランティアで参加しており、
途中で、我々を見つけて声をかけてくれました。


空港ビルの伊藤さんとも会いました。また野作さんともそらあかりを見学している
時にちょうど後ろにおられて話をすることができ、出かけた成果(?)でした。
(これで10月10日or11日の空港調査のスケジュール調整もうまくいくでしょう、
きっと^^ やっぱり足で稼いでいくらではないかと思いました)


私自身、何かないとこういった場に行くことは絶対にないので、良い体験になりました。
大学院入試の後で、明るいゼミ生たちと一緒のおかげで、ストレスが中和された気がします。^^;
 

そらあかりギャラリー
竹に施された模様が凝っています。

3番ゲートに入ったANA機と。


全景。幻想的でした。


大学院入試の日

2年前のこの頃も大学院の入試があり、その時は、現在M2(12)大塚が挑戦しました。
その日のガリラボ通信2011/10/1を読み返すと、午前中、2年(10)吉村とMOREの
ことでじっくりと話をしていたようです。

あれから2年の時が過ぎ・・・・

4年(10)となり見違えるほど成長した(たぶん)吉村が、本日、大学院入試に挑みました。

全てを終え、後は天か神に任せるのみ。
色々な頼み方をしておりました。



来春、無事M1(14)吉村が誕生していると良いのですけど・・・

 

2013年9月27日金曜日

未来のガリラボを目指して

明日に迫った院入試。今日も早朝より英語の特訓でした。

一応やるだけのことはやったと思われますので、後は運を天に任せるのみ。
どうなるでしょう。


10:30からガリラボ白亜祭実行委員会を招集して、来週に迫ったゼミでの
報告に向けて企画を急ピッチで練り上げました。
集まったのは、実行委員長4年(10)吉村、副実行委員長3年(11)藤本、そして
M1(13)坂口で、私を入れて4人で検討会議を開きました。


今回の白亜祭に向けてのコンセプトは先日の企画会議(ガリラボ通信2013/9/24)で
「未来のガリラボの姿」のデザインとしました。
またそのデザインにはアナログとデジタルの融合をキーワードにしようということ決め
ました。
その議論に入るとき、坂口が今日のTVのニュースで見たという「不便益」なる概念を
話してくれました。
京都大学のICT連携推進ネットワークの中でやっている不便益システム研究所)で
作られた概念のようで、研究所の概要には
  「手間いらずで、なんて便利!!」は本当か?なぜわざわざキャンプに行くのか?不便が大切である
  ことは皆が感じていることであるが、それを整理する必要性は感じられなかった。これに対し、
  不便の益を整理して新たなシステムデザインの糧とすることを試みるのが「不便益システム研究
  所」である。
とあります。
科研費でやっている研究でもあるようで、京都大学ってやっぱり面白い集団がいますねぇ。
ガリラボで、ほら吹きサークルをやりましたが、これも京都大学の人文研がほら吹き集団と
呼ばれていたことをから拝借したものでした(ガリラボ通信2012/10/19参照)。
不便であることが、人のつながりを生み出すとか、そういったことがニュースで流れていた
のだそうです。
それを聞き、また吉村の母に届いた手紙に感動したという話などが混ぜ合わさり、
さらにアナログとデジタルの融合などがごっちゃになり、生まれたのが、「未来のメディア
としての郵便」というもの。
企画はこれからですが、デジタルとアナログを融合させたものをお客さんに作成して
もらい、それをガリラボから郵便として発送しようかとなっています。
訪れた人に、誰か大切な人に、アナログとデジタルを融合させたハイパーメディアで
メッセージを郵便で届ける!
これから企画を洗練させなければなりませんが、新しいメディア創造がガリラボの未来
であると思いますので、このことを具体化することになりました。

付随して、出てきたのが新聞。
あなたの幸せなニュースが私たちのトップニュースだ」とのコピーで始まったIWATTE
IWATTEは、不便のススメガリラボ通信2011/7/31)で紹介しています。
※偶然ですがエントリー名に「不便」を使っていて、驚きました。
やってきたお客さんの記事をトップニュースにし、周囲に白亜祭のニュースを散りばめた
号外を作る企画です。
(裏面、あるいは表面位にガリラボの紹介など盛り込むとかですね。。。たぶんこれだと捨てられる
こともないでしょう)。
これにも存分にデジタルとアナログの融合を盛り込んでもらいたい。
(この担当はもちろんゼミ新聞部となるでしょうね、たぶん)
新聞の印刷が出来上がる間、ガリラボ内を散策したりしてもらえるのではないかと思います。

さらに、チームJob'sの社会人との交流についても進展がありました。
インプロをやろう、と。
コミュニケーションとは、しゃべることはもちろんであるけれど、その前段、コミュニケーション
を行う身体性の問題と切り離せないだろう、と。
むしろそこがきちんとしていれば、コミュニケーションは自然に上達するのではないかと
そういうことに達しました。
となると、やるべきことは明確になりました。
身体性の問題に気づかせるチェンジラボラリーやればいい。
インプロは、ミラーとして用いる材料を作るためにやるわけです。
そんな面白い企画が生まれました。
これが出来た時、きっと平田オリザさんの講座とそん色ないものになるでしょう。
インプロとチェンジラボを融合した新しい学びの方法論をこの場で試し、そんな新しい世界
(新たなワークショップのスタイルになるかもしれませんし)に足を踏み入れていく未来の
ガリラボの姿を見てみたいと思いました。
 
その他にもいくつか出ましたが、疲れたのでこの辺で。。。笑
明日が終われば少しだけ時間ができるはずの吉村実行委員長が企画を整理してくれる
ことになっています。

やっぱり、コミュニケーションは大事です。
特に雑談。
4人での90分の雑談で、当初想像もしていなかったアイデアに到達できました。

雑談、バンザイ!!  (雑談のすすめガリラボ通信2013/5/13) 


※未来を志向した今日のガリラボ通信は、2,222回目のエントリーでした。
  
 

 


楽天イーグルの優勝

昨日、プロ野球パリーグで、楽天イーグルスがリーグ優勝しました。
楽天として、仙台を本拠地に球団が設立されたときは、有名なプレーヤーは
誰もおらず、あまりの弱小球団でした。
現在の福岡ソフトバンクホークスが、福岡ダイエーホークスとして誕生した
とき(1989年)もそんな感じでしたので、地方に移転する球団とは当初そういった
運命をたどるのでしょうか。

楽天イーグルスは、2011年の東日本大震災と切っても切れない関係にある
でしょう。
球団は、東北の人たちにとって復興に向かう希望であり、今回の優勝は、さら
なる復興へと弾みをつけていくための象徴となるかもしれません。

今日、2年前に書いたガリラボ通信のエントリー
 言葉のチカラ(楽天イーグルス・嶋選手会長)
が、何回かアクセスされていました。
優勝によってどなたかが検索され、ガリラボ通信に辿り着かれたのだろうと思います。
おかげで、私も改めてこのエントリーを読み返しました。

スピーチの中で嶋選手が、
  今、この時を乗り越えた向こう側には強くなった自分と明るい未来が
  待っているはずです。
と言ってます。
昨日の優勝は明るい未来の一コマとなったのではないでしょうか。
 
いいニュースでした。


優勝を決めた次の映像の冒頭に嶋選手がアップで登場しています。 



激辛せんべい

OG(09)中島が17時ごろ帰っていった後、ガリラボで談笑する4年(10)清原、吉村、
(写ってませんが)辛島、3年(11)藤本、そしてMORE4年の飯田さん。


談笑しながら、取り出したのが、先日、院OB(11)白樫からもらったお菓子の詰め
合わせに入っていた激辛せんべい
なんとなく怪しそうです。全員で挑戦。もちろん、この激島も挑戦

食べてすぐ、こんな感じ(↓)。 そしてあまりのさに踊りだし・・・・

最後は、隅っこで動かくなくなりました。


それを吉村は爆笑していたように思います。
 
激辛せんべい。恐るべしです。嘘偽りのない正しい表示でした。
 


OG(09)中島の里帰りとそらあかり

3月に卒業し、東京へと旅立って行ったOG(09)中島が、初めて里帰りして
きました。
健康診断に出かけていた私が戻ると、ガリラボのテーブルに普通に座って
いて、まったく気づきませんでした。
が、やはり社会人になって、大きくなっていました。
東京という場所はやはり人を成長させるようです。
 
なんと、身長が2cmも伸びたとのこと。
大きくりました。笑

居合わせた4年(10)森本、辛島、3年(11)藤本と中島(右から2番目)。


中島からのお土産です。私が健康診断でいない間に、すでに開封されておりました。^^


明日は熊本空港で「そらあかり」が開催されます。
中島は参加するのだそうです。
チーム繋のメンバーも時間の都合のつく人たちは参加するようです。
私もたぶん参加です。


  
  
 

2013年9月26日木曜日

出張でないのに、ほぼガリラボにはおりませんでした

ガリラボでは今日は9:00からチームJob’sの打合せ、きくりん人の打合せ、
そしてM1(13)坂口とのゼミなどがあり、坂口とのゼミが終わり10:00から18:00
ぐらいまで会議で不在にしていたので、それからのガリラボの様子は不明。
何が起きていたのでしょう?
 
戻ってきたら、次のお菓子が。
これは院OB(11)白樫がこんなお菓子を送ってくれました(もち吉)。夕方、M2(12)
坂本、大塚との院ゼミを行いながら、4年(10)吉村、清原も一緒においしく頂き
ました。

これは3年(11)藤村の東京土産。同じく不在の時においてあったものです。
確か、台風が東京に襲来したときに行ってたんじゃなかったでしょうか?
きくりん人初代代表OG(09)中島も嵐を呼ぶ女でしたが、2代目代表もその
気配があるのかもしれません。笑


さらに、私が不在の間、玉名観光協会の柿添さんが来られ、ポスターをおいて
いかれたようです。
ガリラボ入口にあった鍋松原海岸の海開きのポスターはさすがに夏も終わりま
したので撤去し、柿添さんんのポスターを掲示しておきました。


院ゼミを終了してから、土曜日に迫った吉村の口頭試問の練習を行い、その後、
4年(10)辛島の卒論の相談に乗っていたら、あっという間に23時。
なかなか厳しいスケジュールを過ごしてます。^^;


2013年9月25日水曜日

魔性の期間が終わる


最近出張が多いです。今日も朝から新幹線で福岡へ。
行き先は福岡工業大学。
現在キャリア教育をメインターゲットに学修評価の枠組み構築のリーダーとして
プロジェクトを推進しています。
そのプロジェクトは九州沖縄山口地域の23大学とも連携しており、今日は
その全ての大学が集まる会議でした。
なかなかの会議です。
23もの大学をよい形で連携させていくのは難しかろうと幹事校(福岡工業大学)の
大変さが想像されます。
お昼休憩時、A大学の担当事務局の方と一緒になり、食事しながら初めてじっくりと
話しましたが、テニス部の監督をされているとのこと。
興味深い話でした。
A大学のテニス部は九州で強豪らしいのですが、テニスを教えるというよりも、
きちんとした生活をするための指導が圧倒的に多いのだそうです。
ところが、そういった指導で、テニスもかなり上達していくのだそうです。
元々テニスをやってきた人たちらしいので、それを聞いて、それはそうだろうなと
思いました。
スポーツとは、普段の生活の上に成り立つものだからです。
生活がしっかりしていないところでスポーツなどできるはずがありません。
(オリンピックに出場できるスポーツ大国は基本的に生活が安定しているところで
 あることに注意すればそれは明らかでしょう)
何かを成し遂げるのに必要なインフラを侮ってはいけません。
それは動機をも生み出すのですから(レオンチェフがそんなことを言っている
らしいですが、まだ文献をしっかりと読んでないため、本当かどうかは不明)。
動機もそうですが、安定した生活リズムそのものが重要です。
だって、スポーツって、基本的にルールに忠実に従って進行するゲームだからです。
デタラメな生活をしている人が、ルールを忠実に精密に従って、さらにはクレバーな
プレイができるとは思えませんから。
よく例に出しますが、イチロー選手を見ているとそのことは明らかではないでしょうか。
生活を完璧にルール化して、リズムを作り、単調なしかし頑健な流れの中で生きているのですから。
このことってたぶんスポーツに限らないでしょう。
知性を鍛える勉強にも通用することだろうと思っています。

と考え、私もできるだけそれを真似ようと、生活を同じパターンで繰り返すことを
可能な限りやっています。
他人から見ると、単調で「それで面白いの?」と思われそうです。
が、実際はそうでもありません(単なる負け惜しみかもしれませんが)。
変化とは、そうした単調さがあって初めて気づけるはずだと私は考えています。
ルールを持たない、それゆえ基盤(インフラ)が揺らいでいる人は、変化に気づきようがない。
自分が変化しているからですね。
※昨日のリーダーシップのコトバを使えば、現在地(足元=基盤)が不明瞭なわけ
ですから、この場合は、遭難に該当しますね。
変化がわからないから楽しさもない(遭難して楽しい人もいないでしょう)。
単調さの中にいる人の方が、その変化しない物差しを使って初めて多様な変化を
キャッチでき、その結果、色々な変化を楽しめているのではないかと思うのです
(例外はあるとは思いますけれど)。

いつでもどこでもを実現するコンビニやケータイとかは生活のルールを破壊する
ものとして登場しました。
また、コンビニはお腹が空いたら行動するという本能に従う人たちを生産して
います(人間を動物化させている)。
ケータイは話したいときに話すという本能のままにコミュニケーションすることを
可能にしました。

話がずれてしまいました。そろそろ終わりですので、軌道修正します。
海を見る自由というのは、デタラメとは全く異なります。
(矛盾した表現ですが)自由には制約(=自己規制)が必要だろうと思います。
制約なしの自由は、人を動物化をする方向に促すことになりかねないのでは?
どう思います?

最後に、自由って、制約を自分に自由に与えることができる自由でもあることも
忘れないようにしておきましょう。
私が知っている範囲ですが、でこぼこフレンズのメンバーは一定の成果を夏休みに
上げました。
この人たちは、講義が何もない自由をあえて放棄し、自分たちに自分たちの意思で
制約を与えたわけで、それがクリエイティビティを強烈な動機を生み出す原動力と
なったのでした。
夏休みという人間を動物へと引きずり込もうとする魔性(暗黒)の期間に、強烈な
制約を自らに課し、それを通して、ホモ・サピエンス(知性的な人)として活動し
てきたのがでこぼこフレンズだったのだろうと思います。
 
動物化の道へと人を引きずりこむ魔性の期間もようやく今週で終わります。
気づけば、外は秋です。

  

2013年9月24日火曜日

リーダーシップ研修と白亜祭実行員会(それぞれのまとめ)

今日朝一番に会ったのは3年(11)清田。
諸事情で早めに来たのだそうです。ガリラボ白亜祭実行委員長4年(10)吉村に
白亜祭で行う予定のソーシャルブックの企画案を提出していることを後で知りま
したが、なかなか面白いものでした。

その後会ったのは、ゼミ生ではなくキャリアセンターの安原さんと伊藤さん。
色々あった中のひとつが、(まだ9月ですが)12月(の土曜日)のイベント(忘年会?)の
案内。予定を空けておけとのこと。
お二人の依頼ですから、もちろん即座に、スケジュールに書き込みました。
この時期ですが、そろそろ12月の予定が入り始めています。
 
その後、学生GPリーダーの4年(10)吉村、石原、森本がやってきました。
11時ぐらいから10月8日の発表会に向けて、学生GPリーダー会議があった
ようです。
私は10:20から依頼された講義に出向きました。250人ほど受講していたらしい
ですが、寝る人もほとんどおらず、何とか一コマを乗り切ってきました。
ひとつノルマが終わったので、次は10月11日に宇城市教育事務所から依頼されて
いる宇城市の小中校の先生方への講義準備に移らないといけません。
が、どうもそれどころでななく、まだ全くの手つかずです・・・orz。

講義から戻るとキャリアセンターの桑原さんが待ち構えていてちょっとした打合せ。
それから、10月8日の学生GPの発表会に関して、キャリアセンターの石川さんが
やってきて打合せ。時間が無かったので、私は昼食を食べながらで、大変失礼を
してしまいました(ガリラボ通信に目を通すこともあるとのことだったので、この場で
(一応形だけの)お詫びを・・・^^)

打合せが終わりすぐに、大学の教職員研修に出向きました。これは、大学の業務改善
プロジェクトの一環で行われたもので、このプロジェクトに私が首を突っ込んでいることも
あって(学長がリーダー、私がサブリーダー。双方ともほぼ名目上ですが・・笑)、
学生の参加をお願いしますと担当の弓掛さんから前に依頼されていたので、M1(13)坂口と
4年(10)吉村を連れて出向きました。
そうしたら、なんと学生はこの二人のみ。
後は、大学教職員、県庁職員、熊本市役所職員さんというメンバーで、その中で研修を
受けることになったのですが、きっと良い経験になったのではないでしょうか(そう思い
込むことにします)。
 
グループに分かれての研修で、吉村は私と同じグループ、坂口は左に遠く見えていま
すが、別グループでの参加となりました(弓掛さんの配慮でしょう、恐らく)。


今日の研修は「未来を創るリーダーシップ」というもので、リーダーシップについて
グループで話をしながら理解を進めていくもので、13:30~17:00までの長丁場。
講師は(株)ヤマオコーポレーションの鬼澤さん。
研修中何度もグループにクイズが出されていったですが、冒頭のクイズは、
 2+3=□ は小学校の勉強、□+□=5 は働き始めるとこうした思考が必要に
 なる(正解が無限にある)、リーダーに必要な思考とは、□+□=□ を考えると
 ということだが、□に入るものは何だ?
というものでした。
解答例は、「現在地確認(現状診断)+手段方法ビジョン(行先、目的)」とのこと。
ビジョン(未来)が一番、その次が現状診断(現在)、そして最後に現在を未来につなげる
手段を考えることだということでした。
ビジョンを考える・・・・難しい。
なお、ビジョンだけあり(行き先だけあり)、現在地を確認しないで動くことを遭難という、また
ビジョンもない(行き先の当てもない)、現在地もわからないというは徘徊という、とのこと。
徘徊状態で組織を連れまわしているリーダーが意外に多く、そうしたとき、徘徊していることに
リーダーが気づいていないのだから悲惨だと、そういうたとえ話をされましたが、ガリラボを
対象にしたとき徘徊していないだろうかと身につまされる話でした。
 
その後、色々なクイズが出され、それをグループ内で一人一人が意見を出して、考えを
深めていくスタイルの研修が進行。
ひとりの進行役をじゃんけんで決め、進行役が意見を出す人を決めて発言を促していく、
ありそうですが、今まであまり体験したことのない独特な感じでした。
それがすごく良かった。

たくさん(ある意味では当たり前のことばかり)貴重な話を聞くことができました。
それをすべて紹介するのは拙いでしょうから、最後のところで少し・・・
組織が継続していくために外に開いていること(変化を受け入れること)が必要ですが、
そのための組織に必要なことを最後に次の図で説明していただきました。

雰囲気づくりをどうやればいいか、3つのことを話されましたが、まずは表情。
朝、職場に入るとき、いい顔(笑顔)で入っていきましょう、と(他の二つの解説は省略
させてもらいます)。 
私もまったく同感です。
ガリラボでも、いい笑顔で入ってくる人が多いと気持ちがいいものです。
OG(09)中島はいつも笑顔でガリラボにやってきて、私の気持ちを明るくしてくれていま
した。作った笑いでなく、ほんとにいい笑顔で入ってきていたんです!
そうした笑顔で、「おはようございます」とか言われますと、こっちも明るくなれる。
ただ一度だけ、そうでない時があり(私が気づいたのはその一度だけでしたが)、
それを見て、「はい、やり直し。もう一回、入り直し」と冗談を言った記憶をあります。
大事だと思うのですよね、そうした笑顔を周囲に提供していくことは。
ディズニーランドのキャストは、お客さんの前に出る前に鏡を見るようになっているとのこと。
不機嫌な顔になっていないかをチェックするためだそうです。
たかが笑顔ですが、毎日のことになると意外にその影響は大きい。

   
最後にもうひとつ。
良きリーダーになるということは、(いくつかありましたがそのひとつに)
 自分をリードすること
というポイントを話されました。
自分をリードしていく、すなわち「自律と自立」ということですが、これが出来て初めてリーダー
なんだということでした。
確かにそうで、メタ認知して、自分自身をリードしていけない人がどうして他者をリード
出来ましょう。出来るわけがないですね。
当たり前のことですが、目から鱗でした。
「自律と自立」は鬼澤さんが使われた言葉です。
それを聞き、同じグループにいた吉村と目を合わせてしまいました。
だって、それって地域連携型卒業研究を推進している学生GP制度のキャッチコピーだから
です。「自律と自立を目指す学生GP制度」がそれです。
鬼澤さんの言葉を聞き、ジェネリックスキルや就業力育成を目指すこの制度は、リーダーシップ
教育でもあるのだと、そう思いました。
実際に、その要素は多分にあります。
この制度について今後話すときは、リーダーシップという面にも触れていこうかと思います。
 

17時過ぎにガリラボに戻り、今度はガリラボの白亜祭実行委員会。委員長は
4年(10)吉村です。副委員長が3年(11)藤本。そして見習いとして2年(12)尾堂、
さらにラーニング探求塾のメンバーとしてM2(13)坂口にも加わってもらいました。
また居合わせた4年(10)清原も一緒に議論位加わってくれました。
議題は来週から後期が始まりますので、ゼミ生にどういった役割を担っていって
もらうかを定め、来週のゼミの時間にはゼミ生に話ができる程度間に計画を具体化
し、伝えないといけないので、実行委員会としては、ちょっと焦っております。
私の予定がほとんど空いていないため、本日の夕方から委員会メンバーに集まって
もらい、ゼミ生それぞれの役割がわかるような具体案へと落とし込んでいく検討を
行ないました。
20時まで議論した結果、最後まで辿り着かず、ただしビジョンは明確になりました。
昨年まではガリラボの現在の姿を見せることをテーマにしていました。
平成23年度のテーマは「ガリラボをちょっとお魅(み)せします」、平成24年度は、
「5番教室の向こう側はガリラボでした」というもので、それをコンセプトにブースを
デザインしたわけです。
本日の話し合いで、昨年まで白亜祭がガリラボの現在だとするならば(出来ていたことを
紹介していた)、今年はその先(まだできていないこと)、「未来のガリラボの姿」をコンセ
プトにデザインしようということに決めました。
ガリラボの将来ビジョンを明確にしよう、こうありたいというガリラボの未来を創ると
いう願いを込めたものであり、そしてそれを白亜祭という真正性を利用して取り組んでいこうと、
そういう意欲を表現したものです。
 
白亜祭が終われば、そのビジョンを目標に向かってガリラボは舵を切っていきたいと
思っています。
そういった話で今日はまとまりました。
本日のリーダーシップ研修を受けてきた影響が大きかったかなと思いますが、すごく
いいコンセプトができたと思います。
金曜日の午前中に再度打合せを行い、具体化していきます。



MORE4年の大塚さんからの沖縄土産です。
美味しく頂きました。
感謝。

 
 

 

2013年9月23日月曜日

秋の夜長は?

昨日のエントリーで「倍返し」のことを書きました。
昨晩の「半沢直樹」最終回はきっとすごい視聴率だったでしょね、きっと。
ハラハラしながら見ていたら、ハッピーエンドと思いきや、最後の最後でどんでん返し。
次回作について含みをもたせる終わらせ方でした。上手ですね。
 
さて、今日はインプット作業をほとんど行わず、早朝よりずっとアウトプット
作業(パワポづくり=5回分の授業用で全部で150枚ほど作りました)ばかりで、
アウトプットばかりで瑞々しさを失った脳はすっかりと疲弊し、もはやガリラボ通
信に載せるような情報は逆さにふっても出てきそうにありません。
どうしましょう・・・

アウトプットばかりで、インプットしない(=勉強しない)とこんなにも疲弊するの
ですね。

ということで、M2(12)大塚に紹介してもらったけれど、まだ開いてもいない糸井
重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞の本」というのが目の前にあったので開いてみた。
目次をさっとみると「東大立花ゼミと出会う」というのが69頁にあるようだ。
そこを読んでみた。
当時、立花隆さんは東大の客員教授をされていて、確か「人間の現在」という
テーマで話をされていたはず。
その講義は、受講していた学生たちが当時まで便利なツールが何もない中で
インターネットで公開していたのです。
学生ボランティアが(今から考えると信じがたいことですが)HTML言語だけを
使ってWebページを作っていたのです。
立花隆の講義をほぼリアルタイムに近い状態で読めるなど(しかも無料で)
あり得ないので、私は毎週公開されるたびにWebページを熟読し、全部、プリント
アウトして今でも持っています(ガリラボにおいてあります)。
もう20年弱前になるわけですが、今で言うネット講義を受けていたようなものでした。
大変勉強になりました。
このときの立花ゼミのプロジェクトとして行われた「二十歳のころ」にもすごく興味を
持ち、公開されるたびに熟読していました。
東大の学生が色々な人(ほんとに多様な人)を訪ね、その人の20歳の頃のことを
聞いてまとめていくというもので、色々な人間模様が描かれていて非常に面白
かった。
(「二十歳のころ」についてはガリラボ通信2012/2/10でも書いています。参考まで)
 
いつか、「二十歳のころ」のような企画をガリラボでもやってみようと思いつつ、それから
幾年月。まだ実現していません。
(実は、あるときのゼミで提案したのですが却下されました。涙)

さて話を糸井さんに戻します。なんと糸井さんも立花ゼミが公開するWebページを
読んでおられたんですね。本の71頁にこう書かれています:
  ぼくは、東京大学・立花ゼミのサイトを、ひたすら読み続けることになった。
  有名無名いろいろな人を学生がインタビューしてまとめた「二十歳のころ」という
  ページは、とくにわかりやすくて興味深かった。出版社の記者でもなかなか会えない
  人々が、学生たちの取材を受けていた。
これを読み、私も糸井さんと同じことをやっていたんだなと、そう思いました。
同時代の刺激を受けてきたんだなと、そう思いました。
ただし受けた刺激を転換し、成果として結び付けていったレベルは全く違っていた
わけですけど・・・(無念)。

糸井さんは立花ゼミとかかわる中で新しいメディアについて考えていくのですが、
その中で大学と現場とはやっぱり違っている、と。日頃私が感じていることそのもの
ですが、糸井さんはそれをこう書かれていました。
  ただぼくの考えていたこととは、ちょっと違っていた。
  立花ゼミはあくまでも大学のゼミだから、ものをつくるとかクリエイティブ仕事を
  目的としている組織ではない。自分たちで新しいものを吸収しながら、修練して
  いくことが大事だったのだと思う。
  そりゃそうだ、大学は勉強する場所なのだから。
そうなんですよね、大学は修練する場所です。勉強をする場所です。
非常に当たり前のことですが、そうなんです。
そういうことをやるのが本来の学校の役割です。
勉強し、修練しないと疲弊していくしかない。
 
そうはいっても、現場でそうであるように、行動することは非常に大事で、行動に
向け最初の一歩がないと優れた経験を手に入れることはできない。
だから、優れた知性を作っていくには行動が不可欠となります。それもあって、
 輝く知性は行動なしには生まれない
というスローガンをガリラボでは掲げてました。
このスローガンもあって、ガリラボの学生は行動ができる人が多くなった。
だけど、高いレベルに上がっていくには、それは必要条件だということに自覚的で
あるべきです。
残念ながら、十分条件ではありません。
経験を優れた知性へと転換していくにはインプット(勉強、そして修練)が不可欠。
 
今日はアウトプットをしすぎたので、これからしばし糸井さんの本に
向き合いインプットモードになろうと思います。
疲弊した頭に潤いを与えるために。
 
「秋の夜長は?」なるタイトルへの解答は読書と相場は決まっています。
当然です。
ガリラボのゼミ生諸君、一冊、少し難し目の本をとりだし、読み始めましょう。
乾いたカサカサの肌ならぬ、脳に潤いを与えてやるために。
   


2013年9月22日日曜日

「倍返し」すべきこと

今日は自己推薦入試の2日目。
初日を突破した受験生は面接となっています。
緊張する2日間だったでしょう。
私もその関係で今日は朝から仕事でした。
 
疲れたのでさすがに今日は早く帰宅するつもりです。
超人気番組「半沢直樹」の最終回もありますし。^^
前回で40%を超えている視聴率。
最終回の今日の視聴率はきっとすごいことになるでしょうねぇ。
だって、この私がテレビを、しかもリアルタイムで見ようと思うぐらい
ですから。

日曜劇場というのを見るのはたぶん2009年に放送された
官僚たちの夏」以来です。
官僚たちの夏も良かった。
(ここでも堺雅人さんはいい演技をされていた!)
ちなみにこの作品は平成21年度の文化庁芸術祭優秀賞を受賞した
そうです。
官僚たちの夏は、わが国の高度成長期を作り上げていった官僚たちを
描いたもので、著作をほとんど読んだ城山三郎ファンである私は
原作をたぶん20代のころに読み感銘を受けていたので、放送を毎回
楽しみにしていた記憶があります。

半沢直樹はそれとはかなり違いますが、かなり面白い。
倍返し」という痛快な流行語まで誕生させたぐらいですから。

ただ今日昼の休憩中に読んだブログ(こちら)に、「倍返し」とは、
本来、「恨み」ではなく「」に対してでないといけないのではないかとあり、
はっとさせられました。
そのブログの最後には、
  本当に倍返しすべきは、恨みではなく、「いただいたご恩」なのでは
  ないかな、と思います。
  上司や先輩から受けたご恩は、後輩や社会に「倍返し」していきたい
  ものです。
と書かれていました。
確かにそうですよね。全くその通りだと思います。
もらった恩を単に消費しているだけで良いはずがありません。
 
そんなことを頭の片隅におきながら、今日の最終回を見てみたいと思います。 
   
  
 


2013年9月21日土曜日

プレゼン方法についてプレゼン

9月24日(火)2限目の「もやいすと育成講座」で講義を依頼されているのを
すっかりと忘れてました。
昨日、東京に出張していているときに事務局職員さんから届いたメールで気づきました。
印刷するので講義資料を本日15時までに送ってほしいとのこと。
市ヶ谷駅から目的地に向かって歩いている途中でメールに気付き、「ヤベッ」と焦り、
すぐに返信。
もちろんお詫びのメールです。
歩道上で立ち止まり、慣れないiPadで、丁寧にお詫びメールを書きました。
用件が終わり、帰る頃にOKの返事を見てガッツポーズ。 (★・ェ・)┘

ということで、(すでに遅れているのですが)遅れないように、本日早朝よりガリラボで
作業をやりました。
昼には無事に資料を送りました。^^;

さて、講義とはプレゼンテーションの方法についてです。
相手は1年生です。
1年生ですが、プレゼンテーションの方法をプレゼンするというのはなかなか勇気が
いります。
よっぽど(本当の)自信があるか、あるいは(根拠のない)自信がないとできるもの
ではありません。
幸い、年齢とともに態度だけが大きくなり、後者の能力が増してきたので、なんとか
乗り切れると思っています。

9月24日は次の内容を話します。


表現の方法がメインですので、冒頭、でこぼこフレンズの映像を紹介して
イントロにしようと考えています。
熊本の美しい「水」を表現した優れたやり方のひとつとしてです。
一般公開が早くなりますが、でこぼこフレンズのみなさん了承ください。<(_ _)>


プレゼン自体は非の打ち所のない次のプレゼンも紹介する予定です。
笑いがでると思いますが、この種のカテゴリに分類されるようなプレゼンをしている
学生は意外に多い。それは、空気を読めていない、つまり高いレベルのコミュニケー
ション力が不足していると言ってよいかと思います。 
 
 
プレゼンについて話をするので、根拠のない自信はあっても一応知識は色々と
仕入れています。
その中で大変面白かったのは(といっても昨日出張中に偶然見つけたものですが)、
一見、空気を読んでいないようでいて、そうでないやり方があるのだなと非常に感心した
例です。
「英検1級にパスする秘法」というもので(下記参照)、質問を受けたら、その質問には
まともには応えず、用意していた話(持論)を堂々とするとのこと。
それで大丈夫なの?と思いますが、言われてみれば、政治家同士のやりとりでは、
そういったパターンが多い気がします(互いに持論を主張している)が、やりとりが成立
しているように感じることがありますからね。
ということで、大丈夫なんでしょう、きっと。
(聞いてる方が、そこまで真剣に相手の話を聞いてないのでしょう、きっと。笑)

いつもいつもそうだと拙いでしょうが、どうしようもないときには、この手で切り抜けるという
方法あるのかもしれません。 
就活の面接などでも使えるかもしれません、この方法。笑
となると、質問と持論(持ちネタ)との間をつなぐスキルが大事になりますね。
スキルの向上は練習あるのみです。



------
仕事ができる人は詭弁が上手
日本人が知らない我田引水の公式
http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20130918/253596/?P=1

英検1級に合格するにも、英語の会議でうまく発言するにも、ネイティブ相手の折衝に勝つにも、全く同じ秘策が使えます。いかにうまく、自分の話に相手を引き込むかがカギです。それを実現する術が、ネイティブの得意とする詭弁の公式です。

英検1級にパスする秘法

 英検1級の2次スピーチ試験をパスするための方法を紹介します。秘訣はごく簡単。どんな設問が出ても、自分が予め用意し暗記した英文を口にする作戦です。

 英検1級を受験したことのない人のために、試験の概要を説明しましょう。

Agree or disagree: A college education is necessary for everyone
大学教育は誰にとっても必要なものか、否か

 といった問題が出され、その場でこの問いに関してスピーチをするものです。
(ここに掲げたのは実際に2011年に出されたものです)

 大学教育の功罪について話してみろと言われても、ぼくだったら何も浮かびません。日本語で話すのさえ難しいのですから、何かいい話を英語で瞬間的に口にできるわけはないのです。そこで、試験前から英文を考えておき、それを言うことにします。

 ぼくが暗記した英文はこういう内容でした。
 ぼくは消印の付いた古切手を集めています。まとまったら、慈善団体に送ります。そこではこれを換金して役立てています。ぼくには多額の寄付ができるほどの財産はないし、世の中に素晴らしい提言をすることもできません。それでも人のために役に立ちたい気持ちはあります。自分ができることをコツコツやっていくつもりです。

 「その英文は大学教育と何の関係もないじゃないか。試験問題の内容が全く分からない時に、回答欄に校歌を書くようなものだ」と思うかもしれません。

 でも、それがそうでもないのです。

詭弁の公式はこれだ

 どんな設問が出されても、この古切手例文が生きるようになんとか結びつけるところがポイントです。

 この場合ならば、「大学なんて大事じゃない。人生は人のために何かをしようという気持ちになることのほうが大事だ」という前フリを入れます。その後は古切手英文へまっしぐらです。

 問題が「政府は税金を賢く使っているか」だったらどうなるでしょう。やり方は同じです。「税金がちゃんと使われているかどうか、我々庶民には分からない。しかし我々が皆、人々のことを思って生きていけば、その意思がいつかは政治に反映される。政治を批判したり監視したりすることが大事なのではなくて、今自分が何をするかが大事だ」という前フリから古切手ネタへなだれ込めばいいでしょう。

 全くのこじつけですが、まっさらな状態から考えた揚げ句、何も思いつかないで玉砕するよりましでしょう。ぼくが過去問を見たところ、6割の確率で古切手ネタが使えることに気づきました。英検1級の2次試験は、5つの問題から1つを選ぶ方法です。計算上は3つの問題にこじつけが効くはずなので、合格できるわけです。

 この古切手ネタ作戦(詭弁の公式)を図式的に示すと、
枕 + 我田引水(自論)
 となります。枕とは「相手の問に付き合う」ことです。最初だけ付き合ったら、後は自分勝手な論理展開を始めてしまいます。

続きは次のリンク元を参照ください。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20130918/253596/?P=1
 

2013年9月20日金曜日

そらあかりのポスター

今日は東京に日帰り出張。
朝8:55のANA機(B777)で出かけてきました。
保安検査室に入ろうとしたそのとき、なんと、出勤されてきた空港ビルの
野作さんと遭遇。
野作さんが気づかれ、声をかけてこられました。
これで2度目。
実は、7月25日の空港調査時も、出勤されてきた野作さんと遭遇した
のです(なぜか、樫山さんとは会わない笑)。
不思議な縁があります。


今日の出張先は市ヶ谷で、ここで大学教育の内部質保証システム整備に
関する勉強会があり、全国の大学からその関係の方が集まってこられた
のです。200人ぐらいの参加者でした。
(とりあえず、ガリラボの外ではそんな仕事もしているということで・・・)
JR市ヶ谷駅

熊本空港の搭乗待合室に「そらあかり」のポスターが掲示されて
いました。搭乗する直前に気づき、急ぎカメラを取り出し、撮影
したものです。


そらあかりの日には、チーム繋で予定の空いてるメンバーは参加するとのこと。
私はその日は大学院入試があるため、終わってから参加しようかと思って
います(夕方から)。
OG(09)中島が東京から戻り、このイベントに参加しているはずなので、
中島と卒業以来の再会を果たせるといいなと思っています。^^;
 
大学職員の方から、仕事メールの最後に「忙しいですね、お体を大事にされてください」との
暖かなコメントに感激しつつ、羽田空港501ゲート前で搭乗を待ちながら急ぎ書いてます。
今日は自宅を8:00頃でて、自宅に帰り着くのは21:30ぐらいになるでしょう。
平日、大学に行くときより1時間以上遅く家を出て、だけど帰宅は2時間ぐらい早い。
東京の距離感がよく分からなくなります。


2013年9月19日木曜日

10ゼミ生夏休み2回目の登校日(卒論報告会)

秋晴れの朝。雲一つ見当たらない天気の下、赤とんぼがキャンパス内を飛び回っていました。


今日は4年生(10)の夏休み2回目の登校日で、卒論の経過報告会を行いました。
国外にいもの、就活、病欠で3人が休み残り10名での発表。
(なお、本日就活に出かけていたゼミ生は内定をゲットしてきました! メデタイ)


前半は入江の司会で、

発表が進んでいきました。


発表の先頭は吉村。ラーニングキャンプのデザインと分析をテーマにしたものです。


6番目の漆島。漆島は、これまで色々な事情で発表できなかったため、今日が
個人では初めての発表でした。緊張しているようでした。^^

今日は人数が少なかったので、午後の部も繰上げ、昼休み時間も発表を継続。
トリの入江が12:30に発表終了となりました。


前回の登校日より全体的にレベルアップしていることは感じました。が、まだ
具体的に乏しいので、ガリラボの中間報告会(10月19日予定)までには中身の
よく詰まった発表ができるまでにしてほしいと思います。
 

発表終了後は、連絡や調整など通常のゼミの時間へ。
田中ゼミ長不在のため、今日は石原副ゼミ長が取り仕切りました。


ところで、昨日のガリラボ通信で、「いいニュース」を明日にでも発表しますと
書きましたが、朝令暮改で申し訳ありません、やっぱり正式な知らせが届いて
から、発表しようと思います。少しお待ちください。来週になりそうです。
 

さて、今日のガリラボは、10ゼミ生の発表終了後、ラーニング探求塾の事務局会議を
4年(10)吉村事務局長とM1(13)坂口事務局員と私とで行い、先日の2回目の塾
内容についての振り返りを行いました。
白亜祭はガリラボのゼミ生の発表の場、真正性のための場としていくことが必要
だろうと、その点の確認をして(時間切れ)終了。
それが終わり、M1(13)坂口とノットワーキングの勉強会。「ノットワークする活動理論」の
最終章に入りましたが、難しくて、坂口と私共々、へこたれ気味になっています。
来週ぐらいまでには決着をつけたいと思っています。
 

18:00より英語ゼミ。辞書をめくり苦しむ4年(10)吉村の後ろで、2年(12)尾堂が
作業しています。
ガリラボは、非常に静かで、吉村の辞書をめくる音と尾堂のキーボード音のみが
響いていた気がします。

生きねば。
 


 

2013年9月18日水曜日

忘れられないようにしなければ・・・

今日は9:00から12:30まで会議で不在にして、
13:15には福岡に出張したのでガリラボにいたのは
朝の2時間と昼の45分ほどだけ。

チームJob'sの会議、10ゼミ会議とあったようですが、
どちらも「あったらしい」ぐらいしか知らないほど、
今日はガリラボにいませんでした。

夏休みに関わらずなぜか忙しすぎて、学生たちと接触する
時間がかなり少なくて、ちょっと拙いですね。
 
明日は10ゼミ生の登校日で、発表会となりますので、それで
ほぼ1日が終わり、金曜は朝から東京出張なので、今週は、ゼミ
生との打ち合せを捻出する時間が全くありません。
ラーニング探求塾の事務局会議、白亜祭に向け素案を作るために
ガリラボ白亜祭実行委員会を急ぎ開きたいのですが、来週まわしに
せざるをえない状況。
まずいですね。。。

ゼミ生から忘れられはしないかと(少し)不安になっています。


ただし、すごくいいニュースが福岡にいるとき、メールで届きました。
明日にでも、ここガリラボ通信で発表しようと思っています。
どうぞお楽しみに。

熊本に戻る高速バスの車中より。


2013年9月17日火曜日

【野塾】第2回ラーニング探求塾開催

19時より第2回目のラーニング探求塾。
前回通り、前半がプレイフルラーニングについての勉強会。後半が白亜祭の
企画についての塾議(じゅくぎ)。
参加者はM2(12)坂本、M1(13)坂本、4年(10)吉村、保坂、3年(11)清田、藤本、
院OB(06)黒田、玉名市の平野さん、そして津曲。
さらにオブザーバーとして3年(11)上田が参加(白亜祭の議論を聞いておきたい
ということでした)。

前半の勉強会はまずM1(13)坂口によるリアルタイムドキュメンテーションに
ついての説明。
広用紙にすべての情報を書き込み(準備してきて)、説明していきました。
毎度ながら斬新です。

さらに、プレイフルラーニングで紹介されているcubeメディアをさっそく使って
そこに塾生を参加させるやり方で解説を進めていきました。


cubeにそれぞれの印象に残った一言を書いてもらい、なぜそれが印象に
残ったかを話してもらうというcubeというメディアを利用した参加型講義でした。
ところで、、後ろで吉村がビデオを撮っています。


さらにこんな感じで撮っています。何をやっているかというと、坂口のリアル
タイムドキュメンテーションの解説をリアルタイムドキュメント化する試みに
挑戦しているのです。ぶっつけ本番。


坂口の解説の後は、3年(11)清田の担当。清田らしい、独特な語りで、
独特のプレイフルラーニングを堪能できました。
なかなか面白かった。


清田の解説の間に、吉村が必死で編集作業をやっています。清田の
説明(20分)後、ムービーを流すことになっていたからです。

が、やはり20分では無理で、45分ほどかかって30秒ほどの映像が
完成しました。
出来上がったムービーによるリアルタイムドキュメントについて、参加者の感想は
辛口に言えば、「今一つ」でした。
改良の余地が大ありであることが、今日の挑戦で明らかになりました。
でも最初はこんなものでしょう。
破壊的イノベーションとは最初はすべてそんなものです。
 

後半の白亜祭企画に関する塾議については、(みんな疲れが出てきたのか、それ
とも大人数で議論したせいか)今一つ議論を深めることができず、大方の議論を持越し。

9月中にはブループリントを仕上げないといけません。
ちょっと切羽詰ってきました。^^;


塾が終わったのは21:30。



<破壊的イノベーションの事例=オンライン授業>
今日のNHKのクローズアップ現代でオンライン授業の話題が放送されているはずです。
私もかなり昔、オンライン配信について研究をしていましたが、当初は見向きもされず、
役に立たないと言われていました。
オンラインでは集中力が続かないなど(実際そうでした)。
そのうちに私も興味関心が変わり、地域に出向くようになり、気づいたら、オンライン授業
からは足を洗っておりました。
しかしこのオンライン授業とは、対面講義が受講できないニッチな人たちの間で
徐々に普及し、それが本流の講義を脅かすまでになっています(オンラインであっても、
目の前の面白くない対面授業よりも、ハーバード大学の講義を受けたい人は今はたくさん
いるでしょうから)。
オンライン授業は破壊的イノベーションの典型的な事例になりそうです。
世の中の変化を無視し、惰眠を貪っている場合ではないですね。
今後、対面授業との関係がどうなっていくか、真剣に考えていかないといけなく
なりそうです。