土曜ですが、今日も7:30にはガリラボにて仕事(戦闘)開始。
土曜日も早朝より仕事に精を出していますというと勇ましい感じもしますが、つまりは
やるべきことを平日のうちに終わらせることができていないわけで、ザッカーバーグ氏の
いう「さっさと終わらせろ」を実践するのはほんとに難しい。
ただ、土曜ですから会議も打合せも無いので、平日の何倍ものスピードで仕事を
していけますが、今日はどうも違った。
面白くないんです。
プレイフルな状態に自分をもっていけなかった。
今日の仕事がどうも打ち込めるものではなかったからです。
なので、行ったり来たりで、なかなか前に進んでいかない。
未熟さを感じます。
プレイフルな状態になっているかどうかで仕事の効率は全く異なります。
対象がなんであれ、プレイフルな状態に自分も持ち上げていく、そんな
スキルが社会人基礎力では重要ではないかと思います。
社会人として色々と必要なことが挙げられていますが、社会人って何をやっている
人かというと、「仕事」なわけです。
この当たり前のこと、基本が意外と忘れられたまま議論されることがあります。
仕事とは問題解決に他なりません。
課題を着実にこなす力なのです。
そのためにコミュニケーションが必要だったり、協調性が必要だったりするわけですが、
それだけで、問題の解決力がなければ、それらはいつかは
評価=実績/期待値
の方程式によって低い評価につながっていくでしょう。
根本において、与えられた(あるいは自分で作り出した)課題を解決していくことが
求められていることなのです。
その期待に応える実績を出していくことが社会人に他ならない。
どうすればいいかわからないとか、そんな学生のようなふざけたなような思考で、
立ち止まっているような人は社会人としては失格です。
雨にも負けず、風にも負けず、そして、つまらない仕事にも負けず、立ち止まらず
着実に前に進んでいかないとですね。
学生時代にやるべきことというのは、そんな力を訓練すべきでしょう。
そんな訓練のために、土曜日ですが私だけでなくゼミ生もガリラボには集まって
きていました。
2年(12)尾堂と3年(11)藤本が9時にやってきて、月曜日の企業訪問の準備を
やっていました。
ぎこちないながらも一生懸命に。
こうした活動こそが具体的な問題解決過程の訓練に他なりません。
(ガリラボ通信2013/5/26「問題に向き合い脳に負荷をかけることの意味」参照)
とにかく前に進んでいく姿は見ていて良い気分にさせてもらいます。
おかげで私自身ひとりで(最後の最後、仕事とは基本的に孤独です。ひとりでやるものです)
やっていた楽しくない仕事も進ませることができました。^^;
その二人、途中で道場に出かけていきました。
今日は4年(10)保坂も出てきてネットで色々と調べていました。また、11時ぐらいに
2年(11)上田もやってきたので、上田が参加していたインターンシップのことを上田と
話し込んでいました。
いつになっても尾堂と藤本が戻ってこない。
何をやっているのだろうと上田と道場に行ったら、二人で床とテーブルの上の掃除を
やっていました。
月曜日は企業訪問後、道場にお客さんを呼び、彼らの主催の事後研修会を行うことに
なっています。
そのための掃除でした。
コミュニケーションがどうしても前面に出てきますが、また仕方ないことだとも思いますが、
それよりも、掃除しておかなければとかいうこんな「気配り」のような力をコミュニケーショ
ン力より先に身につけておくべきではないかと、そう思います。
その理由についてはガリラボ通信2010/5/16「「気配り」と「む+む」」に書きました。
参考までに。
私自身、コミュニケーション力の高い人よりも、気配りができる人を信用しますし、遊び
ならばわかりませんが、仕事を一緒にするならば間違いなく後者の人を選ぶでしょう(もっとも、
その場合、一定のコミュ力は前提ですけど^^;)。
夏季休暇中。
忙しいので嫌になることもあるでしょうが、夏季休暇中、土曜日でも朝からでてきて
やるべきタスクを持っているなど非常に幸せな話です。
平凡な大学生は、普通はやることがなくて困っているというのが実状でしょうから。
ただアルバイトに行って、稼いだお金で旅行や買い物などの消費をして、とその繰り
返しだったとすると、そのどこにも考えるという行為はありません。
問題解決力を養っていきましょう。
そのための行為の連続が、マニュアルが存在しない社会で、仕事(問題解決)をしていく
ことへとつながっていくでしょう。
雨にも負けない、そして風にも負けない、丈夫な体で、何事に左右されず自分のコンパスを
頼りに動いていく力をつけていきましょう。
時間があれば、伊藤譲一さんの言葉を引用した次のガリラボ通信
2013/7/10 「理論より実践を」の続き~コンパスと学び
2013/7/9 主題のはっきりしない固い話~理論より実践を
も読んでみてもいいでしょう。
残り20日間ぐらいになってきた夏休み、そしてその後に続く後期に未来の社会人へと
自分を転換していくために何を鍛えていけばよいか、そのヒントがあるかと思います。
ゼミ生諸君、期待値を超える実績を示していきましょう。
せっかく大学に入ったのだから、それなりの努力をしましょうよ。
夏休みだからと、楽しい(だけの)旅行にうつつを抜かしていてどうするのだと思うのです。
エンジョイとプレイフルは違います。
消費と生産、衰退(無変化?)と発展というまったく反対の方向を向いていると感じています。
現在、私の中で実績が期待値を超えているゼミ生は●●と●●と●●と・・・ぐらい、、
いやいやほぼ全員ですね。^^;
「成長的知能観」パラダイムを自分のものとし、2013夏の残り、自分のコンパスを手に
いれるべく、期待を裏切るほどの活躍を期待しています。
<参考> 評価=実績/期待値に関連するこれまでのエントリー
・2011/3/13 07ゼミ生卒業式・09院生修了式
・2011/5/5 方程式「評価=実績/期待度」を巡って
・2013/5/9 卒論への決意と評価の方程式
・2013/5/11 本気になる力、仲間をつくる力
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