2013年9月27日金曜日

未来のガリラボを目指して

明日に迫った院入試。今日も早朝より英語の特訓でした。

一応やるだけのことはやったと思われますので、後は運を天に任せるのみ。
どうなるでしょう。


10:30からガリラボ白亜祭実行委員会を招集して、来週に迫ったゼミでの
報告に向けて企画を急ピッチで練り上げました。
集まったのは、実行委員長4年(10)吉村、副実行委員長3年(11)藤本、そして
M1(13)坂口で、私を入れて4人で検討会議を開きました。


今回の白亜祭に向けてのコンセプトは先日の企画会議(ガリラボ通信2013/9/24)で
「未来のガリラボの姿」のデザインとしました。
またそのデザインにはアナログとデジタルの融合をキーワードにしようということ決め
ました。
その議論に入るとき、坂口が今日のTVのニュースで見たという「不便益」なる概念を
話してくれました。
京都大学のICT連携推進ネットワークの中でやっている不便益システム研究所)で
作られた概念のようで、研究所の概要には
  「手間いらずで、なんて便利!!」は本当か?なぜわざわざキャンプに行くのか?不便が大切である
  ことは皆が感じていることであるが、それを整理する必要性は感じられなかった。これに対し、
  不便の益を整理して新たなシステムデザインの糧とすることを試みるのが「不便益システム研究
  所」である。
とあります。
科研費でやっている研究でもあるようで、京都大学ってやっぱり面白い集団がいますねぇ。
ガリラボで、ほら吹きサークルをやりましたが、これも京都大学の人文研がほら吹き集団と
呼ばれていたことをから拝借したものでした(ガリラボ通信2012/10/19参照)。
不便であることが、人のつながりを生み出すとか、そういったことがニュースで流れていた
のだそうです。
それを聞き、また吉村の母に届いた手紙に感動したという話などが混ぜ合わさり、
さらにアナログとデジタルの融合などがごっちゃになり、生まれたのが、「未来のメディア
としての郵便」というもの。
企画はこれからですが、デジタルとアナログを融合させたものをお客さんに作成して
もらい、それをガリラボから郵便として発送しようかとなっています。
訪れた人に、誰か大切な人に、アナログとデジタルを融合させたハイパーメディアで
メッセージを郵便で届ける!
これから企画を洗練させなければなりませんが、新しいメディア創造がガリラボの未来
であると思いますので、このことを具体化することになりました。

付随して、出てきたのが新聞。
あなたの幸せなニュースが私たちのトップニュースだ」とのコピーで始まったIWATTE
IWATTEは、不便のススメガリラボ通信2011/7/31)で紹介しています。
※偶然ですがエントリー名に「不便」を使っていて、驚きました。
やってきたお客さんの記事をトップニュースにし、周囲に白亜祭のニュースを散りばめた
号外を作る企画です。
(裏面、あるいは表面位にガリラボの紹介など盛り込むとかですね。。。たぶんこれだと捨てられる
こともないでしょう)。
これにも存分にデジタルとアナログの融合を盛り込んでもらいたい。
(この担当はもちろんゼミ新聞部となるでしょうね、たぶん)
新聞の印刷が出来上がる間、ガリラボ内を散策したりしてもらえるのではないかと思います。

さらに、チームJob'sの社会人との交流についても進展がありました。
インプロをやろう、と。
コミュニケーションとは、しゃべることはもちろんであるけれど、その前段、コミュニケーション
を行う身体性の問題と切り離せないだろう、と。
むしろそこがきちんとしていれば、コミュニケーションは自然に上達するのではないかと
そういうことに達しました。
となると、やるべきことは明確になりました。
身体性の問題に気づかせるチェンジラボラリーやればいい。
インプロは、ミラーとして用いる材料を作るためにやるわけです。
そんな面白い企画が生まれました。
これが出来た時、きっと平田オリザさんの講座とそん色ないものになるでしょう。
インプロとチェンジラボを融合した新しい学びの方法論をこの場で試し、そんな新しい世界
(新たなワークショップのスタイルになるかもしれませんし)に足を踏み入れていく未来の
ガリラボの姿を見てみたいと思いました。
 
その他にもいくつか出ましたが、疲れたのでこの辺で。。。笑
明日が終われば少しだけ時間ができるはずの吉村実行委員長が企画を整理してくれる
ことになっています。

やっぱり、コミュニケーションは大事です。
特に雑談。
4人での90分の雑談で、当初想像もしていなかったアイデアに到達できました。

雑談、バンザイ!!  (雑談のすすめガリラボ通信2013/5/13) 


※未来を志向した今日のガリラボ通信は、2,222回目のエントリーでした。
  
 

 


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