これまで情報管理コースの2年生は、コース全体で教育体制を
取っていたのですが、今年から10月だけ合同で、11月からは
個別のゼミに分かれています。
新しいやり方が求められるわけですが、新しいことを考えるのは
嫌いではないので、時間に追われつつ楽しみながら対応している
ところです。
新しいことのひとつが、ゼミ長を決めること。
これまでだと、2年生の春休みに決めて、3年の4月からゼミ長、
副ゼミ長といった体制でゼミを運営していました。
今年は、上で述べたように、2年生の11月の段階で個別ゼミに
分かれましたので、そろそろ12ゼミ生も、ゼミの活動をゼミ生による
運営に切り替えないといけないと思っています。
では、11月になって私がやっていたかということ、それはそうでもなく・・・
新しい教育のスタイルの追求だと勝手に解釈し、それなりの運営を
してきました。←意味がわかるでしょうか。笑
さて12ゼミの体制についてです。
一番最初にゼミ長を決めないといけません。
現在、12ゼミ生に向けて推薦を依頼しています。
今日の夜がその締め切りですが、現在のところ14名中12名から返事が
届きました。
推薦の多いゼミ生の中から、色々な条件を勘案して最終的には私が
選びたいと思います。
ガリラボのゼミ長は単に同学年をまとめるのでは不十分です。
・私の考えを理解できる能力や私を補佐する力量がないといけない。
・その考えを踏まえて、ゼミの運営をしていかないといけない。
・上や下の在学生、そして卒業生との関係が作れないといけない。
・外部の社会人との付き合いも多いガリラボです。そういった人たち
との関係も上手に構築できないといけない。
たくさんの条件があります。
ガリラボは、知を追求するアカデミックな集団であり、学内でも、さらには
学外の多くの大学の比べても活動量の豊富なゼミですから、それを運営する
には高い能力が要求されるのは当然のことです。
たぶん、下手なサークルの部長よりも遥かに高い能力が要求されるでしょう。
もっとも、これまでのゼミ長も、これらの条件の全てを併せ持っていたという
ことではありません。
最初から、そんなスーパーマンは少ないですから。
ただし、その素質は備えていたと思っています。
その素質を、多忙なガリラボのゼミ長として行動することで開発し、開花
させて行ったと思います。
明日(月曜日)には決まっているでしょう、たぶん。
03ゼミ生から数えて、ガリラボの10代目ゼミ長となります。
10周年で何かをやるとすれば、10代目ゼミ長には期待するところ大となる
でしょう。
それは私だけでなく、卒業生からも。
それに相応しい人物を選びたいと思っています。
ところで、推薦してほしいと依頼を出して、戻って来る推薦メールを見ると、
それでもうその人の力量がある程度分かります。
何故、その人を推薦するのか、その理由を言語化している人(つまり、理由を
説明している人)と理由もなくただ単に誰を推薦すると書かれているメールと
では、差をどうしても感じます。
何故自分がそうしているのかを言葉にしていくスキルは成長の条件です。
そうした基礎的資質を持っている人でないと、ゼミ長としての成長は難しいで
しょう。
推薦者だけでなく、どういったメールを書いてくるのかも判断の材料として
使いたいと思います。
ついでですが、返事の遅いのは論外です。
それって、私は、情報への感度が悪く、仕事の処理能力が低いことを相手に
告白しているようなものですから。
ゼミ長としては不適格でしょう。
日頃から言動には注意していきましょう。
これまでの日々の言動の積み重ねこそが、現在の自分です。
日常の普通の行動をなめてはいけない。
本格的にガリラボでの行動を開始する2年生には特にガリラボ通信2013/5/11を
参考にしてほしい。
上田ゼミ長、素晴らしいリーダーシップです。見習わねば。
返信削除佐藤 忠文