タマにゃんずのオンラインツアー班がようやく動画が完成させました!
それを見て愕然とすること・・・。特に班のメンバーが!
360度動画になっていないのです。
この失敗作を見ながら検討会議を開きました。
オンラインツアー班に関しては、ようやく実のある会議ができました。
これまでふわふわした打合せしかできなかったのですが、現物があることで、何が問題なのかということが明確になりました。
問題点が明らかにしてくれたことが、この失敗作のものすごく優れたところでした。
ガリラボでよく使う「完璧を目指すより、とにかく終わらせろ」という意味もメンバーはきちんと理解できたようでした。
このおかげで、この失敗作は、完璧な失敗でなくなりました。
この班が次の段階に進むための貴重な契機を提供してくれたようです。
なお、そうした契機になれるのは、失敗を振り返った時だけです。それがなければ失敗は繰り返されます。
今日の検討会議がその振り返りの時間となりました。
完璧を目指すよりとにかく終わらせろ。それを経験した人にとってはこの言葉の重要さが理解できますが、それが大事だと理解するためにはやはり一定の失敗経験が必要なんだということです。
私も実験装置作りで相当に、そして何度も失敗してきたから、この言葉の大事さを、体の芯で理解できているのだと思います。
ゼミ生の場合、卒論を向き合っているときが理系で言う実験を経験しているようなものです。卒論は、その途中、そうした失敗していることがわかるようなものがいい。抽象的なものは失敗しているのかどうかもわからないので、振り返りのフィードバックがほとんどかかりません。
そういう卒論は、大学生がやるにはあまり適していないように感じており、私としてはあまり好ましく思いません。
具体性のあるテーマを選び、その時にたくさん失敗をすることがゼミ生の今後にとっては大事になるはずです。
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お昼。Artractリーダー3年(19)岩生を呼び、Artractの今後について話をしておきました。
自分たちのやっていることが、どういった枠組みの中であるのかを、位置づけをきちんと理解しておく必要があると思ったのです。
そうでないと、今現在やっている行動自体が徐々に目的になっていってる気がしたのです。
今の行動は、ある活動全体の中に位置づけられて初めて意味を持つわけで、それをArtract自体メンバー自体が理解するのに手っ取り早いのは、文章を書くことだと考え、岩生には、抄録を書くように指示しておきました。
研究の背景、意義、目的達成に向けた解決策とその具体化、そして今後の展望などを文章としてまとめるよう話したところ、大変かなと思ったようですが、返事は即座に「はい」でした。
素直ですね。マラソンの金メダリスト高橋尚子さんが次のようなことを言われてます。
ランニングが上達する3つの条件素直になることあきらめないこと夢を持つことby 高橋尚子
素直さは上達のための条件の一つ。
またこの3条件は、色々なスキル獲得において成り立つのではないかとも思っています。
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今日は20ゼミ生(新ゼミ生)の初顔合わせを行う予定でした。
ただ、昨夜の2時ぐらいにひどい雷雨で目が覚め、雨雲の予報をみると、今日の午前中には豪雨をもらたす雲が熊本上空で発達する予想になっています。
朝6時に再度確認しても同じ予想でした。
梅雨末期の豪雨はあちこちに甚大な被害を起こしています。
即座に決断し、6:30には今日の初顔合わせは翌週に延期することにしゼミ生に連絡。
今日は20ゼミ生の初顔合わせ会の予定にしていましたが、これから熊本地方ではひどい雨が予想されています。顔合わせは、16日(金)昼休みに延期にします。あちこちで豪雨災害の起きているときなので、回避できる危険は回避しておきたいと思います。
ただ、当初の天気予報は実際には少し外れました。雨雲は予想よりも少し南下していました。
心配しすぎだったかもしれませんが、こと安全に関しては、慎重すぎる方がよいことはこれまでの様々な災害経験から明らかなところなので、判断は間違っていなかったと思うことにします。^^