2021年7月14日水曜日

3年生でも予定を合わせるのが難しい状況にあるようです

梅雨が明け、日中は危険な暑さだと気象警報が出るようになりました。
外をみると、梅雨時期とは異なり、むくむくと入道雲が空に向かって成長していました。
阿蘇方面では居所的に雷雨になっているようです。

今日のガリラボは静かなもので、3年(19)松田と(18)山本がちょっと顔を出したくらいでした。
2人はひのくにワークショップで同じ取材チームを組んでいるのですが、予定が合わず、チーム全体(たった4人なのですが)で集まるのはなかなか難しいとのことでした。
コロナ禍前であれば考えられないことです。
3年生だと授業(時間割)に縛られて動いていて、大学内にはほぼいたので、空き時間を合わせることは可能でした。
コロナ禍中、感染のリスクレベルは下がったとは言え、今も授業の多くはオンラインなので、それぞれが自分の時間で生活しているようです。
従来と比べると、ものすごく大きな違いです。
大学の時間という制約から解放され、自分の時間で生きているので、例えば3年生だと14通りの時間が生まれているのだと思います。
コロナ禍前は、否が応でも”大学時間”という1つの時間しかなかったことからすると、大きな違いです。
良かったのか、悪かったのか?
どっちでもないですね。
山本的生き方をしていればきっと得るところは大きいし、そうでなければ何も得ないままにいるだけのこと。
ただ、アルバイト的時間”だけ”で生きるのは避けた方がよいでしょう。
5年ほど前、次のガリラボ通信を書いたことあります。

アルバイトで経験を消費しているかもしれないゼミ生へ

アルバイトという生活時間が中心にあって、その時間に従ってただ黙々と生きている人がいるようだったら、読んでみてほしい。。



ここ数日、家内が不在にしていて、起きてもやることもないので、目覚めるとすぐに大学に来ております。
朝、ウォーキングしている方がたくさんおられます。
そのひとりになってウォーキングしながら(鞄を持ってですが)、3kmぐらい歩き、大学についたのが朝の6時過ぎ。
それからずっとデータサイエンスに関する本を読んでいたのですが、読み終えてがっかりでした。文章があまり魅力的でないし、だからでしょうが何が大事なのかさっぱり伝わってこない、さらに内容もほとんど得るところがないという・・・。
この分野でそれなりの方なのだと思いますが、この分野全体への期待を少し失ってしまいました。
ひとつ良かったのは、GoogleのColaboratyのこと。Python(AIを活用する上で標準的なプログラミング言語)をWeb上で動作させることができることを知ったことです。
プログラミングから遠ざかっていたので、まったく知りませんでした。
ちょっと使ってみたのが、次です。
プログラムを1行書いて、実行させています。
私の世代であれば、世界的に有名な、誰もが知っている「Hello,World!」を出力させてみました。笑

世界中のプログラマーがこの本で勉強したはずの名著カーニハン&リッチーの「プログラミング言語C」に最初に出てくるのが、C言語での「Hello, world!」出力プログラムです。
私も当然ですが、社会人になってから、独学でしたが、この名著を擦り切れるほど熟読してC言語をマスターしました。
ちなみに、学生の頃はFortranとアセンブラでシミュレーションや制御を動かしていましたのですが、C言語に知った時、ほんと新鮮でした。
 
ところで、女子大学から県立大学に変わった1994年、プログラムの授業を担当していましたが、その時は全学部の学生がC言語でプログラミングを行っていました。

今、データサイエンス(AIとか)が全学生にやらせないといけないという全国的にホットな状況にありますが、1994年当時のプログラミングの話と似ているように感じています。
しばらくすれば、徐々に冷静になっていって、今現在考えられているものとは少し違う形で安定していくのではないかと思います。
歴史を(に)学ぶのは大事。