2012年6月19日火曜日

自由をもらうということ/コンタクトポイントの発見

心配した台風4号もここ熊本ではほとんど影響もなく、ガリラボは
朝から4年(09)中島、谷がやってきて作業を開始しました。
谷は学生GPの関係で明日行う企業との意見交換会(交流会)の
準備でした。
2年(11)上田と藤本からも交流会で使う資料が谷宛に送られてきて
おり、それらを合わせて資料一式として明日会場に持ち込みます。

全くの偶然からですが、こんなFacebookページを見つけました:
http://www.facebook.com/ishin.net

今回、県内企業と大学生とのコミュニケーションのためのプラットフォ
ームとして始めようとしていたことの多くがここで実現されているように
思います。
身近なモデルが見つかったので、上田に任せているこれからの開発
作業は急速に進むはず。期待しつつゆっくりと見守りたいと思います。

午前中、4年(09)村中ももちろん出てきていました。
こっちは玉名でやっている学生GPに関して、発表会用の概要集を
作成していました。
出来あがり、添削依頼が私宛にメールで(同じ部屋ですが)届きました。^^;
最近、紙での添削ができないんですよねぇ。
ディスプレイ上でしか添削作業ができなくなりました。
なので、どんな近かろうが遠かろうが、私宛にはすべてメール添付で電子
ファイルを送ってもらっています。
人ってやはり変わります。
環境に適応していく動物です。

お昼は10ゼミ会議。
3年(10)田中、辛島、石原、森本、吉村が集まり、今後のゼミ活動について
の打合せです。
15秒映像の課題が終了する6月27日以降についての課題ですが、少し話し
あった結果、とりあえず10ゼミ生に課題自体を預けてみることにしました。
自分たちで自由に決めてよいことにしようかと思います。
ということになるとですね、簡単な課題などありえません。
自由ってそんなものです。
自由には常に責任がつきまとうわけですから。
どういったものにしていくか、ここは、10ゼミ14名の力量を見せてもらおうかと
思います。^^
これを読んで震え上がった10ゼミ生もいるかもしれませんが、今書いている
本人はニコニコしているので、そこまで気にしなくていいですが、こうした自由
というチャンスを利用して、皆が深く考え、混沌としたカオスから秩序(企画)
を作り出していく癖をつけてもらえばいいかなと思います。
1ヶ月という自由な時間を与えます!
10ゼミ生の力を内外に見せつけてほしい!

ただし、自由はそこまで。
後期は自由ではありません。
テーマを定めています。
熊本県の玉名地域振興局と共同して、これまでと同様のテーマ「まちの情報
化」でプロジェクトという名のも研究活動に取り組んでいく予定です。

プロジェクトをひっぱってもらうリーダーたちには夏休み中には記号論など
含めデザインの基本原理に関して理論的勉強をしてもらうつもりです。


その後、私は福岡に出かけたのでガリラボの状況は不明です。

福岡のF大の中をつっきり教室に急ぎ足で向かっているとき、それは普段から
見ていたものですが、何故かまるで違うものに見えました。
谷たちチームJob’sのことを考えていたからでしょうが、私の目はいわゆる
アスペクト変換を起こしてしまいました(アスペクト変換は、先日の情報社会と
コンピュータの講義で説明した概念です)。
次の画像で、それまでずっとアヒルにしか見えていなかったものが、ウサギに
見えた、そんな感じです。
強烈なアハ体験でした。^^


このアスペクト変換で、チームJob’sが行おうとしているコミュニケーションデザ
インで、学生たちのコミュニケーションの起点となるところ「コンタクトポイント」を
発見しました。
この発見(=価値の創造)に興奮し、歩いていたはずの私の足は一瞬だけスキッ
プしたのではないかとそう思います。
今は、このコンタクトポイントを起点にして、コミュニケーションをデザインしていけ
るだろうと想像しています。
ただし、興奮が冷めたら、意外に大したアイデアないかもしれませんが・・・

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