2011年9月18日日曜日

1000回~ひとつの変革の時を迎えて

ガリラボ通信を読んでいる方にとってはあまり関係のない話なのですが、このガリラボ
通信自体にとっては大きな節目となる日になりました

ガリラボ通信は、これで「1000回目」の記事になります。

2009年9月10日に開始してちょうど2年の歳月が経過したことになります。
日数にして738日ほどですので、1日当たり「1.35回」ほどブログを書いてきたことになります。
ほぼ毎日ガリラボの様子を伝えてこれたようです。
実はその前の1年間はGoogleグループというサービスで2,3行日記という形で
書いていました。
登録された人だけが読めるものでしたが、あまりに使いにくかったのでブログに
移行したのですが、賢明でした。
Googleグループの当時のサービスは消滅したからです。
・・・・酷いことに私が書いていたデータは全て削除されていました(先ほど気づきました)。
(大したことは書いてなかったのでまあ良いのですが、フリーのサービスの恐ろしさを痛感します)。

2,3行日記を始めた理由は今となってはもう覚えていませんが(削除されていな
かったらそこに書いていたのかもしれませんけれど・・・)、秋元康さんのいう一言
日記によって、何もない日を、「何もなかった日」と書くことで、そこにラベル付けを
して、ガリラボにとって「何もなかった特別な日」としていこうと考えたからだと思います。
一日に何かひとつ面白いことを見つけようとの向田邦子さんの言葉も刺激になっておりました。

実はmixiでは2007年1月~2011年7月の4年半ほど毎日書くというノルマを課して
日記を書いていたので継続して書くことには抵抗感はなく、その延長でガリラボ通信も
始めたのように思います(現在、時間的に両立が難しくなり個人的なmixiは残念なが
ら中断中 (T_T) )。

毎日書くことで、ガリラボの活動には日々何かのラベルが貼られ、それぞれが
特別な日となっていますし、何よりもこれを書くためにガリラボの活動をぼんやりと
無意識に見ることがなくなりアンテナを常に動かしているので、アンテナの感度が
昔よりもずいぶんよくなりました。

おかげで毎日が新鮮で、マンネリ化とは無縁なほど楽しい時間を毎日過ごさせて
もらっていると感じています。

さて、そうやってコツコツと2年ほど続けて1000回となったわけですが、1000のオー
ダーというのは、ひとつの変革を生む(変革せざるを得ない)と昔ある人に言われた
ことがあります。

量的に1000(倍)というのはそれまでの常識でやってこれたことが通用しなくなり、
以前と異なるパラダイムに入るのだと、そんなことをだったと思います。
1000ではないですが、ジャンボジェットが500以上の座席を作った時、様々な
変革があったようですが、食事に関して大きなイノベーションがあったことはあまり
知られてはいないのではないでしょうか。
みなさんほぼ同じ頃にお腹がすくわけで、食事というのは、人数が少なかろうが
多かろうが一度に処理しないといけないのです。
ジャンボジェット機では500人を一度の食事(特に温かい食事)を提供するために、
料理方法もですが、配膳方法に大きな技術革新が生まれたと聞きました。

ついでですが、情報社会の授業で私が良く言うのが、コンピュータにおけるキロ、
メガ、ギガという計算のレベルが1000倍ほど変わってきたときの変革の様子です。
ムーアの法則に従いコンピュータは約15年ほどで処理速度を1000倍にしてきました。
最初の千倍(キロの時代)のとき、コンピュータは文字を扱えるようになった。
これで世の中にはOA革命が起きます。
次の千倍(メガの時代)のとき、コンピュータは画像や高速通信を扱えるようになりました。
ここで、世の中はネットが爆発的に進み、インターネット革命が起きます。
Amazonなどのeコマースが誕生したのはこの変革の中でした。
次の千倍(ギガの時代)になると、コンピュータは動画が扱えるようになりました。
これをIT革命というのかどうか不明ですが、このとき、ロボットが生まれ、YouTubeなどの
ストリーミングが普及し、放送と通信が融合を始め、既存のマスメディア業界は大きな
変革の波を受けることになりました。

さて、今は次の千倍が進んでいるときです。テラの時代です。
どうなるのでしょう・・・(ある程度は予想つくでしょうが)

話題がそれました。
とりあえず、1000というのはひとつ大きな変革を起こすひとつの目安であろうと思います。

さて1000回を迎えたガリラボ通信ですが、何か変革と関係している(する)のでしょうか?
あまり大きな変革はないような気もしますが、よくはわかりません。

ただ一つだけ言えることは、1000回にもなれば、ガリラボ通信がガリラボの
歴史的記録としてゼミ生たちが以前の状況を調べるためのデータベースとして
利用されるようになってきたということです。

データとして使えるだけ量的に豊富になったということでしょうが、これがひとつの
変革ではないかと思います。

この変革は、ガリラボ通信はガリラボにとってのキャリアフォリオであり、検索と
ラベルによって、過去と迅速に対話していくことが可能になりました。
大学の研究室の場合、人が随時入れ替わりますので、その意味で過去のやり方を
参考にしていけるデータベースの存在は貴重なのだと思います。

過去に縛られるというのではなく、巨人の肩の上に乗り、新しいことに挑戦
していくための過去という意味においてです。

書き始めた当初は、その日の出来事をゼミ生やその関係者に届けることが主でした。
しかし溜まるとこのように別の意味が出てきます。
新聞と同じですね。
新聞もその日のニュースは重要ですが、それをデータベース化したとき、大きな
価値が生み出されます。

日常の記録とは、その瞬間にはあまり大したことはなくても、継続していくことで、
それがいつか大きな価値に転換されると言えます。


さて、まだ2年しか歴史のないガリラボ通信ですが、これまでの統計データを少し
紹介しようと思います。
次のグラフは、2年間のガリラボ通信のページ閲覧数(ページビュー)を1週間ごとに
集計してグラフ化したものです。
ピークで600回を少し超えていますので、この週は1日平均86回ほど閲覧されて
いることがわかります。
最近は平均して450ページビュー/週ぐらいで、1日換算すると60回以上の閲覧
されているようです。
どういった人たちが閲覧しているのかはよくわかりませんが、一番読んでほしいのは
もちろん現役のゼミ生です。
ガリラボでどういった活動が展開されているのか、それを多面的に頭に入れて、
自分の活動がどういった位置にあるのかそんなことを測るモノサシのひとつとして
利用してもらうと嬉しいと思っています。




次にページビューの多かった記事別のランキングです。
トップはきくりん人のふるさとCM大賞受賞時の記事で58回も閲覧されていました。

その次が私自身が大好きな言葉のチカラについての記事
楽天の嶋選手のスピーチは感動しました。
なお、個人的には、盲目の方と通りすがりの女性によるこっちの言葉のチカラの話し
大好きなのですが、残念ながらこれはランクインされていませんでした。

驚いたのがメディアの聖俗革命という固い内容が上位にあったことでした。
希望者いたのに関わらず、続きを書いておらず申し訳ない限りです。
時間と能力が確保されたならば続きを書いてみたいと思います。m(_ _)m


以上、とりとめなく書き続けてみました。
ブログだから可能なやり方だとは思いますが、大変読みにくいはず。
ここまで読んでくださった皆様ありがとうございました。

1000回をクリアしたので、次の節目は2000回になるでしょうか。
この調子であれば2013年9月頃になるはずです。
ガリラボ通信が継続するためにも、今後もゼミ生たちが活発に動いていける
よう支援を続けていきたいと思います。

また先日のガリラボ通信でも引用しましたが、


  夢あるところに行動がある。
  行動は習慣を作り、習慣は人格を作り、人格は運命を作る。


を参考に、ガリラボの運命を作るべくガリラボ通信を継続的に発信していきたい
とも考えてます。
ゼミ生および関係者の皆様、今後ともガリラボをよろしくお願いします。



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