ある申請書のために、早朝より研究室にこもって仕事してました。
午前中は孤独に知恵を絞り、推敲作業をやってます。
思い起こせば、これを始めたのは4月30日くらいから。
おおよそ書きあげたのが連休後の5月6日。
それから2週間。
推敲の結果、最初のものとは似ても似つかないほどに代わりました。
何度書き直したか不明なほど書きました。
現在のところ文字数は2万字ぐらいで、卒論並ですが、書いたトータルの
文字数がどれほどになるかは見当もつきません。
この1ヶ月ほど、会議と講義以外の時間はほとんどこれに費やしています。
自宅でもずっとこれを書いてましたし、あそこの文章をどうしようかと何度
夢に出てきたかわかりません。
夢に出てきて、夜中目が覚めたら、PCに向かって書き直すという感じです。
こうなるともうラブレターに近い。
実際にそうです。
文部科学省に向けたラブレターでして、大学内の9人のメンバーの思いの詰まった申請書なんです。
思いは詰まっているもの、しかし我々ではどうしてもできないことがあります。
図です。
文字はどうにでもなるのですが、こればっかりは・・・
ある概念を表現するイラストが描きたいのですが、PCできれいにかけない。
ということで、昨日、3年の大塚に白羽の矢を立てたのでした。
本日、約束通りお昼に来てくれました。
もちろん、昼飯というお礼はしました(私の家内手作りの弁当ですが・・・)
13時にイラストレーターに向かった大塚は、ペンタブ(←06OG中村の置き土産です)を
武器に概念をイラストとして具体化していきます。
途中相談しながら、おおよそイメージしたものができたのが19時。
6時間ほどほぼ一度もPCを離れることなく、ほぼ作業に集中していました。
その集中している姿は、ペンタブを置いていった中村を見ているようでした。
大塚もこの6時間の集中した作業でイラストレータがかなり理解できたようです。
ほら、こうなんですよ!
出来る人は、要するに、出来ない人よりもたくさん時間をかけているんです。
しかも失敗を繰り返しながら無駄な時間をたくさん費やしている。
その無駄な時間こそが実は上達のためのコツだったりします。
矛盾しているようですが、実際はそうなんです。
なぜでしょうか?
最近クイズばかり出しているようですが、今回もこれもクイズにしておきたいと
思います。
考えてみましょう。
(答えがでないまでの、その無駄に考えている時間こそが実は重要だったりします)
途中、M2の吉本さんが顔を出されました。
発表資料の製本らしいです。
来週土曜日はM2の発表会です。
さて、月曜日でこの忙しさからも少し解放されます。
9人のプロジェクトチームも解散です。
その月曜日は最終チェックです。
もちろん、大塚にはその場に立ち会ってもらうつもりです。
というか、誰もイラストの修正ができないので、大塚に来てもらわないと
どうしようもないのです。
お願いだから、熱など出さないでほしい。
プロジェクトメンバー全員そう思っているはずです。
私がイラストレーターを使いこなせるのも、広報紙を作らなければならない というどうしようもない立場にたったからでした。
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