2016年9月11日日曜日

ガリラボ生は自発的にやるべきことをやっていました

昨日のフィールドワークが終わってから、ひとり研究室に戻り、この日の
活動を頭の中で整理しながら、フィールドワークにSAとして参加したゼミ
生に向けて次のメール(一部抜粋)を書きました。

  午前の冒頭の挨拶で述べたように、また今日のガリラボ通信にも
  書いたけれど、今日はプロアクティブに動くことを心掛けたろうか。
  もしそうであれば、そのことを振り返っておいてほしい。
  ガリラボでは行動した後に、基本的に、自発的にみんなでリフレクションを
  行うのが普通のパターン(伝統)。
  SAは自発的に集まったものではないからだろうけど、終わって自分たちで
  リフクレションはしていないのではないかと思う。
  リフレクションはしていたほうがいい。
  (と、言われてするのをリアクティブ行動と言うけれど)。
  今後もSAは継続するので、体験がまだ温かいうちに、個別に振り返りを
  しておいてほしい。
  SAって何だろう? どうやればいいんだろう。 また今日の活動の意味、
  自分にとっての意味は何だったんだろう?

この問いかけに対し、多くの4年(13)生から返事がありました(3年生はひとりだけ。。。)。
4年(13)生は、残って自発的に振り返りをやっていたんですね。
次は4年(13)松崎からメールの一部です。

  解散後、13メンバーで1時間くらい語りました。
  その中でそれぞれ反省点が出てきたので、今みんなの意見を集約したところです。
  議事録っぽい形でまとめています。
  14日に文字としておこしている状態からリフレクションができればと思い作成しましたが…
  少しでもお役に立てればうれしいです♪(笑)
  3年生の意見はまだ集め始めたばかりなので、とりあえず先に4年生の分だけ送ります。
  14日には、全体のきちんとした完成版を持ってきます。
  ちなみに、1日の流れはは多賀がまとめてくれていたもので、good&badとしてまとめた
  のは岩坂の案です(^O^)

メールには、残って語りあった内容が簡易版議事録が添付されていて、それには、
SA視点からのこの日の課題等が綴られていました。
4年(13)生は、残ってしっかりと振り返りをやっていたんですね。
立派。
見事すぎて、脱帽しました。
そんなことになっているとはまるで知らず、小言メールを出した自分に対し反省をしました。^^;
  
ある職員さんがいつだったか忘れましたが、ガリラボのゼミ生はキラキラしている、と話さ
れていました。
私の前での発言なので、当然ながらお世辞が入っているでしょうが、ある程度はそう思われ
ているということだと思います。
私のことではないにも関わらず、嬉しくなりました。笑
 
キラキラした状態になるのは、単に活動しているだけではなくて、自分たちの行動を、
見つめ直し、やってきたことの意味を言葉にして記録し、踏み固めてきていることが
大きいかもしれません。
9月4日から本日9月11日までの1週間でゼミ生の各チームから届いた議事録
(活動記録)は11通ほどあります。
これは、ガリラボ内で11のチームが独立して動いていることを示しているのと同時に、
それぞれが自分たちの行動を確認するために記録し、それを共有していることを
教えてくれます。
色々なゼミがありますが、こうした行為を実践しているところは珍しいのではないかと思います。
 
毎回大変でしょうが、こうした行為は、自分たちの行動を意味づけていくのに不可欠です。
そうした行為の繰り返しが、自分の学びのスタイルを確立し、将来において大事な意味を
持つようになるでしょう。
今後も、自発的に動きつつ、同時にホウレンソウによって形成的評価を受けながら
活動していってほしいと思います。
 
秋の夜長には少しまだ早いですが、時間があれば次のエントリーにも目を通してみてください。

・主題のはっきりしない固い話~理論より実践を(ガリラボ通信2013/7/9
・「理論より実践を」の続き~コンパスと学び(ガリラボ通信2013/7/10
 
 


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