2016年9月20日火曜日

Coho'zu取材@オークスプラザ

台風16号の動きを心配していましたが、熊本には影響もほぼなく、朝からCoho'zuに
同行し大津町に取材に出かけることができました。


今日の取材チーム。Coho'zu(4年(13)上田、多賀、飯沼)と見習いのHope+(3年(14)谷口)。
目的地は、役場傍の大津町町民交流施設(オークスプラザ)。
役場のプレハブが出来上がる前は、この場所が臨時の役場機能を果たしていました。


取材させていただくのは大津町会議員の佐藤さん。
お忙しい中、丁寧に対応していただきました。オークスプラザ内の一室を借りての
取材でした。



この日のインタビュアーは4年(13)多賀と上田。記録担当は4年(13)飯沼。
地震直後のことはやったことが覚えているが、時系列が無茶苦茶になっていると
お話しされていましたが、確かに私などもそうです。
Coho'zuの取材のおかげで、そのあたりの整理できて良かったと感謝の言葉を
もらいました(Coho'zuは事前に質問内容をお渡ししていました)。


1時間ちょっとの取材でしたが、興味深い話をたくさんお聞きしました。
佐藤さんは、ある避難所で中心的な活躍をされるのですが、情報伝達でLINEが非常に
重要であったと話されていました。また、軽トラックをお持ちとのことで、話を聞いていると
軽トラの機動力に非常に感心させられました。軽トラは物資の移動に非常に効果的で
あったようです。
興味深い話がたくさんありましたが、震災を経験して変わったことはという質問に対し、
南海トラフ地震を非常にリアルに感じるようになったと答えられていました。
それまでは、他人事のような感じがあったけれど、南海トラフでは恐らく支援する側に
回って活動することになる。その時のために教訓をしっかりと学ぶ必要がこれからはある
のだ、と。そんな趣旨のことを話されていました。
その他に興味深かったのがコミュニティの話。これが一番興味深かったのですが、大津町の
ように新しいコミュニティがあるとこでは、防災には昔ながらのコミュニティが良いと言っても
それは無理だ。新興住宅地で昔ながらのコミュニティづくりが成功するとは思えない、と。
だから、新しいコミュニティは新しいコミュニティらしいあり方を考えていく必要がある、と。
佐藤さんが支援された避難所(美咲野小学校)ではLINEでつながった人たちで緊急時を
比較的うまく乗り切れたと話されていました。実はそうでない避難所もあったようなので、
それぞれに検証が必要ですが、コミュニティの問題を考えていくのに貴重なオーラル・ヒスト
リーのように思えました。


たくさんの貴重な話を聞かせてもらった佐藤町会議員さんとCoho'zu(上田、多賀、飯沼)、
そして見習いのHope+の谷口。
この日聞かせてもらった佐藤さんのオーラル・ヒストリーには、希望
  Hope is a Wish for Something to Come True by Action.
がたくさん詰まっていたように思います。
長くなりましたので、佐藤さんの話から、<持ち場>の希望を編んでいく作業はCoho'zuに
任せたいと思います。


台風は去っていましたが、少し雨の残る大津町からお昼に帰還しました。
やっぱり今日もCoho'zuは雨でした。^^;


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お土産。 4年(13)中村の天草土産、3年(14)塘添の大分土産です。





 

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