2012年1月12日木曜日
落ち着いた雰囲気漂う木曜の午後
今週はかなり冷え込むというニュースが流れていましたが、今日の
北海道の新聞にはご覧の通り、零下30℃ととんでもない気温が
掲載されていました。
ここ熊本は今朝の気温が零下1℃ぐらいだったので、驚嘆するほど
の差です。
「寒い寒い」とゼミ生がこぼしていますが、そんなことはありません。
北海道に比べれば、何ということはない。
30℃も気温が高いのですから。

あるブログに雪見障子からの雪庭の風景写真がありました(こちら)。
北海道の新聞にはご覧の通り、零下30℃ととんでもない気温が
掲載されていました。
ここ熊本は今朝の気温が零下1℃ぐらいだったので、驚嘆するほど
の差です。
「寒い寒い」とゼミ生がこぼしていますが、そんなことはありません。
北海道に比べれば、何ということはない。
30℃も気温が高いのですから。

あるブログに雪見障子からの雪庭の風景写真がありました(こちら)。
2012年1月11日水曜日
広い枠組みで捉えるということ
本日は早朝からOG(04)を見送ることから始まり、その後、午前中に
M1(11)白樫とのゼミ。
白樫とは現在「コミュニティ・オブ・プラックティス」を読んでいますが、
今日読んだところで、研究に向けてのアイデアが色々と出てきました。
コミュニティ・オブ・プラックティスを知識の普及促進の視点で見て、
教師教育といった人材育成の枠組みとしてとらえると面白いのでは
ないかとそういった議論に発展しました。
次回には白樫がそのアイデアを展開させてくるだろうと思います。
その間、4年生や3年生がたむろ(?)しておりましたが、今日はそれ
以外に2年(10)吉村、森本なども顔をだしていました。
夕方は3年の年明け初のゼミ。
が、すでにたくさんの3年生に会っているので、初ゼミとは思いもしない
ままゼミへ。
話を聞いていましたが、電子書籍が徐々に出来上がりつつあるようです。
ただし、欲を言えば、さらに高いレベルを目指してほしいとは思います。
8割ぐらいまでだったら誰だって到達できるんですから。。。
ガリラボのメンバーにはそこのレベルは是非とも越えてほしい。
20時ぐらいからM1(11)冨田とのゼミ。
山鹿豊前街道をターゲットに研究を進めようとしています。
今日の話の中で、Facebookを軸にしていこうかとなりましたが、先の
見通しがそれほどあるわけでもありません。
冨田の創造力に期待したいと思います。
----
以下、今日知ったことで感激したことを紹介します。
デザインで問題を解決しようと事例です。
かなり前に書きましたが(2011/2/23ガリラボ通信)、スターバックスの紙コップを
減らすデザインとは、紙コップと狭い視点に囚われるのではなく、広い視点に立
つもので、なんと人々の行動をデザインするという極めて斬新なものでした。
かなり感動したのですが、今日知ったデザインもそれと同じぐらい感動しました。
その記事は「こちら」です。
オフィスビルの支配人が、そのオフィスのテナントからエレベーターが遅いという
クレームを受けて悩んでいたそうです。
外部のコンサルタントに依頼した結果、解決策として、
・エレベータの数を増やす
・いくつかのエレベーターを速いものと取り替える
・より速く動くために制御システムをつける
と頭の賢いはずのコンサルタントの連中が、まったく凡庸なアイデアを提示したの
だそうです。
これに対し、オフィスビルの会社の人事課の新入社員が出したアイデアは、
等身大の鏡をエレベータへのロビーの壁に据え付けるというものだったそうです。
これで、クレームはきれいに消え去ったのだそうです。
要するに、不平の原因は、エレベータが遅いという直接的なことではなく、それを
待っている間の退屈さだったとこの新入社員は見抜いたのです。
鏡で身だしなみをみたりすることで、時間を潰せるようになった結果、不平は消え
たということでした。
コンサルタントと新入社員の違いは歴然です。コンサルタントが、エレベータという
その視点だけで問題を捉えようとしたのに対し、新入社員は、エレベータと人間の
関係まで視点を広げて物事を考えたという点にあります。
新入社員の方が、より広いパラダイムで物事を考えられたわけで、コンサルタント
のような専門家の方が必ずしも視野が広いわけではないことを示しています。
より広い視点に立つことで、問題解決が容易になります。
そういった視点を持つのは、やはりたくさんのそして多様な学びを体験していく
しかありません。
手前味噌ですが、かなり前に私が書いた論文「パラダイム転換構造の位相幾何学的方法による
形式化の試み」は、実はこのことを数学の言葉で表現しようとしたものでした。
で、その論文では、灘校・伝説の国語授業のテキストとして最近有名になった中勘助の「銀の匙」に
なぜか言及したりしています。
ある意味、奇妙な論文ではないかと今読み返して自分でそう思います。
M1(11)白樫とのゼミ。
白樫とは現在「コミュニティ・オブ・プラックティス」を読んでいますが、
今日読んだところで、研究に向けてのアイデアが色々と出てきました。
コミュニティ・オブ・プラックティスを知識の普及促進の視点で見て、
教師教育といった人材育成の枠組みとしてとらえると面白いのでは
ないかとそういった議論に発展しました。
次回には白樫がそのアイデアを展開させてくるだろうと思います。
その間、4年生や3年生がたむろ(?)しておりましたが、今日はそれ
以外に2年(10)吉村、森本なども顔をだしていました。
夕方は3年の年明け初のゼミ。
が、すでにたくさんの3年生に会っているので、初ゼミとは思いもしない
ままゼミへ。
話を聞いていましたが、電子書籍が徐々に出来上がりつつあるようです。
ただし、欲を言えば、さらに高いレベルを目指してほしいとは思います。
8割ぐらいまでだったら誰だって到達できるんですから。。。
ガリラボのメンバーにはそこのレベルは是非とも越えてほしい。
20時ぐらいからM1(11)冨田とのゼミ。
山鹿豊前街道をターゲットに研究を進めようとしています。
今日の話の中で、Facebookを軸にしていこうかとなりましたが、先の
見通しがそれほどあるわけでもありません。
冨田の創造力に期待したいと思います。
----
以下、今日知ったことで感激したことを紹介します。
デザインで問題を解決しようと事例です。
かなり前に書きましたが(2011/2/23ガリラボ通信)、スターバックスの紙コップを
減らすデザインとは、紙コップと狭い視点に囚われるのではなく、広い視点に立
つもので、なんと人々の行動をデザインするという極めて斬新なものでした。
かなり感動したのですが、今日知ったデザインもそれと同じぐらい感動しました。
その記事は「こちら」です。
オフィスビルの支配人が、そのオフィスのテナントからエレベーターが遅いという
クレームを受けて悩んでいたそうです。
外部のコンサルタントに依頼した結果、解決策として、
・エレベータの数を増やす
・いくつかのエレベーターを速いものと取り替える
・より速く動くために制御システムをつける
と頭の賢いはずのコンサルタントの連中が、まったく凡庸なアイデアを提示したの
だそうです。
これに対し、オフィスビルの会社の人事課の新入社員が出したアイデアは、
等身大の鏡をエレベータへのロビーの壁に据え付けるというものだったそうです。
これで、クレームはきれいに消え去ったのだそうです。
要するに、不平の原因は、エレベータが遅いという直接的なことではなく、それを
待っている間の退屈さだったとこの新入社員は見抜いたのです。
鏡で身だしなみをみたりすることで、時間を潰せるようになった結果、不平は消え
たということでした。
コンサルタントと新入社員の違いは歴然です。コンサルタントが、エレベータという
その視点だけで問題を捉えようとしたのに対し、新入社員は、エレベータと人間の
関係まで視点を広げて物事を考えたという点にあります。
新入社員の方が、より広いパラダイムで物事を考えられたわけで、コンサルタント
のような専門家の方が必ずしも視野が広いわけではないことを示しています。
より広い視点に立つことで、問題解決が容易になります。
そういった視点を持つのは、やはりたくさんのそして多様な学びを体験していく
しかありません。
手前味噌ですが、かなり前に私が書いた論文「パラダイム転換構造の位相幾何学的方法による
形式化の試み」は、実はこのことを数学の言葉で表現しようとしたものでした。
で、その論文では、灘校・伝説の国語授業のテキストとして最近有名になった中勘助の「銀の匙」に
なぜか言及したりしています。
ある意味、奇妙な論文ではないかと今読み返して自分でそう思います。
卒業生の旅立ち
これから1年間、カナダに留学するのです。
旅立ちの朝、別れを言いに立ち寄ってくれたのでした。
学部で2年半、卒業後嘱託として3年間、その間も私塾KWで地域づく
りに、PUK TCではテニスでと6年半も一緒に活動してきたので、いなく
なるとかなり寂しいものがあります。
ガリラボ同窓会(興津会)の代表者のひとりですし、卒業生及び関係者で
井口の留学のことを知らない人がいるかもしれませんので、この場で紹
介しました。
1年後にはたくましく(今もたくましいですけど、それがさらにたくましく
なって)戻ってくるでしょう。
カナダにいる間には、色々と現地の様子も伝えてくれるはずです。
時々、ガリラボ通信でも紹介できればと思っています。
頑張れ、あいこ!
2012年1月10日火曜日
ガリボイス2011(12月)~3人目の掲載(美しい大人に)
ガリボイス(12月)の3人目が掲載されました。
3年(09)市川です。
靴を並べる・・・確かに・・・
研究室も、周囲に命令しつつ、掃除をするのが市川流です。

ちなみに、このガリボイスは、12月のゼミ内投票の際、3年(09)村中と
同票でトップでした。
その村中は1月4日に掲載されたことはすでにガリラボ通信で紹介した
とおりです。
3年(09)市川です。
靴を並べる・・・確かに・・・
研究室も、周囲に命令しつつ、掃除をするのが市川流です。

ちなみに、このガリボイスは、12月のゼミ内投票の際、3年(09)村中と
同票でトップでした。
その村中は1月4日に掲載されたことはすでにガリラボ通信で紹介した
とおりです。
2012年1月9日月曜日
ガリボイス2011(12月)~2人目の掲載(夢をカタチに!)
ガリボイス(12月)の2人目が掲載されました。
3年(09)中島です。
きくりん人やガリラボ放送部で活動しているので、このガリラボ通信に
頻繁に登場している中島ですが、それでもたぶんガリボイスでの活躍が
一番目立っているかもしれません。
4、5、6、7、10、11、12月と月一回ペースで実施してきたガリボイスの
記事すべてが新聞に掲載されているのです。
さらにはガリボイスとは別枠で書いたものも掲載されたりしています。
中島が投稿した文章はすべて公の新聞という場に登場しているのです。
前にも書きましたがやっぱり何か持っているのでしょうねぇ、たぶん。

2012年の漢字は「夢」にしたい!
今もってる夢をカタチにすることが中島の2012年の夢ということです。
ところで、今日は成人の日。
新成人が未来への期待と夢に思いを馳せつつ大人になっていく、日本人に
とって大変重要な通過儀礼の日です。
今日からあなたたちは大人であると、社会の人々が一致して認める日です。
どんな民族であろうが、こういった通過儀礼を経ながら人は成長していきます。
おそらく、中島の今回のガリボイスは、本日の「成人の日」に合わせた掲載
だったのに違いありません。
内容的に、新成人に向けたメッセージとしても読めますから。
さて、今年の新成人は124万人ほどのようです。
ガリラボでは15名ほどの10ゼミ生たちが、新成人となります。
中島の言葉を借りれば、今日は彼らにとって大きな「分岐点」となる日です。
そんな分岐点に立った10ゼミ生たちも、それぞれの夢をカタチにしていって
ほしい。そう願っています。
ガリラボ(という場)は微力ですが、その手伝いをしていきたいと思っています。
この場をうまく使いこなせるならば、3年生になってから、それまでとは比べ物に
ならないセカイへと導かれていくはずです。
もちろん、それを活用するかどうかを決めるのは自分次第であり、自分がどう考
えるか、そしてどう振舞っていくかにかかっています。
人生とは、そんな意思決定の連鎖です。
その過程が人によって異なるから、それぞれ固有のキャリアがカタチ作られていきます。
中島は、このガリボイスで推測できるように、すでにひとつの意思決定をしており、
あるキャリアに向けて動きを始めているはずです。
中島の、そしてガリラボのゼミ生諸君の夢が現実のカタチになることを、成人の日
の朝、自宅にて祈っております。
3年(09)中島です。
きくりん人やガリラボ放送部で活動しているので、このガリラボ通信に
頻繁に登場している中島ですが、それでもたぶんガリボイスでの活躍が
一番目立っているかもしれません。
4、5、6、7、10、11、12月と月一回ペースで実施してきたガリボイスの
記事すべてが新聞に掲載されているのです。
さらにはガリボイスとは別枠で書いたものも掲載されたりしています。
中島が投稿した文章はすべて公の新聞という場に登場しているのです。
前にも書きましたがやっぱり何か持っているのでしょうねぇ、たぶん。

2012年の漢字は「夢」にしたい!
今もってる夢をカタチにすることが中島の2012年の夢ということです。
ところで、今日は成人の日。
新成人が未来への期待と夢に思いを馳せつつ大人になっていく、日本人に
とって大変重要な通過儀礼の日です。
今日からあなたたちは大人であると、社会の人々が一致して認める日です。
どんな民族であろうが、こういった通過儀礼を経ながら人は成長していきます。
おそらく、中島の今回のガリボイスは、本日の「成人の日」に合わせた掲載
だったのに違いありません。
内容的に、新成人に向けたメッセージとしても読めますから。
さて、今年の新成人は124万人ほどのようです。
ガリラボでは15名ほどの10ゼミ生たちが、新成人となります。
中島の言葉を借りれば、今日は彼らにとって大きな「分岐点」となる日です。
そんな分岐点に立った10ゼミ生たちも、それぞれの夢をカタチにしていって
ほしい。そう願っています。
ガリラボ(という場)は微力ですが、その手伝いをしていきたいと思っています。
この場をうまく使いこなせるならば、3年生になってから、それまでとは比べ物に
ならないセカイへと導かれていくはずです。
もちろん、それを活用するかどうかを決めるのは自分次第であり、自分がどう考
えるか、そしてどう振舞っていくかにかかっています。
人生とは、そんな意思決定の連鎖です。
その過程が人によって異なるから、それぞれ固有のキャリアがカタチ作られていきます。
中島は、このガリボイスで推測できるように、すでにひとつの意思決定をしており、
あるキャリアに向けて動きを始めているはずです。
中島の、そしてガリラボのゼミ生諸君の夢が現実のカタチになることを、成人の日
の朝、自宅にて祈っております。
2012年1月8日日曜日
逆転の発想は逆境の中から
ある研究計画書を前に、行き詰ったので、ネットを見てたら、ある記事が目に入り、
どうも書きたくなったので、ガリラボ通信を利用して書き留めておきます。
先日、3年(09)谷からの年賀状のことを紹介しましたが(風変わりな年賀状)、その
年賀状が投かんされたのは鳥取県境港市でした。
ご承知のように鳥取は、全国で最も人口の少ないところで、2012年1月現在、
59万人ということです。
熊本市よりも少ないのに、水木しげるロードを擁するこの県は、年間400万人の
観光客を集めているのだそうです。
アイデアは逆境の中でこそ生まれるようです。
さて、その鳥取県の中にある智頭町(ちづちょう)という過疎の町があります。
人口8000人に満たない小さな町です。
しかし、ここがまたすごいのです。
5,6年ほど前、コミュニティのことを勉強していた時、グループダイナミクスという
理論に出会い、その理論を紹介した書籍の中で具体事例としてここ智頭町の
「ゼロ分のイチ運動」が紹介されていました。
ゼロ分のイチは、数学的には無限大を意味します。
無断大とは不思議な性質をもちまして、ゼロに無断大を掛けるとある値を持つ
場合があります。
そのことから類推なのだと思いますが、無から有を生み出す村おこし運動という
意味でこの名がつけられたのではないかと想像します。
さて、この運動を始める企画書がまた格調高いもので、ごく一部紹介すると、
その町が、マチとしての機能を持ち、誇り高い自治を確立するならば、21世紀に
おいて「智頭町」に確固たる位置づけを与えることができよう。智頭町「ゼロ分の
イチ村おこし運動」の展開によって・・・・こころ豊かな誇り高い智頭町を創造でき
ると考える。
というものです(杉万俊夫「コミュニティのグループ・ダイナミクス」,p.107,京都大学
学術出版会,2006年)。
ゼロ分のイチ運動によって、ぼんやりと記憶に残っていた町ですが、その後、NHKの
「にっぽんの現場」というTV番組で
変えろ!わが町~鳥取・智頭町 住民たちの町政改革~ 2009年1月31日
というのが放送され、再び智頭町の名前を目にしました。
これもたまたまこの番組を見ていたのですが、町の予算は住民自らが作っていこう
ではないかということで、町は「百人委員会」というものを組織して、ここで、住民が
政策を具体的に行政に提案していきます。
番組では、体育館で議論が行なわれていましたが、提案が認められれば、予算化
され、その政策が実施に移されるというものでした。
私が見ていた時には、保育所についての改善案を若いお母さんが町長さんの前で
そしてもちろん他の住民も見守る公開の場で提案している様子が流れていました。
直接問題にぶつかっている人の提案なので、非常に具体的で、見ていて、予算化さ
れれば提案したそのお母さん自らが具体的に動いていくのは明らかでした。
それから3年後、つい先日また智頭町の名前を今度はネットで目にしました(こちら)。
目にしたメディアは様々ですが(これも時代に流れの影響でしょうか)、こんな過疎の
町が、縁もゆかりもない私とこんなにも頻繁に遭遇するということは、この町がかなり
特殊である証拠でしょう、きっと。
さて、今回目にした話題は「疎開保険」というものでした。
東日本大震災の津波で、また原発によって故郷を後にせざるを得なかった人々は
それぞれが知り合いを求めて疎開していったことは記憶に新しいところです。
この事実を智頭町の人たちは黙ってみていなかった。
自然しかない過疎の町で、いや違います、自然しかないから、災害などの時にゆっ
くりとできる場所を智頭町だったら提供できると考えると人がいたようです。
そのことを起点にして、長期は無理にしても、田舎で暖かな人々のネットワークが生き
残っているこの場所で、3食付で1週間分の宿泊場所を提供してはどうだろうかと、
ひとつの政策を実践しているのです。
東日本大震災は1000年に一度ですが、しかし豪雨や台風などで災害救助法が適用
され、その地を離れざるを得ないことは毎年でもありそうです。
そういったことが想定される日本で、一人一口年間1万円の保険料で、誰でも智頭町に
疎開できるようにするのがこの疎開保険とのこと。
キャッチフレーズは
みどりの風が吹く疎開の町
とのことです。
いかがでしょう?
逆転の発想の見事さに、完璧に脱帽させられました。
何という頭の良さでしょう。
逆転の発想から、具体的なアイデア、政策にまでいったいどういった人たちが
やっているのでしょう。
凄いの一語です。
全国、たくさんの自治体がありますが、こんなにアイデア豊富なところはそうそう
ないかと思います。
人口8000人の町、恐るべしです。
豊かな発想は、やはり逆境からなのでしょう、きっと。
同様なことを前のガリラボ通信でも書きました。参考までに。
制約からすべてが生まれる。 (2009/10/7)
不便のススメ (2011/7/31)
仕事をしていく上では常に創造性が要求されるはずです。
そのために必要なのは、つまり逆境ですね。
ということは、今苦しいときというのは、ある意味で次の創造に向けた状況を
提供してもらっている可能性もあり得えますね。
だったら利用しない手はない。
高野進さんの言うポジティブ・ノンレジスタンスというのは、難しい状況を作り出し、
新しい創造に向かうひとつの方法なんだと思います。
書き始めたらやたらと長くなりました。
計画書に戻ります。(T_T)
どうも書きたくなったので、ガリラボ通信を利用して書き留めておきます。
先日、3年(09)谷からの年賀状のことを紹介しましたが(風変わりな年賀状)、その
年賀状が投かんされたのは鳥取県境港市でした。
ご承知のように鳥取は、全国で最も人口の少ないところで、2012年1月現在、
59万人ということです。
熊本市よりも少ないのに、水木しげるロードを擁するこの県は、年間400万人の
観光客を集めているのだそうです。
アイデアは逆境の中でこそ生まれるようです。
さて、その鳥取県の中にある智頭町(ちづちょう)という過疎の町があります。
人口8000人に満たない小さな町です。
しかし、ここがまたすごいのです。
5,6年ほど前、コミュニティのことを勉強していた時、グループダイナミクスという
理論に出会い、その理論を紹介した書籍の中で具体事例としてここ智頭町の
「ゼロ分のイチ運動」が紹介されていました。
ゼロ分のイチは、数学的には無限大を意味します。
無断大とは不思議な性質をもちまして、ゼロに無断大を掛けるとある値を持つ
場合があります。
そのことから類推なのだと思いますが、無から有を生み出す村おこし運動という
意味でこの名がつけられたのではないかと想像します。
さて、この運動を始める企画書がまた格調高いもので、ごく一部紹介すると、
その町が、マチとしての機能を持ち、誇り高い自治を確立するならば、21世紀に
おいて「智頭町」に確固たる位置づけを与えることができよう。智頭町「ゼロ分の
イチ村おこし運動」の展開によって・・・・こころ豊かな誇り高い智頭町を創造でき
ると考える。
というものです(杉万俊夫「コミュニティのグループ・ダイナミクス」,p.107,京都大学
学術出版会,2006年)。
ゼロ分のイチ運動によって、ぼんやりと記憶に残っていた町ですが、その後、NHKの
「にっぽんの現場」というTV番組で
変えろ!わが町~鳥取・智頭町 住民たちの町政改革~ 2009年1月31日
というのが放送され、再び智頭町の名前を目にしました。
これもたまたまこの番組を見ていたのですが、町の予算は住民自らが作っていこう
ではないかということで、町は「百人委員会」というものを組織して、ここで、住民が
政策を具体的に行政に提案していきます。
番組では、体育館で議論が行なわれていましたが、提案が認められれば、予算化
され、その政策が実施に移されるというものでした。
私が見ていた時には、保育所についての改善案を若いお母さんが町長さんの前で
そしてもちろん他の住民も見守る公開の場で提案している様子が流れていました。
直接問題にぶつかっている人の提案なので、非常に具体的で、見ていて、予算化さ
れれば提案したそのお母さん自らが具体的に動いていくのは明らかでした。
それから3年後、つい先日また智頭町の名前を今度はネットで目にしました(こちら)。
目にしたメディアは様々ですが(これも時代に流れの影響でしょうか)、こんな過疎の
町が、縁もゆかりもない私とこんなにも頻繁に遭遇するということは、この町がかなり
特殊である証拠でしょう、きっと。
さて、今回目にした話題は「疎開保険」というものでした。
東日本大震災の津波で、また原発によって故郷を後にせざるを得なかった人々は
それぞれが知り合いを求めて疎開していったことは記憶に新しいところです。
この事実を智頭町の人たちは黙ってみていなかった。
自然しかない過疎の町で、いや違います、自然しかないから、災害などの時にゆっ
くりとできる場所を智頭町だったら提供できると考えると人がいたようです。
そのことを起点にして、長期は無理にしても、田舎で暖かな人々のネットワークが生き
残っているこの場所で、3食付で1週間分の宿泊場所を提供してはどうだろうかと、
ひとつの政策を実践しているのです。
東日本大震災は1000年に一度ですが、しかし豪雨や台風などで災害救助法が適用
され、その地を離れざるを得ないことは毎年でもありそうです。
そういったことが想定される日本で、一人一口年間1万円の保険料で、誰でも智頭町に
疎開できるようにするのがこの疎開保険とのこと。
キャッチフレーズは
みどりの風が吹く疎開の町
とのことです。
いかがでしょう?
逆転の発想の見事さに、完璧に脱帽させられました。
何という頭の良さでしょう。
逆転の発想から、具体的なアイデア、政策にまでいったいどういった人たちが
やっているのでしょう。
凄いの一語です。
全国、たくさんの自治体がありますが、こんなにアイデア豊富なところはそうそう
ないかと思います。
人口8000人の町、恐るべしです。
豊かな発想は、やはり逆境からなのでしょう、きっと。
同様なことを前のガリラボ通信でも書きました。参考までに。
制約からすべてが生まれる。 (2009/10/7)
不便のススメ (2011/7/31)
仕事をしていく上では常に創造性が要求されるはずです。
そのために必要なのは、つまり逆境ですね。
ということは、今苦しいときというのは、ある意味で次の創造に向けた状況を
提供してもらっている可能性もあり得えますね。
だったら利用しない手はない。
高野進さんの言うポジティブ・ノンレジスタンスというのは、難しい状況を作り出し、
新しい創造に向かうひとつの方法なんだと思います。
書き始めたらやたらと長くなりました。
計画書に戻ります。(T_T)
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