2022年12月12日月曜日

卒論概要の添削/OG(15)八並

午前中は、もやいすと受講生のポートフォリオを読み、評価所見を記入する作業。本人はどこに何を挟んでいるかわかっているのでしょうが、それを初めて手にする私には作成した本人の理屈がわかっていないので、全体像をつかむのが結構難しいものでした。
午後は、4年(19ゼミ)生13名の卒論抄録(概要)の添削作業。こっちは上のポートフォリオ以上に非常に困難な(笑)作業でした。
会って話をするとき、話し言葉であればそれぞれに特に問題なく卒論内容も通じるものですが、書き言葉になると途端によく分からないという・・・。
SpeakingとWritingでは使う脳が違っていることを痛感させられます。

先日、卒業生に向けた調査を行ったと書きました(ガリラボ通信2022/12/3)。今日時点で135名の卒業生から回答をもらいました。
ゼミの活動の中で社会人となって何が役立っているかと聞いたところ2つが突出していました。2年・3年次に約1カ月ほどの時間をかけて行っていた「ゼミ課題」が62%、次が「卒論」で56%の卒業生が選んでいました。
2つともに135名全員が経験したことなので、必然的に選択数も多くなるのだと思いますが、卒業論文への取組みは、社会人へと直接つながっていることを教えてもらいました(なお、私自身がアンケートに答える側になった場合、同じく卒業論文を選ぶと思います)。

協力してくれた多くの卒業生にはほんと感謝しています。
アンケートを行ってみて、教員やゼミの役割を今更ながらですが理解しました。
まだ理解がぼんやりとしていますが、これから結果を時間をかけて整理し、教員生活の最後のまとめにしたいと思います。
 
卒業生についての話題をもうひとつ。
先週金曜日のことでした。年休を取り、熊本に遊びにでてきたOG(15)八並。
ご主人と一緒でした。もちろんご主人は、ガリラボとは何も関係ない方ですが、私がご主人と会うのはこれで2度目。来年11月、特に何もなければ、3度目の再会を果たすはずです。^^;