2023年6月1日木曜日

3月に卒業したゼミ生2人目の来室:OB(18)山本

おとといのこと、
  卒業アルバムの受け取りと近況報告をかねてゼミ室に伺いたいと思ってます。
  明日の17時30分頃ゼミ室に伺ってもよろしいでしょうか?
というアポ取りの連絡が届きました。
連絡してきたのは、この3月に卒業したOB(18)山本です。
4~5月までの2か月の研修を終えてきたそうで、企業の教育力とは大したものだと思いました。
あの出来の悪かった山本が、ちゃんとしているのですから(笑)。

国内で知らない人はいない大手企業に、どうしてか理由は不明ですが(笑)、就職してしまったので、研修に耐えられず辞めてしまうのではないかと不安に思っていたのですが、何とか持ちこたえ、晴れて配属先が決まったということでした。

山本自身、「自分も大丈夫かなと思っていた」そうです。が、そこは山本の奥底に秘めていた力が発揮されたようで、研修では、数いる優秀な同期たちの中で褒められることもあったということでした。ま、企業もそうした点を見抜いて採用したはずです。

配属は佐賀支店になったそうです。
この週末に引っ越し、6月5日から佐賀支店に初出社ということでした。
見知らぬ土地ですが、山本のこと、ひょうひょうとして何があっても意に介さぬ、雑草ようなしぶとい持ち前の性格で、たくましく生き抜いていくことでしょう。
夢も語っていました。将来は、海外勤務も希望したいということでした。

1時間ほどだべって、帰っていきました。

在学中は、散々、卒業生からの差し入れを食べさせてもらっていたので、卒業生になったので、今回は持ってきましたとお土産を2つも差し入れしていきました。

この山本、OG(13)松崎と同じ企業に入社しました。就活中、随分とその松崎からアドバイスをもらっていました。
そうした恩を今度は自分が返していく番だと理解していることをこの差し入れは示すひとつなのかもしれません。

おごり返すことができる人生とはたぶん充実した人生であるはずです。
山本がそうなっているといいなとの思いで、ちょうど1年前、次の通信を書きました。

おごり返す人生を歩むOG(13)松崎(ガリラボ通信2022/5/23)

山本が、なんだか期待していた通りに成長していて、ゼミ教員としては嬉しい限りです。
振り返ると、あの2年生の時の留年が、山本をここまで成長させる大事なターニングポイントであったように思います。