2023年12月5日火曜日

卒論相談の中での2つの驚き

今日、ゼミの幹部会議の後、2人の4年生の卒論の相談に乗ってました。
それでびっくりしたことがそれぞれひとつづつ。

温泉について調べている4年(20)大山と温泉の宿泊費を調べてみたところ、黒川温泉はやはり高い。1泊で9万円もする旅館があり、なんとそこは1年後まで予約に空きがないのです。むしろ少し安めの旅館の方が空いているのに驚きました。黒川温泉というのが、どのようなところなのか、価格や予約状況といった情報により数値的に理解できたように思います。

ついでに(?)玉名温泉のある旅館の宿泊費も調べてみたところ、黒川温泉とはまるで違っており、どういった客層をイメージしているのか、宿泊費から想像できました。

料金設定や予約状況という公開されている情報を比較することで、そこの特徴を少しだけですが、掴むことができます。
卒論をまとめていくのに、こうした基礎的なデータのまとめておくことは大事かと思います。


もうひとりは4年(20)松本。たま輪チームのリーダーで、マイクロモビリティの始まりとその発展をテーマにしています。
マイクロモビリティという言葉はヨーロッパで生まれたようです。その中に自転車が含まれているようになったのはいつぐらいかはよくわからなかったので、2人で新聞データベースにあたってみました。
そうしたびっくりでした。
1999年、20世紀末には三陸鉄道が電動自転車での観光を進めていたことが判明。なんと、「第1回三陸ポタリング大会」とかも行われていて、びっくりしました。
鉄道会社が鉄道利用拡大に向けて2次交通としての自転車による当たらな注目してのことだと思います。
それはともかく、ポタリングという言葉が、もう1/4世紀も前に登場しており、新しく何ともない言葉であったことが衝撃でした。

熊本でのポタリングという言葉が登場するのは、熊日新聞では1991年のことでした。観光とは異なる文脈で使われていましたが、ポタリングが真新しい言葉でないことは理解できました。
そして2003年には阿蘇駅で「楽チャリ」という名称で電動自転車を貸し出す事業が始まっており、熊本での電動自転車による観光振興は実に20年の歴史があることを知って、愕然としました。

新聞データベースの威力をまざまざと知らされました。そして、それと同時に電動自転車の観光利用がこんなにも早い時期からスタートしていることを今頃になって知り4年(20)松本もかなり後悔しておりました。

とりあえず、全国紙と熊日新聞データベースにて観光と(電動)自転車の関わりのスタート、そしてその発展(あるいは衰退)の過程を調べていくことしました。