2023年4月19日水曜日

自転車ヘルメット着用努力義務の影響

昨日撮影したチームたま輪(りん)の写真。何のポーズかというと、自転車に乗っている様子を表現したものです。

なぜ自転車!?

このチームは玉名観光協会と連携します。自転車を表現している理由は、玉名観光協会が開始したレンタサイクルを使った事業を対象に研究していくからです。
自転車を使うマイクロモビリティは、地域によっては、非常に大きな可能性を持っているように思います。
マイクロモビリティについてしっかりリサーチして、よい成果をだしていってくれればと思っています。 



ところで、自転車といえば年度末からメディアを随分と騒がせていました。
ヘルメット着用が努力義務となったからです。

類似の騒ぎは過去にもありました。
私が免許を取った頃、原付バイクでのヘルメット着用義務はありませんでした。しばらくして着用義務になると、あちこちで不満がでてましたが、しばらくすると沈静化し、ヘルメット着用に文句を言う人はいなくなりました。
その後、自動車でのシートベルト着用が義務化されました。このときも同様でした。テレビCMなどでシートベルト着用についての啓蒙が盛んにあり、そうした努力があり、落ち着くまで少し時間がかかりましたが、安全というのをみなが理解していくと、徐々に社会にシートベルト着用は受容されていきました。

自転車のヘルメット着用は、現在は努力義務ですが、今後は似たようなプロセスで進んでいくのだろうと思っています。
ただ、現時点では自転車でヘルメットを着用している人はごくわずかですね。高校生もほぼ着用していません(皆無に近いような・・・)。
とりあえず、今日現在は、過渡期というか、その過渡期がスタートしていく時期。義務とは異なる努力義務という方針によって自転車のヘルメット着用がどのように過程をたどることになるのでしょうか。気になります。

自転車絡みで、今朝、熊日新聞からのメールニュースで、次の記事が流れてきました。
確かに、自分の自転車での通勤・通学あるいは買い物とかはそこまで問題はないのでしょうが、シェアサイクルは大きな影響を受けそうです。
シェアサイクルは、手軽さがポイントだったわけで、ヘルメット着用は手軽さとは逆の方向にあるので、影響が大きそうです。
都市部の交通問題において非常に有益なソリューションだったシェアサイクルが、努力義務とは言え、ここにきて大問題を抱えてしまうことなりました。
関係者の方々は、しばし知恵を絞っていくことになるでしょう。

なお、この問題は玉名観光協会のE-bikeも同様でしょう。
ただ街中のシェアサイクルと比べると問題の解決は容易かもしれません。
ヘルメット貸し出しがすでにサービスとして提供されているようですから。
シェアサイクルに比べるとヘルメットの貸し出しができるので、今回の努力義務をクリアするはそこまでの大変さはないでしょう。

E-bike550円+ヘルメット110円=660円で、玉名での1時間のマイクロモビリティを楽しめます。
どんな楽しみ方があるのか。チームたま輪(りん)には色々と知恵を絞ってほしい。^^