2022年5月30日月曜日

ポケットの中の伊能忠敬

 最近、映画「トップガン」が公開されました。最初の作品を何度見たことか。。
そんな方が多くおられるのではないかと思います。今回、どうにかして、映画館に出かけてみたいものだと思っております。

もうひとつ見たいのが「大河への道」。市の観光振興策を検討する会議で意見を求められた職員が苦し紛れに提案したのが「大河ドラマの制作」という設定。中井貴一さんが登場する映画はほんと面白い。もちろん、シリアスなものも素晴らしい。

今回の「大河への道」は伊能忠敬が描かれていて、私もこの方とは随分と縁があり、もう5年近く付き合っております。

5年間毎日、伊能忠敬をポケットに入れて持ち歩き、5年前の8月11日に東京を出発し、現在、日本の海岸線の43%を走破し、今現在、日本海側の京都の海岸線、兵庫まで62kmというところを歩いています。総歩数は約1,159万歩ほど、距離にして約7,500㎞ほどです。


今の調子であと5年ほど歩くことができれば、日本一周できるようですが、どうでしょう。
日本地図を完成させる3年前に伊能忠敬は亡くなったと映画「大河への道」では語られているようで、私も目的を果たせずに・・・ということも十分にあり得ますけど。

従来は、通勤だけでのウォーキングでしたが、コロナ禍となってそれがかなり強化されました。現在は、カメラを手にあちこちを観察しながら、いわゆるフィールドワークとしての「まち歩き」を週末ひとりで楽しんでいて、半径10km圏内、熊本市東区限定ですが、その範囲で随分と面白いものを発見しています。
この数年で鹿児島市内も市電の端から端までの範囲を随分と歩き回りました。鹿児島に普通に住んでいる方よりもまちに何があるか相当に詳しくなっているのではないかと思います。

今日の午前中、3年(20)坂本と1時間以上話をしていました。その中で、学生時代、時間が自由にあるとき、何かにこだわり徹底してやるべきことが重要ではないかと伝えました。ウォーキングのこともその時話したのですが、坂本も私同様に歩いているようです。ただし、彼の場合は夜に歩き、考える時間にしているのだとか。立派です。