2009年9月20日日曜日

3年生後期ゼミの課題

3年生の後期の活動について考えあぐねています。
基本的なアイデアはもちろん持っているのですが、トップダウンだけでは
うまく浸透していかないだろうと思っています。
ただしボトムアップだけでも駄目だろうと思いますので、おそらく両者の
相互作用(協働)が重要なのでしょう。
まちづくりと同じですね。

ボトムアップを刺激するために本日は3年生にテーマを考えてみるように
メールをだしておきました。
「考える」という行動を開始してくれることを期待したいと思います。
行動を促すためにちょっとキツメのメールにしておきましたが、どんな反応が
あるのか楽しみです。(^^)

ついでながら、行動することの重要性をこれまでも繰り返し伝えてきたつもり
ですが、頭では基本的に誰でもわかっている。
大事さを言えば、全員うなずくからです。
しかし実際には行動していない。
さらには、行動していないこと自体に気づいていないということも
少なくありません。
特に、4年生と卒論の話をしているときにそのことを感じることがあります。

無意識のうちに最初の「小さな一歩」をためらっているかのようです。
というか、どっちかというとしっかりしているので、先を考えてしまい、そのせいで
一歩がでないと言った方が正しいかもしれません。
行動する瞬間は思考を一度括弧にいれ、知性を停止させて、いつの間にか気づいたら
動いているような感覚でないとなかなか一歩はでない。

先日研究室にやってきた1年生は、ママチャリで大観峰近くまで行ってきた
ようです。
パンク修理道具をバックに入れて。
5時間ほどかかったようです。
戻ってきたときも、汗だくで研究室に立ち寄りました。
前日に比べ頬がこけていました。
何気なく「ふと」行ってきたようです。
「ふと」という行動をあえて意図的にできるようになると小さな一歩を踏み出す達人に
なれるのではないでしょうか。

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