2018年8月19日日曜日

芦北町観光うたせ船を初体験

昨日のことですが、芦北町の観光うたせ船の体験をしてきました。
最盛期は30隻を超えていたそうですが、現在5隻しか残っておらず
これをどう存続させていくかという委員会が立ち上がり、その委員長を
努めている関係で、昨日の乗船体験となりました。

記憶にないぐらい久々の船。海辺で育った私は幼いことは頻繁に乗って
いたのですが、高校以降からは皆無。ほんと久々の(フェリー以外での)
乗船でした。
次の写真が今回乗船させていただいた観光うたせ船。マストが特徴的です。


10:45、芦北町の佐敷港から出航。


漁場までエンジンを使っての航行。随分と走り、天草の島が目と鼻の先の
ところまで来て、網を入れ、帆を上げられました。


帆を上げ、網を入れた後は風任せ。風の力だけで船を動かし、網を引いていく
漁法です。普通、7つほどの網を入れるそうですが、今回は2つだけでした。
網を引いてる間は、エンジンも切るので、聞こえるのは風の音だけ。
話をしなければ、まったくの静寂な空間でした。

少しすると別の観光うたせ船が近づいてきました。


同じく帆をあげ、漁を行っています。


何時間か引いた後の漁の成果。こんなものなのでしょうか。
この日は潮の方向および風の状況で、非常に条件が悪いと漁師さんがおっしゃって
ました。
ただ平均的に、うたせ船による漁は、以前に比べると漁獲量はずいぶんと減っていると
いうことでした。


満潮を迎え、潮の流れがなくなり、またほぼ無風であったため、海はご覧の
通りの湖状態。船もまったく揺れず、海の上にいる感じはあまりしない乗船
体験でした。


寄港後、マストの大きな鳥が休憩しているのに気づきました。
じっとして何を見ているのでしょう。


風任せで網を引く間、何の音もしない海上は、完全に時が止まっているようでした。
その静寂を望む人たちはたくさんおられるでしょうが、長時間に亘って時が止まっ
ている状況を好まない人たちもいるはず。
このあたりの間をどう持たせていくのかが大事かなとそんなことを感じた乗船でした。
漁師さんに上手な語り部としての能力があるといいかなと・・・。観光タクシーの
運転手さんのような。
船に乗るというよりも、漁師さんに会いにやってくる人たちがいると観光として
成り立つような気もします。
長崎のさるく博とかは長崎の町を歩くというよりも、一緒に歩く観光ボランティア
さんに会いに来るリピーターさんが多いのだと聞いたことがありますので。

それとうたせ船についての写真は、隣で漁をしている船が対象になります。
でも、記念写真を撮りたいのであれば、自分たちがうたせ船に乗ってる様子ですよね。
ちょっと考えると、それはドローンで取れますね。
語り部の漁師さんが、ちゃちゃっとドローンを飛ばし、いろいろな角度から写真を
撮ってくれるとお客さんは喜ぶではないでしょうか。
そんなことも乗船してみて気づきました。


カメラに残っていた断続的な映像をつなげた映像


本日の乗船体験は「くまもと経済」に掲載されるようです。

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