朝、3年(19)川口ゼミ長からLINEで連絡が来ました。
私の打合せの後、改めて幹部で話し合った結果、当初のスケジュールでは、課題の達成が難しいとの結論になったそうで、スケジュールの別案を提案してきました。ただし、ゴール(〆切)日程は変更せず、その過程の変更です。
変更の理由を読み、大変もっともな提案であり、即座にOKの返事をしておきました。
その後、新しいスケジュールを記した次のペーパーが19ゼミLINEグループに川口が投稿していました。
何とも見事なものだと思いました。方針等を全員に共有して、明確なやり方でゼミが運営できており立派です。よく考えていないと出来ないことです。
先日も書きましたが(ガリラボ通信2021/5/18)、リーダー論として大事なことだと思うので、改めて紹介しておこうと思います。
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優れたプロジェクトリーダーは無能に見える。なぜなら、適切な計画を立て、不測の事態で問題が起こりそうになってもいち早く察知して手当てするので、プロジェクトは何事もなく終わり、傍から見るとリーダーは何もしてなかったように見えるから。
駄目なプロジェクトリーダーは有能に見える。なぜなら、無理な計画を立て、問題が起こっても炎上するまで放置した上で、大号令をかけて大騒ぎしてリカバリしてどうにかしてプロジェクトを終わらせるので、傍から見ると、仕事熱心でやり手に見えるから。
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優れたリーダーはいつも考えていることは言うまでもありません。
誰もが必ずリーダーをしないといけません。
リーダーシップとは生まれ持った素質とかではありません。トレーニングして身につけていくものです。周囲の人が困ることなく動けるようにと、そうしたことをいつも考えておくことはリーダーシップを身につけていくためのトレーニングのひとつになるはずです。
ついでに・・・
19ゼミの女子学生5人で結成しているArtractはリーダーは3年(19)岩生が務めていますが、こちらも運営がしっかりとできるようになりました。
当初、研究室内のNAS上の共有フォルダで情報共有していたわけですが、Teamsをツールとして使えるようになってTeamsに情報共有の場を移しました(下写真左)。議事録や制作したコンテンツはTeamsで管理するにようになって便利になりました。
ただ、Artractのメンバーが優れているのが、Teams内のデータを研究室のNASにもコピーをおいているところです。これで、他の学年やArtarct以外の同学年のゼミ生もArtractの活動を気軽に読むことができます。
きちんと(←大事)としてます。
ちなみに、最新の議事録は次の内容となっています。それぞれ個人が何をしないといけないかよくわかりますし、会議中に私がコメントしたことが備考欄に掲載するなどして工夫しています。
ガリラボはグループ活動が多いのですが、情報共有(ほうれんそう)して活動を積み上げていくことができないと良い成果にはつながっていきません。
このままこの状況を継続していければ、結果はついてくるでしょう。
<おまけ>
コロナ禍で研究室の利用率が低くなったので、3年(19)川口と中西は専用でPCを使ってよいと許可していることは以前紹介しました(ガリラボ通信2021/4/6)。
今日気づいたのですが、そのPCの前のホワイトボードには何やら飾ってあります。
OG(17)岩奥が卒業して殺風景になっていた空間が少し明るくなり、いい感じです。^^