2015年4月18日土曜日

地方発CMのヒットと現代コミュニケーション環境

今日は午後から熊本地区大学生の総合体育大会の開会式に出席してきました。
昨年も参加して、開会式での熊大の応援部(チアリーディング)の見事さに
驚かされましたが、今年もやはりでした。素晴らしかった。
学長も今年は一緒でした。私と同じ印象を持たれたようでした。
わが大学の学生たちも、あれ以上の切れの良さを出せるといいのですけど。。。
潜在的なパワーを持っているのは確実なので、それを発揮できる場のデザインが
われわれの側に要求されているのだろうと思います。
ただ、なかなか良いアイデアがないままでずるずると・・・・
諦めず、考え続けていこうと思います。
(リーフレットのコピーを見て、おやっと思いました。スラムダンクからワンピースへと
大学生は世代交代したと思っていましたが、まだスラダンが通用するんでしょうか?)


午前中、来週の勉強会の予習をしつつ、さぼってFacebookを見ていたら、 盛岡にある
東山堂という音楽教室が作ったCMの話題が目に留まりました。
CMをYouTubeで視聴。
目の前にスラムダンクの大きなポスターを貼っている自室で、涙腺が崩壊し、ひとり
感動してました。
 
このCM、アジア地域最大の「第18回アジア太平洋広告祭(ADFEST)2015」のフィルム
部門で銀賞を受賞したのだそうです(記事)。
熊本県で言えば、大谷楽器が作ったCMが国際的な賞を獲得したようなもの。
すごいですね。
このCMは250万回以上再生されています。ほんとすごい!!
(比較する意味はあまりないのですが・・・ 熊本県のPR動画「くまもとで、まっている」は12万回再生。
 熊本県が総力を上げた(?)ものですが、東山堂の20分の1しかありません。)


このCM,ほとんど言葉は使われていません。
映像だけで、どうしてここまで人を感動させるのでしょう。
その理由を言語化できると、色々と動画作りに挑戦しているガリラボにとって参考になり
そうですが、よく分かりません。
時間がない。
ガリラボゼミ生の誰かに、理由を言語化してもらうと嬉しい。
映像分析ですね。映像批評、よろしく。^^;

ところで、こうした動画を当たり前のなった社会の潮流の背景には、YouTubeのような無料の
動画投稿サイトの存在があったからですが、それを社会に定着させていったのは、PCから
スマホへと閲覧のデバイスが転換していったことが大きいですね。いつでもどこでも動画を
閲覧できるようになったことが動画を非常に身近なメディアにした。
そしてさらに、大事なことが、私がこのCMにたどり着いたように、SNSの発展が大きな影響を
与えています。
SIPS理論で言う「共感」を拡散させるツールとしてのSNSが果たしている役割が非常に大きい。
現代社会において、SNSがコミュニケーションインフラとなってきたことの影響はほんとに大きい。
私を含む多くの年配世代は、まだあまりそのことを自覚できていないかと思います。
しかし、確実に社会は変化していっている。
いつの時代も社会は変化をしているわけですが、今は双方向のコミュニケーションインフ
ラの激変が社会変化を駆動する要因のひとつであることは間違いないように思います。

ついでに、もうひとつ。
次の映像も東山堂のCM。
今年の2月に公開されたばかりなのにもう22万回再生。「くまもとで、まっている」の2倍。orz
実話のようです。
YouTubeでの投稿者コメント(一部):
 2014年6月
 TOSANDOmusicに ひとりの男性がやってきました
 千葉次郎さん 57歳 職業 内装業
 次郎さんには ひとつの願いがありました
 「4ケ月後の息子の披露宴で、サックスを演奏したい」
 儚くも素敵なキッカケから 音楽と真剣に向き合い続けた4ケ月間
 そして迎えた 結婚披露宴当日
 ゼロから始まった千葉次郎さんの挑戦は はたして…
 このドキュメンタリー映像の制作にあたり、次郎様をはじめ千葉家と松本家ご両家の皆様­、ならびに
 結婚披露宴ご列席の皆様、そして打ち合わせからリハーサルや本番に至るまで­、惜しみないご尽力を
 頂いたファウンテンヒルズ仙台のスタッフの皆様に、心より感謝申­し上げます。

見事な出来!
たまランナーズから生まれたチーム「たまガリ」、チーム「すごろく」のみなさん、
こんな映像のレベルを期待しておりますので。笑

なお、このCMは岩手県で生まれたわけですが、かなり昔に「不便のススメ」として、
岩手県で生まれた新しいメディアのことをガリラボ通信2011/7/31で紹介しました。
周辺に位置し、危機感を持っているところからブレークスルーは生まれるものです。
ガリラボでは今、たくさんの課題(プロジェクト)が動いています。
これまでのものをしっかりとレビューし、研究し、それらを言語化して、再検討して、
これまでの枠をブレークスルーしていってほしいと思っています。
もちろん、私自身も常にそうした態度でいるつもりです。
 

 

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