2015年9月4日金曜日

もやいすとシニア集中講義前半(3日目)~前半最終日

前日のフィールドワーク(ガリラボ通信2015/9/3)で得たインタビュー知見を踏まえ、
提示した課題の解決案(企画案)をブラッシュアップする作業を本日のもやいすとシニア
集中講義では行ってもらいました。
昨日、疲れたと思いますが、全員、時間前には集合し、予定通り9:00開始。

各チーム、調べてきたことを踏まえ、企画案を練り直しています。
玉名に出向いたチーム「MOW(モー)」。ファシリテーターは4年(12)目代と
3年(13)飯沼です。

同じく玉名に出向いたチーム「156cm(いちころ)」。ファシリテーターは
3年(13)多賀と松崎。

菊池に出向いたチーム「どん!ぶらこ」。ファシリテーターはM2(14)吉村と
3年(13)塚田。

最後に同じく菊池に出かけたチーム「ぶたのしっぽ」。ファシリテーターは
4年(12)田中と3年(13)岩坂。


初日(ガリラボ通信2015/9/2)の企画をさらに具体化するワークショップを
午前中に終え、ランチタイム。
 
午後、チームの企画案を他者に伝えるため、プレゼン準備をPCを使って行っています。
MOW
156cm
ぶたのしっぽ
※「どん!ぶらこ」は情報処理実習室で作業したようです。

プレゼン準備を終え、中間発表(本番の発表は10月10日となります)。
 
トップバッターはチーム「どん!ぶらこ」。高校で、もやいすとと似た講義「きくたま(菊池の
魂)」を立ち上げ、それをもやいすとジュニアが支援するといったアイデアで域学連携を
継続させていくというアイデアを発表しました。

2番手チーム「ぶたのしっぽ」。ここは「KIKUりんピック」という菊池地域挙げての
運動会を大学生や高校生が加わるような形で行う企画を発表しました。

3番手はチーム{MOW」。地域の人たちは若い人たちに来てほしいという要望が
あることを聞いてきたこのチームは<学生限定!>というタイプのツアー案を
考案しておりました。

最後はチーム「156cm(いちころ)」。このチームは、すでに観光について、色々なことは
やられて尽くされているということで、今のところお未開拓の外国人観光客を狙った観光
プランを発表していました。
玉名市のゆるきゃら「タマにゃん」でラッピングしたバス(ネコバス)で、熊本―高雄線で
やってくる外国人客を花しょうぶ祭りで賑わっている時の玉名に連れてくるというものでした。
そして、そのまま、ジブリや漱石に触れるため、天水を案内するというものでした。


各チームには参加した先生方(佐藤特任講師、野口特任准教授、津曲)から厳しい
コメントがあり、本質的な部分まで指摘されていました。
落胆したチームもあったかと思いますが、そうした指摘は次につながる改善のヒントと
なるものです。
しっかりと次につながていってくれると、こちら側もコメントした甲斐があります。


発表が終わってからすぐに、各チームごとにリフレクションし、その結果を軽く報告
してもらいました。
各チームともに発表での指摘されたことを踏まえ、修正の必要性に触れていたように
思います。さすがです。
10月10日はより具体的な企画が考案されているものと思います。
(厳しい指摘をしたわけですが、わずか3日間で結構しっかりとまとめており、もやいすとシニアの
学生たちのパワーを感じ、「県立大生、いいなー、すばらしいなー」と感じておりました)。


16:30終了時刻です。私から次のもやいすとジュニアでの活動について予告を
した後、集中講義前半戦の終了宣言をTAとして携わってきたM2(14)吉村が行って
くれました。


最後に、もやいすとシニア、もやい塾メンバー全員で教室の原状復帰作業。
みんな協力してくれてあっという間でした。みんなが協力すると仕事はあっと
いう間に片付きます。こういうことを組織化していく考え方をアドミニストレーションと
呼ぶのでしょう、きっと。^^
この意味で、ガリラボのゼミ生たちはみなアドミニストレーションは実践できている
ものと思えます(たぶん)。


全てを終え、最後の最後に、もやい塾メンバーのリフレクション。どんなに疲れている
ときでも必ずこうしたミーティングをやっています。しっかりしています。


もやい塾メンバー
M2(14)吉村、4年(12)田中、目代、3年(13)岩坂、多賀、松崎、飯沼、塚田

自発的に名乗り出てくれたこれらのゼミ生の強力な支援がなければ、もやいすとの
講義は成り立っていません。
わずか3日間でしたが、この準備に捧げた時間は極めて膨大でした。
その膨大な時間はきっとそれぞれの成長のための時間となっていたと思います。
が、その成長をさらに確実にするために、この機会に自分は何を学んだの
だろうかと、深いリフクレクションをしておくと良いかと思います。
時間の関係で軽めのリフレクションが多く、ある意味で、表面的でしかななかったので、
是非とも深い、自分の内面の奥底まで届くな様なリフレクションをやっておいてほしい。
それを踏まえ、また9月16日からのもやいすとシニアの後半戦、そして次は
いよいよもやいすとジュニアに挑んでいってほしいと思います。

後半が実はもっとハードルの高い闘いとなるでしょう。
しばし、英気を養っておいてほしい。
 

追伸 ~ガリラボでの話題~
もやいすとシニアの講義を終え17時に戻ってくるとゼミ生が待ち構えていました。
なんだか、一斉に取り囲まれた気分でしたが・・・笑
まずはチーム「たまガリ」との打合せ。
着地型観光の味付けのやり方について打合せし議論を通して方向性が出て、
それを来週月曜までに具体化してくるよう指示しておきました。そして北稜高校との
連携のあり方についても打合せし、その一部について、
M2(14)吉村と打合せを行い、今日は疲れているようなので宿題としておきました。
その頃に、OB(11)谷口が仕事帰りにふらりと立ち寄り、お土産をおいていきました。
たまガリとの打合せが終わった後は、チームすごろくリーダー4年(12)尾堂が
次の打合せについて私のアポ取りにきました。
それが終わったら、OB(05)山口がある特別な書類を持ってきて、それについて
少し話を聞いてました。
それが終わると、4年(12)川口との卒論打合せ。
方向を変えたいとのこと。詳しい話を聞き、まぁ良さそうだと判断し、許可しておきました。
それが終わったら、4年(12)田中が、次の打合せについてのアポを取りにやって来て、
しばしして、院OB(06)黒田が久しぶりに顔をだしました。
久方ぶりに早く帰ることができたからだそうです(役場勤務ながら、いつもは日付が
変わっているとのこと)。
というやり取りが全て終了したのが、もやいすとシニア講義が終わった4.5時間後でした。
忙しいわけですが、心地よい。
どの打合せも前向きなものばかりで、基本的に面白い!


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