2021年10月26日火曜日

2年生2人

今日は、2年生(20ゼミ生)がやってきて作業していました。
ひとりは2年(20)江﨑。適度の人がいるので作業が捗ると話していました。

完璧に集中しないといけないときはそうでもないでしょうが、研究室のようなところだと適度に他者の目を気にしていることで緊張を持続させるのに適しているのかもしれません。
私が部屋の入り口を開けているのもそのためです。
総合管理のほとんどの研究室はどこも鉄の固いドアが閉まっていて、中に誰かいるのかどうかもわらず、ともかぅ人を入ってくるのを拒絶している感じです。
そのため、内部の人は気楽な状態になります。集中したいときは良いドアです。
しかし、人間そんなに集中力が続くものでありません。
気持ちの強くない私などは、30代でこの大学に赴任したとき、ひとりだと間違いなくさぼってしまうだろうと思いました(前任校では、4人部屋にいて、常に相互監視の状態にありました。相互監視というと嫌な感じですが、決しててそんなことはなく、研究やその他プライベートなことなども話しながら、非常に楽しい空間でした。この年齢にあって考えると異動しない方が良かったかもと思うぐらいです)。
気持ちの強くない私は、ドアを開けておくという戦略を取りました。
そして、廊下から見える位置に座るようにしました。
緊張感の中におくことで、基本的にさぼることはなくなりました。
さらには、ゼミ生も自由に入れるようにしていますので(総合管理の研究室ではこんな環境はほぼなく非常に特殊な研究室だということをゼミ生は知ってますかね^^)、緊張感はさらに増してました。
ゼミ生も利用して緊張感を作りだしていたわけですが、そのおかげで、ゼミ生と雑談することが増え、私もゼミ生も活動の幅がかなり広がりました。
コロナ禍でなかなかできませんが、空間を共有するというのは非常に大事。

・・・と雑談になっています。軌道修正。
 

あともうひとり2年生がやってきました。2年(20)大山です。
今週の自主ゼミでやってもらうことをLINEで連絡していましたが、内容が少し複雑だったので一度来てほしいと伝えていたのです。
13時に来るということだったので、朝から大山に説明のため、機材準備をせっせとやってました。次がその機材群と配置です。ZOOMとOBSを使っています。

この機材を使ってプレゼンをやるのですが、そのやり方を説明し、大山には、このやり方に適したパワポは作るようにと指示しておきました。

説明を終えた後、話を聞いたところ、やっぱりLINEではうまく意図が伝わっていなかったようです。
意図を伝えるのは難しいものです。
コミュニケーションはほんと難しい。
簡単に伝わるようだったらコミュニケーションに苦労することはないのでしょうが。
複雑なことを伝えるのは難しい。
だから今の時代、高度なコミュニケーション力が要求されるわけです。ただ、それは単におしゃべりとは違います。
 
言葉を介さずとも意図が伝わる=阿吽の呼吸になるには、どれほどのコミュニケーションを積み重ねないといけないのでしょう。
気が遠くなるほどの試行錯誤が必要なのだと思います。
簡単ではないですが、20ゼミ生は私にとって最後のゼミ生となるので、コミュニケーションを重ね、できれば最後は阿吽の呼吸のレベルにまでいければなぁと思っているところです。^^


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