久々の熊本城二の丸広場。
カラスがのんびりと水を飲んでました。昨日は蒸し暑く、カラスも耐えられなかったのでしょう、水飲み場を陣取り、水分補給に余念がないみたいでした。
同じく久々の県立美術館。
東京富士美術館のコレクションを集めた「美の旅~西洋美術400年」が9月4日までということだったので、昨日午後、思い切って出かけてきました。
受付には長い列ができていて、「最後尾」なるプラカードを持った職員さんがいて、受付を終えて展示室に入ったらまたたくさんの人で(ごった返すという表現に近いレベル)、平日に出かけて正解でした。
最終日の9月4日にでかけていたら、人が多すぎて、入るをためらってしまったかもしれません。
美の旅は、それにふさわしい展示でした。
カメラの発明で、それ以後の美術は変化したということを聞いていましたが、なるほどと思いました。
人物画も圧倒されるものが多くありましたが、それよりも静物や風景画に私は強く惹かれました。「ローマ、ナヴォーナ広場」「サンマルコ広場」とか、「釣り人のいる川の風景」「スキアヴォーニ埠頭」とか、モノワイエの「花」とか・・・。
私自身、色々と写真を撮ることが増えたせいか、視点とか考え方というのが気になります。どうしてこの風景を選んでいるのか、そしてどういう視点で何を考えて、この姿に風景を切り取っているのだろうかとそんなことも気なりました。
オンラインで、東京富士美術館のコレクションを閲覧できます。
また県美で現在展示されているコレクションもオンラインで閲覧できます(閲覧できるのは明後日までかもしれません)。
(コレクションの画像データはダウンロードして自由に使えるようになっています。東京富士美術館のオンライン化の努力、そしてはからいなどすばらしい!)
コピーでも良いので、風景画のいくつかを飾っておきたいと思いました。