2022年9月8日木曜日

白露/きょうは何色

朝夕、ずいぶんと涼しくなりました。これまでは朝の徒歩通勤の際には着替えを持参してきていましたが、そこまで汗をかかなくなったので、昨日から着替えは持たずに来ています。
台風11号が過ぎてから涼しくなりました。
今朝の熊日1面に「稲穂輝き 秋の気配」とのタイトルで(見とれてしまう美しい)写真が掲載されていました。
今日は「白露」というのだそうです。朝の気温が下がった本日の状況をよく言い当ててる気がします。
それと驚いたのは、気象台が「ススキの開花」とかを観測していることでした。
ネットで調べたら、昨年は9月15日だったようです(気象庁のホームページにあります)。
なお、桜だと気象台にある桜の木で判断していると聞いたことがありますが、ススキはどこのススキを観察しているのでしょう?
それと、ススキの開花というのはどんな状況を開花というのか、私にはちょっと想像できません・・・。という疑問はさておき、ススキの穂で埋め尽くされる頃には阿蘇にでかけようと思いました。

 ついでに、、、

熊日に「きょうは何色」というコーナーがあることをご存知でしょうか。毎日見ているのに、気づいてなかったのですが、家内が教えてもらいました。家内も友達から聞いたらしく、この年代の方々にはどうも人気のようです。

今朝の色は次のようなものでした。赤のような、ちょっと薄いような…色ですね。


3面の答えを見ると「艶紅(つやべに)」という色とのこと。毎日紹介されていて、まあ色というのはこんなにあるものかと驚かされますが、もっと驚くのは、その色にまつわる話が毎回書かれていることです。色に、こんなにたくさんの物語があることに驚かされます。
数回の紹介であれば驚くこともないでしょう。ドミノ倒しも10個ぐらいだと誰も驚きませんから。
しかし量的なものは、あるレベルを超えるとみな驚きをもつようになります。
量はあるところを超えると質的な転換をするのです。
授業でよく話をしますが、コンピュータの発展も同様です。計算速度と言う量的変数が、あるレベルを超えたとき、社会に質的な転換を引き起こしてきました。
ちょうど今はAIなる言葉で象徴される転換が引き起こされていますが、これ自体は目新しいことではありません。こうした質的転換はこれまで何度かあったことで、その度に社会はその転換を上手に内部に組み込み、バージョンアップしていきました。
少し長い時間スパンで考えるとAIなども同様な形で組み込まれていくことでしょう(今、注目され話題になっているところを見ると、まだ社会にとってはあまり役立っていないのだろうと思います。インフラとして本当に役立つようになった時は話題性はなくなるものですので)

熊日に掲載されている「きょうは何色」も継続していくと、いつかあるところでみながあっと驚くような質的な転換を生じるのかもしれません。

継続は力なりです。



<おまけ>
季節の変わり目ということなので、模様替えをしました。
中央のテーブルからPCがなくなりました。
実は、スペースを開けたくて・・・ということではなく、午前中に研究室内の全部のPCのメンテナンス作業をやっていたら、中央テーブルに配線しているネット回線の調子が悪く、調べてみましたがすぐには原因がわからず、原因究明に時間をかけるより、季節の変わり目でもあるので(笑)、回線の安定しているところにさっさと移動させました。
トラブルも解決し、テーブルも少し綺麗になって、すっきりしました。